すいているカポディモンテ美術館

2019/12/28 - 2020/01/03

メトロポリタンやルーブル、オルセーなど、美術館は混んでいるものと思ってましたが、ここカポディモンテ美術館はすいていて、とても見学しやすいので、オススメです。
ナポリからシャトルバスが出ていますが、私はスパッカナポリのホテルから40分ほどかけて歩いて行きました。

1番のお目当てであった、アンテアはアメリカへ貸し出し中で、ご尊顔を拝することが叶わず、がっかりしましたが、他にも見所はたくさんあり、行ってよかった！大満足です。

ただ、元は宮殿でとても広いので、トイレへたどり着くのがたいへんで苦労しました。

エリア ナポリ(イタリア)

スパッカナポリから歩いて40分。

カポディモンテ美術館までの道は観光客は普通通らない、普段着のままのナポリが見られます。

この階段を上ってあと10分程。

階段を上ってかなりの高さまで登ってきました。

街路樹がオレンジやレモンであることが多く、取り放題。

カポディモンテ宮の入り口

カポディモンテ美術館に到着。

美術館入り口。ファルネーゼ家のお宝はここと、ナポリの考古学博物館でまとめて見ることが可能です。

フィリッポ二世の肖像

赤い衣装は枢機卿の印。
イタリア人ツアーガイドが熱心に説明してましたが、誰の絵なのか、タイトルも不明。

貸し出し中で、アンテアとダナエには会えなかったけど、印象的だった一枚。

銀細工のお宝

マザッチョの磔刑
うまく撮影出来ず、残念。

寄木細工、色使いがとても好み。

こちらも寄木細工。

パウロ3世と甥たち

ヘラクレスの選択

細工が細かくて、素晴らしいけど、きっとどこかの教会の装飾品だったのだろうなあと複雑な気持ちで眺める。

やはり一際目立ってる カラバッジョ、
キリストの鞭打ち

日本の伊万里。
海外でメイド イン ジャパン会えると、素直にうれしい。

暗闇に浮かぶカラバッジョ！なんで、こんなにカラバッジョに惹かれるのか。ローマに続いて、ナポリでもカラバッジョの跡を追いかける。

聖母マリアは赤か青の衣装を身につけて描かれるのがお約束。

大天使ミカエル

絵と木像がセットで並んでいた。教会でもこの位置で並んでいたと思われます。

全て懐中時計。こういった細々としたお宝をじっくりみるのはとても楽しい。

トルコのお皿。前にイスタンブールでこんな色合いのお皿、
お土産に買ったなぁ。

色合いが南イタリア。ミュージアムショップにレプリカあったら、お土産に買いたいくらい、お気に入り。

ブルーが素敵な部屋。そして、この部屋のすぐそばにトイレあり。とにかくトイレ探しが大変な美術館でした。

美術館の窓からの眺め。元は王宮だったので、立地が抜群です。2019/12/31午前中はカポディモンテにじっくり向き合い、午後からカゼルタへ向かいます。お天気も良くて、贅沢な年の暮れの過ごし方だなぁと自画自賛。