冬の東北　仙台・松島家族旅行② 松島編

2020/02/10 - 2020/02/11

建国記念日の飛び石連休に東京から2泊3日で仙台、松島へ。日曜の午後に東京駅を出発し→仙台泊→松島観光→松島泊→仙台・東京と回ってきました。仙台では牛タンに舌鼓を打ち、松島では絶景のカフェとオールインクルーシブの旅館を楽しみました。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

松島へ向かいます！JRを使った松島への向かい方には、仙石線を使うルートと、東北本線を使うルートがあります。今回は一の坊というホテルに泊まるので、仙石線で高城町に向かい、一旦荷物をdrop off後、街散策、ホテルenjoyといったplanを立てました。

仙台駅 (JR) 駅

路線マップ一番右端の「仙台」から真ん中あたりの「高城町」まで乗ります。各駅停車だと沢山止まりますが、今回は快速に乗ったので、6駅約30分で到着できました。

仙台駅 (JR) 駅

あっという間に高城町駅到着です。自動改札はないですが、suicaタッチの機械はありますので、出入りはスムーズです。ローカル駅で風情があります！

高城町駅 駅

Google先生に先導され、一の坊まで徒歩で向かいます。

一の坊につきました！ゆっくり歩いても10分足らずで到着です。途中道路のアップダウン、段差等もないので、結果的に正解ルートでした。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

荷物を旅館に預け、早速観光スタートです！タイミングが良く、一の坊からの送迎バスが利用できたので、それに便乗して観光船乗り場までやってきました。冬場、しかも本日は平日ということもあり空いています。

丸文松島汽船 乗り物

フェリーターミナルは空いていても五大堂は狭いエリアの中すごい人だったので、五大堂の外側から写真を1枚。海と島々のバランスが良い気がします。

五大堂 名所・史跡

フェリーターミナルの真向かいにある小道を行くと瑞巌寺に向かう参道があります。門を潜ったところからの1枚です。広々としていますが、3.11の津波が来る前には、もっと多くの杉の木があったようです。それでも見事な景色。復興に関わった方の思いや努力が垣間見れます。

瑞巌寺 寺・神社・教会

こちらは復興地蔵堂、震災で被害にあった方の供養と復興祈願をこめて建てられたようです。この建物が建っているところまで津波は到達したようです。

瑞巌寺 寺・神社・教会

瑞巌寺のすぐお隣にある円通院にも寄ってみました。入ったところすぐにある石庭。

円通院 寺・神社・教会

国の指定文化財にもなっている三慧殿。

円通院 寺・神社・教会

景色の良いカフェでお茶がしたい！ということで、妻が調べていたカフェ ル・ロマンに向かうことに。Google先生に聞いたところ、円通院からは徒歩だと30分近くかかるとのこと。。えぇ～ぃ！ということで、松島海岸駅まで歩き、そこから裏技タクシー！駅から10分足らずで到着です。お支払いはPayPayで！松島でも電子マネー普及している？！ようです。

ロマン グルメ・レストラン

松島湾を見下ろす形で建物が建っており、窓は一面ガラス張りですので、松島湾の大パノラマが見られます！タクシーを乗ってまできた甲斐がありました☆

ロマン グルメ・レストラン

コーヒーとガトーショコラのセット。

ロマン グルメ・レストラン

Googleマップを見ると、実は歩けば近いんじゃない？ということで帰りはタクらず徒歩で駅まで向かいます。途中の道端で撮ったしゃしん。ダイナミックに松島湾が見えます。左手には五大堂も！

ずっと坂道を下るとこの看板があります！この階段を降りれば、もう駅はすぐそこです。ちなみに息子曰く、このポーズは、看板絵の下のアイコンの真似とのこと。

松島海岸駅に着きました。20分ぐらいを見積もっていましたが、15分ほどで到着できました。下りOnlyですので、楽に来れました。ここからまた高城町まで行って徒歩でホテルに向かいます。

松島海岸駅 駅

ホテルに到着しました。チェックイン開始時刻の30分前、14:30に到着。既にチェックインを待っている人が何組もいらっしゃいました。私たち家族もロビーのソファーに座って待つことに。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

ロビーからはお庭を一望できます。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

子供用の作務衣やアメニティも充実しています。90サイズから140サイズまでありました。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

お部屋に到着です。このホテル内では比較的エコノミーと思われる、松しま倶楽部の眺望和ツイン、3階のお部屋です。少し古さはありますが、清潔で、タバコの臭いもせず快適です。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

何よりも窓が広くお庭を一望できるのが素晴らしいです。季節柄緑の色映えが今ひとつですが、春、夏くらいに来ると、もっと綺麗なんだろうなと思います。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

お部屋を楽しんだところで、ホテル内を散策。まずは併設の藤田喬平ガラス美術館を見学します。併設といっても実質ホテルから直結しており、外を通ることなく行けます。ホテル滞在者は、滞在料金の中で入館料もカバーされているので、気軽に利用できます。

藤田喬平ガラス美術館 美術館・博物館

この美術館のシンボルの1つとも言える、オブジェ「流」。

藤田喬平ガラス美術館 美術館・博物館

展示室には、藤田さんの代表作とも言える「飾筥」が多数展示されているとともに、ガラスを使った様々な展示品が収蔵されています。

藤田喬平ガラス美術館 美術館・博物館

離れの特別展示室にある茶室です。残念ながら中に入って座ったりすることはできません。松島の島々を眺めながらここでお茶いただけたら、、、と考えるとなんとも贅沢な気分になれます。

藤田喬平ガラス美術館 美術館・博物館

庭に出るとあるのがこちらのガラスのチャペル。実際に結婚式をこちらで挙げているカップルもいらっしゃるようです。

藤田喬平ガラス美術館 美術館・博物館

藤田喬平ガラス美術館は、一の坊と一体化していますので、そのまま一の坊のお庭を抜けて、ホテルのロビーに戻ります。お庭はよく手入れされており、枝なども落ちていないので、子連れでも安心して歩くことができます。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

ホテルロビーに戻ってきました。寒い身体をコーヒーで温めます。子供は金平糖に夢中で何度もおかわりしていました。子連れ利用のゲストも多いので、安心して利用できます。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

まだ少しディナーまで時間があるので、作務衣に着替えお風呂に向かいます。大浴場は夕方～深夜、翌朝で男女の浴室が入れ替わるスタイルです。浴室の広さは、「八百八島」なのか「五大観」なのかで随分と広さが変わるので要注意です。いずれも素晴らしいですが、特に「八百八島」の浴室は、お風呂が露天1種類しかないので注意が必要です。湯質は、アルカリ性のサラッとしたもので、臭いはなく、どんな方でも入りやすいのが特徴です。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

さて、待ちに待った夕食です！ビュッフェスタイルの青海波でいただきます。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

ホームページにも掲載されているように、食材、調理方法にこだわりを感じるビュッフェです。ステーキ、牛タン、天ぷら、寿司などは目の前でシェフが調理したものをいただくことができます。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

天ぷらを揚げている様子。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

17:00-20:00まで利用可能ですので、街中のビュッフェとは異なり、ゆっくりと楽しむことができます。ビール、ワインなどのアルコール類も種類が充実していました。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

寿司ネタは5種類ほどですが、炙りも対応していただけました！

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

一通り食べてお腹もいっぱい、一度部屋に戻ってからデザートでも、と思いロビーに出てみると、しんしんと雪が降っていました。すごい勢いで積もっています。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

1時間の休憩を挟み、デザートタイムのため再訪です。20時前でしたので利用者もまばらです。ロビーではこの日の生演奏会が開始されていました。演奏者は日替わりで異なるようで、この日はアンデス系の民謡楽器？（横笛）を使った演奏でした。子供も私も眠かったので、途中で退散して、寝床につきました。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

翌朝になりました。妻や子供が起きる前に、1人探検です。昨日行かなかった「庭がSPA」に向かいます。こちらは主に岩盤浴とローリュウの施設です。いずれも各10人ほどが1度に利用できるスペースで、特に入れ替え制ではない、ようです。まだ新しいようでとても綺麗でした。それにしても、早朝から来ている人がそこそこいた事には驚きです。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

1時間の岩盤浴タイムを終えたところで、朝日が登ってきました。毎朝の日の出時間はロビーに掲載してあるようですので、時間を見ながらスケジュールが組めて、とてもたすかりました。幸いにも雪は止み、この日は晴天！ロビーの窓から素晴らしい日の出を見ることができました。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

朝食で昨日と同じビュッフェ、青海波へ向かいます。朝ご飯も和食から洋食まで充実しています。一番人気はシェフが手で結んでくれるおにぎりのようです。個人的に美味しかったのは、トマトをそのままブレンダーで潰したスムージー。缶のトマトジュースとは異なり、トマト本来の味を楽しめる朝にぴったりのドリンクです。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

朝食後の運動で雪の積もったお庭を散策です。この辺りも安全面を考えられてなのか、歩道部分の雪はほとんどなく、子連れでも安心して歩けます。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

東京住まいの我が家では、中々雪に触れ合う機会がないので、せっせと雪だるまを作っていました。ただ、最後には手が冷たくなって泣く、という結末です。。

写真とは関係のないことですが、チェックアウトの際の支払いがJTB商品券も使えたのは嬉しい驚きでした！クレカとの併用もでき、対応もスムーズで有り難かったです。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

ホテルを後に送迎バスで松島駅まで送ってもらいました。駅舎が比較的新しくとても綺麗です。待合もありますので、寒さも多少なりとも凌ぐことができます。駅前には2軒ほど飲食店（喫茶店1軒、ラーメン店1軒）がありましたが、いずれも祝日でお休みのようでした。

松島駅 駅

トランスイート四季島が来ることもある？ようです。いつか乗ってまた松島に来てみたい！と思いを持って、この旅を終了にしたいと思います！最後までご覧いただきありがとうございました！

松島駅 駅