春休みの北陸親子旅３泊4日☆②金沢ひがし茶屋街歩き♪「志摩」と志摩別棟「寒村庵」('∀'ｒ

2019/03/26 - 2019/03/26

恒例の春休みの北陸3泊4日の親子旅です。
特急しらさぎで金沢に到着
ホテル日航金沢のファウンテンでテイータイム。
弁慶寿司のランチ後にチェックイン。
部屋で一息ついたら、金沢の城下町の街歩きです。

ホテルからタクシーでひがし茶屋町へ行き
ぶらぶらっとひがし茶屋街を歩いて、国重要文化財の志摩へ。
江戸時代そのままのお茶屋さんを見学して
志摩別棟の「寒村庵」でお抹茶をいただきます。

表紙写真は
国重要文化財「志摩」の前座敷を選びました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はホテル日航金沢に２連泊。

タクシーでひがし茶屋街 へ。

金沢の運転手さんは観光ガイドもしてくれます。

明治４０年に建てられた金沢貯蓄銀行
今は石川県有形指定文化財だそうです。

尾張町町民文化館 美術館・博物館

福久屋石黒傳六商店。
嘉永５年の建物で今も現役の薬局で
金沢市指定保存建造物に指定されているそうです。

福久屋石黒傳六商店 (石黒薬局) 名所・史跡

浅野川を渡って下車。

運転手さんから
ポケットティッシュ2個のプレゼント！？

しら井 金沢店 グルメ・レストラン

老舗らしい店構えのしら井 金沢店です。

黒漆喰の創業80余年のしら井金沢店。
土間で吹き抜け天井の店内は
白漆喰の壁に渋茶色の梁が綺麗です。

商品は昆布を始めとした佃煮と海産物でした。

金沢は２度目の息子の案内でひがし茶屋へ。
私も２度目ですが、記憶がない程の昔のことです。

カフェマルジュのお店は２階のようです。

カフェマルジュ グルメ・レストラン

「金箔屋さくだ」
招き猫同様
どうぞよろしくお願い致します。

「金座和アイス」

「わらじ屋」

わらじ屋の看板は金沢市消防出初式です。
300年以上の歴史があるお正月の行事だそうです。

客待ちの人力車。

あちこちで見かける和服姿
和服のカップルもいます。

着物を持参したいと言ったら
荷物が増えると息子に即却下されました(T_T)

目に留まった美容室の看板。
金沢の花柳界は三ヶ所あり
ひがし茶屋、にし茶屋、主計町茶屋。
日本髪のきれいどころのおねえさんに出会えるかも…。

自由軒の隣にある休憩所。

休憩所の隣にある自由軒。

本日休業の自由軒。
建物もメニューもレトロでした。

レストラン 自由軒 グルメ・レストラン

お食事処のうしおや。

うしおや ひがし茶屋街店 グルメ・レストラン

お食事と海産物も買えるようです。

「甘味カフェ 茶ゆ」前の広場。

古民家で趣きがあるジェラード屋さん。

甘味カフェ 茶ゆ グルメ・レストラン

この行列は…。

甘味カフェ 茶ゆと同様に
甘味喫茶の波結もひがし茶屋街の
メインストリートが一望できる
写真スポットだそうです…。

波結 グルメ・レストラン

でも、今日の皆さんは波結の写真を撮っています。

何でしょうね？

波結の２階を見ると
女性が「撮影禁止！」のカードを持って
写真ダメ！！とヒステリックに叫んでいます。

波結の外観写真を一枚！

そのわけはこの女性
女優の比嘉愛未さんでした。

皆さんが並んでも撮りたい
風情のあるひがし茶屋のメインストリートです。

「志摩」

文政3年に建造された
重要文化財指定のお茶屋さんだそうです。

志摩の別棟の「寒村庵」では
お抹茶もいただけるようです。

入館料大人500円、中学生以下300円。
9:00～18:00、12～2月は9:00～17:00。

志摩 名所・史跡

江戸時代のお茶屋さんへ。

すぐに２階へご案内されました。

２階の階段から…一枚。

男性の案内に従って
中の間を通って前座敷へ…。

茶屋遊びの粋。
芸どころ金沢の礎となったお茶屋さん
琴、三弦、舞に謡曲、茶の湯に和歌、俳諧と
お茶屋遊びには教養も必要とされたようです。

どこも手直し無しの昔のままですよと
ガイドさんが強調する

独特な雰囲気のする、黒漆と赤い壁の前座敷ですね。

お琴がおかれた前座敷の床の間。
花瓶に生けられた一輪だけの椿が印象的です。

大和絵の掛け軸。

琵琶と小鼓。

前座敷の前にあるのが控えの間。

控えの間の金屏風の前で
芸が披露されたのですね…。

ガイドさんにすすめられて
三味線を持って記念写真を撮ります！
三味線のバチは象牙でした。

お座敷太鼓の大太鼓と締太鼓。
芸事の始まりは鳴り物だとか…。

鳴り物には他に大鼓と鼓と笛があり
拍子木も使われていますが
大太鼓と締太鼓を一人で演奏するのは
金沢特有で珍しいかもしれません。

三味線と昼行灯。

漆塗りの天井。

由緒がありそうな書。

こちらにも…。

準備をする為のなかの間。

何丁もの三味線がかけられています。

お座敷太鼓（散財太鼓）の説明。

やはり平太鼓と締め太鼓は金沢特有の様です。
またの名を散財太鼓とは…的を得ている気がします（笑

なかの間の床の間。

影笛が演じられたという白木造りの離れ
粋すぎです…。

離れからの早春の中庭。

六月から九月に4ヶ月は
夏のしつらえに模様替えされるそうです。

このはなれからも
お茶屋遊びの贅沢さが伺えます。

火鉢が置かれた離れの間。

２階の見学を終えて１階へ。

地下の石室。

台所。

井戸のつるべでしょうか？

お料理は仕出し料理だったそうで
徳利などの酒器が並んでいます。

台所の様子。

そして、厠。

清潔な洋式でした。

手水鉢。

離れの「寒村庵」
生菓子つきを入場券と一緒に購入していましたが
ここでもOKのようです。

奥行きのある寒村庵。

床の間に飾られた瓢箪と小鼓。

志摩の寒村庵。

庭を眺める長いテーブル
１０席であり、堀こたつ式で腰掛けられます。

寒村庵の庭園。
サービスは庭園側からで
率先して写真も撮ってくれます。

生菓子。

椿の葉が添えられています。

お抹茶をいただきます。

他に３組のお客様がいましたが
とても静かでした…。

静寂の中での一服でした。

資料館へ。

一見さんお断りのお茶屋さん。
後日払いだったそうです。

玉簪など

櫛、三味線のバチに煙管など。

江戸の貨幣制度。
一両小判を持っていたら
散財太鼓がきけたかも…。

近江八幡蒔絵の酒杯。

最後になりましたが
館内は素足厳禁でした。

歴史を伝える志摩の最後の写真は
女性たちの支度部屋にしました。

現代のひがし茶屋。

国際色が豊かな、メインストリートです。

次回は街並みとショッピングを楽しんで
歩いてホテル日航金沢へ戻ります。