京都の年末年始　2日目

2019/12/31 - 2020/01/02

京都で迎えたお正月。のんびり過ごすはずが、突然の歯痛のせいで暗雲が…(泣)

エリア 京都

新春の京都を清々しい気持ちで散策。
滞在していたホテルと同じ通りに「ホテル本能寺」というパワーワード的な建物が…
今年の大河ドラマ（明智光秀）のネタ的にもやけにタイムリー。
近辺に在住の皆さん的にはきっと何の違和感もないんだろうけど。

お正月最初に訪れたのは南禅寺近くの庭園「無鄰菴」。
山縣有朋の別荘だったところを開放しています。

タイミングよく庭園の解説を聞くことができたので、お座敷に座って拝聴。
山縣有朋は苔が嫌いで、芝生敷きの庭園にこだわったのだとか。
円形の敷石は造園家が「ここがビューポイントですよ！」という意図で敷いているので、見つけたらそこに立って景色を眺めると良いと豆知識も教えてもらえた。

お庭散策の後は抹茶と和菓子で一服。
新春限定和菓子の鶴をかたどった和菓子をいただきました。
それにしても冷える…冬場は山縣有朋がストーブを焚いた洋館から出ようとしなかったって話もうなずける。

続いて南禅寺方面へ。
南禅寺といえば湯豆腐でしょう！と、参道を入って最初に目に入った「八千代」へ。
京都の門松はここに限らず、紅白の葉牡丹をあしらっているものが多い。こういうのは実際に来てみないと分からない発見。

外を歩いて冷えた体に湯豆腐がしみわたる～。
たれの味が濃い目でごはんが進む進む。

湯豆腐御膳のセットは八寸・てんぷらにごはんとお吸い物もついてきて大満足。

すっかりお腹いっぱいになったところで南禅寺へ。
琵琶湖疎水は「なんで寺院の境内にこんな建造物が？」と不思議に思うけど、趣があってすてき。
今回は上部が工事中で立ち入り禁止になっていて、実際に水が流れている様子は見られなかった。残念。

南禅寺内部もゆっくり鑑賞。

続いて、徒歩で岡崎神社へ。
ここは以前旅行ブログで見かけてからずっと気になっていたウサギ尽くしの神社。
これはおそらく人気が出てきてから建立したと思われる、かなり新しくてかわいめなウサギの像。
昔からあると思われる方はちょっと造形がこわいｗ

境内はこれ以外にもウサギモチーフがたくさん。
うさぎは多産なことから、子宝祈願の人も多くみえました。

神社の中央部にある神楽の奉納台っぽいところに、うさぎのおみくじがずらっと！！
何このかわいさ！
これですよこれ。来たかいがあったー。

もちろん自分たちの分のおみくじもしっかり買って帰りました。
私は吉、夫は中吉。ちなみに旅行運は「利なし　ひかえよ」。ぇー(´・ω・｀)

岡崎神社を出た後は平安神宮にも行っちゃうよ！と意気込んで歩き出した途端、なんとブーツの靴底がはがれるという珍事が！！
焦りまくりながらロームシアター内のコンビニに駆け込みアロンアルファを購入。
どうにかブーツと靴底を貼り合わせられたものの、この状態で歩き回るのは不安…ということで、お隣の京都モダンテラスで一休みすることに。

抹茶のフォンダンショコラをいただくも、このあたりでだいぶ歯痛に悩まされるように…
渋みと濃厚さがとても好みな一品だったのに、上下の歯が触れるだけで痛いのであまり楽しめなかった(泣)

体調面も靴も無理は禁物、ということで、もろもろの予定を切り上げて四条河原町のＡＢＣマートで代わりのスニーカーを買い、ホテルへ帰投。
靴屋さんあるかなあと不安だったから、元旦から営業してくれててほんとによかった。
帰りに錦市場をのぞいてみたら、やっぱりというか当然というか、もちつき屋が閉店のおしらせを出していてしんみり。