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カトマンズ市内での所要を済ませ、国内線でネパールガンジまで行き、そこからタクシーでヴァルディア国立公園のあるタクルドワラに至り、山小屋で二泊三日の滞在をして、その後バンケ国立公園公園のふもとをタクシーでルンビニまで走破しました。参加者は65歳以上の高齢男女6名ーただし40歳の青年も参加した。ここでは満開に咲いている沙羅の花を観賞することが最大の興味であり、それは十分に堪能した。

沙羅の花がみだれ咲くヴァルディア・バンケ国立公園の春

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2019/03/27 - 2019/04/03

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erindojunさん

カトマンズ市内での所要を済ませ、国内線でネパールガンジまで行き、そこからタクシーでヴァルディア国立公園のあるタクルドワラに至り、山小屋で二泊三日の滞在をして、その後バンケ国立公園公園のふもとをタクシーでルンビニまで走破しました。参加者は65歳以上の高齢男女6名ーただし40歳の青年も参加した。ここでは満開に咲いている沙羅の花を観賞することが最大の興味であり、それは十分に堪能した。

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  • カトマンズ市内での昼食後、国内線でネパールガンジへ2019年3月28日<br /> カトマンズの空港は国際線と国内線が同じであり、昼食後空港へ向かった。ブッダエアーのUA403便は定刻の十七時を少し遅れて出発した。<br />カトマンズ~ネパールガンジ路線の窓から最も長く見られるのがアンナプルン連峰であり、その中で特に高いわけではないが、ことに印象的なのが「魚の尻尾」を意味するという「マチャプチャレ(六九九三メートル)の峯である。とはいうけれど、ヒマラヤの峰で名前の分るのは他にエベレスト、ダウラギリ、アンナプルナⅠ峰、ガンガプルナなどであるが、実物と名前が一致しない。ただヒマラヤの雪の峰を飛行機から眺めるのは実に爽快である。快適な飛行約五十分でネパールガンジの空港に着陸した。<br />    <br /> カトマンズ空港で出発を待つブッダ航空機       <br />ネパールガンジ空港 (英語: Nepalgunj Airport)は、ネパールの第五州バンケ郡のネパールガンジにある空港である。一九六一年に開港し、規模はカトマンズのトリブバン国際空港に次ぐ二番目、また、航空機の発着回数や乗客数もネパール内で二番目に多い空港でもある。 小型ジェット旅客機であるFK-100の導入後、乗客数が二〇〇四年に対して二〇〇五年には一三.三九%増加した。: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』<br />この空港はネパールガンジ中心部から七キロほど北東にあたるマニカプルManikapurという平地にある。私たちが到着後、空港のタクシー乗り場に向うと、ガイドのマヤさんが「先生たちはここで少し待ってください。日本人がいると分かると、タクシー代が急に高くなるので、私が最初に安く交渉しますので」ということだった。当初は宿泊予定ロッジに、空港への出迎えを依頼したところ「10000ルピー」という回答があったので、最初から空港のタクシーを利用することにした。マヤさんの交渉で「6500ルピー」に抑えられた。パルディアの公園ロッジまでは一時間半を見込んでいたが、実際には二時間四十分ほどかかった。バルディア国立公園の周辺には五十余りの宿泊施設があるが、大半はロッジと呼ばれる山小屋である。私たちが選んだのはBardia Wild Planet Jungle Retreat という山小屋だった。車はインド・タタ製のジープであり、日本ではトヨタのランドクルーザーや三菱のパジェロに相当するが、少し小ぶりで、私たちが乗るにはかなり狭かった。バルディア国立公園の山小屋が点在するタクルドワラは、ネパールガンジ空港から西へ八十 km、。バスが通うマヘンドラ・ハイウェイ近くのアンバサ村とブリガウン(Bhurigaun)村から南西に十五 ㎞に位置している。<br />経路としては以上とは別に 空港から南に走り、一旦ネパールガンジ市内を通り、ここから<br />Nepalgunji-Gurdia hiweyという国道を利用することもできる。この経路はネパールとインドの国境近くを進むことになる。最初、私はこの経路を進んでいるものと考えていたが、それは勘違いだっようだ。この経路ではネパールガンジ市内の手前で、一旦右折して直進するはずだが、ここでは明らかに左折していたのだ。つまりこれは空港から北進してコハルプルKohalpur交差点までゆき、ここで左折してマヘンドラ国道(E-W hi weyを西に進むことになる。すでに夕闇が迫る異国の町はずれの光景は、そこがどこなのか見当がつかない。すっかり暮れたタライ平原の国道を二時間ほど走り、やがて左斜めの道に入り、ここからは舗装が途絶え、砂利道が多かった。谷川沿いの道を進み、いくつかの峠を越えて、やがてBardia Wild Planet Jungle Retreatのオーナーがバイクで迎えに来てくれて、そのあとをついて山小屋についたのはすでに八時半を過ぎていた。一旦、各自の部屋に案内され、改めてレストランで夕食をとりながら、二泊三日の旅程を打ち合わせた。<br />ここはチトワン国立公園に比べ、あまり来訪者が多くないせいか、エレファント・サファリやカヌーライドは用意されていなかった。また私たちがここに来たのは一面に咲き競う沙羅の花を観賞するためだとオーナーに告げると、彼は「その花は季節が違う」という回答であり、この人と相談しても多くのことが得られないと理解して、さっそく明日、明後日の行程をジープで公園内を探索することにした。これがここでの最善の選択となった。<br />Bardia Wild Planet Jungle Retreatは、レストラン、バー、共用ラウンジ、庭園を提供しています。ルームサービス、ATM、館内全域での無料WiFiなどを提供しています。二十四時間対応のフロント、共用キッチン、外貨両替サービスを提供しています。Bardia Wild Planet Jungle Retreatのお部屋には庭園の景色を望むバルコニーが備わります。この宿泊施設のお部屋にはそれぞれ専用バスルーム(無料バスアメニティ付)が備わります。コンチネンタルまたはアラカルトの朝食を毎日楽しめます。サイクリングが人気のエリアにあるこの宿泊施設では、レンタル自転車とレンタカーを提供しています。 Bardia Wild Planet Jungle RetreatがBooking.comでの予約受付を開始した日:二〇一七年十二月四日<br />

    カトマンズ市内での昼食後、国内線でネパールガンジへ2019年3月28日
     カトマンズの空港は国際線と国内線が同じであり、昼食後空港へ向かった。ブッダエアーのUA403便は定刻の十七時を少し遅れて出発した。
    カトマンズ~ネパールガンジ路線の窓から最も長く見られるのがアンナプルン連峰であり、その中で特に高いわけではないが、ことに印象的なのが「魚の尻尾」を意味するという「マチャプチャレ(六九九三メートル)の峯である。とはいうけれど、ヒマラヤの峰で名前の分るのは他にエベレスト、ダウラギリ、アンナプルナⅠ峰、ガンガプルナなどであるが、実物と名前が一致しない。ただヒマラヤの雪の峰を飛行機から眺めるのは実に爽快である。快適な飛行約五十分でネパールガンジの空港に着陸した。
      
     カトマンズ空港で出発を待つブッダ航空機       
    ネパールガンジ空港 (英語: Nepalgunj Airport)は、ネパールの第五州バンケ郡のネパールガンジにある空港である。一九六一年に開港し、規模はカトマンズのトリブバン国際空港に次ぐ二番目、また、航空機の発着回数や乗客数もネパール内で二番目に多い空港でもある。 小型ジェット旅客機であるFK-100の導入後、乗客数が二〇〇四年に対して二〇〇五年には一三.三九%増加した。: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    この空港はネパールガンジ中心部から七キロほど北東にあたるマニカプルManikapurという平地にある。私たちが到着後、空港のタクシー乗り場に向うと、ガイドのマヤさんが「先生たちはここで少し待ってください。日本人がいると分かると、タクシー代が急に高くなるので、私が最初に安く交渉しますので」ということだった。当初は宿泊予定ロッジに、空港への出迎えを依頼したところ「10000ルピー」という回答があったので、最初から空港のタクシーを利用することにした。マヤさんの交渉で「6500ルピー」に抑えられた。パルディアの公園ロッジまでは一時間半を見込んでいたが、実際には二時間四十分ほどかかった。バルディア国立公園の周辺には五十余りの宿泊施設があるが、大半はロッジと呼ばれる山小屋である。私たちが選んだのはBardia Wild Planet Jungle Retreat という山小屋だった。車はインド・タタ製のジープであり、日本ではトヨタのランドクルーザーや三菱のパジェロに相当するが、少し小ぶりで、私たちが乗るにはかなり狭かった。バルディア国立公園の山小屋が点在するタクルドワラは、ネパールガンジ空港から西へ八十 km、。バスが通うマヘンドラ・ハイウェイ近くのアンバサ村とブリガウン(Bhurigaun)村から南西に十五 ㎞に位置している。
    経路としては以上とは別に 空港から南に走り、一旦ネパールガンジ市内を通り、ここから
    Nepalgunji-Gurdia hiweyという国道を利用することもできる。この経路はネパールとインドの国境近くを進むことになる。最初、私はこの経路を進んでいるものと考えていたが、それは勘違いだっようだ。この経路ではネパールガンジ市内の手前で、一旦右折して直進するはずだが、ここでは明らかに左折していたのだ。つまりこれは空港から北進してコハルプルKohalpur交差点までゆき、ここで左折してマヘンドラ国道(E-W hi weyを西に進むことになる。すでに夕闇が迫る異国の町はずれの光景は、そこがどこなのか見当がつかない。すっかり暮れたタライ平原の国道を二時間ほど走り、やがて左斜めの道に入り、ここからは舗装が途絶え、砂利道が多かった。谷川沿いの道を進み、いくつかの峠を越えて、やがてBardia Wild Planet Jungle Retreatのオーナーがバイクで迎えに来てくれて、そのあとをついて山小屋についたのはすでに八時半を過ぎていた。一旦、各自の部屋に案内され、改めてレストランで夕食をとりながら、二泊三日の旅程を打ち合わせた。
    ここはチトワン国立公園に比べ、あまり来訪者が多くないせいか、エレファント・サファリやカヌーライドは用意されていなかった。また私たちがここに来たのは一面に咲き競う沙羅の花を観賞するためだとオーナーに告げると、彼は「その花は季節が違う」という回答であり、この人と相談しても多くのことが得られないと理解して、さっそく明日、明後日の行程をジープで公園内を探索することにした。これがここでの最善の選択となった。
    Bardia Wild Planet Jungle Retreatは、レストラン、バー、共用ラウンジ、庭園を提供しています。ルームサービス、ATM、館内全域での無料WiFiなどを提供しています。二十四時間対応のフロント、共用キッチン、外貨両替サービスを提供しています。Bardia Wild Planet Jungle Retreatのお部屋には庭園の景色を望むバルコニーが備わります。この宿泊施設のお部屋にはそれぞれ専用バスルーム(無料バスアメニティ付)が備わります。コンチネンタルまたはアラカルトの朝食を毎日楽しめます。サイクリングが人気のエリアにあるこの宿泊施設では、レンタル自転車とレンタカーを提供しています。 Bardia Wild Planet Jungle RetreatがBooking.comでの予約受付を開始した日:二〇一七年十二月四日

  • 満開の沙羅花の中でパルディア国立公園の散策 3月28日<br />翌朝、鳥の声と訪れる風のささやきで目を覚まして庭に出ると、なんとそこには無憂樹の大木があり、今を盛りと咲き競うアショーカの花が目に入ってきた。またその下の庭園内にはアマリリスの花がたくさん植えられていて、もうそれだけでここでの目的の半分が達成されていた。   <br /> ロッジの庭園に咲く無憂樹の下で<br />     <br />Bardia Wild Planet Jungle Retreat ジープサファリ     <br />沙羅花が咲いている樹下に設けられた野外のテーブルで朝食を済ませ、パルディアの沙羅林を探索する一日のジープサファリが始まった。最初はタクルドワラの公園事務所の脇を通って林の道を進むと、五分もしないうちに辺りはすっかり沙羅の樹林となり、三月下旬のタライ平原は沙羅の花一色となった。現地の人はこの木をsal treeと呼び、春の山里に幾らでも咲いている見慣れた花としか考えないようだが、はるばる日本からやってきた異国の仏教徒たちは、どういうわけか、大層ご満悦の様子と、現地の人たちは受け止めているようだ。<br />さくら さくら やよいの空は 見わたす限り<br />かすみか雲か 匂いぞ出ずる  いざやいざや 見にゆかん<br />さくら さくら 野山も里も 見わたす限り<br />かすみか雲か 朝日ににおう さくらさくら 花ざかり<br /> これは日本人なら、多分誰でも知っている日本の古謡、小学唱歌であるが、ここのさくら さくらの<br />部分を沙―羅 沙―羅と置き換えたら、ネパール・タライ平原の春の歌に様変わりする様な気がする。辺り一面の沙羅の大群落を鑑賞するのに夢中になっている私たちにガイドは時折「あそこにサルがいる。こっちにシカが見えると教えてくれるが、私はサルやシカよりも、専らサルツリーの花=沙羅の花のみに焦点が合っていた。バルディア国立公園は968平方キロメートルの面積をカバーするタライ平原最大の国立公園、その70パーセントが沙羅の林となっている。<br />     <br />

    満開の沙羅花の中でパルディア国立公園の散策 3月28日
    翌朝、鳥の声と訪れる風のささやきで目を覚まして庭に出ると、なんとそこには無憂樹の大木があり、今を盛りと咲き競うアショーカの花が目に入ってきた。またその下の庭園内にはアマリリスの花がたくさん植えられていて、もうそれだけでここでの目的の半分が達成されていた。  
     ロッジの庭園に咲く無憂樹の下で
       
    Bardia Wild Planet Jungle Retreat ジープサファリ     
    沙羅花が咲いている樹下に設けられた野外のテーブルで朝食を済ませ、パルディアの沙羅林を探索する一日のジープサファリが始まった。最初はタクルドワラの公園事務所の脇を通って林の道を進むと、五分もしないうちに辺りはすっかり沙羅の樹林となり、三月下旬のタライ平原は沙羅の花一色となった。現地の人はこの木をsal treeと呼び、春の山里に幾らでも咲いている見慣れた花としか考えないようだが、はるばる日本からやってきた異国の仏教徒たちは、どういうわけか、大層ご満悦の様子と、現地の人たちは受け止めているようだ。
    さくら さくら やよいの空は 見わたす限り
    かすみか雲か 匂いぞ出ずる  いざやいざや 見にゆかん
    さくら さくら 野山も里も 見わたす限り
    かすみか雲か 朝日ににおう さくらさくら 花ざかり
     これは日本人なら、多分誰でも知っている日本の古謡、小学唱歌であるが、ここのさくら さくらの
    部分を沙―羅 沙―羅と置き換えたら、ネパール・タライ平原の春の歌に様変わりする様な気がする。辺り一面の沙羅の大群落を鑑賞するのに夢中になっている私たちにガイドは時折「あそこにサルがいる。こっちにシカが見えると教えてくれるが、私はサルやシカよりも、専らサルツリーの花=沙羅の花のみに焦点が合っていた。バルディア国立公園は968平方キロメートルの面積をカバーするタライ平原最大の国立公園、その70パーセントが沙羅の林となっている。
       

  • ロッジの朝ごはん  パルディアの沙羅花<br /> <br />  だから日本の仏教徒は三月下旬から四月半ばにかけてチトワンやパルディアの自然林を訪問すれば満開の沙羅華に出逢う事が出来るが、残念ながらそんなツアーを考えるのは私のような一部の変人に限られていて残念なことだ。ジープは幾つもの渓流を渡り、多少の高低がある林を突き進んでゆく。そんなドライブを続けているうちに車は少し小高い川岸に着いた。そこはカルナリ側の支流で三十メートルほど下を渓水が流れている。すると川上の方からゴムボートに乗った人が次第に近づいてきた。ガイドの話によると、彼は「訪問客のためにベンガルトラを探して入る所だ」と語った。しかし、その時はトラは見られなかったが、昼食を済ませて再びそのあたりを訪ねると、少し川下の水の中でトラが水浴びをしているという連絡が入った。早速双眼鏡を出して、謂われた方向に焦点を合せると、確かにトラが水の中にしゃがんでいる。三百メートルほど離れているので、はっきり見えないが、その反面トラに襲われる心配もない。ガイドは私のカメラを使って何枚もその姿を撮影してくれた。仕舞には私のカメラに、以前写したトラの写真も移転してくれた。<br />

    ロッジの朝ごはん  パルディアの沙羅花

      だから日本の仏教徒は三月下旬から四月半ばにかけてチトワンやパルディアの自然林を訪問すれば満開の沙羅華に出逢う事が出来るが、残念ながらそんなツアーを考えるのは私のような一部の変人に限られていて残念なことだ。ジープは幾つもの渓流を渡り、多少の高低がある林を突き進んでゆく。そんなドライブを続けているうちに車は少し小高い川岸に着いた。そこはカルナリ側の支流で三十メートルほど下を渓水が流れている。すると川上の方からゴムボートに乗った人が次第に近づいてきた。ガイドの話によると、彼は「訪問客のためにベンガルトラを探して入る所だ」と語った。しかし、その時はトラは見られなかったが、昼食を済ませて再びそのあたりを訪ねると、少し川下の水の中でトラが水浴びをしているという連絡が入った。早速双眼鏡を出して、謂われた方向に焦点を合せると、確かにトラが水の中にしゃがんでいる。三百メートルほど離れているので、はっきり見えないが、その反面トラに襲われる心配もない。ガイドは私のカメラを使って何枚もその姿を撮影してくれた。仕舞には私のカメラに、以前写したトラの写真も移転してくれた。

  • パルディアを出てバンケ国立公園麓のマヘンドラ・ハイウエーでルンビニまで   3月30日<br /> パルディア・ワイルド・ジャングル・プラネット・リトリートでの最後の朝食をとり、私たちは専用車で出発した。チャーターした専用車は、詳しく覚えていないが、インド製のMahindra Scorpioマヒンドラ・スコーピオSUV ではなかっただろうか。この車でパルディアのロッジを出発し、北東方面に初めはタクルドワラの集落を抜け、山道を進む事十五キロほどでAmbassaアンバサという十字路に着く。ここからマヘンドラハイウエーを走行し、ルンビニに向った。マヘンドラハイウェイ( Mahendra Highway)は、ネパール南部、タライ地方を東西に走る、ネパールで一番長い国道。「東西ハイウェイ」とも言う。沿道の主な都市や町は、東から、カカールビッタ、ダーラン、ジャナクプル、バラトプル、ナラヤンガート、ガインダコート、ブトワル、シッダルタナガル、ネパールガンジ、バルディヤ、マヘンドラナガルである。バラトプルではカトマンズに通じるハイウェイと接続している。ネパールでハイウエーというのは日本の高速道路にあたるようだが、高架橋の上に造られるのでもなく、また道路が柵によって仕切られることもない。日本で言えば国道一号線のようなものだ。ただし、五十キロほど進むと適当な所に料金所があるのは日本と同じだが、もちろんETCなどは付けられていない。<br />アンバサからハイウエーに入ると片側二車線の舗装道路で快適である。走行する左手はパルディア国立公園の自然林が続いているが、ここにもやはり沙羅の花が咲き乱れていた<br />バンケ国立公園  Akriti Rajbansによる。i  | 2017年11月2日  面積:五五〇平方キロメートル 設立:二〇一〇座標:28.1911°N 81.9128°E 運営団体:国立公園野生生物保護局、森林および土壌保全省バンケ国立公園は二〇一二年に設立されました。それはネパールのバンケ地区にある二〇一〇年七月。国立公園はチュリア山脈にあります。広範囲の野生生物に生息地を提供します。公園はネパールの最新の保護地域です。この公園は、国立およびコミュニティの森林を介して南のインドのスヘルワ野生生物保護区と、西のバルディア国立公園とリンクしています。落葉性河川森林、Savannahs and Grasslands、混合広葉樹林、flood濫原コミュニティ、Bhabarおよびフットヒルズ・オブ・チュア山脈などの八つの生態系があります。公園で見られる植物は約百二十種、哺乳類は三十四種、鳥類は三百種、爬虫類は二十四種、両生類は七種、魚類は五十八種、自然林の九十パーセントです。主にSal、Karma、Khair、Sissooで構成されています。タイガー、ストライプハイエナ、四角カモシカは、哺乳類の三種です。同様に、オオサイチョウ、コウノトリが見られます。南のラプティ川と北のババイ川が公園の水源となっています。氾濫湿原、フットヒル、チュリアヒルの生息地は、ロイヤルベンガルタイガー、野生のインド象、四角羚羊などの主要な焦点種を保護するための主要な関心事です。生態系には、落葉性河川林、沙羅森林、広葉樹林、草原、サバンナ、および平坦な原野が含まれます。より一般的に沙羅として知られ、インド沙羅樹Shorea Robustaは生育の遅い木であり、適切な条件で三五メートルの高さに達することができ、その幹の直径は約二、五メートルまで成長します。サルの木はヴィシュヌに好まれていると考えられているため、ヒンズー教の伝統では重要です。また仏陀涅槃の木としても知られています。バンケ国立公園は、絶滅危惧種、野生動植物とその生息地を保護し、エコツーリズムを促進し、資源管理のための緩衝地帯を促進する目的で設立されました。これらの人々の経済の九〇パーセントは残りの一〇パーセントで農業に依存しています。交易と労働に依存します。<br />   <br /> バンケ国立公園<br />私たちの車はアンバサからマヘンドラハイウエーを一時間ほど走った所でコハルプルKohalprという道路案内標識のある交差点に着いた。ここで検問だか、高速代の支払いだかがあり、一旦停止して再び発進した。この交差点を右に曲がればネパールガンジの空港へ行き、左に曲がればビレンドラナガルに到達する重要な交差点である。インドやネパールではこうした場所をチョークというので、ここはコハルプル・チョークと呼ぶとマヤさんが教えてくれた。実はこの交差点までの北側の原生林は、まだパルディア国立公園の続きであり、この交差点の東からバンケ国立公園になるのだということを後で知った。交差点を出て、間もなくドライブインのような広場があり、確かにそこには「Banke National <br />park」というゲートがあった。私たちはここで一休みし、道の反対側の少し高くなった所に在るトイレに行ってお世話になった。ここは有料トイレらしく、マヤさんが皆の利用料を支払ってくれていた。十分ほど休息し、再びマヘンドラ国道を東に向かって走った。この国道沿いも沙羅の花はどこまでも咲き続けていた。車の右手、つまり南側は平坦な草原であり、その南側にはラブティ川という大きな河川が流れている。この川は何回も蛇行を繰り返しながら、インドに入り、やがて昔の祇園精舎のある舎衛城Śrāvastī近くを通って、ガグラ河とも合流する。コハルプルを出てから三時間ほど走って右側にラブティ川の豊かな流れを目にすると、ラルミティヤLalmitiyaという交差点に到着した。ここにはバルバング・バスパークBhalubang bus parkというバスステーションがあり、商店やホテル、警察出張所、ショッピングモールなどもある。この交差点で右に折れてラブティ川の橋梁を進むのがマヘンドラハイウエーの本線だが、ラブティ川はまっすぐ北の山並みに続いている。橋梁を渡ると川は東方面から流れ出たランシング川Ransing riversと合流するが、私たちの車はこのランシング川沿いに進むことになる。直ぐに峠の山道に入るが、ここでもまた沙羅の花が沢山見られた。<br />   ラルミティヤは、 ネパール南西部のラプティゾーンにあるダンドクフリ地区にある町と村の開発委員会です。 一九九一年のネパール国勢調査の時点で、一九〇〇の個人世帯に住む一二〇四八人の人口がありました。 これにはタライ平原の北部分に位置するバザールであるバルバンが含まれます。現在は東西マヘンドラハイウェイのジャンクションであり、定期バスが運行する分岐道路がピュータンとロルパ地区に行きます。<br />峠を上り詰めたあたりにレストランがあり、木賃宿を兼ねていた。私たちはここで遅い昼食を取った。レストランはNew Laxmi hotel Nepali fast foodsと書いてあった。またここでも道の反対側に有料のトイレがあった。かなり不衛生な施設だ。ここを出発すると道はやがて開けた平地に降りて行った。ここはタライ平原の北側であり、マハーバーラタ山脈の南麓にあたる所と思われる。シバラジShivarajという集落があった。この集落を過ぎると十五キロほど走って、ジャヤナガルJayanagarという交差点を右折して国道を離れた。そこから十五分ほどでシャカ族の旧都カビラバストゥのあるタウリハワの交差点を左折して一路ルンビニに向かった。私たちが宿泊するホテルはシッダルタ・ゲストハウスSiddhartha Guest House★★★であり、ルンビニ公園入口の西側を経由して公園南側に位置している。到着は午後五時半頃。パルディアでは山小屋での二日間だったので風呂はなかったが、ここはちゃんとお湯が出る浴槽がついていた。<br /><br /><br />

    パルディアを出てバンケ国立公園麓のマヘンドラ・ハイウエーでルンビニまで   3月30日
     パルディア・ワイルド・ジャングル・プラネット・リトリートでの最後の朝食をとり、私たちは専用車で出発した。チャーターした専用車は、詳しく覚えていないが、インド製のMahindra Scorpioマヒンドラ・スコーピオSUV ではなかっただろうか。この車でパルディアのロッジを出発し、北東方面に初めはタクルドワラの集落を抜け、山道を進む事十五キロほどでAmbassaアンバサという十字路に着く。ここからマヘンドラハイウエーを走行し、ルンビニに向った。マヘンドラハイウェイ( Mahendra Highway)は、ネパール南部、タライ地方を東西に走る、ネパールで一番長い国道。「東西ハイウェイ」とも言う。沿道の主な都市や町は、東から、カカールビッタ、ダーラン、ジャナクプル、バラトプル、ナラヤンガート、ガインダコート、ブトワル、シッダルタナガル、ネパールガンジ、バルディヤ、マヘンドラナガルである。バラトプルではカトマンズに通じるハイウェイと接続している。ネパールでハイウエーというのは日本の高速道路にあたるようだが、高架橋の上に造られるのでもなく、また道路が柵によって仕切られることもない。日本で言えば国道一号線のようなものだ。ただし、五十キロほど進むと適当な所に料金所があるのは日本と同じだが、もちろんETCなどは付けられていない。
    アンバサからハイウエーに入ると片側二車線の舗装道路で快適である。走行する左手はパルディア国立公園の自然林が続いているが、ここにもやはり沙羅の花が咲き乱れていた
    バンケ国立公園  Akriti Rajbansによる。i | 2017年11月2日  面積:五五〇平方キロメートル 設立:二〇一〇座標:28.1911°N 81.9128°E 運営団体:国立公園野生生物保護局、森林および土壌保全省バンケ国立公園は二〇一二年に設立されました。それはネパールのバンケ地区にある二〇一〇年七月。国立公園はチュリア山脈にあります。広範囲の野生生物に生息地を提供します。公園はネパールの最新の保護地域です。この公園は、国立およびコミュニティの森林を介して南のインドのスヘルワ野生生物保護区と、西のバルディア国立公園とリンクしています。落葉性河川森林、Savannahs and Grasslands、混合広葉樹林、flood濫原コミュニティ、Bhabarおよびフットヒルズ・オブ・チュア山脈などの八つの生態系があります。公園で見られる植物は約百二十種、哺乳類は三十四種、鳥類は三百種、爬虫類は二十四種、両生類は七種、魚類は五十八種、自然林の九十パーセントです。主にSal、Karma、Khair、Sissooで構成されています。タイガー、ストライプハイエナ、四角カモシカは、哺乳類の三種です。同様に、オオサイチョウ、コウノトリが見られます。南のラプティ川と北のババイ川が公園の水源となっています。氾濫湿原、フットヒル、チュリアヒルの生息地は、ロイヤルベンガルタイガー、野生のインド象、四角羚羊などの主要な焦点種を保護するための主要な関心事です。生態系には、落葉性河川林、沙羅森林、広葉樹林、草原、サバンナ、および平坦な原野が含まれます。より一般的に沙羅として知られ、インド沙羅樹Shorea Robustaは生育の遅い木であり、適切な条件で三五メートルの高さに達することができ、その幹の直径は約二、五メートルまで成長します。サルの木はヴィシュヌに好まれていると考えられているため、ヒンズー教の伝統では重要です。また仏陀涅槃の木としても知られています。バンケ国立公園は、絶滅危惧種、野生動植物とその生息地を保護し、エコツーリズムを促進し、資源管理のための緩衝地帯を促進する目的で設立されました。これらの人々の経済の九〇パーセントは残りの一〇パーセントで農業に依存しています。交易と労働に依存します。
     
     バンケ国立公園
    私たちの車はアンバサからマヘンドラハイウエーを一時間ほど走った所でコハルプルKohalprという道路案内標識のある交差点に着いた。ここで検問だか、高速代の支払いだかがあり、一旦停止して再び発進した。この交差点を右に曲がればネパールガンジの空港へ行き、左に曲がればビレンドラナガルに到達する重要な交差点である。インドやネパールではこうした場所をチョークというので、ここはコハルプル・チョークと呼ぶとマヤさんが教えてくれた。実はこの交差点までの北側の原生林は、まだパルディア国立公園の続きであり、この交差点の東からバンケ国立公園になるのだということを後で知った。交差点を出て、間もなくドライブインのような広場があり、確かにそこには「Banke National
    park」というゲートがあった。私たちはここで一休みし、道の反対側の少し高くなった所に在るトイレに行ってお世話になった。ここは有料トイレらしく、マヤさんが皆の利用料を支払ってくれていた。十分ほど休息し、再びマヘンドラ国道を東に向かって走った。この国道沿いも沙羅の花はどこまでも咲き続けていた。車の右手、つまり南側は平坦な草原であり、その南側にはラブティ川という大きな河川が流れている。この川は何回も蛇行を繰り返しながら、インドに入り、やがて昔の祇園精舎のある舎衛城Śrāvastī近くを通って、ガグラ河とも合流する。コハルプルを出てから三時間ほど走って右側にラブティ川の豊かな流れを目にすると、ラルミティヤLalmitiyaという交差点に到着した。ここにはバルバング・バスパークBhalubang bus parkというバスステーションがあり、商店やホテル、警察出張所、ショッピングモールなどもある。この交差点で右に折れてラブティ川の橋梁を進むのがマヘンドラハイウエーの本線だが、ラブティ川はまっすぐ北の山並みに続いている。橋梁を渡ると川は東方面から流れ出たランシング川Ransing riversと合流するが、私たちの車はこのランシング川沿いに進むことになる。直ぐに峠の山道に入るが、ここでもまた沙羅の花が沢山見られた。
       ラルミティヤは、 ネパール南西部のラプティゾーンにあるダンドクフリ地区にある町と村の開発委員会です。 一九九一年のネパール国勢調査の時点で、一九〇〇の個人世帯に住む一二〇四八人の人口がありました。 これにはタライ平原の北部分に位置するバザールであるバルバンが含まれます。現在は東西マヘンドラハイウェイのジャンクションであり、定期バスが運行する分岐道路がピュータンとロルパ地区に行きます。
    峠を上り詰めたあたりにレストランがあり、木賃宿を兼ねていた。私たちはここで遅い昼食を取った。レストランはNew Laxmi hotel Nepali fast foodsと書いてあった。またここでも道の反対側に有料のトイレがあった。かなり不衛生な施設だ。ここを出発すると道はやがて開けた平地に降りて行った。ここはタライ平原の北側であり、マハーバーラタ山脈の南麓にあたる所と思われる。シバラジShivarajという集落があった。この集落を過ぎると十五キロほど走って、ジャヤナガルJayanagarという交差点を右折して国道を離れた。そこから十五分ほどでシャカ族の旧都カビラバストゥのあるタウリハワの交差点を左折して一路ルンビニに向かった。私たちが宿泊するホテルはシッダルタ・ゲストハウスSiddhartha Guest House★★★であり、ルンビニ公園入口の西側を経由して公園南側に位置している。到着は午後五時半頃。パルディアでは山小屋での二日間だったので風呂はなかったが、ここはちゃんとお湯が出る浴槽がついていた。


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