年始のハンブルク

2020/01/01 - 2020/01/04

2020年元日から3日間ハンブルクへ行ってきました。
年末にベルリンでクリスマスマーケットとベルリン・フィル、新年の花火を見た後、どこに行くか迷っていましたが、ベルリンから近く、魚が食べられる街ということでハンブルクへ行くことに。
食から入ったハンブルクでしたが、港町の風情があって見どころも多く、3日間で足りないほど良かったです！

20/1/1
・ドイツ初の魚料理
・エルプフィルハーモニー
20/1/2
・エルプフィルハーモニー
・エルベ川フェリー
・フィッシュマルクト
・ザンクト・パウリのミラントア・シュタディオン
・ブラームス博物館
20/1/3
・ハンブルク市庁舎
・聖ペトリ教会
・聖ヤコビ教会
・聖ミヒャエリス教会
・アルスター湖
・ハンブルク国立歌劇場

エリア ハンブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

元旦、ベルリンからバスでハンブルクへ移動、約3時間でハンブルクへ到着。

昼ごはんを食べようということで、バスターミナルのある中央駅東口から中央駅構内を抜けて、中央駅西口へ。オイローパ・パッサージュを目当てに移動するが見失い、後100mほどのところで引き返してしまう。写真の博物館風スターバックスが気になりつつも、中央駅に引き返す。

メンケベルク通り 散歩・街歩き

中央駅東口にある、シッファーベルゼというお店で昼食。待望の魚料理！
フィッシュフィレと二種のパンフィッシュを注文、もちろんハンブルクのビールも一緒に。
魚は全く臭みがなく、ビールにとても合う。タルタルソースも飽きが来ない味。卓上に塩コショウもあったが、使わずぺろりと食べられた。

キルヒェンアレー 散歩・街歩き

シッファーベルゼの店内。店のあちこちに吊るされている船の模型が、港町を感じさせる。
店主もサービス精神旺盛で、素敵な方でした。

キルヒェンアレー 散歩・街歩き

ホテルで荷物をおろした後、新年最初の第九を聞くため、バスと地下鉄を乗り継いで、埠頭付近にあるエルプフィルハーモニーへ。ハンブルクは霧が多く、夜になると雪状になって降って少々寒い。霧のエルプフィルハーモニーは幻想的だったが、現地で演奏会の会場が異なることが発覚した！

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

チケットをもとに場所を探し出し、無事に演奏開始30分前に到着。

ライスハレ 劇場・ホール・ショー

会場はアットホームな雰囲気、おちついて観覧できました。

ライスハレ 劇場・ホール・ショー

二日目の朝、エルプフィルハーモニーの展望デッキから景色を見たいということで、再度埠頭付近へ。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

展望デッキに演奏会場の入口がある。埠頭のエルプフィルハーモニーはオペラの利用が主のよう。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

展望デッキから中央駅方面の風景。霧で景色が霞んでいて残念。夏は気持ちよさそう。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

展望デッキからフィッシュマルクト方面の風景。展望デッキ、特に川に面する場所は強風で寒い。冬に長居すると風邪を引きそう。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

エルプフィルハーモニー付近のフェリー乗り場からフェリーで移動。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

エルプフィルハーモニー付近のフェリー乗り場。バスや地下鉄の１日乗り放題券があれば、フェリーも乗り放題なところが便利。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

フェリーは小型、ザンクト・パウリ付近の乗り場からだと満席になる程だが、エルプフィルハーモニーから乗る人は僅か。船内は両端の席付近にヒーターが設置してあるため、冬は両端の席から埋まっていく。二階デッキのほうが眺めは良いが、川風の強風をまともに受けるため、冬はとても寒い。

ザ ウェスティン ハンブルグ ホテル

フェリーを乗り継いで、フィッシュマルクト前フェリー乗り場で下船。後ろの重厚な建物がフィッシュマルクト。

フィッシュマルクト 市場

フィッシュマルクト。日曜のみ営業のため閉まっていた。

フィッシュマルクト 市場

フィッシュマルクト付近の店で昼食をとったが、やはり魚はなし。帰りのフェリーを待っていると、近くに旧ソ連製のUボートがあることに気付く。Uボートの中を見学できることを知らないまま、フェリーが来たので乗ることに。

Uボート U-434 ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

帰りのフェリー。対岸にある劇場でライオンキングを上映中らしく、フェリーもライオンキング仕様に。

フィッシュマルクト 市場

ザンクト・パウリ付近のフェリー乗り場到着後、Uバーンのザンクト・パウリ駅に向かっていると、ミラントア・シュタディオンを発見。
ミラントア・シュタディオンはサッカー・ブンデスリーガのクラブ、FCザンクト・パウリのホームスタジアム。日本の宮市亮選手が所属しているクラブでもある。
ザンクト・パウリ駅からスタジアムの間には広い空き地があるが、季節ごとに移動遊園地が来る模様。

ミラントーア シュタディオン スタジアム・スポーツ観戦

スタジアム、メインスタンドの側面。ザンクト・パウリは落書きで有名な地区だが、スタジアムも遊び心があって楽しい。

ミラントーア シュタディオン スタジアム・スポーツ観戦

スタジアム構内図。落書きが一杯。

ミラントーア シュタディオン スタジアム・スポーツ観戦

スタジアムに別れを告げて、ブラームス博物館へ。最初、目的の場所がわからなかった位こじんまりしている。

ブラームス博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ブラームス博物館、ブラームスの胸像。日本語のパンフレットがあって驚く。ブラームスの他、メンデルスゾーンなど4人の作曲家の展示もあり、当時演奏された楽器の音も聞けるなど、中身はかなり充実していた。

ブラームス博物館 博物館・美術館・ギャラリー

お土産物色のため、オイローパ・パッサージュへ。ハンブルク一というだけあって、品揃えが豊富。地下1Fはスーパー、1～3Fは婦人・紳士服や書店を含む生活用品店、4Fはフードコートとレストラン街になっている。

ヨーロッパ パッサージュ ショッピングセンター

１月になったが、クリスマスツリーは残っている。

ヨーロッパ パッサージュ ショッピングセンター

三日目朝、中央駅付近の聖ペトリ教会へ。ステンドグラスが美しい。

聖ペトリ教会 寺院・教会

聖ヤコビ教会。教会ごとに尖塔の形が違うところも面白い。

聖ヤコビ教会 寺院・教会

聖ヤコビ教会内のろうそくの燭台。約400年灯し続けており、溶けたろうそくのろうが地面に付きそうになっている。

聖ヤコビ教会 寺院・教会

聖ヤコビ教会の祭壇。シンプルで、聖ペトリ教会とは違った雰囲気。

聖ヤコビ教会 寺院・教会

聖ヤコビ教会から徒歩でハンブルク市庁舎へ。市庁舎前はバスの通行が多く、数分おきにバスがやってくる。

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

市庁舎前のブロンズ像。名士のはずだが、鳥の○んで白い髪の毛が付け加えられたアートになっていた。

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

市庁舎入り口。名士の像がそこかしこにある。

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

市庁舎構内のクリスマスツリー。飾り付けの青はハンブルクのカラー？

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

市庁舎の歴史も展示されている。一度焼失した後、19世紀に現在の市庁舎の原型が作られたとあった。日本でいうと明治時代、同じ時代に作られた東京駅と建築様式が似ている？

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

市庁舎中庭の泉。中庭側も装飾に凝っていて豪華。

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

市庁舎から30分ほど歩いて聖ミヒャエリス教会へ。

聖ミヒャエル教会と周辺 寺院・教会

聖ミヒャエリス教会の祭壇。教会ごとの違いが面白い。

聖ミヒャエル教会と周辺 寺院・教会

クリスマスということで、キリスト誕生の展示もあった。

聖ミヒャエル教会と周辺 寺院・教会

聖ミヒャエリス教会からザンクト・パウリ駅まで歩き、Uバーンとバスを乗り継いでアルスター湖へ。霧がかかっている町並みが綺麗。湖中央にはクリスマスツリーがある。

クンストハレ (ハンブルク美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

オペラ観覧のため、一度ホテルに戻って着替えた後、ハンブルク国立歌劇場へ。

ハンブルク国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

劇場の観客席。シートの赤が鮮やか。

ハンブルク国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

演目はリヒャルト・ワーグナーのローエングリン。婚礼の合唱（結婚式でよく用いられる曲）で有名な演目。ドイツ語演目のため、字幕は英語かと思いきや、字幕までドイツ語！演目も3時間半と長く、大変かと思われたが、演出が斬新で最後まで楽しく見ることができた。

ハンブルク国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

四日目、ハンブルクを離れる日。朝食を買おうと中央駅でパン屋さんへいくと、ハート型の菓子パンが。昼間に見ると美味しそうだが、朝からは中々食べられない…。結局、無難にブロートヒェンサンドイッチを選択。

ハンブルク中央駅 駅

電車でミュンヘンまで移動。さようなら、ハンブルク！

ハンブルク中央駅 駅