2019/08/03 - 2019/08/04
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いい宿見つけ隊さん
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4トラベルに於いて永くROM専を貫いていた著者だったが、この度、何となく旅行記を書く側へと方針転換する運びとなり、今回が目出度く四作目と相成った。 正直な話、一作も公開することなく即やる気消失すると思っていたので、これは著者の中では快挙に他ならない。まあ適当なペースでやっていけたらと思う次第である。
さて、首題にある【良い宿見つけ隊】とは著者のHNでもある訳だが、これになるまでは5分程度の葛藤があった。
旅行やSUPが趣味なので、【旅行大好き旅行丸】やら【SUP大好きSUP丸】でも良かったのだが、著者より旅行もSUPも好きな諸兄からすれば、何やねんコイツとなりかねない、余りにふざけた名前だったので、速やかにボッシュート。
「ほなこれから旅行記つくるにあたって、何かエエ宿とか見つけたら、共有していけたらええなぁ。題目しっかりしてた方が旅行記も書き易いやろしなぁ。知らんけど」的な経緯から決まった名前が【良い宿見つけ隊】
という訳で、著者のやる気が続く限りは【良い宿見つけ隊シリーズ】として、有名どころから、ちょっとニッチな宿なんかを紹介していきたいところであるが、はてさて。
ところで、【良い宿】の定義とは、一体何であろうか?
誰もが憧れるゼニの掛かる高級な宿・近頃バックパッカーに人気なゼニの掛からないリーズナブルなドヤ・長い歴史のある宿・風光明媚な景勝地に建つ宿・ホスピタリティが素晴らしい宿など、まあ判断基準は各人によって千差万別かと思料するが。
では、著者の思う、宿を良い宿足らしめる要素の一つを挙げるとすると、
例えばそれは【心地好い疲労、その先にある宿】
―――――則ち、山小屋である。
【旅程】
19/8/2 自宅 → 剣山
19/8/3 剣山 → 自宅
【交通手段】
マイカー
【宿泊先】
剣山頂上ヒュッテ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
AM5時前に自宅を出発する。
国道43号。3車線なのに40km/h制限(騒音対策の為)と言う、戦慄の取締り銀座。
前日は遅くまで残業していたので、相当眠い。 -
4時間程走り、剣山登山口に到着。
道中の写真が無いのは、奥様に高速を殆ど運転してもらっていた間、華麗にノンレム睡眠をキメていたからである。 -
記念すべき【良い宿見つけ隊シリーズその1】の本旅行記だが、執筆が20年2月であるのに対し、旅行したのは19年8月。この時点では、良い宿どころか旅行記すら書く気などなかった頃である。
ではこの旅の目的はと言うと、当たり前だが登山に他ならない。著者については、それに加えて星と日の出の撮影。ぶっちゃけた話、宿が主だたる目的ではなかった。 -
登山口から中腹まではリフトがある。
頂上までは要登山。
尤も、ここからが登山道の本番。
リフト区間は歩いても、ウォーミングアップ程度のもの。
余程急ぎでなければ、利用する程ではないかと。 -
道中の写真は未撮影につき、尽くカットし、登頂。
この時点では旅行記書くつもりなかったからね、仕方ないね!
剣山(日本百名山)
標高:1,955m
難易度:易(山道は完璧に整備され、歩きやすく、登山者も多いので迷う心配も無し。安心して登ることが出来るだろう) -
樹木は8合目くらいを境に見えなくなり、代わって山肌は短いササに覆われる。
竹が生えると他の樹木が生えなくなると言うし、森林限界と言う訳では無さそうだが。少し気になる所である。 -
今回のお宿。
良い宿シリーズ第一弾。
剣山頂上ヒュッテ。
名の通り、剣山山頂にある山小屋です。 -
食堂兼、ラウンジ。
昼時は登山者で混雑。 -
登山日は8月3日の、盛夏真っ只中。
しかし剣山山頂の気温は20℃あるかどうか。
ややもすれば半袖では寒いくらいで、下界の地獄めいた暑さを思えば、素晴らしい避暑地だと言える。 -
チェックイン。
この辺で驚いたのが、非常に清潔だと言う事。
館内は写真のドミトリーの他、個室もある。寧ろ個室の方が多いくらいだったような?
また、珍しいことに、浴槽まで完備されている。
とは言え、環境保全の観点から石鹸やシャンプー類は禁止。これは登山では当然の事。湯浴み出来るだけでありがたいとです。 -
夏休みの土日、おまけに新月とあり、この日は満室であった。
一か月前に予約した時点でドミトリーしか空いていないとの事だったので、かなり人気なのだろう。ご予約はお早めに。
しかし山小屋の醍醐味とは、相部屋でこそではないですか? -
外観。
ちなみに奥は劔神社。
ご祭神は安徳天皇。壇ノ浦の戦いでの平家方の敗北による入水は非常に有名。深山幽谷の四国山地は、戦陣から逃れた平家の落人が隠れ潜んだと言う伝承もあり、この辺りが平家に所縁のある土地だと言う事を思わせる。 -
荷物を減らし、再び山頂へ。
剣山はその稜線の美しさが人気。
向かいの山まで向かいましょう。 -
昔グランドキャニオンの崖っぷちでもこう言うポーズして現地人に写真撮ってもらってたら、その人に「お前みたいな事して転落死した人間を記録した本があるねんで!HAHAHA!」みたいな事を言われた記憶ががが。
確か名前は【グランドキャニオンでの死】
安直か!!
※自己責任かつ周囲の迷惑にもなりかねないので、安全には充分配慮して行いましょう。 -
イチオシ
向かいの山は、次郎笈(じろうきゅう)。
因みに剣山は別名を太郎笈とも呼称し、この山々が対を成している事が分かる。剣山 自然・景勝地
-
この時期の山の天気は誠崩れやすいものだが、ガスはかかれど、雨に見舞われることは無かった。
夫婦揃って雨男雨女なので、良運に恵まれたようだ。 -
一休憩。
-
往路の半分程。
爽快な景色。 -
かなり歩きやすい尾根ですが、少しばかりの岩場も。
-
到着。
写真撮ったり休憩したりで、のんびり1時間程の行程。
余韻に浸っていると、地元民の単独登山女子の方が来た道から。
剣山から次郎笈を越えて、更に奥まで行くらしい。剣山から三嶺にかけての稜線トレイル。一度歩いてみたいものです。 -
昼御飯。
正面に太郎笈(剣山)を臨む。
※要注意!!!
次郎笈、ハエガ、メッチャ、オル。
東南アジアノ、野店、バリ二、オル。
いやまあ尾根伝いの際にもやけに多いなとは思ってたんですけどね。
蠅蠅蠅蠅蠅妻蠅蠅蠅著者蠅蠅蠅蠅蠅くらいいましたので、ハエに触れたら死んでしまう病の方などは、次郎笈へのご来訪はお控え頂きますよう宜しくお願い申し上げます。次郎笈 自然・景勝地
-
少しガスが出てきたのと、ハエが絶望的にブンシャカブンしているので、撤退。
ネタにしていますが、山そのものは大変素晴らしいです。
草のそよぐ音、緑と空の色、爽やかな風。気持ちの良い汗と達成感。雑多な日常から、雄大な非日常を味わえます。 -
復路は淡々と歩き通し、無事剣山山頂に戻ってきました。
因みに剣山にはハエは見当たりませんのでご安心を。 -
16時半頃。
早めの夕食。
う、う、う、んまぁーーい!!
疲れた身体。前日の労働と今日の運動で体内のエネルギーはおろか肝臓のグリコーゲンすらも底を尽き、著者の五臓六腑は静かな怒りと決意を湛えていた...。次...!次、身体に何か食物が入ったら...誓う!その全てを無駄にすることなく糧に変えてみせると!
そして唐突に提供された健康的な郷土料理!祖谷そばッッ!ご飯お替り自由!!
あまつさえ......ビ...ビール!!?
......あッ!悪魔的所業...っ!!犯罪的だっ......!うますぎるっ......!(ザワ...ザワ...) -
特にこのイワメの素揚げ的なもの!!
絶☆品!!
ご飯が、2杯目...3杯目いったああああぁぁあああッッッッ!!!! -
夕刻。逢魔が時。黄昏時。
山に日が暮れなずむ。 -
この時間になると、山小屋にせよテントにせよ剣山で夜を明かす人だけに。
静かですが、存外賑やかです。矛盾した喩えですが、この時間の剣山はそんな感じ。 -
イチオシ
皆、思い思いに話したり景色を見たり写真を撮ったり。
夕日の美しさとは、どことなく儚いものですな。 -
遮るものもないので、乾いた風が吹きつける。
8月とはいえ、2,000m弱とはいえ、防寒対策はしておいた方が無難です。 -
夜の星空まで時間があるので、一度ヒュッテに戻る。
-
地酒ッッッッッッ!
う、うまい...っ!
互いに忙しい身の上、こうして夫婦共通の趣味で、稀に水入らずの貴重な時間が持てて、大変に幸福です。 -
スタッフの方々も、とても快活で好印象。
良い雰囲気の宿です。 -
イチオシ
ドミトリー内。
シュラフ・毛布・枕あり。
コンセントもあり、充電の心配は不要。
夜になり、隣部屋・その隣部屋の登山者の方々と、歓談に華を咲かせる。
単独登山ダンディに、愛媛で撮ったと言うヒメホタルが乱舞している写真を見せて頂いたり、閑雅なマダム方からおやつを頂戴したり。
ドミトリーや相部屋の良さが出る一コマ。
これは個室では、決して味わえない魅力です。 -
朝。
.........え?何?星?笑
昨晩は、21時~2時くらいまで1時間間隔で張り付いていたのだが、見事にガスに覆われていて、観測することが叶わなかった。4時の黎明くらいまで耐えたい気持ちはあったのだが、気が付いたら朝だった。
残念ではあるが、こう言うのは時の運である。
天体観測は次回に取っておくとしよう。 -
上昇気流が強く吹き付け、雲を山体で巻き散らす。
非常に寒いのと、ビッショビショに濡れるのでご注意を。 -
万籟が雲を交えて容赦なく身体に打ち付ける。
実に力強くも、夢幻的な光景だ。 -
イチオシ
日の出。
遠く東方を瞻望すれば、果てしない雲海と、燦然たる太陽、深い空の青を、全身で感じ取ることが出来る。
強く五感を刺激される瞬間である。 -
パワースポットという言葉は好きではないが、確かに、何がしかの活力が湧いてくる様な、素晴らしい瞬間を、此処で味わう事が出来ました。
-
という訳で、多少の心残りは次回への楽しみとして、今回の旅行記の締めとする。
総評
★5:そこに山があるから登るのだ、★4:良印象、★3、値段相応、★2:改善要望、★1:滑落事故
【部屋:★4】
イチ山小屋のドミトリーとして見た場合、実に清潔でシンプル且つ機能的。気になるのは他の人のイビキくらい。イビキガチャを引き当てるラックが必要。
【料理:★5】
抜群に美味い。真剣に今まで食べた料理の中でも10指に入るのではないかと言う印象。勿論疲れて食べるご飯だからと言うのもあるだろうが、それを抜いても、かなり素材が良く、美味しい。★6でもいんじゃないかと。
【サービス:★4】
山頂で風呂に入れる有り難み。
【館内の清潔感や設備等:★5】
言うこと無しです。これ以上どこに綺麗さを求めるのか。
【コスパ:★5】
剣山山頂という場所で、9,000円1泊2食。
リピートせざるを得ない。
【備考】
しんどい思いして登った先の宿が、こんなに清潔で快適でご飯も美味で人の良さもあり、何より筆舌に尽くしがたい絶景の中に佇む。達成感も相まって、この上なく満足。
間違いなく良い宿!自信を持っておススメします。
以上、お目通しありがとうございました。
【良い宿見つけ隊1泊目】
剣山頂上ヒュッテ
1泊2日夕朝付き 1人/9,000円
※クレジット不可(2019/8/2宿泊時点)
交通:登山口に無料の駐車場有
→剣山自然情報センター
登山初級者の方へ。気温の観点から、夏季の登山を推奨します。
浴室は1人~2人程度です。皆さん利用されますので、長湯厳禁。
石鹸・シャンプー・歯磨き粉など使用不可。
袋は3・4枚あれば良し。ボディペーパーやミントガムは大変有用です。
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