アルゼンチン・ウルグアイへ女一人旅(4) 映画の舞台になったタンゴバーで哀愁に浸る

2017/03/04 - 2017/03/12

旅行5日目、ブエノスアイレス3日目は旅のメインイベント、アルゼンチンへ来るきっかけになったウォンカーウェイの映画「ブエノスアイレス(原題Happy together)」のロケ地「バールスール(BAR SUR)」でタンゴのディナーショー♪

に備え、昼間は街を散策。
ハードロックカフェでいつものBBQリブ(*^^*)
お肉が柔らかくって、炭火焼きなので香ばしくてうまーい(≧▽≦)
お肉の国で食べるリブは格別です！

食後はマドンナが主演した映画「エビータ」のモデルになった元大統領夫人エヴァ・ペロンが眠る墓地へ。
墓地って特に興味なかったんですが行ってみてビックリ！ 上流階級の中でも特に選ばれた人だけが眠れる場所で、お墓の概念を覆される規模に圧倒！
日本人的にはお墓の写真を撮るのはちょっと抵抗がありましたが国の文化財にも指定されてるその美しさはカメラに収めずにはいられなかったです！

そして夜はタンゴ！！
ブエノスアイレスの下町で生まれたタンゴは、移民で溢れる港町で普段の不満を解消するために船乗りが酒場の娼婦と踊った官能的なダンスが始まりなのだとか。
下町って聞こえは良いけど概して治安がよろしくないんですよねー(^_^;) ガイドブックにもこの辺りには夕方以降は立ち入らない事！って書いてあります(^^;)
さらにタンゴのショーはどこも夜10時から始まって終わるのは深夜2時なんです(^^;)
そんな時間に行くのも帰るのもすんごく不安です・・・(T_T)

行きは近くまでバスで行く予定でしたが、バス来ないし道めっちゃ混んでたので「歩いた方が早い！」と徒歩でお店へ。
んーーー、やっぱヤバいエリアですね(^_^;)
途中の道路がデモで封鎖されて爆竹バンバン鳴ってるし雄叫びもすごい。
別の道路では車が燃えて黒焦げになってるし(T_T)
警察いっぱい巡回してて安全なんだか危険なんだか・・

なんとか無事タンゴバーにたどり着き、哀愁漂う官能的なタンゴを観賞する事が出来ました(*^^*)
1967年から続く老舗のタンゴバーで30人も入ればいっぱいの小さい店。ダンサーとの距離が近いので迫力もあり、アットホームで素敵なお店でした(^^)
何より映画のままの哀愁たっぷりの雰囲気と音楽がたまらなくて、あの空間にいられる事が幸せ。涙が出そうでした(T_T)
すごく不安だったけど行って良かった！！！

終わってから深夜2時過ぎに治安に不安がある中帰るのはとても心配でしたが、隣の席に1人で来ていた台湾人のお兄さんと少し話していたら、タクシーで送ってくださる事になり、ホテル前まで無事送り届けてもらいました。代金も出してくださってとても紳士的な方でした(^^)感謝！！

　3/4　夜名古屋発
　3/5　北京経由アブダビ乗り継ぎ(2時間)、サンパウロ乗り継ぎ(6時間)、　ブエノスアイレス着(02:20着)空港泊
　3/6　オベリスコ、アテオネカフェ
　3/7　フェリーで日帰りウルグアイ　
★3/8　ハードロックカフェ、エビータ墓地、タンゴバー
　3/9　ボカ地区、ミカニート、カフェトリニート
　3/10　昼ブエノス発、サンパウロ乗り継ぎ(3時間半)
　3/11　アブダビ乗り継ぎ(1時間半)
　3/12　北京経由名古屋着(昼過ぎ)

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

朝は軽くホステルで朝食を。カフェオレのカップがめちゃ欠けてるー(^^;)

今日は地下鉄に乗ってエビータの墓地とすぐ近くのハードロックカフェに行きます♪

地下鉄構内の壁画

車内は結構綺麗です(^^)

英語表記ないんですねぇ(^^;)
ヨーロッパのスペイン語圏と違い、英語の通じなさにビビります。

場所柄新しくて綺麗な車が多い中、こんな車もかっこいい(^^)

わんこがいっぱい♪　散歩のアルバイトかな♪

しばらく歩くとレコレータ墓地に着きました
門がでっかい！

上流階級の中でも特に選ばれた人だけが眠れる場所とあって、墓地内に眠る方たちの名前や場所が分かるようになってます

お墓の概念を覆される規模のお墓の数々に圧倒

整然と並んでいます

いろんなタイプのお墓があります

色もデザインも様々
とても興味深いです

いろんなプレートが付いていてます

お墓に住むにゃんこ発見

お水やドライフード、ウェットフードを十分もらっているようで安心(^^)

この子の他にも何匹かいました(^^)

歩き回ってやっとエビータのお墓を見付けました

こちらだけお花がたくさんお供えしてありました

エビータのプレート

レコータ墓地を後にして、向かいのショッピングモールへ

ポップなピンクのレストラン発見

ハードロックカフェも見付けました
大きな建物です

ハードロックカフェで1番好きなメニューＢＢＱリブ
タンニンたっぷりのマルベックとよく合います(^^)

お肉の国でリブとマルベックのペアリングが出来て幸せ！

まずは骨に沿ってナイフを入れ解体していきます。
あとは豪快に手でかぶりつく！
骨からお肉がホロッとほぐれて柔らかくてうまーーい(≧∇≦)

店内の壁を見るとクロスがKISSでした♪ナイス♪

ショップではアルゼンチンらしくマテ茶のカップもありました。

外に出るととっても良いお天気(^^)

教会がありました

中を覗くと白と金色で素敵でした

レコレータ墓地の正面にあったかわいいレストラン

アルゼンチン国旗のこのお店は何だろ？
軽食系？

オシャレなお店は何かと思ったら

クラフトビールのお店かな？
美味しそう♪　高くないし入れば良かった！

この並びにはオシャレなお店が多かったです
こちらはカフェかな？

アフタヌーンティーだ♪
こちらも美味しそう(^^)

この店名聞いたことある・・
日本にありますか？

オシャレで高そうなケーキが並んでます(^^;)

庶民の私にはマックで十分(^^)
フローズンベリーとドルチェデレチェのチーズケーキ。
各100円くらいです♪

日本のブランドKENZOのサンプルを配ってました。
紙で作ったポピーに香水を染み込ませてます。
女子高校生がもらってました。
サンプルを配ってたお姉さんがとても綺麗でした。
撮らせてもらえばよかったー！

地下鉄に戻ろうとしたら警察が。
至る所に警官がいますね(^^;)

地下鉄のプラットホームはシンプル。
危険な感じはしませんでした。

ホステルに荷物を置いて、夜10時からのタンゴディナーショーに向かいます。
最寄りのバス停から乗ろうとしたら道路大渋滞で全然バスが来ないので歩いて行く事にしました。
封鎖されてるエリアに遭遇し迂回していきます(^^;)

うーーーん、アルゼンチンでは毎日デモに遭遇します(^^;)

爆竹や雄叫びが響いてちょっと怖かったです(^^;)

デモの脇には綺麗な教会がありました

歩き進むと焼け焦げた車が・・
この辺りは治安が良くないって聞いたけどほんとにそうなんですね(^^;)

この車も前がベッコリへこんでます(^^;)

ビビりながら慎重に歩くと、ありました！お目当てのタンゴバーBAR SURです(*^^*)

ココに来たくてはるばる41時間掛けて日本の裏側までやってきました(T_T)
感無量です(T_T)

なんのプレートかな？
今度来るチャンスがあればスペイン語勉強しよう・・・

大好きな雰囲気です(*^^*)
哀愁たっぷり(*^^*)

スマホの待ち受けにしたい(*^^*)

こじんまりした店内

男性・女性用お手洗い、上の格子はなんだろ？　天井が低いからそこから見るわけではなさそうだし。

バーカウンター

ディナー付きなのでまずはチーズとハム、オリーブ、クラッカーからスタート。
飲み物はもちろんマルベックを♪

天井にはファンがあります
梁のデザインもおもしろいです

女性用トイレのサイン。1967年の創業当時から付いているプレートなのでしょうね(^^)

酒場の客が娼婦と踊ったのが始まりとされるタンゴの絵が飾ってありました

店内から外を眺めてみます

ウォンカーウァイ監督の映画「ブエノスアイレス(原題 HAPPY TOGETHER)」が撮影された時の写真も飾ってありました。
この映画の世界に飛び込みたくて日本からここまでやってきました(T_T)

2品目はエンパナーダです

3品目はミートソースのニョッキ

どれもお味はそれなりです(^^;)
ま、メインはタンゴなので問題ないですが

そろそろタンゴショーが始まります

演奏は生演奏♪　アコーディオンの音色が哀愁たっぷりで雰囲気抜群です(*^^*)

動きが速く、店内が暗いのもあって写真がブレブレです(^^;)

官能的でダイナミックな踊りを何曲も見せてもらいました

ショーの後はみんなと写真を撮ってくれました(^^)

タクシーで送ってくれた優しい台湾兄さんとダンサーのお姉さん

スタイルが良くて綺麗な方でした(*^^*)

ショーの終了は深夜2時くらいですが、写真撮影にもきっちり時間をかけてくれます

タンゴの生演奏はアコーディオン、ウッドベース、ピアノの三重奏。
ノスタルジックで素敵な音色に聞き惚れました(*^^*)

最後にデザートのチョコアイス

アコーディオンと撮ってる方も

周辺はちょっと不安になるような地域でしたが行って良かった！
あのノスタルジックな雰囲気と哀愁溢れる音色の中で見るタンゴは格別！
とても貴重な時間が過ごせて幸せでした(*^^*)