どこかにマイルで行く鹿児島の旅

2020/02/27 - 2020/02/29

2020年1月にブエノスアイレスへ行った時に貯まったマイルを使って、JALの「どこかにマイル」に応募して鹿児島に行ってきました。鹿児島は2019年8月に訪れていて、肥薩線に乗車して人吉温泉に行ってきましたが、今回は大隅半島は鹿屋へと行ってきました。鉄道が無い街でも、しっかり鉄をしちゃいます。

この「どこかにマイル」は6000マイルでJALが提示する4箇所の行き先から任意の場所が選ばれるシステムです。

何回も選び直しできるのですが、ひたすら青森や三沢、秋田など東北系が出まくりました。冬の東北は吹雪いたりして天気が読めないですし、寒いので好きじゃないんです。
結局、全部西方面の岡山、広島、沖縄、鹿児島が出たので、これで応募しました。

岡山→津山まなびの鉄道館？
広島→錦川鉄道に乗り鉄。でも春秋航空で安く行けるからなぁ。。
沖縄→12月に行ったばっかりですし。どこかにマイルで沖縄ってあんまり聞かないから、これはたぶん無い（笑）
鹿児島→温泉&鹿屋航空基地の博物館
と、思っていたら、数日たって鹿児島に決まりました。

2月27日
JAL655便
羽田空港19時15分→鹿児島空港21時15分
但し下記の便に繰上げ搭乗
JAL651便
羽田空港15時55分→鹿児島空港17時55分
ボーイング767-300ER

2月29日
JAL644便
鹿児島空港10時50分→羽田空港12時20分
ボーイング767-300ER

宿
アパホテル鹿児島天文館
2泊食事無し
8730円（税込み）

ちなみにもう一回、どこかにマイルで旅に行けちゃいます。地球1周は長かったです。

エリア 鹿児島

夜勤明けで半日残業して、羽田空港へやってきました。今回は珍しく京急でやってきました。その方が安かったんです。

予約している便はJAL655便（19時15分発）ですが、JALの特典航空券は繰上げ搭乗が可能なので、それよりも早い651便（羽田空港15時55分発）にしてもらいました。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

ラウンジに突入してジュースを飲みながら調べ物をします。

搭乗ゲートにやってきました。
シップはボーイング767-300ERで、レジはJA658Jです。国内線用なのにERなんですね。

JAL651便鹿児島行きに搭乗します。

スターボード側の後方窓際に着席しました。

搭乗率は10%程でガラガラです。

延々とタキシングして、どこにまで行くのかと思っていたらＤ滑走路の05から離陸しました。

離陸して右旋回すると、太陽に照らされた海面の反射が美しいです。

Dランの05から離陸して右旋回し、180度向きを変えました。
右下には、さきほど離陸した羽田空港が見えます。

三浦半島の上空を抜けて相模湾に出ました。小さいですが江ノ島も見えます。

美しい青空の下を飛行していきます。

無料（←ここ重要）の機内Wi-Fiに接続して、フライトレーダーで位置を確認します。伊豆半島を抜けて駿河湾上空に差し掛かってます。

ドリンクサービスが始まりました。
キゥイジュースを飲みます。

夜勤明けのために爆睡して、気がついたら鹿児島空港にアプローチしていました。
雲の中を揺れながら飛んでるので天気が悪いのかと思いきや...

雲を抜けました。

そのまま晴天の鹿児島空港に着陸しました。

半年ぶりの鹿児島です。

鹿児島空港にやってきたら必ず立ち寄る大空食堂で鶏飯（600円税込み）をいただきます。
今日も美味しかったです。

鹿児島空港 空港

昨日から２泊する宿に到着しました。アパホテル鹿児島天文館です。
8730円（税込み朝食無し）

近くのスーパーで買ってきた鳥刺しと鹿児島ハイボールで部屋飲みします。鹿児島ハイボールは、焼酎のクセがきつくて飲みきれなかったです。
そして、このままおやすみなさいです。

本日はバスで大隅半島の鹿屋へ向かいます。

県庁前などを経由して、大隅半島に向かうフェリーが出る鴨池港にやってきました。

バスに乗ったままフェリーに乗り込みます。噂には聞いてましたが、本当に路線バスがフェリーに乗っちゃいます。
まっ、世界には列車がフェリーに乗っちゃうところもありましたね。

鴨池港を出航します。

フェリーは桜島を左手に見ながら進みます。

垂水港入港前にフェリーに戻って、バスに乗って下船します。

海上自衛隊の鹿屋航空基地にやってきました。ここある鹿屋航空基地史料館にやってきました。

屋外に展示されている二式飛行艇です。

鹿屋航空基地史料館 美術館・博物館

鹿屋航空基地史料館は3月1日からコロナウィルスの関係で休館になるそうです。ギリギリ間に合いました。
こちらは屋内に展示されている零戦です。

アメリカのシコルスキー社製のHSS-2B救難ヘリコプターです。

ソマリア沖海賊の対策部隊派遣が興味深かったです。

途中、ランチをして...

やってきたのは鹿屋市役所に隣接している鹿屋市鉄道記念館です。入場は無料です。

鹿屋市鉄道記念館 美術館・博物館

ここにはキハ20が保存されています。
急勾配線向けダブルエンジン車のキハ52は米坂線の「快速べにばな」や大糸線、岩泉線で乗りましたが、暖地&平坦線向けのキハ20は乗った事ないです。

この車両は昭和37年に日本車輌で製造された後、九州各地を渡り歩いて、最後に志布志機関区に配属され大隅線などを走った後に廃車になったそうです。
ちょっと字体が違うなぁ。。

車内に入ると懐かしい香りがして、一気に昭和の時代に戻ります。

天井の扇風機には扇風機には国鉄マーク...

そして壁の灰皿にも国鉄マークです。
当時はどこでもタバコが吸えたんですね。

今や当たり前の禁煙ですが、当時はナチュラルにタバコが吸えたんですね。
当時車内での喫煙は、今の感覚からすると車内でお酒を飲むくらいの感覚だったのでしょうか。

鹿屋駅の連動図表です。

急行列車だった高千穂や日南、桜島のサボも展示してあります。東京から西鹿児島まで28時間かけて走る「急行 高千穂」に乗ってみたかったなぁ。

入場記念にもらいました。

バスで鹿児島へ戻ります。

鹿児島行きのバス停が分からず市役所の受付で聞いたら、市役所の前にあるバス停から出ていると言われました。しかし、どう見ても地元の路線バスだけで鹿児島行きのバスが発着する気配がありません。。地元の人に聞いてみたんですが知らないそうです。。
結局、市役所から15分くらい歩いたAEONの前にバス停があるって鉄道記念館の職員さんに教えてもらいました。
私が育った長野もそうですが、アメリカと同じ車社会の田舎ではバスなんて乗らないんでしょうね。

帰りのバスは爆睡でした。フェリーに揺られて鹿児島湾を横断します。

ちょうどフェリーに乗るタイミングで目が覚めたので船内に移動して、海を見ながら垂水フェリー名物の南海うどんを食べちゃいます。

バスを騎射場で降りて、温泉に入りました。

宿に戻ってスーパーで買ってきた鳥刺しと、九州新幹線の車両が描かれた焼酎で部屋飲みします。部屋飲みはコスパ最高です。

翌朝、コメダ珈琲店で朝食を食べて...

バスで空港へ向かいます。

帰りもシップは767-300ERで、レジはJA659Jです。

スターボード側の翼の真上に着席しました。最近、スターボード率高いな。

離陸してすぐに雲の中へ入っていきました。

雲を抜けると、美しい真っ青な空が広がってました。

ドリンクサービスが始まりました。コンソメスープをいただきます。

どこを飛んでいるのか分からなかったのでフライトレーダーで位置を確認すると、紀伊半島の南側を飛行中です。

左右に旋回しながら降下していきます。

こんな感じに左右に旋回していました。
羽田空港への到着タイミングを調整しているのでしょうか。

房総半島から羽田空港へ進入します。

日本製鉄君津製鉄所です。

東京湾アクアラインと海ほたるを見ながら羽田空港に到着します。

羽田空港の32Lに着陸しました。
この後、モノレールで帰宅しました。

鹿児島空港で買ったお土産です。
400円程度でしたが、濃厚で美味しかったです。また鹿児島に行ったら購入します。