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インド旅行の拠点デリー中心にジャイプールも行き、考えました。<br />        インドで考えた1  デリーにて<br /> 4度目のインドへ11月に行った。<br /> インドとは何だろうか。独特の長い歴史と文化を持った大国である。日本の9倍の広さの国土に13億人を超える人口を抱え、数年後には中国を追い越して世界一の人口になるという。人工衛星を打ち上げ、核爆弾を持ち、富裕層がメタボな丸いお腹を誇らしげにしている一方で、住むところもなく十分な食べ物もなく路上にじっとしているやせこけた人々がいる。貧困は数年前と比べ随分改善しているようだがプラスチックごみと貧困な人々は吹き溜まりのように路上の片隅に目につく。<br /> 都市部では、車が洪水のように押し寄せ、道路の整備は車の増加にとっても追いつかない。日本車がかなりの割合を占め、日本のメーカーにも責任の一端はあるのかも知れない。乗用車は増えているがオート三輪車やバイクもまだまだ活躍している。デリー中心部では道路の牛はほとんど見られないが、交通の邪魔になるから排除しているらしい。40年前は、道路の縁の緑地帯に牛がのんびり草を食べていたが、今ではそのスペースは車道になり牛の居場所はなくなってしまった。車道と歩道の境にはプラスチックごみと土埃がたまり、それが巻き上げられて並木や公園の木の葉は埃で白く覆われて、植物にとってはなんとも痛ましい風景になっている。今まで雨期だったというのに緑に潤いが感じられない。<br />そんな大都市の大きな渦の中に人々は吸い寄せられるように集まり、都市は人と車とごみと埃と車のクラクションの音で、ごちゃ混ぜになっている。そのような塊を大鍋に入れてスパイスを利かせて煮込んだのがインドの姿だ。<br /> 人々は若いから活気に満ちて、その中でたくましく生きているように見える。貧富の差があり、ごみにあふれ埃にまみれてもインド人は新自由主義を受け入れて進化しているように見える。その原動力は若い力だろう。若者はたくましく夢を持ってどん欲に進んでいるようにみえる。日本人には不快に聞こえるクラクションの音が若さを象徴している音のようにも聞こえる。とにかくにぎやかだ。日本の昭和30年代にあったであろう東京の風景がそこにはある。70歳を超えた日本の老人にはちょっとしんどいが、若いエネルギーがほとばしっているインドを垣間見た思いがした。<br /> 最後の日のデリーについて一言追伸。<br /> デリーに戻って、日本に向かうエアインディアに搭乗した時、14年前の嫌な予感が脳裏をよぎった。あの時は、搭乗したあと、機体の不具合で乗客は降ろされ、一晩空港のロビーで明かし、一日遅れで帰った。こんなことがまたあるとは思ってもいなかったが、我々の飛行機は一向にゲートから動こうとしない。そのうち夕食が配られたが機体の整備中とのようで、詳しい説明はない。もっとも、ヒンドウー語とインド訛りの英語では添乗員がいない私たちには理解できない。夜中の2時30分になってとうとう機外へ降ろされた。いったん出国手続きをしているので再入国の審査で1時間、手配してくれたホテルまでバスで1時間、とうとうロイヤルプラザというホテルへ着いたのが早朝の4時30分だった。食べ物と寝るところを手配してもらったのは前回より進歩だが、結局1日遅れで日本に着くこととなった。日本ではあまりないことかも知れないが、これもインドらしいところかも知れない。<br />

インドで考えた1 デリーにて

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2019/11/23 - 2019/11/30

1231位(同エリア1975件中)

旅行記グループ インド観光

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12

おはさん

インド旅行の拠点デリー中心にジャイプールも行き、考えました。
        インドで考えた1  デリーにて
 4度目のインドへ11月に行った。
 インドとは何だろうか。独特の長い歴史と文化を持った大国である。日本の9倍の広さの国土に13億人を超える人口を抱え、数年後には中国を追い越して世界一の人口になるという。人工衛星を打ち上げ、核爆弾を持ち、富裕層がメタボな丸いお腹を誇らしげにしている一方で、住むところもなく十分な食べ物もなく路上にじっとしているやせこけた人々がいる。貧困は数年前と比べ随分改善しているようだがプラスチックごみと貧困な人々は吹き溜まりのように路上の片隅に目につく。
 都市部では、車が洪水のように押し寄せ、道路の整備は車の増加にとっても追いつかない。日本車がかなりの割合を占め、日本のメーカーにも責任の一端はあるのかも知れない。乗用車は増えているがオート三輪車やバイクもまだまだ活躍している。デリー中心部では道路の牛はほとんど見られないが、交通の邪魔になるから排除しているらしい。40年前は、道路の縁の緑地帯に牛がのんびり草を食べていたが、今ではそのスペースは車道になり牛の居場所はなくなってしまった。車道と歩道の境にはプラスチックごみと土埃がたまり、それが巻き上げられて並木や公園の木の葉は埃で白く覆われて、植物にとってはなんとも痛ましい風景になっている。今まで雨期だったというのに緑に潤いが感じられない。
そんな大都市の大きな渦の中に人々は吸い寄せられるように集まり、都市は人と車とごみと埃と車のクラクションの音で、ごちゃ混ぜになっている。そのような塊を大鍋に入れてスパイスを利かせて煮込んだのがインドの姿だ。
 人々は若いから活気に満ちて、その中でたくましく生きているように見える。貧富の差があり、ごみにあふれ埃にまみれてもインド人は新自由主義を受け入れて進化しているように見える。その原動力は若い力だろう。若者はたくましく夢を持ってどん欲に進んでいるようにみえる。日本人には不快に聞こえるクラクションの音が若さを象徴している音のようにも聞こえる。とにかくにぎやかだ。日本の昭和30年代にあったであろう東京の風景がそこにはある。70歳を超えた日本の老人にはちょっとしんどいが、若いエネルギーがほとばしっているインドを垣間見た思いがした。
 最後の日のデリーについて一言追伸。
 デリーに戻って、日本に向かうエアインディアに搭乗した時、14年前の嫌な予感が脳裏をよぎった。あの時は、搭乗したあと、機体の不具合で乗客は降ろされ、一晩空港のロビーで明かし、一日遅れで帰った。こんなことがまたあるとは思ってもいなかったが、我々の飛行機は一向にゲートから動こうとしない。そのうち夕食が配られたが機体の整備中とのようで、詳しい説明はない。もっとも、ヒンドウー語とインド訛りの英語では添乗員がいない私たちには理解できない。夜中の2時30分になってとうとう機外へ降ろされた。いったん出国手続きをしているので再入国の審査で1時間、手配してくれたホテルまでバスで1時間、とうとうロイヤルプラザというホテルへ着いたのが早朝の4時30分だった。食べ物と寝るところを手配してもらったのは前回より進歩だが、結局1日遅れで日本に着くこととなった。日本ではあまりないことかも知れないが、これもインドらしいところかも知れない。

  • インド門:デリーの中心部にはコンノートプレイスとインド門がありそれぞれから放射状に道路が配置されている。周辺には国会議事堂や大統領官邸もあり、日本の霞が関周辺にあたる。デリーの顔だけあって広くて緑も多いが人も大勢いる。このインド門は高さ42mの大きなもので、遠くからも目立つ。植民地時代に第1次世界大戦の慰霊碑として1931年に完成した。バスの車窓からのながめ。

    インド門:デリーの中心部にはコンノートプレイスとインド門がありそれぞれから放射状に道路が配置されている。周辺には国会議事堂や大統領官邸もあり、日本の霞が関周辺にあたる。デリーの顔だけあって広くて緑も多いが人も大勢いる。このインド門は高さ42mの大きなもので、遠くからも目立つ。植民地時代に第1次世界大戦の慰霊碑として1931年に完成した。バスの車窓からのながめ。

  • フマユーン廟:ムガル帝国の第2代皇帝フマユーンが死後、その妃が建てた廟という。左右対称でタージマハールの原型といわれている。

    フマユーン廟:ムガル帝国の第2代皇帝フマユーンが死後、その妃が建てた廟という。左右対称でタージマハールの原型といわれている。

  • 赤い砂岩が調和して美しい。

    赤い砂岩が調和して美しい。

  • クトウブミナール:予定ではベナレスから飛行機でアグラへ行くはずだったが、今年その便が廃止になったということで、デリーにまた戻ってアグラへ行くこととなった。高さ72.5mありかなり遠くからも見える。元はヒンドウーの寺院だったがそれを破壊して建てたイスラムの塔。現在のインドはヒンドウーが中心だが遺跡はかつて栄えたイスラムのものが多い。

    クトウブミナール:予定ではベナレスから飛行機でアグラへ行くはずだったが、今年その便が廃止になったということで、デリーにまた戻ってアグラへ行くこととなった。高さ72.5mありかなり遠くからも見える。元はヒンドウーの寺院だったがそれを破壊して建てたイスラムの塔。現在のインドはヒンドウーが中心だが遺跡はかつて栄えたイスラムのものが多い。

  • 風の宮殿:こちらは、ジャイプル。ピンクシティともいわれて町中がこんなピンク色(?)の<br />建物になっている。

    風の宮殿:こちらは、ジャイプル。ピンクシティともいわれて町中がこんなピンク色(?)の
    建物になっている。

  • 街中でやっと蛇使いを見つけました。笛に合わせてコブラが出てきました。断りもなしに写真を撮ったら怒られました。

    街中でやっと蛇使いを見つけました。笛に合わせてコブラが出てきました。断りもなしに写真を撮ったら怒られました。

  • 丘の上のアンベール城へは像に揺られていく人もいます。

    丘の上のアンベール城へは像に揺られていく人もいます。

  • この道路は、信号もなく日本人は渡れません。

    この道路は、信号もなく日本人は渡れません。

  • 水牛も大事にされているのでしょう。

    水牛も大事にされているのでしょう。

  • これは、イノシシといっていました。

    これは、イノシシといっていました。

  • 道路沿いの木の葉は埃だらけ。

    道路沿いの木の葉は埃だらけ。

  • デリーで、延泊になり泊まったロイヤルプラザホテル。1日ここで待たされました。

    デリーで、延泊になり泊まったロイヤルプラザホテル。1日ここで待たされました。

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