この世界の片隅に 呉 広島 ついでに大阪おのぼりさん旅 1

2020/02/02 - 2020/02/06

久しぶりの一人旅。昔から行きたかったけど訪れていない広島市と呉市。
戦争や平和についてずっと小さい頃から勉強してきましたが、現実にあったことが信じられないほどとてもきれいな町でした。
ぜひこれからも日本人なら1度は行っておきたいヒロシマ、世界遺産、戦争遺産。この世界の片隅にを見て呉にぜひ行ってみたいと思いました。
まだ行っていないかたの参考にもなればと思います。

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

初めてのバスタ新宿。友人と久しぶりに新宿で待ち合わせて、駅ビルでタイ料理と、喫茶店でコーヒーでゆっくりおしゃべりしました。
バスタ新宿周辺は食事をするところがありすぎて調べても迷うばかり。
バスは夜９時４５分ピッタリに出発。朝９時１０分まで体がもつか心配でしたが、
案外大丈夫でした。首だけちょっと凝りました。タオルや首枕で対策することをお勧めします。皆さん静かで一言もしゃべらず、カーテン付き３列シートは快適でした。外の景色は一回も見れないのが残念。でも光が漏れて安眠が妨げられるよりずっといいと思います。

時間通りで到着、呉に電車で向かいます。海を見ながらののんびり電車です。
呉線を３時間ずっと乗るのも良さそうです。いつか呉線制覇したいです。

駅でレンタサイクルを借りて港に着くとフェリー乗り場があってエレベーターで港をぐるっと一望できます。
呉が山に囲まれた地形で軍港にふさわしい形だったことがよくわかります。
少し曇っていましたが絶景でした。

　呉艦船ツアーへ。１１時のツアーにその場で予約。
平日はすいています。土日は予約が必要かも。２階席が絶対いいので早めに並ばなくてはいけないのでしょうか？
見どころ満載で超おすすめです。乗らなきゃ損、損です。１５００円の価値はあり。

呉は造船の町。作成中のタンカーがこんなに間近に見れます。この後赤い部分の途中から海に沈んで石油を運ぶそうです。

たくさんの自衛隊の船が見れます。横須賀よりずっと種類や数も多いと思います。
次々と出てくるので覚えられないほど。哨戒船、燃料補給船、ヘリコプターを乗せられたり、レーダーや大砲など様々なものを載せています。

潜水艦もたくさん。ツアー船に乗っている人たちは人が見えたら旗を振っていました。

潜水艦救難艇。

歴史も見える丘公園にある。正岡子規の句です。

歴史の見える丘公園も素晴らしかったです。建造中の船が見れます。
マニアでなくてもこんな景色は興奮すること間違いなし。戦艦大和もここで作られました。

人の大きさと比べると船の大きさがよくわかります。
造船技術は日本は世界一だと思いますが、

お昼なので皆さん休憩に行ってました。

お昼ご飯は名物海軍カレー。港からすぐのところにあるビルの二階にある呉ハイカラ食堂へ。名物の肉じゃがもついているセットを食べました。なつかしい感じの味でおいしかったです。店の中も自衛隊の船みたいになっていました。

大和ミュージアムへ。戦艦大和１０分の１サイズ。さっきタンカーを見たので大きさを想像できました。とても精巧に作られていてきれいでした。

ゼロ戦を上から見るのは初めて。これに乗ってたくさんの若者が戦場に散っていきました。

潜水艇かいてん。これに乗って敵船に向かう人の気持ちを推し量らずにはいられません。知覧の特効作戦もそうですがこんなものを作れてしまう日本人はなんなのかと世界の人は感じるでしょう。ナショナリズムの一言ではわからない日本人の特性といっていいのか。
こういうところへ来るたびに感じます。

呉の地形がよくわかります。

この辺の公園はゆっくりできます。ベンチや芝生などでコーヒーブレイク。

てつのくじら館へ。無料で見れる施設とは思えない充実ぶり。
自衛隊が世界中の海に眠る機雷を処理している説明が見れます。あきしお丸という本物の潜水艦を中まで見れるというのはすごいです。横須賀の三笠丸もよかったですがこちらもなかなか。

潜水艦の中から外が本当によく見えました。
片目をつぶらないほうが見やすいと教えてくれました。

この世界のかたすみでの絵が飾られていました。

マップは観光協会でもらえなかったので写真で。

呉駅。

広島へ到着。荷物をホテルへ。法華クラブ広島は、大浴場の温泉目当てで決めました。ドームやお好み村も近く、おすすめです。広島駅の近くよりこの辺に泊まるほうが広島らしさを感じることができます。紙屋町もすぐなので繁華街をぶらぶら歩けるのも楽しいです。

夕方の広島の街を歩きます。原爆ドーム、元安橋などこの辺にあるものすべてが原爆の痕跡だらけです。ヒロシマというカタカナで表す広島の街は何もかもが１４万人の人がたった一つの爆弾で亡くなったという現実があったことを忘れてはならないと世界中の人に伝えています。

整備された、きれいになった公園は、多くの人が住んでいた商店街であり、町屋だったことが信じられないような感じもします。
今はカフェがあったり、川の周辺をのんびりと歩いていている人ばかりです。

望遠レンズで中も撮りました。
がれきだらけのこの建物を残す決断は７４年たった今は意味があることだったと思います。

この建物は昔モダンで素敵な建物だったのでただ恐ろしい、むごい歴史を残すためではなく、残したいと思ったのだと思います。遠くから見るとより感じます。

朝、昼、夕方、夜、いろんな表情をしたドームを今回の旅では見ました。
私は早めの夕方行って、周りを見てから夜のライトアップも見るのをお勧めします。

お好み焼き長田屋へ。カウンターでビールと、広島カープサワーを飲みながらお好み焼きができるまでを見てから食べました。
ソースも選べたり、マヨネーズやレモスコをかけたり、ボリューム満点のお好み焼きは最高でした。一つでおなかいっぱいでした。

夜のライトアップ。