スコットランド旅行（２日目 エジンバラ城、ミリタリー･タトゥー）

2019/08/21 - 2019/08/21

2019年8月20日（千歳発）～9月7日（千歳着）の間、スコットランドとイングランドを旅行したときの記録です。

この項では8月21日、エジンバラ到着後、午後からエジンバラ城観光、夜はミリタリー･タトゥー観覧の様子をレポートします。

表紙の写真はミリタリー･タトゥーの際にエジンバラ城壁に映し出された映像をカメラに収めたものです。

48時間有効の乗り降り自由バスチケット付きロイヤル･エジンバラ･チケットで市内の主な観光スポットを巡ることにしましたが、エジンバラでの時間は実質１日半しかなく結局は時間が足りなくなってしまいました。

ロイヤル･エジンバラ･チケット等スコットランド旅行に便利なチケット等は英国政府観光庁オンラインショップ https://www.visitbritainshop.com/japan/ で手に入ります。

今回の旅行（8月20日～9月7日）に関する写真はPCクラッシュ後の復元画像等を使用しているため画質が悪いもの、クリックしても大きく表示されないものがあると思います。

別なところに動画を置いています。 https://drive.google.com/file/d/1LZYeJRAGkegLCy6JHn2RGHSd0m3rs23A/view?usp=sharing

エリア エジンバラ(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルに荷物を置いて早速乗り降り自由券を使ってバスで旧市街のメイン･ストリート（ロイヤル･マイル）へ。

城の近くにバッグパイプを演奏する人が。

城の入り口近くに来ました。通りをふさいでいるように見えるのは毎年8月の約4週間に亘って開かれる「エジンバラ祭」の一つミリタリー･タトゥーのための観覧席。見えているのは観覧席の背の部分になります。そのずっと先に城門がある。

観覧席の下を抜けると１つ目の城門が見えてくる。
この場所の両側にもミリタリー･タトゥーの観覧席がある。

２つ目の城門（アーガイル･タワー）と長階段（ラング･ステアーズ）を振り返って見たところ。城門は1570年に作られ、落とし格子が見られる。

２つ目の城門を抜けると正面に見えてくるのがアーガイル砲台。
(Mill's Mount Battery)

アーガイル砲台から新市街を遠望。

同じく新市街。新といっても城がある地域よりも新しいというだけ。

中央の小さく見える2階建ての建物は司令官邸宅。1742年に建てられたハノーバー朝初期のスタイルで３棟が壁で仕切られている。エジンバラ城司令官や両隣に参謀将校、砲兵大隊長が住んでいた。

更に進んで行くとフッグズ･ゲートが見えてくる。

大砲「モンス･メグ」
1449年にスコットランド王ジョームズ２世への結婚プレゼントとしてベルギーで作られた。
重さ6トン、口径19インチ(48cm)、射程距離2マイル(3.2km)で1558年にはスコットランド女王メアリーの成婚祝砲としても使われた。

エディンバラ城 城・宮殿

モンス･メグのすぐ近くにあるのがエジンバラ城で最も古い建物で、1130年にデイビッド１世によって母親のマーガレット王太后のために建てられた聖マーガレット礼拝堂。

中にはこんな小さな祭壇が。

正面に見えるのがロイヤル･パレス（王宮）の建物。
この中にスコットランド王が戴冠式の際に持つ宝物（冠、笏、剣）と王座となる「運命の石」が保管されている（内部撮影禁止）。

ロイヤル･パレス入り口前あるのはスコットランド戦争記念館の一部。

城を後に一旦ホテルへ。
城を背にするとミリタリータトゥーの会場がある。

ミリタリー タトゥー 祭り・イベント

観覧席を後にするとロイヤル･マイルに出る。

ホテルで夕食後、８時半頃再びエジンバラ城前のこの場所へ。
9時から始まるミリタリー･タトゥーを見るためにここに座る。
座席は全席指定になっていて、この辺りは１席約7千円。日本からもインターネットで直接座席を確保できる。チケットは日本で印刷、あるいはスマホで提示。

ミリタリー タトゥー 祭り・イベント

城門に近い席は安い。といっても最低5千円以上（日本からインターネットで直接購入した場合）。

全席指定なので、開演30分前でもこんな込み具合。
しかし、ここにたどり着くまで、入場ゲートの300m位前から数人ずつの列ができていた。

中央のやや赤い部分が日本式に言えばS席。最も高価な席。

いよいよ始まり。
女性たちが楽隊を通り過ぎると手に持った蛍光管が７色に変化する。
ミリタリー･タトゥーのタトゥーは「刺青」という意味ではなく「行進」という意味。因みにエアー･タトゥーは軍用機によるデモフライト。

バッグ･パイプを演奏し行進しながら、スコットランドに関係する紋章の一つを作っている。

ナイジェリアの軍楽隊も参加。

ドリニダード･トバゴのスティール･ドラム･マーチング･バンド。もちろん軍楽隊。

キルトを穿いていないので、スコットランドの軍楽隊ではなく、近衛連帯の軍楽隊と思われる。

エジンバラ城門に映し出される光のアート。

ミリタリー タトゥー 祭り・イベント

そろそろフィナーレが近くなり、アーガイル砲台からは花火も打ち上げられた。日本のような花火大会ではないので、ミリタリー･タトゥーに花を添える程度。でも、結構なアトラクションだ。

スコットランドを含めイギリス各地の軍楽隊の合同マーチング。

参加者全員による合同演奏及びマーチング。
そして国歌とオールド･ラング･シャイン（「蛍の光」の原曲）の斉唱。

世界各国から多くの軍楽隊やマーチング･ティームが参加。中国の北京から中高生も参加していた。2017年には日本の陸上自衛隊中央音楽隊も参加している。

YouTube でもミリタリー･タトゥーの動画があります。また公式HPではDVDも販売しています。 https://www.edintattoo.co.uk/

この旅行記へのコメント （1）

• Nord60さん 2021/10/30 22:28:08

  いいですね。

  ミリタリータトゥーの詳細が書き込まれていて、行ってみたくなりました。