この世界の片隅に　呉広島ついでに大阪おのぼりさん旅　２

2020/02/02 - 2020/02/06

久しぶりの一人旅。昔から行きたかったけどな訪れていない広島市と呉市。
戦争や平和についてずっと小さい頃から勉強してきましたが、現実にあったことが信じられないほどとてもきれいな町でした。
ぜひこれからも日本人なら1度は行っておきたいヒロシマ、世界遺産、戦争遺産。この世界のかたすみにを見て呉にぜひ行ってみたいと思いました。
まだ行っていないかたの参考にもなればと思います。

エリア 広島市(広島)

朝起きてどこから朝日を見れるかと思い、そうだ江波に行ってみようと思い立ち、
広電で江波へ。終点です。

見渡せる高台がもと気象台なのは調べてありましたが、思い立ってもう一つの高台にある公園へ。
あまり見渡せる感じではありませんでしたが、朝日と江波の町並みは見れました。
今は住宅街が広がっているだけですが、昔はノリの養殖などをやっていたようです。（この世界のかたすみにを見てきました。）

広電で戻って平和記念公園へ。帰りの広電はすごい混雑で、希望の場所で降りれる感じではありませんでした。何とか地元の方の後ろにつきながら二つ先の駅で降りました。慣れない人は出口のそばに陣取らないと降りれないので要注意です。

こちらで手を合わせることがやっとできました。

この公園はとてもよく計算された美しい公園です。
でも本当はこの場所が多くの人々が密集して住んでいた町があったことを消して忘れてはならないと思いました。

原爆資料館へ。リニューアルしたというNHKスペシャルを録画して改めてもう一度見てから来ました。前の展示を知らないのですが、今回の展示方法はより亡くなった方のひとりひとりに寄り添った展示が中心で、お子様の展示などは特に胸が痛みました。

日本の特に子どもたちは必ず見てほしい場所です。実際に原爆を起こしたアメリカの子どもたちにも。
もう少し時がたつと経験者がいなくなることを考えると、語り継ぐことしかできなくなるので、核兵器を絶対に使うような戦争を起こしてはいけないことを一人一人が胸に刻むべきだと思いました。展示が白黒写真ばかりなのでこれからは動画なども使って訴えていくことも大事になってくるかもしれないとも思いました。

このあと国立の原爆死没者追悼平和記念館へ。
被曝して亡くなっ弟を思う兄の話をビデオでやっていました。
一人一人の遺影が画面に映し出されている場所もあります。

元安橋の被爆前と後の写真。

元吉小学校もずっと行ってみたかった場所です。インターフォンごしに入館の意思を伝えると、受付に行ってバッジをもらって入館するシステムです。あまり知られているかわかりませんが、はだしのゲンを見た人とかは知ってるかな？
朝８時半のいちばんに行ったらかわいい子供たちが校門であいさつ運動をしていました。９時から入れます。ここの特徴は触って感じられることです。がれきや熱線でとけた瓶などじかに触れることができます。
ドアも生々しい感じでした。本当に起きてしまった現実をじかに感じます。

平和への誓い新たに

おりづるタワーへ。ここはもし夫婦できていたらお金がもったいなくてはいらなかったかも。１７００円はちょっと高すぎです。広島城や原爆ドームも上から見れます。広島らしい海と山と、島々が同時に見られるのは価値あり。
おしゃれな感じでちょっと一人では恥ずかしいです。

広島カキが食べたくて川沿いの「かなわ」さんへ。川沿いに船が浮いているような感じで立っています。
広島カキは粒が小さいのが特徴です。フライもカキご飯もさっぱりしてとてもおいしかったです。川を眺めながら優雅なランチでした。

もう一つの行ってみたかった袋町小学校。ここは原爆の落ちた日から救護所になった学校で、当日みんなが家族を探して書いた伝言が見れます。

ビデオもあるのでとてもよく分かりました。

ドアも生々しい感じでした。

広島をあとにして尾道へ。

尾道城はもうすぐ取り壊されます。あと少しでなくなってしまうと思うと寂しいです。

尾道水道は２５年ぶりです。

昔来たときは船で対岸に渡ったことを思い出しました。

フクロウカフェ。とっても不思議なお店でしたがちょっと休憩するのにはお勧めの尾道らしいカフェです。

５時１５分までに帰らないといけないので急いで尾道ラーメンを食べました。
尾道ラーメン壱番館とってもおいしかったです。

展望台からの尾道の夕景は世界遺産ですね。

夕日が沈み切るのをゆっくり見るのもいいですね。

夜の尾道水道も素敵でした。宿泊は千光寺山荘さん。
お風呂もゆっくり入れて景色はこの通り文句なし。大満足です。