久しぶりの天王寺動物園

2020/01/30 - 2020/01/30

2017年元旦に行ったきり、ずっと行っていなかった天王寺動物園。

2歳のカワセミや生後3ヶ月のアシカがいなくなったり（カワセミは鶴見緑地公園近くのマンションで、アシカはアシカ池の下水施設でそれぞれ見つかった）、シマウマがエランドとケンカして角で腹を刺され死んだり、若いトラが原因不明で急死したり、昨年いろいろな事件があったこの動物園に久しぶりに行ってみた。

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

新世界の脇にあるエントランス

フラミンゴとハルカス

小太りのハイエナは呑気にあくび。

ケープハイラックス
（ハイラックス目ハイラックス科）

ライオンとハルカス

百獣の王ものんびりしたい時がある。

必要な時以外、ムダに動き回らないライオン。大事なことだよね。

ヒツジの原種と言われる、イタリア原産のムフロン。絶滅危惧品種二類。

3頭のお名前は「ツウ・テン・カク」。

ジャガー。野生でそろそろ寿命であるらしいけれど、まだまだ元気なルース（2008年9月29日生まれ）。

ぽっちゃりアナグマ。天王寺動物園にはぽっちゃり系が多い？

外で寛ぐアムールトラ。

間近でその美しさを確認。

チュウゴクオオカミ。この子はいつも走り回っている。大自然の中を走っているのが本来の姿なのだから、このような狭いところに押し込められたら、こうなっても不思議ではない。ちなみにネコ目イヌ科。

この子はうちに帰りたそうにしていた。まさに犬のようだ。

しばらくして諦めたのか、俯した。動物園は好きなんだけど、このような様子を目にすると、複雑な心境になる。

走り回る子もいれば、家に帰りたがる子もいる一方で、このように優雅な姿で落ち着いている子もいる。

アライグマ

太いシマシマの尻尾

平和的なヒツジ

長耳ヒツジ。新世界と太子エリアを結ぶトンネルにもこの子が描かれた絵が飾られている。

ヒツジはふれあい広場にいて、餌がカプセルに入れられて販売されている。

エランドとハルカス。

以前、キリンのハルカスちゃん（あるいはコウヤくん）とハルカスのツーショットが見られた。

ヒツジと通天閣

牛のようなヤギ

天王寺動物園はハルカスを眺めるのによいスポットでもある。

ジャコウネコ科のハクビシン

2002年から2003年にかけて大流行したSARSの際には、ハクビシンの持つウイルスが突然変異を起こしたものだという見解もあったけれど、のちにキクガシラコウモリこそが自然宿主であることが判明。一時的とはいえ、悪者にされて気の毒なハクビシン。

現在、世界を襲っている、武漢に始まった新型コロナウィルス（COVID-19）もコウモリが由来である可能性があると言われいる。エボラもコウモリ由来らしいから、ウイルスに対する耐性の高さは人類を遥かに凌ぐことになる。

イギリスでも元気に過ごしているのかな？

https://www.youtube.com/watch?v=UQ6gS5k95w4

コアラ館に入り、この子のおかなをのぞくと......

赤ちゃんコアラ

コアラ館ではコアラは見られず、亀が2頭。

マンドリン

フクロテナガザルの家族。2019年5月11日に生まれた赤ちゃんも。

寒さなどへっちゃらなペンギン

スタッフ用自転車

標高2500mぐらいのアンデス山脈に暮らすメガネグマ

ホッキョクグマも楽しそうに水遊びをしていた。

魔のお土産ショップ。

見ていると、買いたくなってしまうけれど、今回は難を逃れた......。

アシカの餌やりタイム

昨年末にウナ子ちゃん永眠。マイペースで生きるのがやはり長生きの秘訣だね。

アシカ池にいた鳥

リヤカー付き自転車

一昨年ラニー博子が死んで以来、新しいゾウは来ていない。

見に行った時間が遅すぎて、チンパンジーは既に帰宅済み。

小雨がぱらつくと、傘が貸し出される。

よいサービスだけど、貸してもらえる場所は限定されている。

閉園時間が近づき、夕陽を受けてハルカスが輝き出した。

入場料は500円だから、1年に4回以上行くなら、パスポート購入がよい。

新世界の歴史を見てきた通天閣。

この日も海外からの観光客が写真をたくさん撮っていた。

動物園は1人で行っても、とても楽しめる。入園料もリーズナブルだし、動物から学ぶこともあるから、必ずまた行く。

https://4travel.jp/travelogue/11146534（2016年7月）
https://4travel.jp/travelogue/11204381（2017年1月）