2019/12/13 - 2019/12/13
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あつ子@セントパンクラスさん
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うちから徒歩約20分の住宅街にあるチャールズ・ディケンズ博物館。二十年くらい前に一度訪れたことがあるものの、数年前に改装されたと聞き再び訪ねてみることにしました。クリスマス前のアドヴェントの時期だったゆえ、館内はクリスマス仕様で期待通りの可愛らしさ。うっかりすると見逃してしまうほど外観は地味です。
ディケンズ一家が住んでいたのは48番地で、隣りの49番地は当時弁護士が住んでいたそうですが、隣家を買い取り壁を取り払って2012年に拡張されました。一家がここに住んでいたのはヴィクトリア時代が始まった1837年から三年足らずでしたが、その間に「オリヴァー・トゥィスト」「ニコラス・ニックルビー」などの名作が生まれました。
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Daughty Streetの博物館外観。
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入り口は隣の49番地にありますが・・・
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ディケンズが住んでいたのはこちらの48番地。以前来た時はこちらが入り口でした。
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妻キャサリンの妹であるメアリーの部屋。彼女は若くして亡くなりました。
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ディケンズと妻キャサリンの寝室。
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唯一現存するディケンズの礼服。彼はこの部屋(というよりは廊下のような狭さ)で着替えたり身だしなみを整えたりしたそうです。
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階段の手すりにもさりげなくクリスマスの装飾が。学生時代にこのような階段のあるテラスドハウスに下宿していたので何となく懐かしいです。
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最上階の使用人部屋。子供部屋に隣接しています。
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この子供部屋では上の三人の子供が過ごしましたが、ケントの郊外の家に引っ越した後にディケンズ家の子供は十人に増えました。
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子供部屋ではパペットショーが開かれたのでしょうか。
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展示室にあった、世界初の印刷されたクリスマスカード。
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ディケンズの直筆の手紙とサイン。
後年は毎年クリスマス前に新作を発表していたため、世間から「クリスマス作家」と呼ばれることに不満だったようです。最後には「クリスマスの話なんてもう書けない~!」といってさじを投げたとか。
筆を置いた後は各地で自著の朗読会を開き、特にアメリカで人気を博したそうで、その際に持参していた演説台が展示されていました。朗読の一番人気はやはり「クリスマスキャロル」だったとのことです。 -
客間。ヴィクトリア時代の雰囲気そのまま、クリスマスの飾りが素敵です。
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もみの木は勿論本物です、日が経つにつれて次第に針が落ちて掃除が大変になることでしょう。
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グランドフロアのダイニングルーム。人の話し声や馬車の音が効果音として流れていて、当時の雰囲気に浸れます。
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窓側から見たところ。カップボードに当時の食器が並んでいます。
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当時はクリスマスには七面鳥より鶏やガチョウを食べるのが一般的、というよりもクリスマスのみならず年間を通じて食べていたそうです。
ドラマ「クリスマスキャロル」で主人公スクルージがクリスマスの朝、会社の従業員一家のために「この近所の肉屋で一番大きい七面鳥を買ってカムデンロード20番地に届けてくれ、お釣りは駄賃に取っておいてくれ」と通りがかりの少年に頼んでいましたね。ちなみにその住所は実在し、今は下がチャリティショップ、上階は住宅になっています。 -
地下の台所。奥さんがここで家事を指揮していたそうです。
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こじんまりしたカフェ、二十年前にはありませんでしたね。日替わりランチが約10ポンド、クリームティは5ポンド50ペンスとお手頃で、カフェのみなら無料で入れます。小さいけれどお庭もあり、夏はそちらでお茶をすれば素敵でしょうねぇ。
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ここで妄想彼氏とふたりで親密な会話をしたい、とおばさんの妄想は広がります(笑)。
恥ずかしながらディケンズの小説は一冊も読んだことがなく、ロンドン日本語補習校の図書室から借りて来た日本語のしかもジュニア版に超端折った「クリスマスキャロル」を子供たちが小さかった時に読み聞かせたことがあるだけです。ふたりとも「ティム坊や(Tiny Tim)」が病気で死んでしまうのではないかと心配そうでしたっけ。
1999年にテレビで放映された、パトリック・スチュアート主演のドラマは秀逸でした。昨年(2019年)にもBBCの鳴り物入りで新作が3夜連続で放映されたものの、CGの多用と原作にはないおどろおどろしい場面の連続で、一話目の最初の方で観るのをやめてしまいました。教会のシーンは仕事に行く時によく通るハムステッドの教会で撮影されていましたね。
この日は平日だったため、朝からセカンダリースクールの生徒が大勢で見学に来ており、かなり騒がしかったのが残念でした(大きな博物館ならまだしも!)。
また、展示されている家具等はディケンズが後年住んだケントの屋敷にあったものが殆どだそうです。
正直、これで入場料9ポンド50ペンスは高いと思いましたが、古きよきヴィクトリア時代の一般家庭の雰囲気に触れられるロンドンの穴場的博物館だといえます。
余談ですが、これまたディケンズの名作「ディヴィッド・コッパーフィールド」(同名のアメリカ人奇術師とは無関係)のTVドラマでは、ハリポタのダニエル・ラドクリフ君が子役で出演しており、放映当時リアルタイムで観た覚えがあります。めちゃ可愛いかったです。
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