新型コロナウィルス?　それがどうした(｀ロ´;)マラッカ＆福岡紀行　　１日目　マラッカ海峡の夕日が見たくって

2020/02/16 - 2020/02/19

数多の旅行記の中からご覧いただき誠にありがとうございます(^^)/

今年（令和２年）に入り連日世間を賑わしている新型コロナウィルス（COVID19）による肺炎。
中国からの往来がストップしたり、クルーズ船が隔離されたりと、どこまで騒動が広まっていくのか収拾が尽きません。
そんな最中行って来ましたよマレーシア　何せチケット取ったの8ヶ月も前の話だし(^^;)
そんな訳で周囲の多少の心配も余所に予定通り有休もとっていざ出発！


２月１６日　　羽田発エアアジアＸでクアラルンプールへ
２月１７日　　ＫＬ着後マラッカへ移動　　　泊）マラッカ
２月１８日　　マラッカ観光　　　ＫＬからの深夜便で福岡へ
２月１９日　　朝　福岡着　相島へ　夕方ピーチで成田へ　更に信州の自宅へ

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エアアジアX
• 旅行の手配内容: 個別手配

毎度毎度信州人には大変な空港への道のり
色々な方法がありますが、今回帰りの成田空港着が遅く、バスに間に合わない可能性もあるためマイカーを選択
但し、成田空港まで一人で運転する"ずく”がないので、長野と成田の中間まで車で行き、そこから電車という超変則ルートに

という事で車を高崎線の新町駅に駐め、羽田を目指します

新宿で友人と３０年ぶりに再会し飲み明かした後羽田空港へ移動
２１時前でしたがすでにチェックインは始まっていました
それにしても・・　Webチェックインしているのに、何でまた並び直して搭乗券発行させるの？　意味ないじゃん！　他の国からエアアジア乗る時は印刷したり、スマホに搭乗券出して終わりなのに

HND　23:45Dep　

時間通り６：４０頃クアラルンプールに到着　　結局一睡もできず(´д｀|||)
ATM でお金を下ろそうとしたら何故かおろせず　仕方ないので両替所でリンギットに換えました　まあレートは悪かったですけど・・
ターミナル1階のバス乗り場へ移動しマラッカを目指します

１万円→３４０RM　でしたので１RMは３０円で計算いたします

7:40発の便でマラッカへ向かいます
料金は25RM(約750円) 安いね( ´∀｀)

こちらのバスで2時間ほど揺られます
座席も１－２席でゆったり～

バスは単調な高速をひた走り、2時間ほどでマラッカ到着　　暑い～

マラッカ セントラル バスターミナル バス系

市内中心部へはDomestic　Terminalへ移動し、１７番乗り場のバスに乗るといけるようです
２RM（約６０円）

マラッカ セントラル バスターミナル バス系

２０分ほどで見たことのある建物が　ここで観光客は皆降ります
それにしても拍子抜けするくらい人が少ないです
これも新型コロナウィルスの影響で中国人観光客が激減したからでしょうか？

オランダ広場 広場・公園

今夜泊まる宿に荷物を置き、少し早めの昼食
やはりマラッカ名物のチキンライスボールでしょう～

という事で有名店の｢和記｣を目指します

和記鶏飯團 地元の料理

他の人の旅行記を見ていると"行列必至"だとか"食べ終わる頃には行列"等と書いてありましたが、まだ１１時だったせいかすんなりと案内されました。

和記鶏飯團 地元の料理

雰囲気も良し

和記鶏飯團 地元の料理

これが名物のチキンライスボールです。
１人前８RM（約２４０円）

うん 美味しかった(*^ー^)ノ♪
でも確かにご飯を丸めなくてもいいかも

和記鶏飯團 地元の料理

ジョンカーストリートに立ち並んでいるプラナカン建築

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

チャイナタウンにどこにでもある福建会館

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

通常ですとこの辺りも〇国人が我が物顔で闊歩しているのでしょうが、昨今の事情を鑑みると流石に海外には来られないですね。
日本も観光業や製造業を中心に大打撃を受けていますので、早く終息してもらいたいですが、それはともかく人が少ないのは観光客としては歓迎です

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

青い空にピンク色の建物が良く映えます

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

教会の中です

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

昨年は何かキャンペーンでもやったのかな？

▼スタダイス▼
スタダイスとはオランダ語で「議事堂・市役所」を意味します。1641年にポルトガルから支配権を奪ったオランダが1650年に完成させたビルディングです。スタダイスはマラッカを植民地として占領統括したオランダが行政を指揮する役所、および統括責任者の官邸として18世紀まで利用されていました。

スタダイス 建造物

▼スタダイス▼
マラッカには多くの博物館が点在しています。
スタダイスは１２ＲＭ（約３６０円）でした

スタダイス 建造物

▼スタダイス▼
旧日本軍が占領していた時代の資料

スタダイス 建造物

マラッカ州を統括する「知事」の公邸です
こちらも今は博物館のようです

☆セントポール教会☆
丘の上に建つセントポール協会にきました
1521年にポルトガル人がキリスト教布教の拠点として建設した教会です。
はじめにマラッカを支配したポルトガルはキリスト教カソリック派でした。しかし、その後支配者となったオランダやイギリスはプロテスタント派であったために、カソリック教会として建てられたセントポール教会は見放されてしまい、現在のような廃墟になってしまったのだそうです。

セントポール教会跡 寺院・教会

☆セントポール教会☆
ザビエルっていうとどうしてもこの顔が・・
そういえば中学時代の英語教師のあだ名が｢ザビエル｣だったな～
勿論由来はこの髪の形から（汗）

でも本当は禿げていなかったそうな・・

セントポール教会跡 寺院・教会

☆セントポール協会☆
フランシスコ・ザビエルが９ヶ月ほど安置されていたと言われる場所です

セントポール教会跡 寺院・教会

☆セントポール教会☆
教会内部にいくつもの墓石が並んでいます。不思議なことに、これはカソリック派ではなくプロテスタント派のものなのだそうです。植民地時代が終わり、独立したイスラム教のマレーシア政府が、丘にあるプロテスタント派の墓石撤去をしようとしたところ、行き場に困った墓石にカソリック派が救いの手を差し伸べて、セントポール教会に置くことになったのだそうです。

セントポール教会跡 寺院・教会

☆セントポール教会☆
そもそもプロテスタントとカソリックの違いなんてどうでもよかったりして

セントポール教会跡 寺院・教会

☆セントポール教会☆
マカオの教会を思い出しますね

セントポール教会跡 寺院・教会

☆セントポール教会☆
丘の上からマラッカ海峡を望みます
ここも夕日のスポットみたい

セントポール教会跡 寺院・教会

教会から階段を下るとサンチャゴ砦です

サンチャゴ砦 建造物

1511年にポルトガル軍がオランダとの戦いに備えて建設した砦。
ポルトガル軍によってこの砦が築かれた当時、このすぐ側までマラッカ海峡の海が広がっており、敵からの攻撃を防ぐ最前線としての機能を持っていました。「敵」とは、主にオランダ。海上交易の要衝として、マラッカの地は列強にとって垂涎の的だったのです。
ポルトガル植民地時代、マラッカ海峡から攻めて来る敵の侵攻に備えた砦が4カ所に設置されていましたが、現存するのはサンチャゴ砦のみ。今も残される堅牢な要塞は、朽ちて尚往時の威光がうかがえる貴重な歴史遺産です。

サンチャゴ砦 建造物

★マラッカ　スルタンパレス★
それにしても暑い～
取り敢えずここまで来たので入ることにします
入場料　１０ＲＭ（約３００円）

マラッカ スルタン パレス 建造物

★マラッカ　スルタンパレス★
15世紀に繁栄したマラッカ王国時代の王宮を復元した建物。
スジャラ・ムラユ（マレー王統記）の記述をもとに復元された。
幅74ｍの3階建ての木造高床式建築で、建物の特徴は釘が一本も使われていないこと。
内部はマラッカ文化博物館になっており、マラッカの歴史や王宮文化が紹介されている。

マラッカ スルタン パレス 建造物

★マラッカ　スルタンパレス★
展示物もさることながら、クーラーが効いていて気持ちよかった～(^_^)

マラッカ スルタン パレス 建造物

川沿いを歩いて行くと白亜の教会が目に飛び込んできました　セント・フランシス・ザビエル教会です
宣教師フランシスコ・ザビエルの功績を讃えるために1849年に造られたゴシック様式の教会。ザビエルは故国スペインを離れた後、日本を含むアジアでカトリックの布教につとめました。1５5２年明国の上川島で46歳で死去

セント フランシス ザビエル教会 寺院・教会

1547年にマラッカでザビエルと会い、鹿児島へ導いたヤジロー（アンジロウともいう）との出会いを記念して寄贈したそうです

そっか　この人に会わなかったら、日本にキリスト教が広まる事も無かったのか、相当遅れたんですね～

セント フランシス ザビエル教会 寺院・教会

プラナカン建築が立ち並んでいます

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことを「プラナカン」と呼びます。彼らは現地の女性と結婚し、元来の中国の文化にマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせた、独自の生活スタイルを築きあげました。プラナカンの建築物は、一階が店舗や事務所、二階が住居になっていて、「ショップハウス」と呼ばれています（純粋に住居としているものは「テラスハウス」とも呼ばれます）。外壁は明るいパステルカラーで、間口が狭くて奥行きの深い造りが特徴。数件が繋がった状態で建てられ、玄関前の通路はアーケード状になっています。

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

あまりの暑さに音を上げ、早々にチェックインする事に
今回の宿はこちらの旅行記でもお馴染みの｢ホテル プリ マラカ｣です。
ここもプラナカン建築です

プリ マラッカ ホテル

玄関を入ると向かえられるクラシカルな雰囲気のロビー

プリ マラッカ ホテル

受付を済ませて部屋へ
途中の部屋には昔ながらの調度品の数々

プリ マラッカ ホテル

シンプルなツインルームです。
これで1泊2700円ですのでビックリですわ

プリ マラッカ ホテル

中庭です

プリ マラッカ ホテル

部屋でビールを飲んでお昼寝しました(ノ´∀｀*)
少し気温の下がった5時に行動開始です

自転車借りました 24時間で10RM(約300円)です。
デポジットとして、パスポートか運転免許証を預けなくてはいけないので、若干不安でしたが、翌日ちゃんと返して貰えましたよ←当たり前！

歴史的な建物が並んでいるかと思えば、こんな近未来的なビルも

橋を渡ります

橋を渡った先の人工島は｢マラッカ ゲートウェイ｣というみたいですが・・
ほとんど人がいません(;つД｀)

店も1~2軒程度申し訳なさそうに営業してます。

一歩裏通りに入ると正にゴーストタウン(´д｀|||)
ほぼ完成しているのに勿体無い

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
２００６年に完成した真新しいモスクです

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
青空に聳えるミナレット

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
空の青さと白亜のモスクのコントラストが映えます

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
建物の天井

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
海に突き出しているテラス
以前はモスク越しに夕日が望めたようですが、フェンスが張り巡らされていました。
夕日は海沿いのベンチから見ることにします

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

午後7時過ぎ、だいぶ日が傾いてきました。

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

井上陽水の｢積み荷のない船｣でも口ずさみたくなります♪

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
太陽は雲のなかに隠れてしまいました
言葉も出ない美しさです
沢木耕太郎もわざわざ観に来たと記述してあるのも頷けます

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
ライトアップされています　昼間と違って荘厳な雰囲気を醸し出しています

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

☆マラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque)☆
完全に夜になると帰り道が不安なので２０時前に引き上げました

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

噂のデコトラならぬデコトライショーです
この派手な装飾＆爆音にかける情熱はどこから来るのでしょう

マラッカ トライショー その他の交通機関

とはいえ折角来たのですから明日は是非乗りたいものです

マラッカ トライショー その他の交通機関

夜の帳が降りて教会も静まりかえってます

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

明日も良い日になるといいな

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

川沿いのカフェで夜風に吹かれながらビールを飲むのも乙なものです。

マラッカ川 滝・河川・湖

小生も飲みたい所ですが、流石に疲れてきたので宿へ戻ります

マラッカ川 滝・河川・湖

ホテルに戻ったのは21時近く
今日は一睡もしていないので、ビール飲んでとっとと寝る事にします

プリ マラッカ ホテル