2020/01/13 - 2020/01/22
7位(同エリア23件中)
willyさん
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その2は高地のサンヘラルド・デ・ドタでの後半と、太平洋側に降りドラケ湾までの記録です。
朝は4時起きでひたすら動物観察。夜はご飯をたべたらさっさと寝るという毎日でした。
昔スキューバを始めた頃にやっていた無制限ダイビングを思い出しました。とにかくひたすらまっしぐら。寝る、食べる以外はそれだけという。
こんなにどっぷりと、しかもここに来なくては会えない動物の野生の姿をたくさんみられるのは幸せです。
9名の少人数、生き物好き同志、先導してくださる動物スペシャリストをはじめとして呼吸もあっていい人ばかりでした。この旅行社の野生動物ツアー(しかも同スペシャリストさんの)ばかり17回も参加という猛者の方もおられ、うらやましい限りでした。
【1月13日】
11:30NRT(AA) 08:15DFW
12:44DFW(AA) 16:34MIA
18:08MIA(AA) 20:11SAN サン・ホセ泊
【1月14日】
09:00サンホセ(専用マイクロバス)11:00サラピキ
午前:フィーダー3か所訪問
午後:サラピキ川ボートサファリ
サラピキ泊
【1月15日】
午前:ラ・セルバ生物保護区
11:00サラピキ(専用マイクロバス)18:00サンヘラルド・デ・ドタ
サンヘラルド・デ・ドタ泊
★【1月16日】
早朝:ケツァールの観察
午前:トレイルでの野生動物観察
午後:フィーダー2か所で野鳥観察
サンヘラルド・デ・ドタ泊
★【1月17日】
早朝:ケツァールの観察
09:00サンヘラルド・デ・ドタ(専用マイクロバス)12:00シエルペ
12:30シエルペ(ボート)14::00ドラケ湾
昼食後周辺動物観察ウォーキング
ドラケ湾泊
【1月18日】
早朝~午前:コルコバード国立公園
午後:フリータイム
ドラケ湾泊
【1月19日】
07:00ドラケ湾(ボート)11:00シエルペ
途中シエルペ川で動物観察
11:30シエルペ(専用マイクロバス)12:30
午後:マニュエルアントニオ国立公園
ケポス泊
【1月20日】
午前:タコーレス川ボートクルーズ
~11:00サンホセ国際空港
14:35SJO(AA)19:05DFW
ダラス泊
【1月21日】
10:35DFW(AA)
【1月22日】
15:30NRT(AA)
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 航空会社
- アメリカン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
ここSuria Lodgeに2泊しました。お花がたくさん咲いていて、静かで乾いてさわやかで素敵なところでした。スタッフのみなさんも気持ちよい対応でした。
サンヘラルド・デ・ドタにはたくさんの宿泊施設がありましたが、どこもみた感じは小綺麗で近代的な感じでした。 -
ご飯もおいしかった。鱒は大きくて食べきれない方も。
右上はコケモモのジュース。こんなにたっぷり日本じゃありえない。
毎日5種類くらいの料理から選べました。デザートとコーヒーまで量もちょうどよい感じで。
暖炉にはいつも薪が燃えていました。 -
flame-colored tanager ホノオフウキンチョウ(だと思う)。ぼけましたが。
道々、美しい澄んださえずりがあちこちで聞かれます。声の主はけっこう近くまで来てくれたり、こちらが近づいても逃げないで歌を歌ってくれます。こんなに近くで、声の主を見られるなんて。 -
Rufous-collared Sparrowアカエリシトド。
英名スズメという名前の通り、どこにでもいる鳥だと現地ガイドのダニーは興味なさげな答えでしたが、この鳥もとってもいい歌を歌っていてずっと聞きほれていました。 -
トレイルの帰りでケツァールをみられて、幸福のうちにおいしいランチを済ませた後は、ランチを食べたホテルのオーナーさんがやっているフィーダーにたまたま招いていただきました。素晴らしいフィーダーを個人で持てるって、なんて贅沢で素敵な暮し。
Acorn Woodpecker ドングリキツツキ。雑食ですが名前の通りドングリを主食としているようです。これがおもしろくて、枯れ木に穴をあけてはドングリを詰め込むという。枯れ木にとどまらず家の屋根や壁にも穴をあけまくるらしく、人間には迷惑な面もあるようです。 -
真っ赤なベレー帽が絵描きさんみたいです(古い^^;)。
びっくりまなこで何をみているんでしょうか。
キツツキは穴の奥の虫などを食べるために舌が長いので、頭骨を回り込む形で収納され、脳をドリルの衝撃から守る役目も果たしているそうです。目玉も飛び出さないように(!)3枚の瞼でしっかり保護していて、首も強靭な筋肉とのこと。肩こりとかしないんだろうな。 -
鳥にしては珍しく数家族で群れを作って、ドングリも子育ても共有するんだそうです。社会性があるんですね。
-
Rufous Hummingbirdアカフトオハチドリ・・ではなく。
⇒※2020年3月26日修正
Scintillant Hummingbirdコスタリカノドジロフトオハチドリ
ではないかとのご指摘をいただき、調べるとたしかに!!!うれしいです!お名前がわかって。この子が一番好きだったから!
嘴の先まで入れて体長6.5~8㎝、体重2~2.3g。でも遠かったせいかもしれないけれど私には豆粒にみえました。
世界最小のハチドリは、調べるとキューバに生息するマメハチドリで体長5㎝半だそうです。 -
同上後ろ姿。ほんとマメみたい。
しかし、極端に動かず、エネルギーを摂取も消費もほとんどしないナマケモノと対極の生き物ですね。心拍は毎秒1200を超えるそうです。
こんな小さな体にそれほど強靭な心臓が内蔵されているなんて。
でもみていると、しばらく蜜を吸うと疲れるらしく、近くのブッシュで休みます。5分ほど休んだらまた蜜を吸いに来ます。やっぱり、効率でいえばあんまり良いとは言えないように思えてしまいます。 -
Mexican violetear ミドリハチドリ(かな?)
⇒※2020年3月26日修正
Mexican violetear ミドリハチドリはメキシコ・USAが生息域なので
中南米だと
Lesser Violetearヒメミドリハチドリになる旨、ご指摘をいただきました。
でも美しさだけではなくて、この鳥は本当にすごい能力をもっています。
空中で制止するために目の機能が他の鳥より格段に発達して視覚情報と位置情報を高速で処理できるので、正確なホバリングができるのだそうです。
そして、摂取した糖を100%代謝できるそうです(人間はトップアスリートでも30%だそうで)。進化という現象の結果を目の当たりにしてしみじみ自然の不思議と偉大さに打たれます。 -
Magnificent Hummingbird アオノドハチドリだと思うのですが。
白目みたいにみえるところがちょっと怖いけど、なにかのエフェクトを狙っているのでしょうか。
人間には白目がありますが、これは相手がどこを向いているか(何を見ているのか)わかるように発達したのだそうです。
体の大きいこのハチドリは、小さい種類をけっこう迫害していました。 -
するとやおら、オーナーさんが一生懸命に蜜のポットを全部片づけてくれます。
そして「おいで」という。何かと思ったら手のひらに蜜の入った小さい容器をおいてくれます。するとハチドリが手にとまるのです。
その軽い軽い感触が今でも手のひらによみがえります。
さいごにみんなで御礼の寄付を。 -
あなたのお名前は。。どうにもわかりません。光の加減で色が違うし、種類も多いので同定には苦労します。
もしかして Tyrian Metaltail エメラルドテリオハチドリでしょうか・・
⇒※2020年3月26日修正
エメラルドテリオハチドリは南米にしか生息しないのでFiery-throated Hummingbird ではないかとご指摘をいただいて調べているうちにもしかして volcano hummingbird バラエリフトオハチドリかも?と思いましたがどうにもわかりません。。。全体のかんじは小さくて、前出のコスタリカノドジロフトオと似てる印象だったんですが。
大型の鳥にくらべて体が小さいと空気の抵抗が大きくてすぐにスピードが落ちるため、小さい鳥ほどたくさん羽ばたくんだそうですが、ホバリングする時のハチドリはまたそれとも違い、蜂やハエと同じ原理をつかっているそうです。スイミングでいえば立ち泳ぎのスカーリングみたいなことをしているんだそう。 -
そして夕暮れも近づいて日が陰ったころ、やっと待っていたこの子がきました。
ソライロフウキンチョウ、アゲイン。光が乏しくて残念だけど。
やっぱりすき~~~。 -
2日目の朝も4時半起きでケツァール観察。この日は♀しか見ることはできず。♂の声はしたのですが、木の陰にいた彼をみたのはスペシャリストさんだけでした。
でも昨日独占して心行くまで見られたからもう心は十分満足しています。
彼らの食べ物はスモールアボカドと呼ばれる木の実だそうです。それを食べに来るのでどこで待てばいいかわかるのです。しかしもちろん自分も含めて、ケツァールにはいい迷惑だな。人間に慣れて悪い奴の手におちたら困るなあ。野生の姿を見たい、だけれども。。。
タンザニアでもそう思ったけど、かの地ではそうすることで(お金を落とす人間がいてそれで保護区を維持できるから)結局は密猟者から動物を守ることができるという面もあると知った。
動物だけじゃない、コスタリカでは野生のランも希少種は盗掘されつくして自然の姿ではみられなくなっているそうだし。トラも爬虫類も例を挙げるときりがない。 -
翌日。旅程の5日目に入りました。今日は高山地帯のサンヘラルド・デ・ドタを降りて太平洋側へと向かいます。峠の最高地点は3300mを越えていました。目的地はコルコバード国立公園への玄関口であるドラケ湾です。朝来ていたダウンなど脱ぎ捨て、ギンギンの日差しと湿気ですでに汗だくです。
長い山道をがんばって運転してくれた陽気な運転手さんとバスは、シエルペというこの街でしばしのお別れ。我々がドラケ湾の宿に2泊する間、彼らはここで待機です。
この小さいボートは荷物用?と思ったら、全員分のスーツケースを積んで、さらに総勢11名+ボートクルー2人がのりこむというのでちょっとびっくり。 -
長い川を下り、太平洋にでてからはちょっと波も高くて、どっかんどっかん揺れましたが、やっとドラケ湾の宿に到着しました。
聞いていた通りウェットランディングでしたが、この時は膝下だけですみました。 -
宿はコテージスタイルで、ジャングルに点在しています。結んでいるのは敷石をおいただけの細い坂道。これでスーツケースを運ぶのに宿の人が汗を垂らしてくれました。無事荷物を置いてひと段落したところで、敷地内とその周りでさっそく動物観察です。
すでにそこらじゅう、ホエザル・オマキザル・リスザルがうじゃうじゃ。
もともと特に好きではないのですが、昨年5月のバリ島で襲われてから猿が嫌いに(怖く)なりました。遠巻きに離れて観察。
高いところにいくと太平洋が見えて晴れ晴れとした景色でした。ここに建っていたコテージの人はうらやましいな。 -
ものすごく暑くて湿度も高く、ぐちゃぐちゃの汗みどろです。
宿は水シャワーしかないと言われていたので覚悟していましたが、これなら水で充分、というか水のほうが気持ちいいかも、な感じです。
そして今日までに、長袖長ズボンの上、ディート80%というオーストラリアの強烈虫よけを塗ってもなお、さんざん刺されまくっています。痒くてたまらないところに汗が染みます。 -
宿のオーナー邸前にいたゴージャスな美人さん。猫はこの時ともう一回会えたかな、という程度。
猫も捕食者であるから、残念だけど鳥や小さい生き物にとっては天敵です。 -
roadside hawk オオハシノスリだそうです。
かっこいいなあ。
猛禽は好きなのにちっともわからない。見分けられるようになりたい。
出会っている時は、種名など詳しいことはとりあえずおいといて、実物を眺めて味わう及び記録をするしかなく、後でまとめて調べようと思っていました。
そもそも図鑑すらこの時点ではもっていないので、スペシャリストさんやガイドさんにその場その場で話は聞くものの、次々と初めて見る生き物が現れるのだから、とても覚えていられない。 -
鳥をメインにみながら1時間半ほど歩き、海岸までもどってきました。
夕陽に波煙が染まっていました。 -
ココナツの実を半分にきって吊り下げてあったのが何なのか、知りたい。
-
海岸には貝殻はほぼなく、磨かれた平たい小さい石が綺麗でした。
この海の向こうにアジア。時差は15時間。
時差といえば、モロッコ旅の時差ボケはきつかったけど、今回は全く問題なしでした。人によって西と東とで影響が違うとききますが、そうなんですかね。。。 -
翌日はいよいよコルコバード国立公園を訪ねる日です。
スペシャリストさんの計画で1番乗りをしよう!と、今日も夜も明けきれぬ5時半から船を待ちました。
やがてコルコバードのガイドさんを乗せたボートがぐんぐん近づいてきました。 -
朝焼け雲に導かれて船は進み、1時間半ほどでコルコバード国立公園に近づきました。
この国立公園は、何日あれば全部回れるのか、と思うくらい広大です。
コスタリカは面積当たりの生物種数が世界イチと言われているそうで、そのコスタリカでも生物多様性がもっとも高い国立公園とのことです。 -
これまたウエットランディングで降りると、さっそくハナグマのお迎えです。本人はお迎えしているつもりは毛頭なさそうで、ごはん探しに没頭していました。
さあ、これから期待のコルコバード。どんな動物にあえるのか。
ケツァールの幸運をひっぱって、バクやアリクイ、ピューマにも出会えるのか!?
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この旅行記へのコメント (2)
-
- らびたんさん 2020/03/07 06:18:33
- 手乗りハチドリ
- willyさん、おはようございます。
私も手乗りハチドリやりたいです!
てか17回目って…それだけの資金と情熱が両方すごいです。
コスタリカって好きな人にはたまらないってのはよくわかりますが。
真っ赤なベレー帽って手塚さんみたいな。
鳥の模様を衣服にはよく例えますよね。
そういえば昨日ここ倉敷で普通にカワセミがいて感激しました。
都会の中で見たのは初めてです。
ディート80%て!
それでも刺される…まんべんなく塗っても汗で落ちたり完全には守れないんですよね。
O型で蚊にやたら好かれる私はいつも苦労しています。。
猫ちゃん確かに美人さん!
ラスト時差ぼけって普通はモロッコのほうが楽でコスタリカきついはずなんですが…willyさんてやっぱりおもしろいです!
らびたん
- willyさん からの返信 2020/03/07 08:26:26
- Re: 手乗りハチドリ
- らびたんさん
おはようございます。って、めちゃお早いじゃないですか。しかも「ここ倉敷」?らびたんさんもじっとしてませんねぇ~(笑)というわたしも先週は奈良をうろついてきました。念願の天寿国繍帳や玉虫厨子などみられて大満足でした。
で、いろいろとツッコミ(笑)ありがとうございます。
そうなんですよ~17回とかおかしいですよね。他のかたもこの超絶お高い西遊ツアーの重度リピーターとのことで、みなさん次の次まで予約が済んでるとかおっしゃってましたよ。50万でも安いほうなのに、ほんとおかしい。つーか、どうしたらそんな身分になれるのか。
でも昨今の状況で旅行社はどこも大変ですね。
わたしも次のチケットぽちりがなかなかできず、情報集めに専念しています。
カワセミ!私は国内では未体験。うらやますい。ディート80%の虫よけはプラスチックに付くと溶けるから気を付けてという注意書きのある、塗るのをためらう恐ろしいものだけど勇気を出して塗ったのに、服の上から刺されました。それより旅の最後でくわれたダニが強烈で1か月かゆみが止まらず、真っ黒にあとが残りました。
時差はやっぱりみなさんそういいますよね・・・。特に飛行機で調節したとかでもないのに、全くなんの苦労もなくて。モロッコの時は2週間ぐらい眠くてたまらなかったですけど。
willy
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