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スリランカの観光といえば、何といってもシギリヤ・ロックです。<br />熱帯のジャングルから突出した岩山を登り、1500年前に描かれた美女を眺めつつ、頂上からは360度の展望を楽しむというのが定番ですが、乾期にもかかわらずとっても蒸し暑いスリランカの気候で、熱中症の危険を感じた私は登頂をしないことを選択しました。暑いだけなら問題ないのですが、蒸し暑い中での運動では汗が乾かず、体温の上昇により目眩を起こしてしまうのです。<br />かつては500体も描かれていたというシギリヤ・レディも今や18体を残すのみで、2015年12月30日からは撮影が禁止されています。それでも隠し撮りをしようとする輩が後を絶たず、罰金50,000ルピー(3万円)を払った日本人が2人いたそうです。全く恥ずかしいことです。<br />記憶力が衰えてきた昨今、見たこと、聞いたことはドンドン記憶から消えてしまい、写真を眺め、メモを読んでかろうじて記憶を呼び戻す私ですから、博物館の写真で十分という判断をしたのです。<br />旅の日程は次のとおりです。<br />1月28日(火)京成成田 → 成田国際空港 → UL455 スリランカ航空 <br />→ コロンボ(バンダラナイケ)国際空港 → ペガサスリーフホテル<br />1月29日(水)ホテル → アヌラーダプラ → ダンブッラ → シギリヤビレッジ<br />1月30日(木)ホテル → シギリヤロック → キャンディ → ホテルトパーズ<br />1月31日(金)ホテル → コロンボ → コロンボ(バンダラナイケ)国際空港 → UL454<br />2月1日(土)成田国際空港到着<br />本編は、シギリヤ到着からシギリヤ出発までを纏めています。

シギリヤ・ロックは無理して登らなくても楽しめた

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2020/01/29 - 2020/01/30

58位(同エリア586件中)

FUKUJIRO

FUKUJIROさん

スリランカの観光といえば、何といってもシギリヤ・ロックです。
熱帯のジャングルから突出した岩山を登り、1500年前に描かれた美女を眺めつつ、頂上からは360度の展望を楽しむというのが定番ですが、乾期にもかかわらずとっても蒸し暑いスリランカの気候で、熱中症の危険を感じた私は登頂をしないことを選択しました。暑いだけなら問題ないのですが、蒸し暑い中での運動では汗が乾かず、体温の上昇により目眩を起こしてしまうのです。
かつては500体も描かれていたというシギリヤ・レディも今や18体を残すのみで、2015年12月30日からは撮影が禁止されています。それでも隠し撮りをしようとする輩が後を絶たず、罰金50,000ルピー(3万円)を払った日本人が2人いたそうです。全く恥ずかしいことです。
記憶力が衰えてきた昨今、見たこと、聞いたことはドンドン記憶から消えてしまい、写真を眺め、メモを読んでかろうじて記憶を呼び戻す私ですから、博物館の写真で十分という判断をしたのです。
旅の日程は次のとおりです。
1月28日(火)京成成田 → 成田国際空港 → UL455 スリランカ航空
→ コロンボ(バンダラナイケ)国際空港 → ペガサスリーフホテル
1月29日(水)ホテル → アヌラーダプラ → ダンブッラ → シギリヤビレッジ
1月30日(木)ホテル → シギリヤロック → キャンディ → ホテルトパーズ
1月31日(金)ホテル → コロンボ → コロンボ(バンダラナイケ)国際空港 → UL454
2月1日(土)成田国際空港到着
本編は、シギリヤ到着からシギリヤ出発までを纏めています。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
阪急交通社
  • ダンブッラからシギリヤへ移動しました。<br />今夜はシギリヤ・ビレッジというホテルに泊まります。

    ダンブッラからシギリヤへ移動しました。
    今夜はシギリヤ・ビレッジというホテルに泊まります。

  • 真っ暗ですが、コテージ泊です。ヤモリの鳴き声が聞こえていました。

    真っ暗ですが、コテージ泊です。ヤモリの鳴き声が聞こえていました。

  • 古いですが、お部屋は広いです。風呂はシャワーのみ、wifiもフロント周辺しか繋がりませんでした。コンセントはBF型とC型がありました。

    古いですが、お部屋は広いです。風呂はシャワーのみ、wifiもフロント周辺しか繋がりませんでした。コンセントはBF型とC型がありました。

  • 早朝、テレビを付けたらお経が流れていました。

    早朝、テレビを付けたらお経が流れていました。

  • 私の泊まったコテージ、1棟に2部屋です。

    私の泊まったコテージ、1棟に2部屋です。

  • ロビーとレストラン。

    ロビーとレストラン。

  • ロビーには池もありました。

    ロビーには池もありました。

  • 朝食です。左下の四角いものはミルクライス。ご飯をココナツミルクで炊いたものです。ここのミルクライスが一番美味しかった。

    朝食です。左下の四角いものはミルクライス。ご飯をココナツミルクで炊いたものです。ここのミルクライスが一番美味しかった。

  • レストランから、プール越しにシギリヤ・ロックが見えています。

    レストランから、プール越しにシギリヤ・ロックが見えています。

  • 猫もいました。

    猫もいました。

  • 車で約10分。外国人入り口に到着。世界遺産のマークが出ていますが、世界遺産のエリアは400mぐらい先からです。

    車で約10分。外国人入り口に到着。世界遺産のマークが出ていますが、世界遺産のエリアは400mぐらい先からです。

  • 入場券売り場の建物は、シギリヤ遺跡博物館と一緒です。<br />遺跡博物館の展示物は撮影禁止ですが、本物そっくりに再現されているシギリヤ・レディのレプリカは撮影OKです。<br />

    入場券売り場の建物は、シギリヤ遺跡博物館と一緒です。
    遺跡博物館の展示物は撮影禁止ですが、本物そっくりに再現されているシギリヤ・レディのレプリカは撮影OKです。

  • こちらはアフリカ系の美女。

    こちらはアフリカ系の美女。

  • 裸に見える右の美女は、透けて見える衣装を纏っています。<br />左の女性はその侍女。

    裸に見える右の美女は、透けて見える衣装を纏っています。
    左の女性はその侍女。

  • 岩に漆喰を塗り、生乾きの状態で絵を描いています。後世のフレスコと同じ手法です。システィーナ礼拝堂もフレスコですね。

    岩に漆喰を塗り、生乾きの状態で絵を描いています。後世のフレスコと同じ手法です。システィーナ礼拝堂もフレスコですね。

  • シギリヤ・レディ。

    シギリヤ・レディ。

  • シギリヤ・レディ。

    シギリヤ・レディ。

  • シギリヤ・レディ。

    シギリヤ・レディ。

  • シギリヤ・レディ。

    シギリヤ・レディ。

  • シギリヤ・レディ。

    シギリヤ・レディ。

  • シギリヤ・レディ。

    シギリヤ・レディ。

  • 危険な登山をしなくてもシギリヤ・レディを見られる博物館は最高でした。

    危険な登山をしなくてもシギリヤ・レディを見られる博物館は最高でした。

  • セナラス・パラナヴィトナ先生の像。セイロン大学の考古学の先生でした。シギリヤ・ロックの世界遺産登録に尽力されました。

    セナラス・パラナヴィトナ先生の像。セイロン大学の考古学の先生でした。シギリヤ・ロックの世界遺産登録に尽力されました。

  • 入場券はペラペラの紙でした。外国人は、入山料と博物館を合わせて30ドルです。

    入場券はペラペラの紙でした。外国人は、入山料と博物館を合わせて30ドルです。

  • この階段から1段目が始まります。頂上までは1,202段といわれています。<br />そして、ここから先が世界遺産になります。

    この階段から1段目が始まります。頂上までは1,202段といわれています。
    そして、ここから先が世界遺産になります。

  • 参道の左右はウォーターガーデンになっています。

    参道の左右はウォーターガーデンになっています。

  • 参道の左右はウォーターガーデンになっています。

    参道の左右はウォーターガーデンになっています。

  • サマーテラス。

    サマーテラス。

  • 噴水。雨期には実際に水を通すことがあり、ガイドさんは20cmぐらい吹き上げているのを見たそうです。

    噴水。雨期には実際に水を通すことがあり、ガイドさんは20cmぐらい吹き上げているのを見たそうです。

  • 黒檀の樹。

    黒檀の樹。

  • シギリヤ・ロックに登るのは涼しい朝が良いといわれていますが、西の門から入場するとずーっと逆光です。

    シギリヤ・ロックに登るのは涼しい朝が良いといわれていますが、西の門から入場するとずーっと逆光です。

  • これより近づくと岩山の全容が見えません。

    これより近づくと岩山の全容が見えません。

  • この辺りから本格的に階段が続きます。<br />涼しい午前中に、なんてのは嘘です。朝の9時で蒸し暑く、前日、軽い熱中症を感じていたので、無理をせずに周辺を散策することにしました。

    この辺りから本格的に階段が続きます。
    涼しい午前中に、なんてのは嘘です。朝の9時で蒸し暑く、前日、軽い熱中症を感じていたので、無理をせずに周辺を散策することにしました。

  • ライオン岩。10枚1ドルの絵はがきから転写。<br />どちらにしても一番の見どころであるシギリヤ・レディは撮影禁止なので、見ただけでは記憶に残りません。どうせなら博物館で時間を過ごせば良かったかも。

    ライオン岩。10枚1ドルの絵はがきから転写。
    どちらにしても一番の見どころであるシギリヤ・レディは撮影禁止なので、見ただけでは記憶に残りません。どうせなら博物館で時間を過ごせば良かったかも。

  • カッサパ1世(在位477~495年)時代のイメージ。<br />高さ約200mの頂上には宮殿が建てられていました。

    カッサパ1世(在位477~495年)時代のイメージ。
    高さ約200mの頂上には宮殿が建てられていました。

  • 「八角形の池」と名前がついています。

    「八角形の池」と名前がついています。

  • 岩の隙間を抜けて「碑文の洞窟」へ。

    岩の隙間を抜けて「碑文の洞窟」へ。

  • 「碑文の洞窟」の中は真っ暗で見えませんでした。

    「碑文の洞窟」の中は真っ暗で見えませんでした。

  • 洞窟の外にはお猿さんがたくさんいました。

    洞窟の外にはお猿さんがたくさんいました。

  • 修道院の跡がありました。

    修道院の跡がありました。

  • 修道院の跡。

    修道院の跡。

  • かつては王の関係者が住んでいたらしく、壁には漆喰が塗られ、そこに絵が描かれていた痕跡があります。修道院に転用された際に、修行の邪魔だということで絵を剥がしました。

    かつては王の関係者が住んでいたらしく、壁には漆喰が塗られ、そこに絵が描かれていた痕跡があります。修道院に転用された際に、修行の邪魔だということで絵を剥がしました。

  • 仏塔の跡。

    仏塔の跡。

  • 仏塔の跡。

    仏塔の跡。

  • 修道院のための施設が建てられていた跡。

    修道院のための施設が建てられていた跡。

  • 岩に張り付いている樹木。すごい生命力です。

    岩に張り付いている樹木。すごい生命力です。

  • 案内板もなければ柵もないので、適当に進みます。

    案内板もなければ柵もないので、適当に進みます。

  • コブラ岩に出ました。なるほど鎌首を持ち上げた蛇に似ています。<br />登頂した人たちの多くは、コブラ岩の前を通って下山します。

    コブラ岩に出ました。なるほど鎌首を持ち上げた蛇に似ています。
    登頂した人たちの多くは、コブラ岩の前を通って下山します。

  • コブラ岩から下を見た景色。

    コブラ岩から下を見た景色。

  • リスがいました(写真中央)。

    リスがいました(写真中央)。

  • 漆喰跡が残る洞窟。

    漆喰跡が残る洞窟。

  • 漆喰跡を見ていると、これが絵に見えてしまいます。

    漆喰跡を見ていると、これが絵に見えてしまいます。

  • こちらの洞窟も住居の跡。

    こちらの洞窟も住居の跡。

  • 内部はきれいに修復されています。

    内部はきれいに修復されています。

  • 石と土で内部を仕切っています。

    石と土で内部を仕切っています。

  • 洞窟内に入ることもできます。古人の匂いを感じます。

    洞窟内に入ることもできます。古人の匂いを感じます。

  • デラニヤガラ洞窟。修道僧の住居跡。

    デラニヤガラ洞窟。修道僧の住居跡。

  • かつて、女性の絵が描かれていたと推定され、僧侶が消したものの、わずかな痕跡が残されています。

    かつて、女性の絵が描かれていたと推定され、僧侶が消したものの、わずかな痕跡が残されています。

  • こちらの岩にも何かの加工をした痕跡があります。

    こちらの岩にも何かの加工をした痕跡があります。

  • まだまだ見足りないのですが、皆さんが下山する時刻に近づいたので、駐車場に移動しました。

    まだまだ見足りないのですが、皆さんが下山する時刻に近づいたので、駐車場に移動しました。

  • 駐車場の回りには売店がいっぱいでした。氷は怖いのでノーアイスのパイナップルジュースを飲んでいたら、登頂を終えた皆さんと合流しました。

    駐車場の回りには売店がいっぱいでした。氷は怖いのでノーアイスのパイナップルジュースを飲んでいたら、登頂を終えた皆さんと合流しました。

  • 頂上まで登った方には証明書が発行されました。<br />もちろん、私はもらえません。それでも十分楽しみました。<br />ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

    頂上まで登った方には証明書が発行されました。
    もちろん、私はもらえません。それでも十分楽しみました。
    ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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