ウイーンから中欧、バルト海を駆け抜けた５８日間☆彡　3６日目 ・・現か、夢か、プラハ何もかも感動的な街・・

2018/06/21 - 2018/06/21

幻ではないのは確か。プラハは見所満載過ぎな街です。
ポイントを絞って、旧市街地区、新市街地区、ユダヤ人地区と効率的に回りましょう。プラハカードを買ってね＾＾

このプラハカードですが、物価の安いプラハにしてはお高いと感じました。
プラハの60カ所以上の観光名所が入場無料になり、他の50カ所以上の施設も入場料が割引になるという観光パスですが、到底行ききれるはずもない。
ですが！行ける時間があったらどこも興味深い所ばかりです。
プラハ城周辺だけでも元が取れたけど、健脚だったらもっともっとお得なカードです。

本日、観光用のバスに乗ってそのプラハ城やシナゴーグ周辺、塔だって２つも登ります。

プラハ、私はまだ世界全周してないので確定できませんが、、世界一美しい街だとか・・観てきた人の感想ですが、確かにそうかもしれません。

タイトル写真は旧市庁舎の塔から眺めた、旧市街広場。

新型コロナで大騒ぎなこの時期の旅記のUPはちょっと心苦しいのですが、もう2年前近くの旅・・消化しなければなりません。
が、オリンピック開催も伸びたのでのんびり書けるな（笑）

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

先ずはアパートのある地下鉄駅から行きますか・・

今日も地上へ出るのに迷って、火薬塔の隣にある建物へ・・

王の道の謂れなんか書いてあるんじゃないかな・・

朝、まだ早い時間。カフェやレストランも閑古鳥が鳴く。

本日は赤いクラシックカーが御出座し・・

恒例顔出し( *´艸｀)火薬塔をバックにツェレトナー通り。

ツェレトナー通りのピエロの看板。何屋さんかしら？

旧市役所のinfoでプラハカード購入する。

手に入れたプラハカード。火薬塔押しです。

早速、旧市庁舎の塔へ。真正面にティーン教会の凛々しい姿が・・

旧市街広場はまだ、人影疎ら・・

旧市街広場のヤンスフ像のご紹介がまだでした。

ヤンさん、沢山いてます。チェコでは、カレルさん、ヤンさん、外せませんよ＾＾

ヤン・スフ像。とは、関係ない市街地の眺めに載せて・・

「15世紀にプラハで宗教改革を行ったプロテスタントの指導者「ヤン・フス」の彫像です。このヤン・フス像は、彼の500周忌にあたる1915年に、チェコの彫刻家「ラディスラフ・シャロウン」によって制作されました。彫像の制作に掛かる費用は市民の寄付金によって賄われました。
ヤン・フス像の視線の先にはティーン教会があります。これは、1419年から1621年まで、ヤン・フスのメインの教会がティーン教会であったためです。ヤン・フス像の傍には、「フス派の戦士」をはじめ、追放された「プロテスタントの人々」、チェコのナショナリズム復活のシンボルである「女性像」などが並んでいます。更にこれらの像に加えて、チェコ独立後の1918年には、ヤン・フスの生前の言葉が刻まれた碑文も追加されました。」

調べたらこれが一番カッコイイ！紹介。私はサッパリかみ砕けてません。いつものツレの蘊蓄話みたいな感じ＾＾

でも、このヤンさんも惨い最後を遂げております。ローマ教会の堕落を批判しまくり、結果、火あぶりにされてしまうのです・・没後５００年も経って彫像が出来るだけですごい方です。

ティーン教会、これがあるからこの広場は際立っているのね。。。私の感想です＾＾

彼方にプラハ城。
雲一つない青空なればこそ、オレンジ色の屋根が美しいです・・

聖ミクラーシュ教会。

「旧市街広場の北西側に面して立つ白亜の教会が、聖ミクラーシュ教会です。聖ミクラーシュ教会は12世紀に創設され、その後何度も増改築が繰り返されました。」

白亜に見える？でも、この建築設計カッコイイ～！とおバカな感想です。

似たようなパチリ！ばかり・・

ティーン教会や石の鐘の家など、ここからの眺めまるで絵画のようです・・

結構な高さですよ。

でも、この塔はなんと楽ちん！エレベーターで来られるのです。

この塔で、紳士的な中国人の家族連れとお遭いします。あちらから、「日本からですか？」と英語で話しかけられます。北京からいらした家族連れは、私の中国人に対するイメージを覆す。穏やかで爽やかな家族でした・・

でもね、ミシャのステンドグラスの団体様で又も戻るけどね（笑）

旧市庁舎のメインロビーにある、天井や壁面に描かれたアールヌーボー様式のモザイク装飾。
このモザイク画は19世紀の芸術家「ミコラーシュ・アレシュ」によって描かれ、第二次大戦中はヒトラーからこのモザイク画を守るため、白い石膏で隠していたんだと。戦争が終わって再びモザイク画が公開される様になりましたとさ。

旧市庁舎を出た後、マイセロヴァ通りをユダヤ人街へ歩きます。
又出ました、素敵な建物・・

ユダヤ人地区周辺には多くのシナゴーグや教会が建てられており、朝早くから夜遅くまで人通りが途切れることがないそうです。

マイゼル・シナゴーグ。
可愛らしい外観ですが、中に入ってませんでした。

マイゼル シナゴーグ 博物館・美術館・ギャラリー

無料チケット。
入る前に、ツレがユダヤ教の人が頭に乗せる帽子のようなもの、キッパーをもらいました。これは神の前で敬虔さを示すために、男性が頭の頂点を隠すというユダヤの習慣だそう。

ビンカス・シナゴーグ。
プラハで２番目に古いシナゴーグ。

ピンカス シナゴーグ 建造物

このシナゴーグでは、何とも物悲しい子供たちの絵の展示もあり・・

この旅記を書く為に知った事ですが、絵の哀しさの訳は、「テレジーン」という今まで聞いた事がない場所にあったのです。

テレジーン・・無知とは罪です。

「テレジーン」
テレジーンは、まだオーストリアの支配下にあった1780年、皇帝フランツ・ヨーゼフ2世が建設した要塞で、町の名前は女王マリア・テレジアの名前に由来しています。
第二次世界大戦によってナチスに占領されてからは、15万人にも及ぶユダヤ人が収容されるゲットーと化し、多くのユダヤ人がここからさらにアウシュビッツへと移送されていきました。テレジーン内でも３３０００人のユダヤ人が命をなくしたそうです。
その内、１４歳未満の子供が１５０００人も含まれ、生還できたのはたった１００人．．．

テレジーンで過ごした子供たちの絵が暗いのは当然のことでした。

ナチスによって殺害されたユダヤ人およそ８万人の姓名など、びっしりと記されています・・小さな字で書いても壁一面が埋まるほどの犠牲者がいること、恐ろしく感じました。

ピンカスシナゴーグから旧ユダヤ人墓地までの通り道・・

旧ユダヤ人墓地。

１万２千基もの墓石が折り重なるように立っている様は、一種異様・・

旧ユダヤ人墓地。

儀式の家。

儀式の家。1912年と比較的新しい時代に建てられた建物。

儀式の家 史跡・遺跡

ダビデの星を表していると思われる床モザイク。

旧ユダヤ人墓地からの、新旧ではなくて、旧新シナゴーグ。

結構な混み具合。

旧新シナゴーグ 建造物

旧新シナゴーグ。

日本語なら新旧だなあと思いながら、ヨーロッパ最古のシナゴーグだそう。

五角柱の柱からアーチ状に延びる梁が興味深い！

迫害されていたユダヤ人を守るために、神の啓示に従って土くれからゴーレム（人造人間）を作り出したのです。ゴーレムを土くれに戻したあとは、その土をこのシナゴーグの屋根裏に隠したそうです。

旧新シナゴーグはいまもユダヤの礼拝に使用されており、内部には16世紀の偉大なラビ、レーフ（ユダヤの律法学者）の椅子が残されています。レーフの死後その椅子には誰も座ろうとしません。

ラビ・レーフは諸学に通じ、皇帝ルドルフ２世の前で様々な魔術を披露したといわれています。

プラハはヨーロッパの中でも美しいと言われているだけあって、街並みはどこを見渡してもおしゃれで美しい風景ばかり。

街角にあるこんなのも、普通に素敵。

そしての、スペイン・シナゴーグの建物の入り口にひときわ変わった銅像があります。

このブロンズ像は、かの有名なプラハの作家フランツ・カフカ。

カフカの作品「ある戦いの記録」をモチーフにして制作されているこの像の大きさは、なんと高さ3.75m、重さは800kg。透明人間のように、中身のない大男の肩に乗るのはカフカ本人です。カフカの作品のコンセプトである世界は言葉と知覚によって変化するというものを表しているらしい・・

「変身」昔、読んだけど。カフカもカミュとか、流行りの作家さんだったね。

フランツ カフカ像 モニュメント・記念碑

さて、スペイン・シナゴーグ。

プラハなのにスペイン？
スペインのアルハンブラ宮殿をモチーフにして建てられているんですって。
アルハンブラ宮殿行きましたが、ほぼ夜中の見学ツアーだったのでこの煌びやかさとは、ちょっと違う印象・・

スペイン シナゴーグ 建造物

ここはキンキラキ～ンと輝いていました＾＾

ありがちなステンドグラスとは一味違った形と色使い。同じ模様の繰り返しと東洋的な色使いに魅了され、思わず見入ってしまうこと間違いない！

天井を含む壁一面には、幾何学的なアラベスク模様が描かれています。また、壁一面ふんだんに使われている金に光が当たると、視界全体が眩しい金色に反射し、リッチな世界へと変身よ。煌びやか・・

パイプオルガンも見たことがないタイプ。と、言うかシナゴーグでパイプオルガン、そもそも見たかしら？

このドームの頂点、中心にある光の周りを囲む影が不思議な雰囲気で、肉眼で見るとさらに異様な美しさなので必見ポイント。

宝物もたくさんあったような・・

スペインシナゴーグからほどない距離のレストラン、「Katr」で泡半分のピルスナーウルケル。

血も滴るようなステーキ・・だよね。

芋・・

エビのなんちゃら・・お味は美味しかったはず。どれも覚えていないので。不味いのは思い出すのよね～！

こざっぱりとしたレストラン休憩でした＾＾

Vコルコヴィネ通り。

旧市街広場にあった噴水。

またバスに乗って、車窓からダンシングハウスをパチリ！

「ダンシングハウスは、１９９６年、建築家ヴラド・ミルニッチとフランク・ゲーリーの共同プロジェクトとして建設されました。周囲の風景と全くことなる独特の風貌は、まるで不思議な世界に引き込まれたような印象です。
現在ではチェコの現代建築として世界中に知られる存在ですが、当初は市民の意見が賛否に分かれました。」

割れるよね～＾＾

Dancing House - Tančící dům hotel ホテル

プラハ城門。
衛兵さんにOK頂きのパチリ！

プラハ城にはスタバもあるよ、働きマンさん。

でも、おトイレ有料だし、混んでるし、注文をしに行くのが急階段で大変。

スターバックス コーヒー (プラハ城店) カフェ

こんなバスで日本語案内付きで、楽々移動しました。

また旧市街広場へ戻ります。

ティーン教会。

「眠れる森の美女」の城はディズニーがこの教会にインスピレーションを受けて真似たと。嘘か本当は分かりませんが、実際に比べてみても、外観にそこまでの共通点はない様に見えますが。

ティーン教会 寺院・教会

絢爛豪華な教会内部はバロック様式の装飾で飾られています。このバロック様式の装飾は、1679年に火災に見舞われた際に造り直されたものですって。

キンスキー宮殿。

過去の歴史的な人物や出来事と関わりの深い場所です。オーストリアのノーベル賞受賞作家「ベルタ・フォン・ズットナー」が1742年にこの宮殿で生まれたのを始め、19世紀にドイツ語教育の学校として宮殿が使用されていた時は、チェコ作家「フランツ・カフカ」が、この宮殿でドイツ語を学びました・・とさ。

ゴルツ キンスキー宮殿 城・宮殿

プラハカード利用です。
石の鐘の家。

石の鐘の家 建造物

コンセプト不明・・

階段がお洒落・・

ティーンスカー通り。

ティーン教会の尖塔が見えているから？ティーンスカー通りなのかな（真偽は定かではない・・）

聖ヤコブ教会。

聖ジェームス教会 寺院・教会

由来も知らぬ彫像が物悲し・・

金の指輪の家。

行かなくても良かったかも・・

金の指輪の家 建造物

マラーシュトゥパルツカー通りで見かけた陽気なお兄さん！

と、良くできてるフィギュア。

ミシャのショップは閉館・・

びっくりΣ(ﾟДﾟ)！

火薬塔へ向かう途中、ツェレトナー通りで猛禽類の赤ちゃんが落ちてきたんです！
よちよち歩きでｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!
けど、この後はどうなったか心配のままです。どうなった？

火薬塔へ。
塔の高さ６５ｍ。当然のこと階段だった・・

そしての、景色。ツェレトナー通り辺り・・

あの塔は何？

これは・・

ここも・・東西南北、どちらを向いてのパチリ！
どっち方面、もはや不明でございます。

御用済みのガーゴイル？

悩ましきこの彼女は？

そんなことよりも、階段を降りる辛さ、憶えております。

火薬塔の隣にある市民会館へ。
プラハを代表するアールヌーボー建物の外観写真、ブレまくり・・

広いレストランでかの国の方々、盛り上がっていました。

市民会館近くのカジノのご案内のお兄様。

マサリク駅。

プラハ マサリコヴォ駅 駅

国内のローカル線の始発駅。この駅にも有名なアールヌーボー様式な何かがあるが、何だ?

マサリク駅から地下鉄へ向う途中にあった「Minirest」

素通り出来なかった・・

これで88コルナよ！当然飲むでしょ！

飲みながら眺めた景色。
トラム・・・お洒落な建物・・・ここはプラハか・・

地下鉄Namesti Republiky駅。

まだ明るくて陽も射していますが、もう九時頃。

明日は早起きして、プラハ城と聖ヴェート大聖堂のミシャのステンドグラス、黄金小路、歩き倒すためには酒食をたっぷりといただいて早目の就寝ね(´艸｀*)

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2020/04/06 06:13:10

  世界一美しい街

  chieko2014さん　おはようございます。
  
  プラハ、プラハって、誰もが言う、千塔の街プラハ、・・・・・ヨーロッパなんて
  皆同じじゃないか、・・・・
  でも、chiekoさんの旅行記を見てると、世界一は嘘じゃない気がしてきました。
  つぎの旅行記ですべてが明らかになるでしょう♪
  
  pedaru

  chieko2014さん からの返信 2020/04/06 21:23:03

  Re: 世界一美しい街

  pedaru師匠、早速のコメントありがとうございます～(^_-)-☆
  
  千塔の街プラハとは盛ったわね＾＾百塔位にしとく？
  塔がたくさんあって、空の高さが一段と増して見える街でした。私の中での、№１ザ・ヨーロッパ！
  
  つぎの旅行記ですべてが明らかになるでしょう♪って、急かすの～？
  
  オリンピック開催が延期されてのんびり出来ると、思ってたのにな＾＾
  
  　　 chieko