2019/12/24 - 2019/12/27
1244位(同エリア5573件中)
ハンクさん
昨年末、家内を伴って2年ぶりにマレーシアの首都クアラルンプールを訪れた。この街は一昨年前まで約2年間を過ごしたいわば第2のホームタウンであり、至る所に思い出が残っている。多くの友人たちが誘ってくれるので、もともとバンコクのみの滞在予定を変更して3日間だけクアラルンプールに立ち寄る事にした。
今回のマレーシア訪問の主目的はハッシュ・ハウス・ハリヤーズというジョギングクラブ(いやむしろオリエンテーリングと言った方がわかりやすいかもしれない)活動に参加することであった。これは約80年前にマレーシアに滞在したイギリス人たちが娯楽として始めた活動である。まさにジャングルの中を、目印を探しながら約10km走り、全身から汗をかいた後美味しいビールを飲みながら、楽しい仲間たちとと延々と語り合う。今や全世界の主要都市にその組織が広がっている。私はすでに30年以上の筋金入りのハッシュマンであり、世界各地に多くの親友がいる。今は東京のハッシュに参加しているが、やはり本来のハッシュはジャングルの中を泥まみれになって、急勾配の坂道を登りまた降りするものだ。2年ぶりにやって来た日本人を大歓迎してくれて、皆とハグして語りあった。私の最後の海外赴任地がハッシュの発祥の地であったことは何かの因縁であり、幸運に感謝している。
さてクアラルンプールはマレー語で「泥が合流する場所」という意味だそうで、人口約160万人、周辺人口を含めるとで583万人で、世界第47位の近代都市である。この街を去ってほんの2年であるが、この間に中国寄りの政策を進めたナジブ氏は政権を去り、90歳を超えるマハティール首相が復活して流れが大きく変わった。多くの友人はこれを好意的に受け止めていた。マハティール首相が主導した高さ452mの88階建てのツィンタワーを超える、2年前には工事中であったナジブ氏が主導した超高層ビルは完成していたが、ツィンタワーに変わるクアラルンプールの象徴にはなっていない。
2年間暮らしたスバンジャヤのコンドミニアムや、毎日買い物してまた食事をしたエンパイアモール、クアラルンプール市内では伊勢丹のデパ地下、紀伊国屋書店、ツィンタワーの横にあるマレーシアフィルの本拠地ペトロナスコンサートホール、家内のお気に入りのショッピングモールやレストランなど思い出多い場所を巡り歩いて、あっという間に3日間は過ぎてしまった。なおご存じの方も多いと思うが、物価が安く温暖で、英語がほぼ通じて日本語を話す人も多く、日本食を含め食事についてほとんど不自由を感じない国マレーシアは退職後を過ごす国として長年人気No.1を維持している。選択肢の一つとして大いにお勧めできる国である。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
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