【人柱報告】吉祥航空・ヘルシンキ経由ヨーロッパ便【ビジネスクラス】

2019/12/30 - 2020/01/05

※旅行記のエリアは、多分この情報を求める方が多いだろうと想定される「ヘルシンキ」にしています。

【長い旅行記を読みたくない方向けの、吉祥航空３行まとめ】
　吉祥航空のサービスはまずまず良い。しかし、上海乗り継ぎがきつい。
　→時間かかるわ、面倒だわなので、私は出来ればもうしたくない。
　→ただし、日本～上海単純往復での利用なら「あり」。

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夏～秋口ぐらいに、一時格安航空券情報で出回っていた、
「吉祥航空＋フィンエアー」のコンポで行く、ヨーロッパ航空券情報。
こちらは、エコノミーが激安！と評判だったのですが、実はビジネスも20万円以下の安値でした。

……ええ、年末年始大人しくしておくつもりだったライカさんが、思わずうっかり購入しちゃったほど……。

しかし、ネット上では、
通常エコノミーや、スタアラゴールドの方のエコノミー利用レポートはあるのですが、
ビジネスクラスのレポートは、あまりありませんでした。
（英語や中国語でも探してみましたが、欲しい情報はなかなか見つかりませんでした）
そこで、旅行が終わった今、人柱報告を致します。


【購入チケット：航空券198280円＋手配料5400円】
　行き：名古屋ービリニュス（リトアニア）
　帰り：リガ（ラトビア）ー名古屋

　名古屋ー上海ーヘルシンキ区間は、吉祥航空の運行（ビジネスクラス）。
　ヘルシンキービリニュス（リガ）区間は、フィンエアー運行（エコノミークラス）です。
　
（補足）フィンエアー部分のみエコノミーの理由は、「ヘルシンキーバルト３国間のフィンエアー便は、Norraというフィンエアー子会社の便で１クラス（エコノミーのみ）編成」だからです。もし、ストックホルムなど、フィンエアーがビジネスクラスを飛ばしている路線であれば、フィンエアー部分もビジネスだったと思われます。
（少なくとも、私が購入前に検索したスカイスキャナーではそうなっていました）

　なお、手配はじゃらん（ena）。ですが、今後enaには頼みたくないです……。
（決済後に、上海ーヘルシンキ間の手配クラスの連絡間違い有。それだけだったらよかったのですが、「間違いを修正します」って連絡してきた直後に、また間違えてくださったんですよ、ええ……１回目のミスは許せるけど、２回目に同じミスするのは流石にちょっと。クレーム出してきた客に同じミスかましたら怒るって分かるだろうに、メール出す前にチェックしてないの？）


《最重要》
上海乗り継ぎは、
「要入国・出国」「要荷物引き取り」「要再チェックイン」

　個人的には、「今回が海外初旅行」とか「海外乗り継ぎ初めて」な方には勧めません。初手から難易度が高すぎます。
（※多くの空港では、乗り継ぎ時に荷物引き取りもパスポートコントロールもありません。日本で出してもらった搭乗券もって、次の飛行機の搭乗ゲートに行けばすむからです）


【その他、気がついたこと】
・日本発のチェックインカウンター以外、日本語は通じない
・でも、英語は通じやすい
・CAさんの応対は◎
・機内食とかサービスは、フルキャリアと考えれば簡素。でも、必要十分かと。
・客層は、中国の方多め（7-8割ぐらい？）


では、詳しい話は旅行記でどうぞー。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 吉祥航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ena（イーナ）

最初に、航空券のご紹介です。

今回は名古屋発の航空券を買いました。理由は価格。
関空発に比べて、1万５千円ぐらい安かったからです。
（たしか、関空発は最新機・B787-9で運用なので、高いのだと思います）


冒頭で書いた通り、ブッキングクラスの誤りについてenaと何度かメールを交わす合間に、自分で色々調べていた所、

・日本ーヨーロッパ内まで、通しのチケット（別ギリじゃない）
・フィンエアー部分は、（有料になるが）事前座席指定ができそう
・マイルは、吉祥航空部分は吉祥航空提携の航空会社（例：ANA）／フィンエアー部分はフィンエアー提携の航空会社（例：BA）につけれそう

　ということが見えてきました。
（元々持ってた、フィンエアープラスのアカウントに予約の紐付けができた＝フィンエアー運行便は、色々触れるようになったので）

【往路：名古屋ー上海ーヘルシンキービリニュス】

チェックイン開始は２時間前。
その前に行った所、写真のようにエコノミークラスの最後尾は分かりました。
しかし、優先窓口が見つからない……いや、まさか、ビジネスなのに並ばされるの？　しょっぱなから、きつい洗礼がくるなーと思いつつ、近くの案内人さんに伺ってみます。

「いや、優先あるはずですよ……まだ表示全く出てませんけれど」と言われ、チェックイン時間になったら出てくるんじゃないかなーという結論になり、暫く空港内をお散歩。
チェックイン開始時間に戻ったら、写真の通り優先窓口が出てきました。

ただし、なぜか前に５人ほど、（使う権利のない）中国人のお客さんが並んでいたけどな！

ちなみに、なぜ「使う権利がない」と断言できるかといいますと。
並んだら、隣の列のエコノミーのところにいた中国人の方が、なんかこっちに言ってくるわけですよ。多分、「お前、後ろに並び直せよ」的なことを。
こっちはビジネスクラスだ、と、チケット見せた所、「あ」という顔をされ、ついでに私の前に並んでいた、連れと思われる人たちに「この人は使えるみたいだから、道開けろ」的に言った様なんです……つまる所、使う権利ないのは貴方がたの方じゃないかー！

そうこうしていたら、途中で地上職員さんも「あれ、あの客、本当にこの窓口使える客じゃね？」と気がついたらしく、エコのカウンターの空きが出たらすぐ案内されました。

日本にいる間から、大陸の洗礼を受けているような気がしつつ、なんとかチェックインへ。

しかし、エコのカウンターのせいなのか、ルートが変だからか、搭乗券の発券に少々時間がかかる。

日本でできるのは、上海までのチェックインのみとのこと。上海以降は座席指定も不可でした。

あと、ちょっと驚いた質問がこちら↓

職員さん：「ヘルシンキでは入国審査ないですよね」
私：「いえ、（リトアニア は）シェンゲンなので、ヘルシンキでパスポートコントロールがあるはずですが…」

……普通、逆に客（私）が、職員さんにつっこまれる所じゃないんだろうか。入国審査の有無なんて。


吉祥航空の指定ラウンジは、JAL・さくらラウンジらしい……と聞いていました。
しかし、実際にはスターアライアンスラウンジでした。
ちくしょう、CoCo壱のカレー楽しみにしてたのに！

保安検査、セントレアはファーストレーンなし。普通に並んで、普通に出国しました。

案内されたスターアライアンスラウンジにやってきました。
ただ、スタアラのラウンジの航空会社リストには、吉祥航空は入っていないんですよね……。

ラウンジで時間を潰した後、搭乗時間になったのでゲートにやってきました。

機体は割と綺麗そう。

搭乗ゲートでも、優先搭乗はありました。

そして、皆様、事件です。
ビジネスクラス、私　１　人　！

いやいやいや。
平日ならともかく、年の暮れも押し迫った12/30にして、この展開は予想してなかった。

機内食は、時間的に「おやつの時間」。でも、これが丁度よかった
中国系の航空会社なので、飲み物はもちろん中国茶で！と喜び勇んで注文しましたが、普通のペットボトル系というかそういうお茶の味でした。
この辺は、台湾の航空会社の方が一歩リードかな。
（エバーもチャイナエアラインも、ティーバックかもしれないけれど茶葉で入れてくれます。しかも、茶葉の選択肢まである）


ビジネスのCAさんは、基本英語で応対してくださいました。
私の英語力のせいで、やりとりがうまくいかないところもありましたが、ジェスチャーとかで汲み取ってくださる印象。
１回なかなか通じなかったことがありましたが、向こうも必死で理解しようとしてくださるのが分かりました。ちなみに、通じ合った時には、サムズアップが返ってきました^^
冷たい印象もなく、私的には好印象です。

上海到着。

ここから、ヘルシンキ便に乗るためには、

１指紋を読み取らせる
２入国審査
３荷物引き取り
４再チェックイン
５出国審査
６保安検査

以上の工程が必要になります。
ちなみに、一般的な海外の空港は「６保安検査」のみで終わります。

つまり：めっちゃ面倒くさい

１つ前（降機直後）の写真が、16:30。
荷物引き取り後の写真が、17:10。

つまり、全行程中の半分までの所要時間は40分でした。
しかも、工程１の指紋採取に手間取り、５回ぐらいやり直しさせられました。

……もうつかれたよぱとらっしゅ。なんだかとてもねむいんだ……。

でも、ここから上海を出国しないといけません。まだ寝れない。

チェックイン時間には、６時間ぐらい早すぎるけれど。
一縷の望みをかけて、吉祥航空の窓口へ。

チェックインできますか？と聞いた所、普通にさせてくれました。やったね！

ここでは、最後のビリニュスまでの航空券が出ました。

注意事項は
・ゲートはまだわかんないから、自分で確認すること
・エアチャイナのラウンジのインビテーション出すけど、呼び出しはないから。自分で搭乗時間確認して

上海の出国は、入国より時間短めでした。
何と言っても、保安検査にファーストレーンあり。並ぶ必要なんてなかった！
吉祥航空のビジネスでも使えるので、大変助かりました。

チェックインから30分もかからずに、出国できました。
では、早速エアチャイナのラウンジへゴー。

ここの航空会社リストには、吉祥航空も入っています。

ラウンジの写真は、他の方の旅行記でもあると思うので飛ばします。
ご飯豊富、シャワーあり、そんなに人がいないので混まない、と、ゆっくりできました。

搭乗時間が近づいたので、ゲートに移動します。
ここでも、ちゃんと優先搭乗ができました。

上海ーヘルシンキ便は、B787-9。
ビジネスは、1-2-1の配列です。

１列の窓側席で、私ご満悦ー。
シートは寝返りうてるほど幅広で、これまたご満悦ー。

ビジネスクラスの搭乗率は８割ぐらいかな？
内、日本人客は私入れて２名の模様。
（ギャレーに貼っていた乗客の食事オーダーリストから推測）

画面も広くて綺麗。
ちなみに、コンテンツは中国系の物が大半かな？　他の航空会社と比較すると、種類は少なめ。私的には、好きなジェイ・チョウやワン・リーホン、興味のあった五月天の曲があったので嬉しかったです。
なお、日本映画や音楽もちょっとありました。音楽は、嵐とか倖田來未とかがあったのは覚えてる。

ヘッドホンはちゃんとノイズキャンセリング。ただし、着陸の30分前には回収されてしまうので気をつけて。

ヘルシンキまでの航路。
日本からのルートと比べると、ちょっと南よりのルートを通るのかな？

機内食のメニュー。
吉祥航空のレビューの中に、コーポレートカラー含めた色彩センスを褒めているレビューがありますが、私はデザインセンスも推したいです。

機内食のメニュー、
分かりやすいし、利用しているフォントも可愛いし、アイスとかフルーツとかのアイコンも可愛いのですよ！

機内食の準備中。
なお、機内食の注文（メニューとか持ってくるタイミングとか）は、搭乗してすぐにCAさんが聞きにきてくれます。

ムーディなこの明かりは、もちろん本物のろうそくじゃないですよ？
でも、炎の部分がちゃんとゆらゆら揺れるギミックになっていました。

１回目の機内食。選択肢は洋食と中華で、洋食を。
お夜食なので、軽めです。

フルーツ美味しい。そして、アイスクリームはカチカチでなかなか溶けてくれません……！

２回目の機内食は朝食。
おかずは可もなく不可もなく、ヨーグルトとフルーツは安定の美味しさ。

パンは複数種類がありましたが、私の選んだのはマフィンです。
バターは使いませんでしたが、花形がかわいいー。

機内食はフルキャリアとしては簡素ですが、時間帯を考えれば十分です。

ヘルシンキ空港到着。
機内から降りたところに、この紙が貼っていました。

私の行くビリニュス（VNO）は、９番ゲートか。ふむふむ。
行き先を見てると、オスロとかシャルル・ド・ゴールとか、アーランダー、ウィーンとか色々あるな……あ、リガも行く人がいるのかな？

（写真では見づらいですが）
そのビリニュス行きのゲートまで、30分以上かかる模様。
え、ヘルシンキ空港って、そんなに歩かされる空港だったっけ？！

マジで、30分近く歩きました。
今まで何度かヘルシンキで乗り継ぎして、こんなに歩いた記憶ないんだけど！　空港のマップ変わった！？


なお、パスポートコントロールは、今回も有人窓口でした。日本人や韓国人は、たしか自動ゲート使えるはずだったと思ったんだけどな……。

ちなみに、審査での質問は、搭乗券とe-チケット見せたら、すんなり終わりました。
「1/4に帰るのか？」「そう」「リガに行くのか」「リガだけじゃないよ。ビリニュス行って、リガから帰るよ」ぐらいで終了。

ヘルシンキービリニュスはプロペラ機です。
ゲートなどいらぬ、歩いてくるがよい！な仕様です。

機内はそれほど混んでませんでした。
私はたしか８列目で、それより前にはお客さんいませんでした。
ちなみに、座席指定はしてませんでしたが、隣は空席でした。ラッキー。


ーーーー往路編・ここまでーーーー

【復路：リガーヘルシンキー上海ー名古屋】

私はフィンエアープラスの会員で、今回の予約をフィンエアーのシステムの方にも登録していました。そうしたら、前日に「オンラインチェックインできるよー」というメールがきました。

ただし、オンラインチェックインができたのは、「リガーヘルシンキ」のみ。ヘルシンキ以降はカウンターにきてね、という案内でした。
ただ、フィンエアー部分は座席指定が出来るので、これは便利かもしれません。

空港で搭乗券を印刷し、バゲージドロップへ向かうと、フィンエアーのお兄さんが上海までのチェックインをしてくれました。

荷物について、

私：荷物は、ヘルシンキまで？　プードン（上海）まで？
お兄さん：ナゴヤだよ（ドヤ）

と言われたので、「これは、フィンエアーの名古屋便にでも載せるのかしら？」と思っていました。
しかし、やっぱり無理だった模様。「システム上できないようだ、上海まで」と訂正されました。
システム上……ええ、中華人民共和国というシステム上、バゲージスルーができないんですね、分かります。

出してもらえたチケットは２枚。上海までのチケットが出ました。

そして、
フィンエアーのシステムを使って、フィンエアー運行分はブリティッシュ・エアウエイズ（BA）のマイルを指定しておいたところ、チケット上でも、

リガーヘルシンキ：BA
ヘルシンキー上海：ANA

の番号が出ていました。うむ、これはうまくいきそう。
（なお、帰国しこの旅行記を書いている1/6現在、行きのヘルシンキービリニュス分は無事にBAのAviosが加算されました。ANAはまだ一切マイルが入ってないけどな！　仕方ないから事後登録申請したけど、いつ反映するのかな！）

あと、これはバルト３国を旅行先に選んだ、私のような場合のみの問題点かもしれませんが、
・上海行きの荷物に、「優先タグ」がつかなかった
・上海行きの方は、搭乗クラスがわからないチケットが出た

これは、ヘルシンキでカウンターに行った方がいいかも。

無事にヘルシンキ到着。
今回の便は搭乗率９割ぐらいあったと思いますが、またもや隣が空席でした。

オンラインチェックイン時に人が来なさそうな前の席を選んだのが功を奏したのか、本来ビジネスクラスがある路線ならビジネスに乗れた客なので、隣をブロックしてもらえたのか、どっちなんだろう……？

本来なら、ヘルシンキで外に出る必要はなかったのですが。
チケットの件やら、ラウンジの件やら、質問したいことがあったので、チェックインカウンターにやってきました。

チケットは、写真の通り出しなおしてもらえました。
ついでに、座席指定が1-2-1の２になっていたのを、窓側の１にしてもらえました。

指定ラウンジは、プラザプレミアムラウンジとのこと。

ここで応対してくれたのは、吉祥航空の中国人スタッフさんだと思いますが、英語でテキパキ応対してくださいました。

ヘルシンキ空港のプレミアムレーン。
吉祥航空のビジネスでも利用OKです。

これまた、待ち時間なくすんなり保安検査突破。

ちなみに、今回のパスポートコントロールも有人でした。
でも、「家に帰るのね」「そう！」で終わりました。簡単に終わるにもほどがある。

プラザプレミアムラウンジの場所は、「40番ゲート付近」と言われました。
しかし、マップ上はそうだと思いますが、実際の入り口に向かうにはそのもうちょっと手前（34番ゲートとかその付近）に、写真のような看板が出ています。

パートナーに吉祥航空が入っている……ってことは、ビジネスのチケット持ってきたら、そのまま入れたってことかな？

あと、ヘルシンキのラウンジについて、英語で情報を引っ張っている時に見つけたものがこちら。
ただし、実際に吉祥航空に問い合わせとかはしてませんので、興味のある場合はご自身で確認いただきますようお願いします。

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Juneyao Airline Europe
https://www.facebook.com/JuneyaoAirEurope/posts/good-newsfamily-care-lounge-accessas-a-full-service-carrier-we-care-more-about-o/290274665181482/
のスクリーンショットです。

この文章だと、
「（ビジネスクラスでなくとも）お子様連れのお客様に対して、上海とヘルシンキでラウンジサービスを受けられるようにするよ。詳しくは連絡ちょうだいね」と読めるんだけど……日本のお客で、上海ーヘルシンキ路線使う場合にも適用されるのかな？

搭乗時間になったので、ゲートの近くに移動。

飛行機に乗り込んで、離陸を待っていたら……マリメッコ！

フィンエアーのマリメッコ塗装、しかもウニッコじゃない子がいる！

機内食１回目。
今回はディナーなので、ちょっと豪華。前菜ありです。

写真がぼやけていますが、お肉とスープ。
スープはポタージュで美味しい。

フルーツは安定の美味しさ。隣のデザートは、ブルーベリーソースのかかったムース。

朝ごはんは、メニューには書いていないものだそうですが、ミニハンバーガーです。
多分、機内でCAさんがサンドしてくれたんじゃないだろうか、そんな感じの作りたてホヤホヤ感がありました。

ハンバーガーのハンバーグが結構しっかりして、食べ応え十分。

上海到着。
ということは、入国→出国の一仕事が待っているわけですよ！

やりたくないけど。でもやらないと日本に帰れないからやるけど。

一番時間がかかると懸念していた指紋採取。
パスポートを読み取らせたら、ぽいっとOKの紙がプリントアウトされてきました。行きしなの登録、まだ残ってるのかな？

指紋登録がなかったおかげで、あっさり荷物のところまで来れました。

それでも、降機から入国まで30分ぐらいかな？

またもや、さっさとチェックインを終わらせます。
時間までまだ５時間はあると思いますが、無事にチェックインさせてもらえました。

もし、乗り継ぎ待ちに市内に出たい方が入れば、チェックインで荷物預けちゃえば出来るかもしれないです。
……ただし、エコノミーのチェックイン待ちは、かなり行列ができていましたが……。
（なお、優先窓口は1-2人ぐらいの待ちですみました）

今回もらった、ラウンジのインビテーションは中国東方航空のものでした。

実は、「きっと今回もエアチャイナのラウンジだろう」と、意気揚々と71番ラウンジに行ったら「ここじゃないよ、77番」と指摘され、恥ずかしい思いをしました。

中国東方航空のラウンジは、プライオリティパスのラウンジでもあるので、ネット上に多く情報があると思うので省略します。

帰りの名古屋便も、ちゃんと優先搭乗レーンありました。

帰りは昼食の時間なので、割とがっつりご飯。
そして、烏龍茶を頼んだら、求めていた烏龍茶だった！　じゃあ、行きしなのあれはなんだったの！？

ちなみに、帰りは流石に私１人じゃなかったです。

ビジネス８席中、
まともにビジネス買った人：４人
アップグレードでビジネスになった人：４人
……かな？
判断基準は機内食。アップグレードと思われる方は、機内食はエコノミーのものだったからです。中国系の旅慣れた雰囲気の方の様だったので、自社の上級会員の方をアップグレードしたのかな？

時間はかかりましたが、セントレアに帰着！

感想をまとめると、

・ネット上で言われているほど、応対は悪くない。愛想のないCAさんもいるけれど、それ以上に愛想良いCAさんの方が多かった
・日本ー上海便の方が、上海ーヨーロッパ便より、サービスがきめ細やかだった
・日本語は通じないが、英語は片言でも結構汲み取ってくれる。これは、機内／チェックインカウンター共に。
・機内食レベルは５段階中3ぐらい。豪華さを期待する場合は期待はずれだけれど、味は悪くない。フルーツは美味しい。

【結論】日本ー中国の単純往復なら、値段次第でまた利用したい。ただし、上海乗り継ぎ第三国は、今の状況なら勘弁してほしい。

改善してほしいところは、
・オンラインチェックインできるようにしてほしい
・上海乗り継ぎで、せめてバゲージスルーはしてほしい
あたりです。実際問題、もし日本からヨーロッパへの乗り継ぎ需要を考えるなら、この２点をどうにかしないと需要が取れない気がします。

この旅行記へのコメント （2）

• Salaamさん 2020/01/08 20:33:56

  意外とイケそう？

  ライカさん、こんにちは。
  今さら次郎ですが、明けましておめでとうございます。
  
  年始はバルト三国巡りだったのですね。
  そして最近気になる吉祥航空のご利用。方々で噂を聞きますが、あまり利用者の体験談は聞かず、仰せの通り数少ないレビューはエコノミークラス…まさに人柱レビューありがとうございます。
  意外ながら、結構マトモな航空会社なのかな？と言うのがな失礼を承知な印象ですね。エコノミークラスのレビューは深夜便でも周囲がうるさく機内食も「餌」と表現するレベルと伺っていましたが、ビジネスクラスになると良さげ…あまりの格差に驚きです。機内食はだいぶ簡素な印象でしたが、中国茶セレクションは烏龍茶一択なのでしょうか？
  中国乗継は無駄な入国がネックですよね！あれが解消されない限り、いくらお値段が魅力的でもワイフ様がビザ確保の必要性が発生するので敬遠せざるを得ないから残念。入国スタンプ好きな私には願ったりかなったりですが、効率的じゃないですよねぇ…。
  
  入国要件で「やはり」と解り助かりました。
  当分は中国乗継は無しですね…。
  Salaam

  ライカさん からの返信 2020/01/08 22:42:15

  吉祥航空はいいけれど、中国乗継は同じくご遠慮申し上げたいです。

  Salaamさん、あけましておめでとうございます。
  そして、旅行記をお読み頂きありがとうございます。
  
  旅行前、余りにも吉祥航空の情報が集まらなすぎて
  「これは、旅行行ったら自分で書くしかない！」と、謎の使命感に燃えて書いてしまいました。
  お役に立てれば幸いです。
  
  ＞意外ながら、結構マトモな航空会社なのかな？
  正直なところ、搭乗前の感想も含めて、私も同じことを思いました。
  
  ビジネスクラスに関しては、客層は中国系の方が多いですが、落ち着いている方ばかりでした（子供もいるが、騒いだりなどしない）。ちなみに、中国茶はたしか３種類（烏龍茶、普洱茶、大紅袍）です。
  良い航空会社でしたが、乗り継ぎ利便を思えば仁川等の方が便利だろうと思います。