逗子・葉山旅行記(ブログ) 一覧に戻る
実施日: 2019.12.7(土)<br />参加者:神奈川ウォ―キングクラブメンバー  25名<br />出発地/時刻: JR鎌倉駅/10:00<br />帰着地/時刻: JR逗子駅/14:30<br />歩行距離:約11km<br /><br />行程の概要:<br />報国寺からの巡礼古道は、坂東33箇所第2番札所岩殿寺(逗子市)への巡礼道だったといわれています。鎌倉時代の史跡が多いこの巡礼道を辿りながら、鎌倉駅から逗子駅まで歩きました。<br />歩いたコースの内容は、次の通りです。<br />鎌倉駅→宇都宮稲荷→妙隆寺→報告寺→旧華頂宮邸→こども自然ふれあいの森(昼食休憩)→お猿畠の大切岸→名越切通→法性寺→岩殿寺→逗子駅<br /><br />観光名所<br />1.	妙隆寺:<br />1385年の創建された日蓮宗の寺院。鎌倉江の島七福神の一つで「寿老人」を祀っています。<br />2.	報国寺:<br />境内に1000本に及ぶ孟宗竹林で知られる寺院。<br />夢想国師の兄弟子・天岸慧広(仏乗禅師)が1334年に開山した臨済宗建長寺派の禅宗寺院です。<br />3.	旧華頂宮邸:<br />鎌倉の緑深き谷戸の中に建っている古典的スタイルの洋風建築。昭和4年に華頂博信侯爵邸として建てられたもので、国の登録有形文化財(建造物)に指定されています。<br />4.	こども自然ふれあいの森:<br />緑がおい茂る丘の上にある広い公園です。パノラマ台に登ると、湘南の海を見渡せます。<br />5.	お猿畠の大切岸:<br />切り立った断崖が続く絶景です。鎌倉でさかんに寺院が建立された14世紀ごろ、大量の石材が切り出された石切り場の跡らしいです。<br />ここからは、行政区分で言うと逗子市に入ります。<br />6.	名越切通:<br />13世紀前半に、政治経済の拠点となった鎌倉の基盤整備の一環として開削された鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路の一つ。周縁には歴史的景観が残っているので、国史跡に指定されています。<br />7.	法性寺(ほっしょうじ):<br />  1219年に創建された日蓮宗の寺院です。1260年に日蓮聖人が松葉ヶ谷草庵の焼討ちにあった際、白猿が日蓮をこの地まで導いたといわれる逸話が残っています。<br />8.	岩殿寺(がんでんじ):<br />  逗子市にある曹洞宗の寺院で本尊は十一面観音です。通称は岩殿観音と呼ばれ。逗子八景の1つです。<br /><br /><br />以上<br /><br />

鎌倉から逗子に至る巡礼古道ハイキング

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2019/12/07 - 2019/12/07

164位(同エリア563件中)

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28

Masakatsu Yoshida

Masakatsu Yoshidaさん

実施日: 2019.12.7(土)
参加者:神奈川ウォ―キングクラブメンバー  25名
出発地/時刻: JR鎌倉駅/10:00
帰着地/時刻: JR逗子駅/14:30
歩行距離:約11km

行程の概要:
報国寺からの巡礼古道は、坂東33箇所第2番札所岩殿寺(逗子市)への巡礼道だったといわれています。鎌倉時代の史跡が多いこの巡礼道を辿りながら、鎌倉駅から逗子駅まで歩きました。
歩いたコースの内容は、次の通りです。
鎌倉駅→宇都宮稲荷→妙隆寺→報告寺→旧華頂宮邸→こども自然ふれあいの森(昼食休憩)→お猿畠の大切岸→名越切通→法性寺→岩殿寺→逗子駅

観光名所
1. 妙隆寺:
1385年の創建された日蓮宗の寺院。鎌倉江の島七福神の一つで「寿老人」を祀っています。
2. 報国寺:
境内に1000本に及ぶ孟宗竹林で知られる寺院。
夢想国師の兄弟子・天岸慧広(仏乗禅師)が1334年に開山した臨済宗建長寺派の禅宗寺院です。
3. 旧華頂宮邸:
鎌倉の緑深き谷戸の中に建っている古典的スタイルの洋風建築。昭和4年に華頂博信侯爵邸として建てられたもので、国の登録有形文化財(建造物)に指定されています。
4. こども自然ふれあいの森:
緑がおい茂る丘の上にある広い公園です。パノラマ台に登ると、湘南の海を見渡せます。
5. お猿畠の大切岸:
切り立った断崖が続く絶景です。鎌倉でさかんに寺院が建立された14世紀ごろ、大量の石材が切り出された石切り場の跡らしいです。
ここからは、行政区分で言うと逗子市に入ります。
6. 名越切通:
13世紀前半に、政治経済の拠点となった鎌倉の基盤整備の一環として開削された鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路の一つ。周縁には歴史的景観が残っているので、国史跡に指定されています。
7. 法性寺(ほっしょうじ):
  1219年に創建された日蓮宗の寺院です。1260年に日蓮聖人が松葉ヶ谷草庵の焼討ちにあった際、白猿が日蓮をこの地まで導いたといわれる逸話が残っています。
8. 岩殿寺(がんでんじ):
  逗子市にある曹洞宗の寺院で本尊は十一面観音です。通称は岩殿観音と呼ばれ。逗子八景の1つです。


以上

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
団体旅行

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  • 出発地のJR鎌倉駅

    出発地のJR鎌倉駅

    鎌倉駅

  • 鶴岡八幡宮の第2の鳥居を見ながら若宮大路を横切って真っすぐ進みました。その後、小町大路で 左折して妙隆寺に向かいました。

    鶴岡八幡宮の第2の鳥居を見ながら若宮大路を横切って真っすぐ進みました。その後、小町大路で 左折して妙隆寺に向かいました。

  • 妙隆寺の手前には、宇都宮大明神の小さなお堂がありました。

    妙隆寺の手前には、宇都宮大明神の小さなお堂がありました。

  • 妙隆寺に到着しました。ここは、鎌倉江の島七福神の一つで「寿老人」が祀られています。<br /><br />私は、数年前に”鎌倉江の島七福神めぐり”を行なったときに、立ち寄った経験があります。

    妙隆寺に到着しました。ここは、鎌倉江の島七福神の一つで「寿老人」が祀られています。

    私は、数年前に”鎌倉江の島七福神めぐり”を行なったときに、立ち寄った経験があります。

    妙隆寺 寺・神社・教会

  • 妙隆寺の本堂です。

    妙隆寺の本堂です。

  • ここは、報国寺の山門です。

    ここは、報国寺の山門です。

    報国寺(竹寺) 寺・神社・教会

    14世紀に中国で修行した高僧・仏乗禅師が開山した寺院 by Masakatsu Yoshidaさん
  • 境内には、枯れ木と紅葉の木が混在していました。

    境内には、枯れ木と紅葉の木が混在していました。

  • 本堂でお参りをしました。

    本堂でお参りをしました。

  • 報国寺の鐘楼。屋根は茅葺き古風な建物です。<br /><br />  

    報国寺の鐘楼。屋根は茅葺き古風な建物です。

     

  • 旧華頂宮邸の案合板です。<br /><br />外観はハーフティンバーと呼ばれる西洋風の民家風建築で、国有形文化財となっていることが記されていました。

    旧華頂宮邸の案合板です。

    外観はハーフティンバーと呼ばれる西洋風の民家風建築で、国有形文化財となっていることが記されていました。

    旧華頂宮邸 名所・史跡

    国の登録有形文化財となっている瀟洒な洋館。 by Masakatsu Yoshidaさん
  • 旧華頂宮邸の建物。

    旧華頂宮邸の建物。

  • 庭園では、素晴らしい紅葉をみることができました。

    庭園では、素晴らしい紅葉をみることができました。

  • その後、我々一行は”こども自然ふれあいの森”を目指して歩きました。

    その後、我々一行は”こども自然ふれあいの森”を目指して歩きました。

  • こども自然ふれあいの森のパノラマ台に到着しました。<br />

    こども自然ふれあいの森のパノラマ台に到着しました。

  • パノラマ台からは、鎌倉の市街地と湘南の海を展望することができました。

    パノラマ台からは、鎌倉の市街地と湘南の海を展望することができました。

  • パノラマ台付近の草地で、我々は昼食休憩を取りました。

    パノラマ台付近の草地で、我々は昼食休憩を取りました。

  • 昼食を終えると、逗子の”お猿畠の大切岸”に向かって山道を下りました。<br />途中の山道には、紅葉の樹木と常緑樹が入り混じっていました。

    昼食を終えると、逗子の”お猿畠の大切岸”に向かって山道を下りました。
    途中の山道には、紅葉の樹木と常緑樹が入り混じっていました。

  • お猿畠の大切岸に差し掛かりました。このような断崖が延々とと続いていました。

    お猿畠の大切岸に差し掛かりました。このような断崖が延々とと続いていました。

  • この断崖がが終わる頃、案合板がありました。<br />これは長さが800m以上に渡って続く断崖の遺構であること、大規模な石切作業跡であることなどが記されていました。

    この断崖がが終わる頃、案合板がありました。
    これは長さが800m以上に渡って続く断崖の遺構であること、大規模な石切作業跡であることなどが記されていました。

  • ここは、史跡名越切通であることを示す石柱が立っていました。

    ここは、史跡名越切通であることを示す石柱が立っていました。

    名越切通し 名所・史跡

  • ここは、鎌倉時代に遡る歴史をもつ名越切通の山道です。

    ここは、鎌倉時代に遡る歴史をもつ名越切通の山道です。

  • 法性寺入口の門。<br />名越切通から歩いて20分くらいのところでした。、

    法性寺入口の門。
    名越切通から歩いて20分くらいのところでした。、

  • 法性寺の本堂。

    法性寺の本堂。

  • このお寺から歩いて5分くらい下ったところに、山門がありました。

    このお寺から歩いて5分くらい下ったところに、山門がありました。

  • 法性寺の山門を出てから間もなく、”岩殿観音”と書かれた大きな石柱が立っていました。

    法性寺の山門を出てから間もなく、”岩殿観音”と書かれた大きな石柱が立っていました。

  • 願殿寺縁起が書かれている石板です。<br />坂東33観音札所の第2番であること、その他歴史的な経緯が記されていました。

    願殿寺縁起が書かれている石板です。
    坂東33観音札所の第2番であること、その他歴史的な経緯が記されていました。

  • 願殿寺の山門。

    願殿寺の山門。

  • 願殿寺観音堂。<br /><br />ここで参拝を終えた後、本日のハイキングの終点であるJR逗子駅に向かいました。

    願殿寺観音堂。

    ここで参拝を終えた後、本日のハイキングの終点であるJR逗子駅に向かいました。

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