スリランカ旅行　シーギリアロック編

2020/01/14 - 2020/01/14

ANAの特典航空券でスリランカに行ってきました。
内戦の終結から早10年。その間、何度か旅行を計画したものの、職場の移動が有ったり、テロが有ったりと、行こうと思うと計画がポシャること数回。やっとやっとスリランカの地に立つことが出来ました。バックパッカー時代にも行くことが出来なかったあこがれの地、インド洋の真珠スリランカ、はたしてどんな国だったのでしょうか。

1日でシーギリアロックと聖地アヌラーダプラ観光を済ませようという欲張りなスケジュール。はたして体力が持つのかどうか。下調べをし過ぎると感動が薄れるので、あまり下調べはしないのですが、シーギリアロックでシーギリヤレディを見損なうという大ポカをかましてしまいました。今回の旅の教訓は「道順ぐらい調べておけ！」ですか。

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝6:30に宿を出て、シーギリヤロックに向かいました。混む前に観光を済ませようという作戦です。しかし、チケット売り場にはすでに行列が。入場料はUS$30。結構なお値段です。

シーギリヤ ロック 自然･景勝地

入場するとすぐにシーギリアロックが見えてきました。あのてっぺんまで登るのか。

石段をバテないようにゆっくりと登っていきます。

こんな迫力たっぷりな巨石の間をくぐったり、

岩壁に掛けられた橋を渡ったりしながら登って行きます。この橋、渋滞してぎゅうぎゅう詰めだったら、かなり怖いかも。

見下ろすと、先程シーギリアロックを見上げた道路が。だいぶ登りました。

途中休憩するのにちょうどいい広場に出ます。ライオンの入り口と呼ばれる宮殿への入り口だそうです。シーギリアロックに巣くうハチの活動が活発な時はここまでしか登れないこともあるそうな。

そういや、あちこちにハチ注意の看板が立っていました。5月から10月ぐらいが危ないそうです。

最後の階段を登りきると、宮殿跡と素晴らしい眺望が待っています。

ちょっと朝靄がかかっていましたが。朝早く来過ぎた？

王宮跡では40cmぐらいのカワイイトカゲが出迎えてくれました。尾の欠損もなくきれいな個体です。

脱皮の最中らしく、頭に皮が残っていたのが残念でした。

この本で調べたら「Whistling Lizard」なのかなと。和名は不明です。岩見荘にあった本なのですが、同じのを探してコロンボの本屋を何軒か回ったのですが在庫切れで入手出来なくて、結局「Amazon uk」で購入。

小型のサルがいっぱいいましたが、あんまり近寄っては来ませんでした。犬とはケンカしてたけど。

ピドゥランガラロック。ここも当初は登る予定だったのですが、1日に2ヵ所登るのは無理と断念。

王のプール。魚はいないみたいでした。

ライオンの入り口までは来た道を戻ります。ここも渋滞してたらそうとう怖いかも。
で、タクシーの待つ駐車場に戻って、シーギリヤレディに会ってないことに気が付きました。ドライバーの話だと、2度目のチケットのチェックポイントの先にある螺旋階段を登った先にあるのだとか。そんな階段登ってないし！行列が出来ていれば見落とさなかったのかも。大失敗でした。

シーギリアロックを見学後、岩見荘に戻り朝食を頂きました。わがままばかり言って申し訳ありません。みずみずしいフルーツがとても美味しい。

ローカルの朝食です。美味しけど、結構な量でお腹いっぱい。

岩見荘の屋上。こちらで朝食を頂きました。爽やかな風が吹き抜けてとてもくつろげる場所でした。今度はゆっくり滞在します。シーギリアレディまだ見てないし。

アヌラーダプラにタクシーで移動し、イスルムニヤ精舎を見学。靴、帽子は禁止で裸足で入場しなければなりません。外国人は靴下を履いていても許されるのですが、それでも耐えられない暑さです。本堂は修理中のため見学できませんでした。

イスルムニヤ精舎 寺院・教会

リスがあっちこっちにいました。スリランカの動物って警戒心が薄いような。

スリー・マハー菩提樹。アヌラーダプラの仏教遺跡の中で、参拝者の人数が一番多かったのがここです。スリランカは至る所に菩提樹の巨木があって、ここより大きな菩提樹も見かけましたが、由緒の正しさにおいて、ここに勝る場所はないみたいです。

スリー マハー菩提樹 自然･景勝地

ルワンウェリ・サーヤ大塔。白く輝く仏塔が青空に映えて荘厳です。敬虔な仏教徒が祈りを捧げていました。

ルワンウェリ サーヤ大塔 寺院・教会

壁面のゾウのレリーフが楽しい。

ここのサルはシーギリアロックのサルより大型で立ち悪そう。

サマーディ仏像。小さな仏像ですが、参拝者が絶えません。

サマーディ仏像 史跡・遺跡

アバヤギリ大塔。こちらはレンガの茶色のままの仏塔で、これはこれで渋くて良かった。

アバヤギリ大塔 寺院・教会

ジェータワナ ラーマヤ。ここの仏塔は離れた場所にあるためか、参拝者も少なくのどかな雰囲気でした。

ジェータワナ ラーマヤ 史跡・遺跡

今宵の宿、ラジャラタ ホテルに到着。

ラジャラタ ホテル ホテル

ホテルのプール脇の木に

ワカケホンセイインコ発見。ぎゃーぎゃーうるさいのですぐにわかります。ジープサファリでもシーギリアでも見かけなかったのに。生息地といってもどこにでもいるわけではないのだな。

ラウンドアバウトの交差点で寝転んでるイヌ。どうやらお気に入りの場所のようです。って危ないぞ！スリランカは半ノラの犬が多く、活動が活発になる夜間は危なくて出歩けないですね。

繁華街を散策していて酒屋を発見。鉄格子に監視カメラ！この厳重な警備は何なのでしょうか。非常に買いにくいです。買ったけど。

ビールは確保したので、晩飯を求めてローカル食堂に。夕食はコットゥとフライドライスしかメニューがありません。ドライバーの言う通り、夕食はコットゥみたいです。

前の晩と同じものを食べるのは不本意なのですが、コットゥを注文。写真だと量がわかりにくいのですが、2，3人用の土鍋一杯分ぐらいあります。

一緒に頼んだフライドライスも量では負けていません。ほぼ米なので、ボリューム的にはこっちのがきついかも。二人で一皿にすればよかったと辺りを見回すと、女性でも一皿ぺろりと平らげているではありませんか！スリランカの女性にふくよかな方が多いのも納得出来ました。

パン屋も併設されていたのですが、お腹いっぱいで何も買う気が起きませんでした。

犬が活発になるなる前に帰らなくちゃと帰路を急いでいると、目の前に孔雀が。昨日のジープサファリより間近で目撃出来ました。

色付きのカラス？イエガラスでしょうか？

本日は早朝から行動していたし、満腹で動けないので早々と就寝。