2020/01/11 - 2020/01/13
73位(同エリア240件中)
mickさん
ミャンマーに続いて、今度はラオスとの国境を越えます。とはいっても、訪れるラオス領の「ドンサオ島」という場所は、特別区のような扱いになっていて、タイ・ラオスの正式な出入国手続きも要らず、島内も観光客目当ての土産物屋ぐらいしか無いので、ミャンマーの時以上に、「ラオスに来た」ということを実感しにくい場所ではありますが、まあ国境を越えるという経験自体が旅の思い出にもなるので、僅かな時間でもラオスの姿を目に焼き付けるべく、タイからメコン川を挟んで対岸にある、ドンサオ島への船旅に出発しました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- JAL バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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乗船場でパスポートを預けて申込手続を行い(ガイドさんが全部やってくれました)、救命胴衣を借りて、桟橋へと向かいます。この簡素な桟橋がタイとラオスを結ぶ「国際航路」の発着場だと思うと、やっぱり世界には、日本では想像もつかないような物事が溢れているんだということを改めて実感させられます。
ゴールデントライアングル (黄金の三角地帯) 文化・芸術・歴史
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そしてこちらが「国際旅客船」ということになるのでしょうか。ミャンマーの国境を徒歩で越えておいて言うのもなんですが、この船で国境を越えるというのも、何とも不思議な感じがします。
ゴールデントライアングル (黄金の三角地帯) 文化・芸術・歴史
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小舟に揺られてのどかなメコン川の川下り…、と見せかけて、まあこの船が飛ばす飛ばす!船は水面を飛び跳ねるように爆走し、他の船とすれ違うなどして少しでも波が立とうものなら、座席からものすごい衝撃が伝わり、少しでも気を抜くと船外に吹っ飛ばされそうです。救命胴衣は決して茶番ではありません。ただ、意外と水はそれほど船内には入って来ません。
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しかもご丁寧に、最初は目的地と反対方向に走り、Uターンして戻ってくるなど、ちょっとしたクルージングまでしてくれます。どちらかと言えば、さっさと目的地に着いてもらいたいのですが…。緑に覆われた川の両岸には、時折何かの建物が見えますが、もちろんパシャパシャと写真を撮りまくる余裕など無く、隙を見て1~2回シャッターを切るのが精一杯です。
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ようやくドンサオ島の桟橋に到着しましたが、小さな桟橋なので、先に泊まっていた大きな船の乗客が降り終わるまで、しばらく船上で待たされることになりました。こういう団体用の大きめの船は、屋根も付いており、普通のスピードで運行しているようです。
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桟橋から階段を上って上陸すると、「金三角」(つまりゴールデントライアングルの事でしょう)の看板がありますが、その背後にはもっと目立つショッピングセンターの看板が見えます。
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歩いて行くと、多くの建物が並んでいるのが見えてきますが、まあ何というか、日本の「道の駅」的な雰囲気のようにも感じます。
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ここがラオスであることを辛うじて思い出させてくれる看板です。
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何はともあれ、とりあえず建物の中に入っていきます。
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建物の中は土産物屋が並んでいます。
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雑然とした建物の合間から、のどかな川岸の景色が見えます。
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ここで出来るラオスらしい事といえば、ラオスビールを飲むことぐらいしか思い浮かばないので、売店でビールを買って一休みです。味の違いは正直よく分かりませんが、天気が良くて暑いので、普通にビールが美味しいです。
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休憩場所から眺めた売店の様子です。カラフルで楽しげな光景ではあります。
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ビールを飲み終わって、特に他にすることもないので、建物の外に出て、適当に写真を撮ってみます。川に面した建物の外側はこんな感じで、日除けのためか、シートがぶら下がっています。
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一応、展示場のような場所もあるようです。
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桟橋の辺りの風景です。
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こうして見ると、どこにでもある川辺の風景、という感じで、ここがラオスで対岸に見えているのがタイ、ということなど忘れてしまいそうです。
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再び船に乗ってタイへと戻ります。タイとラオスではタイの方がずっと先進国だと思うのですが、ここの両岸の桟橋のグレードについてだけ言えばラオス側の圧勝です。
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帰りも相変わらずスリリングな船旅ですが、さすがに今度は真っすぐ目的地の方に向かってくれたようです。途中、ラオス側に大きなカジノホテルの建物が見えました。もしかするとこの辺りも開発が進んでいき、将来的には大きなリゾートエリアになっていくのかもしれません。
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タイ側の乗船場の近くにある大きな仏像が見えてきて、何とか無事に帰ってくることができました。ガイドさんを通じてパスポートを返却してもらい、ラオスへの旅は終了です。今後、今回のラオスの旅のことを振り返ることがあるとすれば、思い出すのはあの船の衝撃のことばかりになってしまうかもしれません。最近ラオスは個人旅行者の間で流行りになりつつあるというような話も聞きますので、いつの日か、ちゃんとしたラオス旅行にも行ってみたいものです。
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