2014/05/04 - 2014/05/05
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この旅行記のスケジュール
2014/05/04
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この旅行記スケジュールを元に
今は旅行にいけないので、遡って旅行記を作成してます。
この旅行記は2014年5月、バルカン半島の国々を周遊前後にロンドンに滞在した時のもの。
ロンドン滞在は7泊。
その間にどうしてもしたかった事は…
①本場フィッシュ&チップスを食べる→済み
②ミュージアムを5軒巡る→観光する日は実質5日なので、1日1件ペースで訪問予定。
③老舗のパブでビールを飲む→済み
④グリニッジの初子午線を見る→3日目
⑤テムズ川クルーズ→グリニッジからシティーへの帰りに予定。
⑥ロンドンの知人と食事→3日目
⑦衛兵交代式と騎兵交代式→4日目と6日目の予定
⑧ハイドパークを散策→7日目の予定
その1はロンドンでの最初の2日間。
その2は3日目と4日目。
このころは旅行記を書く習慣が無く、写真が少ないので、ちょっと端折った記録になりますがご了承下さい。( ; ; )
クレジットカード払いの場合は日本円、
キャッシュ払いは£で記載してます。
1£=約¥170 換金は利率のお得なクレジットカードによる現地キャッシング。
2泊分の出費 約¥47500/2人
3日目の出費 約¥6000
飲食 21.1£
観光14£
4日目の出費 約¥11500
飲食(買物含む) ¥7800
トップアップ 15£
SIMカード 6.99£
ホテル2泊分 ¥30000/2人
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ロンドン3日目
この日は世界遺産の海軍都市グリニッジの観光です。
9:45頃
アロフトエクセルホテルを出て歩道橋で徒歩1分、DLRの鉄道駅プリンスリージェント駅から乗車。
実は、このホテルに決めたのはグリニッジへのアクセスが便利な事が要因の一つ。 -
カナリーウォーフ駅で乗換え。
10:15頃
カティーサーク駅を下車して、グリニッジ公園に面した緩やかな坂道を登っていきます。 -
10:30
車道に面してローヤルティーという、地元で人気のカフェでモーニング。 -
旅行中はビタミン不足、栄養が偏りがち。
こちらのお店はビーガン料理なのでヘルシーです。
食後、お店に面した坂道を登って行きます。
この界隈は高級住宅地で、街並みがとても綺麗。
登り切った辺りを左に少し進むと、グリニッジ天文台のある公園の入口。 -
公園内は緑豊かな散策路が続きます。
グリニッジ公園 広場・公園
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12:00
天文台に着くとこの景観!
グリニッジパークは丘の斜面を利用しているので、眺望が開ていて気持ちがいい!
時間があったらピクニックでもしたいところ… -
1675年
当時貿易港として繁栄していたグリニッジ。
この天文台はチャールズ2世によって設立されました。
その後、この天文台のお陰もあり飛躍的に計測技術が進みます。
イギリスは世界を股にかける海洋国家に。
1851年
この地に旧初子午線が設定。
1884年
ア メリカのワシントンで開かれた国際会議においてグリニッジを 経度の基準点と設定。
1954年
空気の汚染等、観測に適した環境ではなくなった為、天文台としての機能を停止。
1969年、
GPSの前身となるアメリカのトランシットというシステムで測定したところ、天体観測で時刻を計っていた頃の計測には残念ながら
多少のズレが!(>_<)
本初子午線はここから102m東の位置となります。 -
天文台の入口にグリニッジ平均時を表す時計。
1852年に造られたもので0.5秒単位で秒針が動いています。旧王立天文台 (グリニッジ旧王立天文台) 博物館・美術館・ギャラリー
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天文台の敷地内に入ると凄い行列!
記念のモニュメントをバックに初子午線を跨いで記念写真を撮るのため。 -
子午線にTOKYO東経139度45分と刻まれてます。
子供の頃に誰でも習うこの初子午線。
ここから世界の標準時間を決めていた訳なので、一度は来てみたいと以前から憧れの場所でした!
今日のミッション、ひとつクリアです(๑˃̵ᴗ˂̵) -
チケットを購入して建物内へ…
7£/1人
他の入場料が高すぎなので、割とお値ごろ価格。
ロンドンで初めて入場料を払って観光です。 -
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建物内には観測機器や、ここで暮らしていた天文学者達の暮らしぶりなどが展示されています。
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上下左右観測するために窓は縦長、部屋は円形です。
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敷地内にはプラリタネウムやショップも有り。
観光後、
記念にちょっとセンスの良いTシャツとお土産用のショットグラスを購入。
トータル25.45£
グリニッジは天文台以外にも見所が沢山あるので、丘を下り次の目的地へ… -
川に向かって正面の白い建物がクイーンズハウス。
中は有料のギャラリーです。
ここで少し歴史のお話。
1638年
この建物はジェームズ1世の妻、アン・オブ・デンマークのために作られイギリスで初めてのルネッサンス様式の建造物。
このグリニッジパークも、アン王妃の為に整備されることになったそうです。
王妃は残念ながら完成前に亡くなりました。
ジェームス1世はステュアート朝初代のイギリス王(在位1603~25年、スコットランド王としてはジェームズ6世)
エリザベス1世(女王)が後継者なく死去してしまい、女王が次期国王に指名していた為王位を継承します。
ジェームス1世(ジェームス6世)の祖父ジェームス5世(エリザベス1世の従兄弟)の母親がヘンリー8世の妹だった為です。
イングランドの王位は16世紀以来アイルランド王位も兼ねていた事により、歴史上初めて3ヵ国の同君連合になりました。
ジェームス1世の孫ゾフィーがドイツのハノーファーの貴族と結婚し、2人の間の息子ジョージ1世(在位1714~27年)が王位を継承します。
無能で放蕩三昧のジョージ1世や2世を反面教師にしたのがジョージ3世。
クイーンズハウスに話が戻ります。
とんでもないハノーヴァー朝君主の中で唯一まともだったジョージ3世は、農夫王との愛称で国民からも慕われます。
このクイーンズハウスを亡くなった船乗りの子供たちのための孤児院としてテャリティー教会に貸し出したのもジョージ3世。
蛇足のお話
ジョージ3世は質素で勤勉で愛人も作らず夫婦仲に恵まれ、9男6女の子供に恵まれます。
しかし、この子供達が問題児だらけ!(>_<)
息子達の愚行の心労が祟ってか?最後は精神病になり不幸な晩年でした。
ジョージ3世の亡き後、不出来な息子の治世が2代続き、その後1837年にビクトリア女王が即位になります。
ジョージ3世以来、再び愛される国王の誕生です。
ところで、
ハノーヴァー朝は第一次世界大戦時に
「ドイツ由来の王朝名はふさわしくない」という理由で現在のウィンザー朝に名前を変えています。
イギリス王室は色々と複雑(≧∀≦) -
妃の為に贅沢な建物を作る国王、
その建物を孤児院として利用する国王、
同じ王室でも雲泥の差です。 -
グリニッジパークを出て、旧王立海岸学校の敷地へ…
旧王立海軍学校 (グリニッジ大学) 博物館・美術館・ギャラリー
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13:00
旧王立海軍学校。
セントポール大聖堂を建築したクリストファーレンの設計によるバロック様式の美しい建造物。
今は大学と音楽学校になってます。
無料で一般公開されている2箇所が、ペインテットホールと礼拝堂。 -
「ペインティッド・ホール」
美しい壁画と天井画に圧倒です! -
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グリニッジに来たら必見です。
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こちらは繊細で上品な美しさの礼拝堂。
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14:00
旧王立海軍学校の敷地から駅の方へ向かうと、カティーサーク号がデーンと鎮座。
19世紀に中国やインドから紅茶を運搬するために活躍した船が陸地にそのまま保存公開されてます。カティ サーク号 史跡・遺跡
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船の下のお土産屋さんへは無料で入れて、船内の展示は有料です。
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帰りはテムズ川のリバーボートに乗る予定なので、チケット売場で14:43チケットを購入。
オイスターカードの割引値段で確か7£/1人。
まだ時間があるので、テムズ川の地下道?を通って川を渡ってみます。
この地下道に降りるには巨大なエレベーターがあるので、簡単に渡ることが可能。リバーボート (テムズ河) 船系
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370メートルの長ーい円柱トンネルが不思議な空間。
5分位で対岸へ到着。 -
対岸からの眺めも素敵です。
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旧王立海洋学校と、その奥のクイーンズハウスを眺めて…
他には特にする事もないので、直ぐにUターンして川底トンネルを戻ります。(≧∀≦)
まだ時間があったので、グリニッジマーケットをちょっとブラブラ。
14:43頃
リバーボートに乗船。 -
カナリーウォーフを通過します。
リバーボートの中は売店もあり。
ビールが4.3£でお高めでしたが、2人で1杯づつ購入。
テムズ川クルーズしながら飲む1杯は格別な美味しさ♪ -
タワーブリッジを船上からパシャリ!
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シャードを通過し…
15:30
約40分でエンバンクメントに到着。 -
16:45~18:30
イギリスで昨日のテートモダンに続き、2つ目の美術館のナショナルギャラリー。
ロンドンの美術館はだいたい無料なのが嬉しい♪
名画の数々の写真は公式ホームページにも詳しく掲載されているの割愛します。ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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トラファルガー広場はインドのイベント?を開催中で大盛り上がり。
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このあと、
知人ファミリーと待合せのウォータールー駅へ向かいます。 -
殆ど歩きで観光しているので、ロンドン名物のバスは利用せず…
19:00
知人が予約したレストランで夕食です。
21:00
食後はウォータールーブリッジで皆でライトアップされたビッグベンやロンドンアイを眺め、
記念撮影!ウォータールー ブリッジ 建造物
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夫が20代の頃、ロンドンに住んでいる時にお世話になったご家族。
バルカン半島を回ってロンドンへ戻ったら、また食事をしましょうと約束します。 -
ロンドンの初日、
今日もアート三昧と街歩き、最後に楽しい食事でロンドン大満喫の1日でした♪
翌朝。
ロンドン4日目、
この日の最大のミッションはバッキンガム宮殿で衛兵交替式。
午後はV&Aミュージアム。
9:00
DLRの鉄道駅プリンスリージェント駅から乗車、バンクで地下鉄に乗換えてウェストミンスター下車。 -
駅を降りると目の前がビッグベン。
2017年~4年間の大規模な修繕工事を予定してるそうです。ビッグベン 現代・近代建築
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ウェストミンスター宮殿のリチャード1世像。
11世紀半ば王宮として建てられました。
今は国会議事堂として利用。
19世紀に火災によって焼失。
ウェストミンスター寺院との調和を考慮して、ゴシック様式のクラシカルで壮麗な建造物が、20年の歳月をかけて復活しました。国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿) 現代・近代建築
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そして、ウェストミンスター寺院。
まるでお城の様なゴージャスさ。
入場料¥3000も払って見学する時間がないので表から観光です。ウェストミンスター寺院 寺院・教会
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折角なので、近くにある聖マーガレット教会の中に入りました。
小さい教会ながら、美しいスタンドグラス(๑˃̵ᴗ˂̵)
ウェストミンスター寺院の近くにこんなに美しい教会があるなんて予想外!ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会 城・宮殿
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お次は、
今日の1番の目的地、バッキンガム宮殿に向かいます… -
バッキンガム宮殿へ続くセントジェームスパーク。
朝の新緑が最高に気持ち良い♪セント ジェームズ パーク 広場・公園
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10:30
バッキンガム宮殿到着。バッキンガム宮殿 城・宮殿
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凄い人…
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門の前で衛兵交替式を待ち構えます。
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門にへばりつく様に沢山のギャラリーの中に混じって、私もそのひとり(≧∀≦)
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11:00
1度は見てみたかった交替式。
こんな感じで、フェンス越しに間近に見る事が出来きて、念願が叶いました♪バッキンガム宮殿の衛兵交替式 祭り・イベント
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パレードを見届けてから、次の目的地ビクトリア&アルバートミュージアムまでブラブラ…
途中、
ハーバーニコルズやハロッズ等がある落ち着いた街並みのナイトブリッジを通り抜けると、ケンジントンエリア。
13:00頃
V&Aミュージアムに到着。
言わずとしれたビクトリア女王とアルバート公が基礎を築いた博物館。
19世紀の半ばに開館。ヴィクトリア&アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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敷地も広くて見応えも十分。
展示の仕方も面白くて、 何度行っても飽きる事が無いかも? -
贅沢な空間使い。
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ルネッサンスエリア。
ここは吹き抜けの天井が高いスペース。 -
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図書館の中の展示室。
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アイアンアートのコーナー。
キュレーターのセンスが抜群です。 -
次から次へと展示物の演出が素晴らしい!
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前衛アートスペースもユニークです。
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ガラスの展示室。
素晴らしく綺麗なコレクションで暫く見入ってました♪
陶芸コーナーも世界中の膨大なコレクション。
食器やグラスが好きな方には、この博物館は必見! -
家具の展示室。
アート鑑賞の途中、世界で1番古いミュージアムカフェでお茶をしました。
ウィリアムモリスが手掛けた素晴らしいインテリアでしたが、不覚にも写真を撮り忘れてしまいました(≧∀≦)
広い美術館なので、結構歩き疲れました。
ケンジントンのm&sで食材を買って、地下鉄とDLRでアロフトホテルへ。アロフト ロンドン エクセル ホテル
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部屋に戻り、遠くに見えるシティーを眺めながらの寛ぎディナータイム。
ロンドン5日目
朝ホテルをチェックアウトして、お昼の便でドブロヴニクに出発。
12日間バルカン半島を周遊してから、またロンドンに戻ります。
最後までお読みいただき有難うございましたm(_ _)m
ロンドン旅行記その1と、その2での観光は3日間。
旅行先での美術館巡りが大好きなので、初日にテートモダン、2日目にナショナルギャラリー、3日目にビクトリア&アルバート博物館。
戻ってからもロンドン観光は残り丸々2日間あるので、大英博物館とウォレスコレクションが待ってます。
バルカン周遊後のイギリス旅行記は、まだまだ続きますので、宜しければまたご覧下さいませ~!
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アロフト ロンドン エクセル
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