2019/12/27 - 2020/01/03
162位(同エリア825件中)
willyさん
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後半はドロミテスキー三昧の記。
360度どこをみても素晴らしすぎる絶景に囲まれて,空はどこまでも晴れてさんさんと降り注ぐ太陽の光。
おいしい朝ごはんをたっぷりいただいた後は支度をしてイソイソと飛び出す。なんて幸せなんだろう。
まずはセッラロンダ時計回りにGO! 宿の目の前がゴンドラステーション。
ところが・・・いやはや硬い。晴天率が高いスキーエリアの宿命ですね~。
【12/30】
Sella Ronda(セッラ・ロンダ)反時計回りを滑走
【12/31】
Sella Ronda 時計回りを滑走、途中Passo Pordoi(パッソポルドイ)にスキーを置いて、Sasso Pordoi(サッソポルドイ)にロープウェイで登頂。
夕方バスでServa di Val Gardena(セルバディヴァルガルデナ)の町に出て散策。
【1/1】
Marmolada(マルモラーダ)往復滑走
【1/2】
朝食後8:00発 12:30ミュンヘン空港到着
15:40 MUC(LH) …息子チーム出発
レンタカーを返却後
20:00 MUC(NH)…親チーム出発
【1/3】
10:50HND…息子チーム到着
15:20HND…親チーム到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- 中国国際航空 ルフトハンザドイツ航空 ANA オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さっそくチケットを入手後ゴンドラへ。8時半スタートで9時過ぎにいったのにすでに滑り降りてくる人もいる。なかなか気合はいってるなあ。
そして車も人もにぎわっているドロミテのスキー場設備はとても進んでいるというか、いつもと全然違うあれこれに目を見張る。たとえばゴンドラは大容量かつ板置場も中にあるので乗り降りに時間がとられない。輸送力の高さはすごい。3日間、ペアリフトをみた(それがある斜面)のはたった1回で、どこも基本は6人乗りリフト(しかもフワフワクッション!)、悪くてクワッド、ゴンドラもがんがんかかっていて驚いた。
もちろん乗る側もグループだけで独占して空席残す、なんてことはなく、空いてる席にはどんどん乗らないといけないです。 -
ゴンドラをあがってまずど~~~ん!と目の前に迫るサッソ・ルンゴ。
みんな士気があがります。
コース図を確認してみるけど、なにしろイタリア語表記なので見辛くてわかんない。
とにかくセッラ・ロンダ反時計回りは緑色の看板ね!と滑り出す。 -
滑ってはリフト(ゴンドラ)に乗る、を繰り返しながらルートをたどります。
しばらくいくとサッソルンゴを回り込む形になり、いつもまにか3つの岩峰に景色が変わります。あまりの天気のよさに空はここも青黒い。 -
とにかくどこをみてもどの場面でも歓声とため息の絶景。いちいち写真とりたくなるけど、その素晴らしさは全然伝わってない。
んなもんじゃないんだなぁ、ほんとに。残念だわ~。デジイチがあればもうすこしなんとかなったろうになあ~。
こんなスケールの中で滑れる幸せ。最高です。生きててよかった。 -
たらたらの連絡路あり、カリカリの高速バーンあり、疲れたり休んだりのバランスも絶妙。
あまりに広大なこのスキーエリア。長い歴史とともに開発されてきたのだろうが、よくもまあ、これだけの広範にわたって作り上げたものだとつくづく感心する。それもどこもしっかりメンテナンスが行き届いていて、おざなりなところがない。それだけ来る人も途切れなくたくさんいて、スキーが心底歴史と文化に根付いているんだなあと感じる。うらやましいなあ。日本では廃業するスキー場も増えているというのに。 -
日陰に入るとぐぐっと暗くなる。寒さはこの日(30日)はそうでもなかったけど、時々休憩に入るレストランが嬉しいのは間違いない。
-
セッラロンダを回っていると、トイレに行けるタイミングと場所を図らなくてはいけない。いつでもどこでも行けるわけではないから。
で、とても素敵な山小屋風カフェでトイレを借りて、ついでにちょっと休憩することにした。
まだランチの時間にはちょっと早いというので、あったかい飲み物と目に付いたこのシュトゥルーデルを。この後いろんなところでみたから名物なんですね。
おおきいのですよ、これが。とても。
中身はリンゴとスポンジで、ウィーンみたいにどぎつくない程度のシナモンがほのかに効いている。さらにアングレーズソースが絶妙でおいしかった。
おしゃべりしながら壁をみると、ミシュランの額がありました。評価の高いお店なんでしょう。 -
ゆっくり休んで、さあ、また行くぞ!と。
ご覧のようにいろんな滑り方(楽しみ方)があるようです。ここにはないけどグランデ・グエッラという回り方も面白そう。
なにしろドロミテ・スーパー・スキーですもの。
そして老若男女、実に多くの人がしっかり滑ってる。ほんとにスキーを楽しんでいるんだなあと思う。小さな子供もこんな硬い斜面なのにパラレルですいすい滑っていきますぞ。 -
でも混んでてどうしようもないってこともない。なぜなら輸送力が高くてコースバリエーションが死ぬほどあるから。
なにしろドロミテ・スーパー・スキーですもの(連呼)。
でも並ぶところは15分くらいは並んだかな~。 -
サッソ・ルンゴが近づいてきた(つまり1周の終わりが近づいてきた)。
そろそろお腹がすいたけど、このレストランはいっぱいだ。
絶景を眺めながらゆったり食事を楽しむヨーロッパの人々。鳥もこんなに近くまできておねだりしてます。 -
もう、言葉がでないくらい素晴らしい景色。
それもこれもお天気が良いからですね。これで吹雪くとかいわれたらがっくりでしょうねぇ。 -
こうして興奮の初日が終わりました。サッソ・ルンゴに月がのぼる夜。
-
2日目。前日と変わってセッラ・ロンダ時計回りに行きました。上り下りも逆になるのでコースは斜面もリフトも違ってきます。
でも、風が強かったりしてリフト・ゴンドラが一箇所でも止まると、セッラ・ロンダのネックレスのような鎖が切れてしまうのです。だからセッラ・ロンダが続けて2日できるのはラッキーなのかもしれない。
どちらかというと時計回りの方が人気がないのか、反時計回りに比べるとやや貧弱だった看板ですが、見方やコースにも慣れたのでサクサク進んで、お昼時には2/3ほど回ったパッソ・ポルドイ(ポルドイ峠)まで来てしまった。
ここにはスキーをぬいで岩峰(サッソ・ポルドイ)の上までいけるロープウェイがあるというので行ってみることにした。 -
その歩きの途中、お!wilierだ!
どなたかの記事でジルベルト・シモーニの記念碑とありましたが、碑盤には歴代優勝者が刻まれていました。シモーニは2001年と2003年に総合優勝を果たしてマリア・ローザを着ていますが、2001年はコルナゴに乗っています。2003年がウィリエールだったのかな。引退レースはウィリエールのチェント1SLだったようですが。
おっと、失礼。そうです、ここは、ツール・ド・フランスとならんで自転車のレースとしては最高峰のジーロ・ディタリア(ジロ・デ・イタリア)のコースになります。
ジロの優勝者はほとんどイタリア人。ジロはイタリア人の誇り(らしい)。
それが一昨年はイギリスのSKYチームが優勝しています。バイクは私も乗ってるCANYONだからちょっと嬉しかったけど。
いつか自転車乗りの聖地、ギサッロ教会にも行ってみたい。
もちろん、MY FIRST BIKEであるBIANCHIで。 -
ヴェネト州とトレンティーノ=アルト・アディジェ州の境目ってことですね?
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うーん、やっぱり夏にも来てみたい。自転車で。
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そしてここには戦争博物館があります。
(が、冬季閉鎖中) -
下りのゴンドラを降りて出口までの間に博物館の入口がありました
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バラバラと集まった数人と一緒にゴンドラにのって
(スキーの3日通しチケットで乗れました) -
あっというまにサッソ・ポルドイの山頂へ。
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またまたここも大絶景です。
堪能したあとは麓のレストランでランチ。
ここは気に入って翌日1日もわざわざ来てしまいました。 -
2時半にはセッラロンダ時計回りを終わって宿にもどったので、一休みのあとバスでセルヴァ・ディ・ヴァル・ガルディナの町にでてみました。
まだクリスマスマーケットやってました。
でも狭い道路は車がひっきりなしで、歩くのがちょっと怖い。排気ガスもけっこうひどい。道が狭いんです。とにかく。 -
もう少し待てばもう一度、あの素敵なイルミネーションに彩られた町がみられそうでしたが、寒かったしバスも1時間に1本程度なので、ちょうど時間でやってきたバスに乗ってしまいました。ゆっくりサウナを楽しみたかったし。
じつはこの日、上から降ってきたボーダーにつっこまれて倒れ、おでこを強打。魚のナポレオンのようなコブができてとても痛くてたまりません。
なるほど海外では皆さんメット着用ですが、しみじみその必要性を感じます。
板の噛み具合も日本のアイスバーンとは違います。ほんとに硬い。
まあ、15年ほどもほったらかしの板がナマクラすぎるのですが・・・。
チューンナップに出さなければと全員激しく同意したのでした。 -
奥の建物が我らがお世話になったHotel Meisules(ホテルメイスレス)。
あたたかなもてなしとシンプルでおしゃれなホテルでした。
夕方限定ですが、立派な北欧風本格サウナもあって、汗が出た後は外にでると最高だよ、とオーナーさんがおっしゃってました。 -
そして驚きのイタリア的大晦日ナイト。
特になにも知らずに行ったところ、イタリアでは大晦日はお友達とワイワイ過ごす習慣だそうで。
毎日スキーウェアでご飯にきていたみなさんが、あっと驚く大変身。精一杯おしゃれしてディナーの前のアペリティフタイムを楽しんでいらっしゃいます。このホテルは家族連れが多くて、小さいお子さんや赤ちゃんも何人かいました。
異邦人の我らは隅っこでシャンパンをいただきましたが、なんとも中途半端な感じでそわそわしてしまいました。ま、しょうがないですね。 -
ディナーが始まったのが9時で、そこから新年を迎えるまでみなさんだらだらと(!)ディナーを楽しむわけです。
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大晦日のこの日はplateのメニューが決まっていました。
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カウントダウンが始まるとみんなテラスにでて
3、2、1、 Buon Anno~!!! -
ホテルからの新年のプレゼントをいただきました。
針葉樹の良い香りのする Sache(樹皮が入っています) -
このお方がメインのシェフのようです。お若いのにね。お料理とってもおいしかったですよ。デザートだって毎日6種類あるんだから選ぶのに困ってしまった。
ちょうどスタッフの方が記念撮影しているところを横から撮らせていただきました。いい笑顔ですね~。作品のフルーツの盛り合わせが美しい。 -
こちらが伝統的なお正月料理、豚のソーセージとレンズマメ。
どちらもお金に似ているから、お金持ちになれますように、という願いがこもっているそうです。お味は癖もなくておいしかったです。
調べると縁起物は金運に関係するものが多いみたいです。イタリア人は金運がお好き。 -
さて、明けて1月1日。ちょっとだけゆっくりでて、今日はドロミテの女王、最高峰のマルモラーダ方面に行ってみようということになりました。
途中まではセラロンダ反時計回りのコースに従い、アラッバから分かれていきます。これもマルモラーダという看板に沿って行けばわかりますが、尾根を越えるリフトだけちょっとわかりづらいです。
そしてマルモラーダに登るゴンドラがカオスでした。ものすごく混んでいて、40分くらい待ったかなあ。なんとか乗り込んで2回ゴンドラを乗り継いで、やっと到着。中央に見えるのがマルモラーダ(3342m)の山頂です。 -
絶景なんですが~。。。
ここからは氷河を滑るのですが、これが狭くて硬くて人も多くて、噛まないナマクラ板ではもう、ほんっと怖くて疲れた。
ちなみに滑りだしは3269m、ゴンドラの基点が1446mらしいので、標高差は1823m。そして滑走距離15㎞を誇るとのこと。これはすごい。 -
へとへとになってやっと氷河を降りてきて、またお昼ご飯の為にパッソ・ポルドイのレストランに行きました。
今日もピザやらパスタやら食べていると、なにやらヘリがやってきました。
赤いヘリだから救助ヘリだ。とおもったら、すぐそこに近づいてホバリング。みているとスキー板が光っていたから、怪我した人を吊り上げていたようです。
この人はサッソ・ポルドイを滑ってきたようでした。
もちろんコースなどないのでエクストリームの人です。
ご無事だといいですけど。
そういえば前回私以外のメンバーがちょうどアオスタで滑っているその日、あのシューマッハの事故があったのでした。
彼はヘルメットを着用していても脳損傷だった。していなかったら死亡事故になっていたそうだけど、順調な回復をお祈りしたいです。
ちなみに昨今は便利なスポーツウォッチがあって、今回スキーを計測したら最高時速100㎞/hを記録していました(by Garmin FX5s)。
怖いはずだわ。 -
これは昨日から気になっていたSKI WATERというもの。
どんなモノだろう、とおもったけど、ベリー(berry)ソーダみたいな感じでちょっと微妙・・・ -
おまけその1
ここはPIZ BOE(BOE山)の頂きの近くなのですが、
レストランの名前はPIZZA BOE。
ざぶとん1枚! -
おまけその2
トイレの表示が面白かったから。
もじもじしてる感がでてますね~ -
おまけその3
こういうセンスがいいな~。にやにやしてしまう。
これは椅子なんですけど、誰かが座ってるともっと面白かったんだけどな~。
そんなわけで、帰りは谷道を通ってミュンヘンまで戻ったのですが、これはこれでまた狭くてカーブも多くておんなじくらい怖くて、手に汗握りながらやっと高速に乗りました。
こうしてとても楽しかったスキー旅行は無事終わりました。
次はカナダらしい。
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