2020/01/28 - 2020/01/29
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FUKUJIROさん
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13世紀にユーラシア大陸を旅したマルコポーロは、スリランカを訪れ「世界で一番素晴らしい」と讃えています。
東方見聞録には誇張が多いのですが、北海道より一回り小さな島の中に世界遺産が8つもあるのですから、魅力がたっぷり詰まっていることは間違いないでしょう。
昨年はこの時期にインドのムンバイに行ったのですが、乾期で過ごしやすかったので、今年はインドの南東に位置するスリランカを訪ねてみようと思いました。
昨年4月にスリランカで同時爆破テロがあり、多くの犠牲者が出ました。日本人も一人亡くなっています。
しばらく渡航は無理だと思っていたのですが、意外と早く治安が回復したようで安全宣言が出され、しかも今年1月31日までの入国ならビザ(ETA)が無料でした。
ということで、トラピックスの3泊5日で世界遺産を4ヶ所観光するツアーに参加しました。内容は充実していましたが、スリランカはムンバイよりも蒸し暑く、朝早くから移動しホテル到着が夜というスケジュールはかなりハードでした。
心配性の私は、出発10日前に厄除けの御利益がある小網神社にお参りし、安全祈願をしたのでした。
旅の日程は次のとおりです。なお、28日は関東地方でも降雪の予報だったので、急遽前泊しました。
1月28日(火)京成成田 → 成田国際空港 → UL455 スリランカ航空
→ コロンボ(バンダラナイケ)国際空港 → ペガサスリーフホテル
1月29日(水)ホテル → アヌラーダプラ → ダンブッラ → シギリヤビレッジ
1月30日(木)ホテル → シギリヤロック → キャンディ → ホテルトパーズ
1月31日(金)ホテル → コロンボ → コロンボ(バンダラナイケ)国際空港 → UL454
2月1日(土)成田国際空港到着
本編は、UL455搭乗からダンブッラまでを纏めています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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寒い日本、出発前日の天気予報では関東地方も大雪の恐れということだったので、成田駅前に前泊しました。
初めて乗るスリランカ航空の機内安全ビデオはかわいいアニメーションでした。 -
このビデオを撮っていたら、CA(おっさん)に注意されました。Why?
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定刻11:20にドアクローズし、離陸は11:45。13時に機内食が出ました。英語ができない私には何故かベジタリアンメニューが提供されてしまい、韓国風野菜のビビンバ丼でした。これも見た目よりも美味しかったです。
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お昼ご飯から5時間、タイの上空まで飛んできました。
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スリランカ時間では13時を過ぎたところですが、夕食が提供されました。
海老と卵のチャーハン。これも美味しかったです。 -
あと2時間ほど飛行します。タイやミャンマーと比べるとスリランカは遠いです。
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18:05着陸。コロンボのバンダラナイケ国際空港は撮影禁止ですが、空港内のお釈迦様は撮影OKでした。ただし、仏様にお尻を向けてはいけません。
因みに空港で両替しました。50米ドルが8,990ルピーでした。 -
空港から小1時間でペガサスリーフホテルに着きました。
お部屋は広くてきれい、バスタブもありました。
コンセントはマルチタイプで、A型がそのまま差せました。 -
翌朝、浜へ出てインド洋(ラッカディブ湾)を見ました。
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警備をしていたおじさんの話では、沖の船は海老捕り漁、手前の防波堤では雲丹が捕れるそうです。
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正面がホテルのレストラン棟。
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控え目な朝食。メニューは豊富ですが、お腹に刺激の少ないものを選びました。
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スリランカの街には銅像や記念碑がいっぱいあって、歩いて回りたいです。コロンボから北上するこの辺りにはキリスト教に改宗したシンハラ人が多く住んでいます。
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運動会の練習。スリランカの学校は2月に運動会を行うそうです。
学校は1年生~9年生まで義務教育は全て無料です。国立大学も無料です。 -
椰子殻を積んだトラック。椰子殻は燃料になります。
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Chilaw Fish Market。
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魚市場の近くにあるレストハウスで休憩。
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スリランカの公用語であるシンハラ語(上)とタミル語(中)で表示しています。
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私たちのバス。ボルボ製でした。
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海へ続く道。
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インド洋。
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スリランカのスリー・ウィーラー(トゥクトゥク)は基本的にメーター制なので安心。
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川の中に人がいます。グーグルマップでは、ここを露天風呂と表示していますが・・・むやみに信用してはいけません。
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アヌラーダプラの街に着いて昼食です。
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水牛のヨーグルト。酸味が強いけれど、美味しいです。
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紀元前3世紀頃、スリランカに上座部仏教が伝搬し、同じ頃にシンハラ人がアヌラーダプラを首都とする王国を築いています。
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靴の預かり所。スリランカの仏教施設では靴を脱ぎます。靴を預けるのに1ドル必要です。ただし、靴下OKなのが炎天下ではありがたい。
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たぶん入場料です。1,200ルピー、700円ぐらい。世界遺産の価格。
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1982年に世界遺産に登録された聖地アヌラーダプラ、その構成資産のスリー・マハー菩提樹を見学します。
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敷地の中央部分が高くなっており、そこに立つ樹らしいのですが。
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基壇に上がる場所まで回っていると、途中に格子窓がありました。
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格子から覗くとお賽銭が投げ込まれていますが、この場所は紀元前3世紀に造られたらしいのです。
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開門前に来た信者は、門の外で祈りを捧げていました。
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階段脇のガードストーン(守門神)。
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階段下のムーンストーン。花崗岩に輪廻転生を浮き彫りした半月型の敷石です。スリランカでは、お店の入り口にも同じような飾りがありました。
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階段脇のガードストーン(守門神)。
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平日だったからか、参拝者は女性が中心でした。
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中央の細い枝が、ブッダが悟りをひらいたといわれる菩提樹の分け木だそうで、樹齢2000年をこえていても太くならない神秘の木です。
スリー・マハー菩提樹を見るために世界中の仏教徒が訪れています。 -
分け木を運んだときのイメージ像です。
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歩いてルワンウェリ・サーヤ大塔へ移動します。
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途中にも遺跡が点在しています。
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途中にも遺跡が点在しています。
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真っ白なルワンウェリ・サーヤ大塔が見えました。
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ルワンウェリ・サーヤ大塔は残念ながら世界遺産ではありません。
とっても壮麗です。 -
ここから先は靴を脱いで進みます。
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紀元前2世紀に建てられた高さ70m以上の仏塔です。
完成してから内部には誰も立ち入ったことがありません。 -
基壇の左右にはたくさんの象。
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基壇の左右にはたくさんの象。
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ルワンウェリ・サーヤ大塔を建てる際には、たくさんの象を使役したため、象に感謝を捧げているんだそうです。
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時計回りに回りながら間近で見上げると、最上部が光っているのですが・・・
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最上部にはサファイアの飾りがついているそうです。
コロンボの国立博物館に本物が展示されています。 -
説明図がありました。
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車で5分ほど離れたイスルムニア精舎に移動しました。
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本堂は工事中で見られませんでした。
極彩色の涅槃像が横たわっているそうです。 -
世界遺産となっている僧院の内部です。岩をくり抜いて造られていることから、ロック・テンプルとも言います。
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世界遺産となっている僧院の内部です。正面はガラスが光ってしまい、よく見えませんでした。
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世界遺産となっている僧院の内部です。
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僧院に向かって右の岩には彫刻があります。嵐の神と馬。
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象の彫刻。四角い穴にコインを投げ入れることができれば幸運になるとか、といっても、最近広まった話だそうです。
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隣の宝物殿が小さな博物館になっています。
王宮の庭園で発見された「王族の像」。中央にドゥッタガーマニー王(紀元前161年~ 紀元前137年)と正妻、左にサーリヤ王子、右端には王子の恋人マーラが彫られています。 -
「恋人の像」(4-6世紀)、サーリヤ王子と恋人のマーラです。低いカーストのマーラを妻とするため、王子は王位を捨てたと伝わっています。
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「王と妃」の像。
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全体を写した写真がトンデしまったのでこんな写真ですが、僧院のある岩山に上ることができます。とても見晴らしが良いそうです。
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次にダンブッラを目指しました。
ダンブッラの黄金寺院は、17時までに入場しないといけないので、バスをとばして10分前に到着しました。 -
ここから約200段の階段が続きます。
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乾期というのに蒸し暑く、かなり厳しいです。
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お猿さんがいっぱいいました。中国人が餌付けしてしまい、現地でも困っているそうです。
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ダンブッラの黄金寺院は5つの石窟からなります。ここがその入り口です。
1991年に世界遺産に認定されました。手前から第1窟となり、奥へ進むほど新しくなります。諸事情があって、写真は掲載できません。 -
もうすぐ日没です。
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反対側の景色。
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登り口とは別の駐車場側に降りてきました。巨大な仏陀像の背中が見えました。
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内部は博物館になっていますが、時間切れのためホテルへ移動しました。
この日の気温は35℃まで上がったようで、思っていたよりも蒸し暑く、汗かきの私は軽い熱中症になってしまいました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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