羽田発台北松山空港行きチャイナエアライン搭乗記

2020/02/01 - 2020/02/01

台湾へは一定期間毎に出掛けるのですが、最近はほとんどが日本航空の利用。　しかも料金の比較的お安い成田からの利用が大半です。　しかし今回の渡航に際し春節明けという時期もあってかJAL便は軒並み満席。　確保出来た羽田からの早朝コードシェアー便ビジネスクラスでの渡航となりました。　結果的には新型コロナウイルス騒動の影響か直前になって空席が出てきましたが、確保済みのチケットをキャンセルするわけにもいかず、そのまま出発します。　羽田からの中華航空便はともかく古い機材、成田に飛んでいるＡ３５０はともかくもＪＡＬも最近は悪評だったＢ７６７がほぼＢ７７７かＢ７８７に置き換わってしまったので機材的なランクでは相当に下がる印象です。　まあ、ＡＮＡも台湾線はろくな機材を使っていませんが、ビジネスクラスのシートの見た目的には私の知る限り成田発のＪＡＬ８０４便に使われるＢ７３７に次いで低レベルと思います。　「見た目」と表現したのは、見た目とは裏腹にシート自体の座り心地では一見豪華に見えるＪＡＬ７７７のヘリボーン配置のものなどにくらべクッションが厚くて比較的ふんわり座れるのは新たな発見です。　「フルフラット」などと真っ平らになることを売り物にしているシートは得てしてクッションが薄くペタッとしていますし、昔ながらの配置であるＪＡＬ７８７のシートも北米／欧州路線で酷使されたお下がりで見た目はともかくもクッションはへたっていて短時間といえとても座っていられるものではありません。　提供された機内食もグッド。　映画などエンターテイメントはＪＡＬのＭＡＧＩＣ５レベルでどうしようもありませんが、これも仕方がないでしょう。　　　新型コロナウイルス騒動で空港職員／ＣＡほか搭乗員も全員マスク姿。　降り立った台北も市内を歩く人達は全てマスク姿で異様な光景ですが、待ちの活気は台湾そのものでした。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円

７時５０分発のチャイナ便に乗るには結構早く羽田に来なければなりません。

３月からの国際線増便にむけJALは自社ラウンジのリニューアル中、TIATラウンジはデルタ新規自社ラウンジ開設のため、それぞれ工事中で案内されるラウンジが変わっています。

案内されたラウンジはJALスカイビュー。　以前はサクラと同格の扱いでしたが現在はリニューアル中のファーストラウンジの代役を務めています。　　ここはダイニングエリアですが以前と変わっていません。

本来のファーストラウンジのようなホットミールは期待出来ず、サクラ同様の内容です。

一番奥の、展望エリアになっていたところがリニューアルされ座席数が増えています。

朝一番とあってほとんど人が居ません

ここは以前と同じ調度品

リキュールのラインナップ。　ファーストレベルとサクラの中間くらいの品揃え？

こちらは別のコーナーのリキュール類

スクランブルエッグにウインナーです

こちらは和風に卵焼きと明太子

羽田増便を知らせるポスターですね

ラウンジで時間を過ごす間もなく搭乗時間に

乗り込みます。　機材はＡ３３０－３００，期待はしていませんでしたが古めかしいシートです。　ただ座った瞬間の柔らかな座り心地は短距離便ではむしろ心地よいものと思います。

チャイナはウェルカムドリンクとともにおつまみが付くのが良いですね。

古めかしいシートですがリクライニングは電動。　　以前は手動だったような？

エンターテイメントも同様に古いもの

コントローラー

離陸へ向け移動します。　いかにも国際線ターミナルっぽい風景。

朝ですが着陸機が絶えず、滑走路横断前でストップ

ＪＡＬも来ます

離陸しましたが、雲の切れ間から陽が差す場所と陰となる場所がはっきりと分かれています。

雲の上まで上がると、富士山が雲の上に顔をだしていました。

静岡辺りは雲が切れ、富士山もくっきり

南アルプス周辺も綺麗です。　真っ白な甲斐駒ヶ岳。

伊勢湾

霧島付近の火口

鹿児島空港

食事です。　メニューがカラフル。

朝ですのでソフトドリンクを。　「なんとか汽水」とありますがわかりますか？　　ジンジャエールです。

朝食は３種類から選択。　　中華、洋食、和食、です。　　乗っている台湾人達はこぞって「和食」。　私は中華風を選んでみました。　　なお、ＪＡＬ便の場合は朝乗っても昼に乗っても夜に乗っても全く同じ内容ですので、「朝食」としてサービスするチャイナは良く手を掛けていると思います。

その「中華風朝食」。　チャーハンの上にチャーシューが載っています。

チャーシューの下はチャーハン。　チャーシューが美味しかったです。

食後のコーヒー

この時期は偏西風に逆らって飛びますのでいつもより時間が掛かり台北までほぼ４時間。　　桃園空港行きとちがい松山行きの場合は基隆のあたりから台湾上空に入り台北の街を北から南に横切ってから右旋回で松山にアプローチします。　　生憎と曇り模様ですが雲の切れ間から台北市街。

林口の辺りで大きく右旋回し最終アプローチに入ります。

だいぶ高度が落ちて眼下には中山北路

到着です。　地上係員もマスク姿！

以上で搭乗記は終了ですが、今回泊まったホテルの様子を。　民生東路と建国北路の交差点辺りに最近出来た外資系ホテルです。　まあ安くはないですが他の外資系に比べればリーズナブルな料金？　なにより全てが新品で。

ベットを反対から。　角部屋でしたので２方向に窓があり明るい部屋でした。

トイレ／シャワーです。

外資系ですがシャワートイレ

この時期の台北では暖房機能が助かります。

部屋は北向きで、陽明山、円山方向の展望は最高でした。　円山ホテルをかすめて着陸するチャイナエア機。　　（コンデジの超望遠ですのでこの程度で勘弁ください）

ついでにこれは以前別のホテルの窓から写したもの。　ホテルは民族東路と林森北路の交差点付近。　

この旅行記へのコメント （4）

• マダムKさん 2022/07/07 18:07:14

  台湾に行きたいです

  Kちゃんさま
  
  いつもご訪問、たくさんのいいねをありがとうございます。
  
  台湾は何度か予約したものの都合が悪くなりキャンセルしたのでまだ行ったことがありません。
  定期的に台湾にいらしていたとのこと、隅々まで詳しいんでしょうね。
  食事も美味しいと聞きます。
  早く行かれるようになって欲しいです。
  
  K

  Kちゃんさん からの返信 2022/07/11 13:41:52

  Re: 台湾に行きたいです

  いつもお立ち寄り頂いたうえ、コメントまで頂戴しありがとう御座います。
  コロナ以前は毎月のように出掛けていた海外（ほとんどは業務渡航の台湾）もサッパリ。　１０年以上維持していたＤＩＡも今年はお情けポイントでやっとプレミア。　来年はただのＪＧＣになってしまいます。

• イトウさんさん 2020/04/24 20:36:22

  こんにちわ。

  Ｋちゃんさん。
  
  先ずは、いいね有難うございます。コロナで旅も行けず、そして旅行記も・・・
  昨年のバンクーバー。イトウさんさんの最新旅行記です。
  
  5月連休は、ドーハ経由リスボンのカタール航空Ｑスイートでしたが、キャンセル。
  今日再度、カタール航空から確認の電話がありました。手数料なしの払い戻し。
  
  ところで、ＫちゃんさんのチャイナＣクラス。イトウさんさんにとっても久しぶり。
  Ａ３３０－３００だっけ。Ｃクラスでも２列だよね。成田⇔桃園でだいぶ利用しました。機内食はワゴンでなく一人一人だから時間かかるね。アルコール好きだからビール＆ワインを一緒だった。でも、機内食は美味しかった。
  
  今は運行していないかもしれないけど、Ｂ７４７－４００のＣは、かつてのファーストだったので、１Ａは、最高の席でした。
  
  早く旅に出れることを・・・・皆さん思っていますね。ＢＹイトウさんさん。

  Kちゃんさん からの返信 2020/04/27 14:24:58

  RE: こんにちわ。

  寄って頂いてありがとう御座います。
  昨年／一昨年とそれこそ毎月のように出掛けていた台湾へも２月以来出掛けられなくなりました。　このときはお昼までに台北の事務所に顔を出すためにホント何年ぶりかでチャイナをつかいましたが、チャイナ羽田便のＣ席は本当にショボイですね。　それでもつい昨年まで運行していたＪＡＬの７６７スカイラックスよりは？　てな感じでしょうか。　台湾へはそれこそＥＧ日本アジア航空の時代から（もっと言えばチャイナだけ羽田の時代から）通っています。　ＥＧの頃やＥＧからＪＡＬになったころはそれこそ７４７全盛時代。　台湾便へもハワイ線用お古のリゾッチャや−４００になっても欧米線用お古が廻ってきて機首部分のＦ席解放を楽しんだものです。　沖田艦長席なんてのも懐かしいです。
  
  
  > ところで、ＫちゃんさんのチャイナＣクラス。イトウさんさんにとっても久しぶり。
  > Ａ３３０?３００だっけ。Ｃクラスでも２列だよね。成田⇔桃園でだいぶ利用しました。機内食はワゴンでなく一人一人だから時間かかるね。アルコール好きだからビール＆ワインを一緒だった。でも、機内食は美味しかった。
  >
  > 今は運行していないかもしれないけど、Ｂ７４７?４００のＣは、かつてのファーストだったので、１Ａは、最高の席でした。
  >
  > 早く旅に出れることを・・・・皆さん思っていますね。ＢＹイトウさんさん。