2019/10/17 - 2019/10/18
227位(同エリア305件中)
旅四郎さん
イタリアを出て、フランスに入ると交通ストの影響をもろに受けて旅行も大混乱、大打撃。
10月17日(木)ミラノから午後の列車でジェノバへ、コロンブスの家、王宮、ガラータ海の博物館などを見学。
18日(金)ジェノバを朝の列車で行くが、交通ストでモナコに行く列車が間引きされていてなかなか来ない。しかたなく、タクシーでモナコへ。大公宮殿などを見学。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月17日(木)ミラノ中央駅を午後12時10分発の列車でジェノバへ。
ミラノ中央駅 駅
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午後1時53分にジェノバ・ブリニョーレ駅に到着。駅の近くにあるホテルのアルベルゴ・アストロにチェックインしてから市内散策。
ジェノバ ブリニョーレ駅 駅
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まず、コロンブスの家に行く。コロンブスが少年時代を過ごした場所で、18世紀に復元された。
コロンブスの家 史跡・遺跡
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コロンブスの家の前の坂道を上って行くとソプラーノ門が見える。バルバロッサ皇帝からジェノバ共和国の独立を守るために12世紀にカステッロの丘の上に建てられ城壁の門。
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ソプラーノ門を抜けフェツッラーリ広場からメトロでダルセナ駅に行き、王宮を見学。バルビ家の大邸宅だったが、サルディーニャ王のサヴォイア家が1830年頃に住まいとしたため王宮と呼ばれている。写真は王宮の入口。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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王宮の中に入ると、見事な調度品や漆喰細工のスタッコ、フレスコ画で装飾された素晴らしい室内が広がっている。とりわけ、写真の「鏡の間」が名高い。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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王宮の中でも豪華さが際立っているのが「玉座の間」。国王が滞在しいた時に使う部屋で、金色に輝く装飾用の天蓋に赤いベルベット貼りの壁が荘厳な雰囲気を醸し出している。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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王宮には多くの絵画が展示されているが、その中で目玉といえば玉座が置かれた「謁見の間」に掲げられたアントン・ヴァン・ダイクの『カテリーナ・バルビ・ドゥラッツォの肖像画』だ。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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また、「王の寝室」にはヴァン・ダイクの『礫刑』を見ることができる。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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王宮の屋外テラスに出るとジェノバの町や港の眺めが素晴らしい。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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テラスから白と黒のモザイク模様の見事な庭園が見える。
ジェノバ王宮 城・宮殿
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王宮を出て、4階建ての大きなガラス張りのガラータ海の博物館に行く。海洋貿易で栄えたジェノバの歴史が学ぶことができる博物館。ガラータは、トルコのイスタンブールの歴史的地区で、地中海で最も重要なジェノバ人コミュニティがあり、19世紀後半にジェノバ市がドックを建設したとき、古代植民地の名前が付けられた。その跡地に建てられたのがこの博物館だ。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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エレベーターで4階まで行き、さらに階段を上ると屋上テラスに出る。ガラス張りで360度の展望が開ける。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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山側には邸宅群が点在し世界遺産にも登録されているストラーデ・ヌオーヴと呼ばれる美しい地域を展望すことができる。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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3階は大西洋横断定期船の時代に特化した展示で移民船の内部の様子、移民の情景からアメリカに入国するまでが再現されている。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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2階は部屋全体が帆船「アンナ」が復元されている。船内の様子も人形などで再現され、多くのオリジナルの航海計器も展示されている。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階には中世から近世にかけて地中海で商業や軍事で活躍した40mのジェノバのガレー船が実物大のスケールで再現されている。その大きさと迫力に驚かされ、船内の生活の様子も知ることができる。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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地下1階はこの町で生まれたクリストファー・コロンブスの航海の歴史の展示で、写真はコロンブスの船の模型。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の近くの海には潜水艦S518が浮かんでいて見学できるが、時間がなかったの見学はあきらめた。
ガラータ海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イタリア北西部のリグーリア地方起源の独特の調味料の一種であるペスト。世界で最も有名なペスト作りのシェフとして有名なジャン・パオロ・ベッローニの店ゼッフィリーノで夕食。
ゼッフィリーノ イタリアン
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1939年にジャン・パオロ・ベッローニの父ゼッフィリーノ・ベッローニが自分の名前を冠したトラットリアを始めた。歴代ローマ教皇にペストを納める続けた店。バジリコの風味が食欲をそそるペスト・ジェノヴェーゼと白ワインを注文し、料金は33ユーロだった。
ゼッフィリーノ イタリアン
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10月18日(金)午前7時37分の列車でモナコに向かう。午前11時16分にフランス国境近くのイタリア側のヴェンティミーリア駅に到着。フランスの交通ストで乗るはずの列車が来ない。フランスのストライキは全面ストではなく、間引き運転によるストライキで、半数近くの列車が運行停止になっていた。次の電車を待ってもよかったのだが、時間がもったいないのでタクシーを利用することにした。
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乗る前に料金を聞くと「セブンティーン」と言っていたの確認して乗車。世界で二番目に小さな独立国モナコに向かう。高速道路に入って坂道を上って行く。
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やがて眼下に美しいモナコ湾と旧市街が見えてくる。“リヴィエラの真珠”と呼ばれるだけに絶景だ。
モナコ港 船系
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30分~40分ほど走ってモナコのカジノ・ド・モンテカルロに到着。料金を払おうとすると「セブンティ」だという。ぼられたのか、「セブンティーン」と言ってたじゃないかと押し問答になり、警察に行くことになった。警察も「セブンティ」だというので仕方なく70ユーロを支払った。タクシー運転手の対応を見ると、よくこんなことがあるのではと思える。カジノには興味が無かったので、大公宮殿に向かう。
カジノ ド モンテカルロ (グランカジノ) カジノ・ギャンブル
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大公宮殿の前のアルム広場まで歩きエデン・バーで昼食。
アルム広場 広場・公園
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生ハムのパスタとビールを注文して16ユーロだった。大公宮殿に行くには急な坂道を上らなければならないので、店の人に荷物を預かってくれないかと交渉したが、無理だった。モナコではコインロッカーも荷物を預かってくれる所もなく、荷物を担いでの見学になった。
アルム広場 広場・公園
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地中海に突き出た岩山の上に建てられたモナコの大公宮殿に行くには急な坂道を上らなければならない。しばらく歩くと岩山に入る門に出る。
大公宮殿 城・宮殿
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門を通り過ぎるとフランソワ・グリマルディ像がある。現在のモナコ公家・グリマルディ家の始祖として知られている。1297年にジェノヴァ人の築いた要塞にフランソワ・グリマルディは修道士に変装して侵入、ここを占拠した。これが現在のモナコ公国の始まりである。
大公宮殿 城・宮殿
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大公宮殿は13世紀にジェノバ人が築いた要塞跡に建てられた。内部の見学ができるのは夏期のみなので入場できなかった。
大公宮殿 城・宮殿
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岩山のテラスからモナコ港の眺めが素晴らしい。
大公宮殿 城・宮殿
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モナコのアズール海岸には豪華なクルーズ船などが並ぶポルト・ド・フォン・ヴイエイユのパノラマが堪能できる。
モナコヴィル地区 散歩・街歩き
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美しい海岸の風景を見ながらさらに坂道を上って行く。
モナコヴィル地区 散歩・街歩き
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モナコ大聖堂は1875年にロマネスク・ビザンチン様式で建てられ、大公家の公式行事が行われる場所。1956年、モナコ大公レニエ3世とハリウッド女優グレース・ケリーの結婚式が行われ、1982年にはグレース・ケリーの葬儀も行われた。
モナコ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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大きな荷物を持ったままでは大聖堂の中に入れてもらえないので、外に荷物を置いて入るしかなかった。内部は、カララ白大理石の司教座、ニースの画家ルイ・ブレアによる祭壇画が見られる。
モナコ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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岩山の上は旧市街のモナコヴィル地区でパステルピンクの建物の壁が美しい。
モナコヴィル地区 散歩・街歩き
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荷物を担いでモナコ・モンテカルロ駅に行く。交通ストのため乗車できる列車は午後3時43分まで待たなければならなかった。ここからニースを経由してマルセイユに向かう。
モナコ モンテカルロ駅 駅
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