年末年始はイタリアで②　ベネチア離島めぐりとバーカロ体験編

2019/12/29 - 2019/12/31

ヴェネツィア2日目は離島めぐりへ。

当初ムラーノ島、ブラーノ島、トルチェッロ島あたりに行こうかと思っていたのだが、
意外とヴァポレットの便が少ないのと、なかなか行きにくく、島をめぐるとスケジュールが
厳しくなるかと思い、今回ムラーノ島だけにしぼって行くことにした。

また、夜はバーカロ（バル）めぐりツアーをベルトラで申し込んでいたので、夕飯を食べに
出かけた。

この日はめいっぱいヴェネツィアを堪能。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目の朝。

前日夜早く寝たのと時差ボケで早めに目が覚める。

朝7時くらいからは徐々に夜が明けてきた。

ホテルの部屋からこの景色。

7:30くらいになるとだいぶ明るくなってきた。

朝食付プランにしていたので、朝ごはんを。

レストランで食べたが種類も多くておいしかった。

特にハム、生ハムの種類が多く、ヨーグルトの種類も多かった。

サラダもありバルサミコ酢をかけていただいた。

あと生しぼりオレンジジュース機もある。

さらに珈琲は頼めばカプチーノやエスプレッソをもってきてくれて
イタリアらしい朝ごはんに。

というかついつい食べすぎる。バイキングは。

お腹もいっぱいになり、トイレも済ませて、
いざムラーノ島へ。

ホテルを出て歩いて５分くらいのところにあるヴァポレットの停留所を目指す。

外は寒い。気温は2度くらいだが風がありもっと寒く感じた。

そしてこちらが、ヒルトンから最寄りの停留所「Palanca」。パランカと読むのでしょうか。

こちらでムラーノ島までそのまま行ける4.1番のヴァポレット（水上バス）を待つ。

船は20分に1本くらい出てる感じ。

この黄色いところが船の待合室だが、浮き桟橋なので揺れる。

朝ごはんでお腹いっぱいで船待ってるだけで酔いそうだったので、
少し離れて待つ。

またこの近辺にはコープがあるようで、皆さん買い物をしにこの島に
来てヴァポレットに乗って自宅へ戻る人が多かった。
特にこの日は12月30日で年末の買い物なのか、人が多かった。

昨日購入しあ４８時間券を利用し、検札機へタッチして乗り場へ。

ヴァポレットに乗り込み、席も空いていたので座っていけた。

途中サンマルコ広場や各停留所をまわる。

本島側最後のフォンダメンテヌオーゴの停留所を出る頃には
満席で立っている人も満員電車状態。

ムラーノ島最初の停留所のcolonna(コロナ)の停留所でだいぶ降りた。

我々はそのまま終点のMuseo(ミュゼオ）まで乗船。

こちらミュゼオの停留所。文字どおり近くに博物館がある。

特にムラーノ島での予定を決めてなかったので、しばし周辺を散策。

ガラスの島らしく、ガラスを売っている店がいっぱいあった。

ただ、どれも高い。なかなか手が出ず。

またヴェネツィアの中心街とは少し違った雰囲気。

天気がよくてよかった。

青い空と海が映える。

とりあえずトイレにも行きたかったので、ガラス博物館へ。

意外とわかりにくく、ミュゼオの停留所出て右のほう進むと
あらわれる。

こちら入館料１２ユーロ。中にロッカーがあり、リュックを預けて入館。

中には無料のトイレもあり助かる。

いろいろなムラーノ島のガラスの展示があり、なかなかおもしろかった。

館内にはミュージアムショップもあり、ガラス製品も売っているが、結構高く、なかなか手がでなかった。

外に出ると日の光が海を照らしていた。

博物館のある運河はこんな感じ。

さらに奥まで進む。

サンティ・マリア・エドナート協会に出た。

小腹がすいたので、教会近くのこちらのリストランテへ入ってみた。

ドリンクのみか食事かを聞かれ、食事だと席へ案内される。

ドリンクのみはカウンターで立ち飲みのようだった。

11時30分くらいでまだ席は空いていたが、徐々に混みだしてきて
30分もすると満席になっていた。
タイミングよかった。

当初はベネチア名物ボンゴレパスタを頼もうと思ったのだが、今日はないとのことでおすすめを聞いたら「ズッパ」だというのでよくわからずに注文。

朝のバイキングを食べすぎてそんなにお腹もすいてなかったので、
サラダとズッパを頼み妻とシェアすることに。

サラダも結構な量だった。バルサミコ酢でいただく。

さらにパンとクラッカーもついてきたので、オリーブオイルでつまむ。

こちらが「ズッパ」。

ブイヤベースのような感じで魚介が入っていて、出汁もきいていて、
見た目よりもかなりおいしかった。

お腹いっぱいになり、再び運河散策。

やがてコープを発見。水やちょっとしたお菓子などを購入。

サンピエトロマルティーレ教会のほうから、コロナの停留所方面へ歩く。

途中もガラス屋が軒を連ね、ところどころ立ち寄るが高い。
さらに持って帰る途中割れないか心配で結局購入はしなかった。

途中トイレに行きたくなったのと、歩き疲れでカフェへ立ち寄る。

カフェラテを注文。

グラスが熱くてなかなか持てなかった。

が、ここのトイレは便座がなく、男性は不便ではないが女性はたいへんそう
だった。

この後コロナの停留所からヴァポレット4.1の船に乗り、サンタルチア駅を目指す。

ムラーノ島最後の停留所ということでヴァポレットは満員。
立って乗った。

が、対岸のフォンダメンテヌオーボで皆降りて、そこからは座っていくことができた。

そしてサンタルチア駅の停留所へ。

ヴェネツィアはどこを見ても絵になる光景。

サンタルチア駅。

前回イタリアに来た時は、ミラノから特急でここに到着し、この駅から
出て見た光景が初ヴェネツィアの光景。

それに圧倒されたのを覚えている。

10数年ぶりの再訪。

中に入ると改札はなくホームまで行けたので止まっている電車を撮影。

イタリア国内や、オーストリアへ行く列車が止まっていた。

翌日乗るイタロ。

ちょうどミラノからの列車が到着。

ただ、30分遅れとなっていた。

海外の列車は見ているだけでおもしろい。

また電光掲示板を見て行先をもるのも楽しい。
特に国際列車は夢をかきたてられる。

駅構内にはいろいろなお店があり、スーパーやお土産物屋をのぞく。

そして今回初ジェラートを４トラベルの口コミで人気の高かった
VENCHIのチョコレートジェラートを食べてみた。

2種類のフレーバーが選べてヘーゼルナッツとミルクチョコにしてみた。

チョコがおいしくて濃厚。おすすめです。

イタリア各地でみかけたのでこの後も食べちゃいました。

ピッコロという1番小さいサイズで3.2ユーロだった。カップかコーンかも選べます。

さらにこのお店東京の銀座にもあり、帰国後行ってみたらやっぱりおいしかった。
ただ東京はピッコロで７００円くらいと高めです。

意外とサンタルチア駅でのんびりしてしまい、この後サンマルコ広場集合でバーカロめぐりツアーを予約していたので、急いでヴァポレットでホテルへ戻る。

ホテルにリュックを置き、貴重品だけ持ってホテルのシャトル船へ。

夜のクリスマスツリー。

夜のサンマルコ広場。

寒いのもあり人少なめ。

17時50分にツーリストインフォメーション前集合で、
無事ガイドさんと合流。

ガイドは日本人の方で安心。

ガイドさんの案内で2件のバーカロ（バー）をめぐる。

途中お土産屋でこんなものが。風刺お面かな。

そして1件目、スプマンテでまずは乾杯。シャンパンのような感じ。

飲食代は自分らで払うツアーだが、注文はガイドさんがイタリア語で
手伝ってくれる。

なかなか混雑していて、立ち飲みだが、なかなか自分らでは入れなさそうな感じなのでよかった。

さらにこちらつまみ。

ミートボール、アンチョビのフライ、コロッケのようなもの。

どれもおいしく、値段も安くてよかった。

地元の人はここでいっぱいやって、家に帰って食事はするらしい。

続いて2件目へ。こちらはカウンターがすぐに空いてよかった。

お店の場所はリアルト橋付近だった。

こちらでは少し値段のいい白ワインをガイドさんがお薦めということで
頼む。これがまたおいしかった。今回イタリアで飲んだワインの中でNO1だった。残念ながら銘柄はわからず。ヴェネト州はワイン造りもさかんなようで、今回の発見。

おつまみは海鮮串ともう一つはヴェネツィアの名物とガイドさんが教えてくれたが、ホロ酔い気分で覚えておらず、下はとうもろこしの粉で固めたものだったような・・・

とにかくおいしかったのは言うまでもありません。
ここでガイドさんとも飲みながらヴェネツィアの話や日本の話をして
盛り上がりました。

ガイドさんはリド島に住んでいるようで、フェリーも遅くまでやっているらしい。

18時くらいから2件はしごし、19時30分くらいには終了。

途中パスタやオリーブオイルなど売っているお店をガイドさんに紹介してもらい、買い物も。

サンマルコ広場で解散となり、とてもよいツアーだった。

ホテルに戻る前に、もう一度夜のサンマルコ広場を散策し、
ホテルのシャトルで戻った。

2日目はムラーノ島でのんびりと、バーカロでほろ酔いで終了。

3日目はヴェネツィアを離れフィレンツェへ向かう。

つづく。