2019/07/29 - 2019/07/31
90位(同エリア397件中)
norijiroさん
- norijiroさんTOP
- 旅行記136冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 178,577アクセス
- フォロワー19人
連日ストイックな観光を続けてきたが、そんな日々ともいよいよお別れ。ギリシャ本土を離れ、エーゲ海へと旅立つ日がやってきた。のんびりと心ゆくまで島に滞在し、ゆっくり英気を養おうというねらいである。これが本来の夏休み。炎天下の強行軍や階段の昇降は休暇とはいえない(楽しかったけど)。いよいよここからが今回の旅のメインだ。
結論から言おう。ミコノス島、最高であります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アテネからミコノス島への交通手段は飛行機もしくはフェリーで、フェリーには通常のものと高速船がある。ミコノス島近辺は風が強いことで知られており、飛行機や高速船は欠航になることもあるという。風速20m/s程度の強風が続く日もあり、これは「風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る」という威力。日本のフェリーや飛行機であれば即欠航レベルの強風である。
そこで、迷った末にもっとも風に強いという通常のフェリーを予約することにした。時間は高速船の倍ほどかかるが、アテネに延泊せざるをえなくなるリスクはなるべく減らしたい。
予約したフェリーは朝7時15分出航のため、発券などの時間も考えて6時に港へ到着。まだ夜のような暗さにもかかわらず、ピレウス港は大きなスーツケースを抱えた乗客でごった返していた。結果的に、この日は天気晴朗、風も穏やかですべての交通手段が平常通り運航されたが、まあ、それはそれでよしとしよう。 -
海外でフェリーに乗るのが初めてのため、発券システムがまったく不明。とりあえず事務所が開くのを待ち、予約番号を告げるとその場でチケットを渡された。港近くの事務所にさえたどり着けば何とかなる。ただ、発券待ちの人々であっという間に長蛇の列が形成されたので、時間には余裕をもって行動したほうがよいだろう。飛行機のように事前にeチケットを入手できれば、当日にドキドキすることもないのに。
-
夜も明けきらぬなか、いよいよ乗船開始。
-
3日連続の早朝始動でさすがにつらい。疲労の蓄積があらかじめ予想されたことから、今回はベッド付きの4人用個室を確保しておいた。久しぶりの二段ベッド、修学旅行的雰囲気になぜか興奮する。鍵もかかるので、荷物の心配をすることなく、一家全員、横になってゆっくり熟睡できる個室は大正解であった。到着までは約4時間。たっぷり寝よう。
-
一眠りし、体力が回復したところで朝食を食べに船内の売店へ。船のなかにもかかわらず、またしてもエベレスト…。これしかないのか。
-
市内の店舗にはなかったパニーニをいただく。気の利いたものもあるじゃないか。
-
元気が出てきた子どもたちと船内を散策し、甲板に出てみる。エーゲ海のどこまでも青い空と海がすばらしい。「山のギリシャ」もよかったが、やはり「海のギリシャ」こそ、その真髄が発揮されるといえよう。Wind is blowing from the Aegean~♪
-
順調に航海を続け、まずはミコノス島のとなり、シロス島へ寄港。港のあるエルムポリはこの地方の中心都市で、大学や病院、役所などがあるらしい。フェリーは住民のための公共交通機関としての役割も担っている。
-
そして程なくミコノス島が見えてきた。日本発のギリシャツアーでは、ほとんどがここミコノス島、そしてサントリーニ島を訪れるプランとなっている。つまり、今回のコースはベタ中のベタであると評価されよう。ギリシャは初めてなので定番のルートを精力的にこなしていきたい。
-
港からホテルへ直行。今回の滞在地は島の南西部、島内でも有数の美しさを誇るプラティス・ヤロスビーチに近いカマリホテルである。こんなリゾート地に来たからには子どもたちを泳がせないと黙っていないのだが、ミコノス島には大きなプールを備えたホテルがあまりなく、宿探しには難渋した。ここは中心地のミコノスタウンからは若干の距離があるものの、プールはなかなか大きくお値段も控えめである。
Kamari Hotel ホテル
-
まずは昼食。近くのレストラン「ブルー・ミス」へ。テラスからは美しい海が望める。リゾートはこうでないといけない。
-
シーフードの串焼きとおかゆ風の何か。魚介類は極上のプリプリ感が楽しめた。さすがエーゲ海、さすが島。
-
食後は子どもたち待望のプールタイム。背景の真っ白な建物群が青空によく映える。気温はアテネよりは若干下がっており、水もちょっと冷たいが、そんなことはお構いなし。
Kamari Hotel ホテル
-
プールでたっぷりと遊んだ後は、ミコノス島の中心地・ミコノスタウンへ。普段の子連れ旅行で重宝するタクシーは、なんと島内に30台しかない。山手線の内側よりひと回り大きな島に観光客がごった返しているのに、わずか30台。流しのタクシーを拾う、なんてことはまず不可能で、電話しても出払っているのは当たり前。翌日の予約をすれば何とか乗れる、といった感じらしい。
ということで、観光時の移動はすべてバスである。幸い、ホテルのすぐ近くがミコノスタウン行きのバスの始発だったので不自由はあまりなかったが、バスは毎回かなり混んでおり、途中からは客を乗せられないこともあった。30分に1本しかないのに…。 -
まずはミコノスタウン内の洗濯店にたまった洗濯物を大放出。夜までには上がるという。ホテルに洗濯機がなかったので、こういう店はありがたい。
-
もうすぐ夕刻の町をぷらぷらと歩く。
-
名物のカト・ミリの風車。かつては島に吹く強い風を利用し、小麦を挽くために使われていた。現在は島内屈指の撮影スポットとして活用されている。昔ながらの素朴な姿がよい。
ミコノス島の風車 建造物
-
風車のある丘からは、海岸上にレストランやショップが並んだ一帯「リトルベニス」が見渡せる。
-
ふたたび散策を開始。夕日と潮風をあびながらの散歩は実に心地いい。気持ちに余裕が生まれたためか、あの灼熱のアテネ強行軍も「まあ、あれはあれでよかったのかもしれない」と、よき思い出として昇華された。
-
先ほど丘から見たリトルベニス。テーブルと海の距離の近さという意味では申し分ない。波音を聞きながら素敵なディナー、といきたいが、海側のスペースは通路で観光客がひっきりなしに通るため、ちょっと落ち着かない?
-
白い迷宮ともいわれる旧市街の路地を抜け…
-
オールドポート側へと出る。
-
最高の夕日。来てよかったなあ。
-
青いドームの小さな教会。
-
夕食はオールドポートに面したシーフードレストラン「キャプテンズ」で。今回の旅行中、ここで食べたシーフードがもっとも気に入った。いろいろと盛り合わせてあるが、出色だったのはタコである。バナナほどの太さがある立派なタコが実にほどよい軟らかさに調理されており、ほぼ素材の味で十分にいける。鮮度のよさのなせる業であろう。
-
食べ終わった頃には、また空の色が変わっていた。
こうして、ミコノス島の初日が過ぎていった。 -
翌日は朝からふたたびミコノスタウン。いざ、白い迷宮へ。
-
白い建物に囲まれた細く路地が続く。
-
それでもたまに車が通る。主に配達の車の模様。こんな狭いところは運転したくないなあ。
-
ミコノスタウンの東側にある丘へやってきた。白い! 青い!
-
漂白したかのような驚きの白さをしばし堪能。
-
さらに登ったところにあるのがボニの風車。ここからも真っ白な街並みが楽しめる。
エーゲ海の島々の建物が白いのは、壁の材料として石灰が安く手に入ったため、強い日差しによって建物の内部が高温になるのを防ぐため、などの理由があるそう。 -
港を一望できる絶好のロケーション。
-
街側の眺めもよいのだが、写真を撮ろうとすると電線が入ってしまうのが少し残念。電線地中化を強く望む。
-
街へ戻り、パラポルティアニ教会へ。絵はがきなどにも数多く登場する有名スポット。パジャマのようなヘンテコな…じゃなくてモード感あふれる服を着たプロのモデルさんが写真撮影をしているなど、商業的な被写体としても十分通用する。
パラポルティアニ教会 寺院・教会
-
全景はこんな感じで、かなり個性的なフォルム。雪まつりの彫像のようだ。照り返しもあり、目が痛いほどに真っ白。
-
めずらしい茶色い屋根の教会。かつて、島では船乗りたちが無事に航海を終えると教会を建てる風習があったため、大小300以上の教会が残っているという。
-
ふたたびリトルベニスへ。建築物の一部が海上にはみ出すという大胆な構造。
-
さらにカト・ミリの風車を再訪。夕方よりも人が少ない。暑いからか。
この日、午後はプールと、ホテルの地下ホールにあった卓球で遊び、のんびりと過ごした。ミコノス島の風車 建造物
-
そして翌朝。早くも惜別の離島なのである。のんびりと島に滞在、といっておきながら2泊しかしていない。全体のスケジュール上、やむを得ずショートステイとなってしまったわけだが、いま思えば1週間くらいはいたかった。無念。また来よう。ミコノス空港にはヨーロッパ主要都市からの直行便も多いので、次はアテネを経由しなくてもOKである。
-
われわれを次の島へと運ぶ高速船が登場(30分遅延。よもや欠航かとちょっと焦った)。
ミコノス島は白と青の世界。美しい景色に囲まれてゆったりと過ごせる最高の島だった。 -
次の目的地サントリーニ島までは高速船で約2時間。奮発してプラチナクラスの座席を購入した。座席は160度くらいリクライニングできるゆったり仕様だ。揺れもそれほどなく快適である。
-
いよいよサントリーニ島へ到着。果たしてどんなところだろうか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
Kamari Hotel
評価なし
この旅行で行ったスポット
ミコノス島(ギリシャ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019年子連れギリシャの旅
0
43