「ななつ星」の旅へとつづく、後半章　熊本から福岡へ

2020/02/15 - 2020/02/16

昨年の「瑞風」につづいて、今回は九州を「ななつ星」で旅することになった。それぞれの豪華な列車、それにクルーの温かいおもてなし・・どちらも心憎いほどの趣向をこらし、時が矢のように早く過ぎていくのを感じた。

（お詫び　列車内で撮った写真が、突然消えてしまいました。何とか回復をし、後日載せますのでそれまでしばらくお待ちください。）

エリア 島原(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

まず柳川の有名お食事処「御花」、レストランでもあり、博物館でもあり…名園を有し・・名物「うなぎのせいろ蒸し」をいただく。
社長自らお迎え・・一般の人の入り口からではなく・・社長に誘導され、レストラン内へ。

松濤園を眺めながら、柳川名物うなぎのセイロ蒸しと有明海郷土料理を堪能.

柳川藩 藩祖立花宗茂以来、400年にわたって連綿と受け継がれた収蔵品.兜もその一つ。
旧藩主の生活を彷彿とさせ、江戸時代の武家文化を今に再現する貴重な文化遺産。

折しも節句のあった月であり「吊るしびな」が飾られていた。

明治時代、 立花伯爵とその家族の居室であった部屋をそのまま料亭として使用している。

さざえの天ぷら。

うなぎは日本の食材歴史として古く「万葉集（7～8世紀）」の中にも登場するほど、日本でもなじみ深い食材だ。うなぎ料理は、全国には「うな重」や「うな丼」、名古屋では「ひつまぶし」など全国でさまざまで、柳川においては「うなぎのせいろ蒸し」と言う調理法で食されている。

エイリアンの別称のある奇怪な顔の魚「わらすぼ」。固いがたべられなくはない。

元号が新しくなり、突如　脚光を浴びだした「大宰府」

福岡県太宰府市にある、天神さま（菅原道真公）をお祀りする神社で、「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国から参拝者が多い。

ガイドが自分で書きだした「令和」の出典先の万葉集。

今年は暖冬で、もう梅も散りかけていた。

さあ、い。よいよ列車の旅が始まりますね。

「ななつ星」列車の切符にパンチを入れる。

「ななつ星」in 九州　・・・これで二番目の豪華列車の旅。

ラウンジ車の後部に展望席

通路を行くと一車両に三部屋のスイートルーム。わが部屋は真ん中の３０２．

部屋に入ると夜ベッドになるソファアがある。部屋が狭いのですぐベッドを作ってもらった。

浴室の横にクローゼット、そこにスーツケースが三つうまく収まった。

右側にシャワー、かなり広く椅子もあり快適。問題は翌日、すぐにタオルを片付けられてしまい、トイレを使用後、不便に感じた。

申し分ないトイレ。

シャワールーム

ラウンジルームをダイニングに使用、したがって「瑞風」のように、食事時間を二つに分けられずに済んで、よかった。

列車での最初の食事はランチ。でも想像通り豪華でした。

申し分ない美味しさですね。

乗車後最初の食事、とっても豪華な昼食です。「乾杯～！」

どこのゆりキャラくんだったっけ？！　有田駅かな？！　とにかく記念撮影

外では記念撮影。

源右衛門の窯を見に行く途中、土壁に見とれて・・・・。登り窯で使用された後のレンガを再利用して作ったもの。

佐世保まで専用車「ななつ星」バスで移動。

待っていたバス「ななつ星」で佐世保へ。それから列車でまた博多まで。佐世保は義兄の出身地。坂の多い街で、タクシーの利用率が日本一。

今夕は列車内の夕食。偶然にも　結婚45周年のカップル（一宮、五藤夫妻）と、列車内の展望席に座ることができた。おまけに食事中、66000円也のドンペリが飲み放題。ピアノ・フルートの生演奏もあり、雰囲気は大いに盛り上がっていた。

夕食は展望席の上席に。

今日のために、この豪華列車に乗りました。

「ご満足いただけました？」

夕食は展望席で。ドンペリニヨンで乾杯！

夕食が終わり、部屋に戻ると、ベッドが作られていた。寝心地は悪くないが、やはり車両の揺れや騒音で、眠れなかった。シルクの寝間着は気持ちがよかった。
「瑞風」のように、チョコは置いてなかった。
冷蔵庫にビールなど飲み物があったので、飲めばよかった・・と後で思った。

豊後森駅で下車し、雨の中・・蒸気機関車を見に・・。可愛い一日駅長さんと一緒に。

蒸気機関車のある駅へ、雨の中見学。
「伐株山（きりかぶさん）大分県玖珠郡玖珠町の耶馬日田英彦山国定公園内に位置する標高685.5メートルの山」には気がつかなかった。この山は、今では子供たちが遠足に行く場所です。

へ～っ、あれが最後の蒸気機関車かあ・・・。炭鉱があった時はこの町も栄えていたのにねえ。
蒸気機関庫の後ろの建物、窓ガラスが蜂の巣のようになり、破れまくり・・でも修復ができない、なぜならこれらは高価な窓ガラスは手作りであるから・・。

佐世保から福岡に戻るとき「Farewell Event」が行われ、今まで写された写真を使って、思い出を思い起こした。

短かった四日間だが、貴重な経験と思い出をいただけた。

２５名の皆さんと楽しいひと時を過ごせました。

博多から名古屋まで、のぞみのグリーン車で帰郷。名古屋で後泊。早速チェックイン。Gate Tower Hotel.　近くて快適であった。

今後、このホテルを使いましょうね。

名古屋 JR Gate Tower Hotel の朝食。有名な卵サンド、有名ですぐなくなる・・とかで、一人一個でお願いします・・なんだそうな。でもおいしかった。

ホテルのDining room, ここも無駄がなくオシャレだった。

中国人が、日本で大きなケースを買い、持ってきたケースや箱を捨てていくので、その処理に困り、苦肉の策としてこんなステッカーが考案された。

Check Out も機械で、簡単操作。便利で速くていい。

ゲート・タワー・ホテルはJRの経営。そこでホテル入り口までこんなデザインの廊下Hall Way になっていた。

家に帰る途中、丸亀製麺店で「鴨肉うどん」を食べた。あ～、おいしかったあ。やっぱり私は庶民中の庶民だったあ。