伊豆　月のうさぎ　宿泊 2020年1月

2020/01/04 - 2020/01/05

　並びの良い年末年始9連休なのにどこにも旅行しない　　のは嫌だと思い、温泉旅館を探すと当然ながらどこも高い。。　　 それならいっそ高くて滅多に手を出せない旅館に思いきって行ってみることに。部屋に温泉の露天風呂付で、（真冬なので）室内洗い場があるのを条件にして、かつ眺めも良さそうな「月のうさぎ」が空いてたので4日(土)泊で予約。
　
　大室山観光は帰路渋滞を避けるために諦めたので　観光無しの宿泊だけでしたが、部屋露天風呂からの景色はまさに夢心地、料理も給仕係りの方の対応も良くて、部屋も離れ(1戸建て)で静か快適で言うことなしの良い滞在でした。露天風呂には計5回入浴。
　
　偶然にも4日夜は3大流星群の「しぶんぎ座流星群」のピークというニュースを見てラッキーと思いきや一個も見れずカメラにも収められませんでしたが、普通の星はとてもきれいに見えました。

エリア 富戸・一碧湖・城ヶ崎(静岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　1月4日(土)
クリーニング屋に服を出してからの遅い出発でしたが、年末に見た渋滞予測では1/4,5は渋滞がそんなに無いとの情報を信じて楽観的でした。
　でも実際は東名はまあまあ渋滞。10:30に出発して伊豆スカイライン経由で回転寿司の伊豆太郎に到着は14時、3時間半かかりました。
ちなみに帰路は海岸沿いで帰って4時間半。

　月のうさぎまではナビ頼りでしたが、近づくと数カ所の曲がり角には小さな案内板あり。でも今時はナビ使わずに来る人もいないだろうから迷うことも無いでしょう。

　15時に写真の駐車場に到着すると、すぐに中から係りの方（和装の女性）が出てきてくれました。大きめノートPCが2台入った重い荷物を運んでもらって申し訳ないです。

絶景の離れの宿 月のうさぎ 宿・ホテル

入口には看板と、奥にしっかりした竹林が。

絶景の離れの宿 月のうさぎ 宿・ホテル

　母屋の入口。正月ウィークなので門松で出迎えされました。
到着時の写真は曇りのためブレてしまってたので、この写真は日曜朝ですが。

　月のうさぎの看板。

　中に入ると、右側に食事用個室が並んでいます。
正面も正月っぽい飾りつけ。

　こちらの食事用個室でチェックイン。

　チェックインの時のお菓子はバウムクーヘン。

　チェックインを済ませて部屋に案内してもらいます。竹が良い雰囲気なので夜にも写真を撮りました。

　私たちの部屋は2名用の洋室タイプの離れ（1戸建て）で、場所は他よりも母屋に近かったです。

　外観はあまり特徴は無し。

　さらに奥の建物の方には竹は少なめです。

　玄関は狭いですが別に困りません。
下駄が用意されてましたが歩きづらいので私は食事の時も靴を履いて行きました(笑)
写真は階段から撮影。

　リビングに入るとすでに暖房が十分にされており快適。洋室ですがコタツがあったのでのんびりできました。
WIFIは十分な強さでした。
　写真の左側奥に洗面所と内風呂があります。

絶景の離れの宿 月のうさぎ 宿・ホテル

　リビングの反対側から撮影。コタツがあったのでソファは使いませんでした。

　コーヒーメーカーの説明書はすぐ下に置いてありました。コーヒーメーカーにはすでに水が入れてあり、カップ3杯分なら余裕の水量。ペットの水2本は無料で、湯沸かし用に使いました。　お茶のテトラパックは急須用だったと後で気づきましたが、カップ用のティーバッグを置いてもらった方が使いやすいかと。
　開けてませんが冷蔵庫の中は全て有料。

　下側の写真の通り、浴衣は女性用は数種類あり、男性用は1種類。靴下は私も使いました。

　この部屋は洗面台は１つ。別に問題という訳ではないのですが蛇口がレバーではなく小さいつまみを回すタイプなのでちょっと使いづらかった。
　バスタオルはふかふかのが4枚。フェイスタオル2枚、バスローブは2着。
　トイレは普通にきれいでした。

　内風呂。この時期寒いし風が強い場合も考えると洗い場が室内なのは必須です、でないと妻が二度と温泉に行かないとか言い出しかねないので。。

　ちなみに内風呂は壁の黒ずみとかちょっとリノベーションが必要かなと感じました。

　2階寝室への階段を2階から見たところ。電気をつけても薄暗いですが手すりもあるし転ぶ心配もないとは思います。

2階の寝室。
ちなみに2階の窓からお互い隣が見えないようにしっかりと配慮されてました。

　敷きっぱなしというかベッドのようにすぐに横になれるのでありがたいです。
2階にもエアコンがあります。

　そんなに高くないところに電灯があるので、寝る時に暗い中ベッドの上を歩いて頭をぶつけました。紙なので痛くないですが(笑)

　一番の目的の露天風呂。実際の景色は写真よりはるかに絶景でした。
曇り空でも大島はしっかり見え、意外と近いように見えても後で地図で見たら20kmも離れてました。

　早速風呂につかってる写真。窮屈ですが詰めれば５人は入れる広さで、左側には頭置きもある寝湯になってました。

　温泉はかけ流しではなく温度調整を宿の方へお願いする形式ですが、湯船の中の口から時々自動で熱い湯が出てきます。湯温を聞いたら43度設定なので熱めですねと言ったら、寒いのでちょうどよい温度ですと言われましたが、その通りでした。
　まずは15時半に湯浴み、それから17時半にもう一回入りました。

　露天風呂の左の方角

　右の方です。

　風呂から建屋を。

　食事は18:00と18:30から選べたので、18:30に。チェックインの時と同じ個室に入ります。

　左の階段を登ると２階には土産コーナーがあります。

　色んなウサギの置物と、今年の干支　ネズミの旗。

　食事個室の窓からは竹林が見えて和な感じの演出。

　食事のメニューにある一品一品は、素材等は書かずに表現されてます。
綺麗な飾り皿もおいてあります。

　上にあるウサギの箱は紅白の紐を解いて開けると、お正月のおせち8品ほど。
　お皿の上は先付のゴマ豆腐。

　造りは３種。シマアジに金目鯛にもう一品。
山葵は多めなので余りますが、わさびの味が好きなので手元に残してチビチビ食べました。

　焼き物の伊勢海老とアワビです。伊勢海老をソースに付けて食べるのが美味しかったです。焼きみそも美味しかった。

　お口直しのシャンパンシャーベット。これも一工夫あって美味しかったです。

　金目鯛の蒸し焼き。ポン酢につけて食べましたが、上に乗ってるトロロがふわふわの食感で野菜とポン酢との相性が良かったです。

　さらに出てきた肉、溶岩に乗せて焼いて食べますが、これが一番分かりやすい美味しさでした(笑)。肉のトッピングは3大珍味のトリュフ・フォワグラ・キャビア、もちろん一緒に口の中へ。

　最後のご飯は肉の直後に持ってくるようにお願いしました。
メニューから桜エビご飯っぽいな、でもエビせんべい系の匂いは苦手だけどきっと美味しいのが出てくるだろう、と想像してたら期待通りほんのり香る美味しい桜エビご飯でした。　しかも出汁茶漬けセットで2度美味しく、ちょっと無理して残さず完食。

食後のデザートは部屋に届けましょうか？とのことでお願いしました。メロンといちごとパウンドケーキ等。食事処にいた時間はほぼ２時間でした。

　美味しくて満足でしたが一つだけ残念だったのは、正月のためか酒類の品切れが3連続あったことです。

　食後に２階の土産を見に行きました。箸を２膳購入。
ここでも妻が欲しかったジェルが品切れとのことで、品切れの連続に関してはあれれ？でした。

　部屋に戻ってから夜の竹林を見に外へ。

　母屋の玄関。

　竹林はライトアップされてていい雰囲気です。

　星空撮影用に持ってきた三脚を使ったのでブレません。

　夜の露天風呂。寝湯につかりながら星を見たり大島を眺めたり。

　星が良く見えるとの前評判通り感動ものです。
一番わかりやすいオリオン座が目立ちますが、しぶんぎ座流星群があるはずの北側は雲も若干ある上に、晴れてる部分も星は見えるけれど流星は１個も見れないまま寝てしまいました。
　給仕してくれた係りの方からオリオン座の星が暗くなってると聞き、まだ見えてみますよなんて話をしてました。が、翌々日に偶然ネットニュースで、構成する星の一つベテルギウスは変光星で暗く見えにくい周期もあるそうで、なるほどと。しかも超新星爆発が近いみたいですが、600光年の彼方なので最低あと600年は光が見えますね。

　母屋に日の出は6:50と掲示されていたので、せっかくなので目覚ましを6:50にセット。起きたら２階寝室からきれいな朝焼けが見え、急いでカメラを取って外に出ます。

　２階からも撮影。

　朝はさすがに寒く、撮影中に体が冷えました。

　だんだんと陽が昇ってきて感動的な景色。

　湯気が朝日に照らされていい雰囲気です。

　初日の出　と言いたくなる光景でした。7時過ぎ、まぶしくて太陽は直視できませんが。

絶景の離れの宿 月のうさぎ 宿・ホテル

　私（男）が8時前に風呂につかっている風景。（妻のiphoneで）

　左側の寝湯は、私は余裕で届きませんが身長175で足が壁際につく感じです。
詰めて入れば5人（そもそも部屋の定員上無理ですが）、でもこの景色なら一人でのんびりが良い。

　4回目の風呂に入って、もう8時過ぎ。今朝は天気に恵まれてよかったです。

　リビングにいると外でガサガサ音がして、見てみるとリスが来てたので外に出ましたが、すぐいなくなってしまいました。

　朝食はまた昨日と同じ個室で。

　朝から金目鯛のしゃぶしゃぶ、なんて贅沢な。
伊勢海老の蒸し焼きもあり、サラダに乗せて食べます。

　アジの開き、身が多くて美味しかったです。

　ご飯にはアワビ・サザエのあんかけで頂きました。2杯目に無理にかけたらお茶漬け状態になってしまいましたので、ご飯４～5杯分くらいあると思います。

　明るい竹林も良いです。

　部屋の玄関から外の景色。

　部屋に戻ってから通算5度目の入浴です。太陽がまぶしいので遮ってくれる屋根の柱があってよかったです。

　風呂の中に立った状態で写真を。本当に気持ちのいい景色ですが、目の前にある生垣と芝生がより良い雰囲気に一役かってると思います。

　生垣の先は急斜面になっていて、木はあるものの転がり落ちたら海にドボンしそうです。

　寒いので椅子に座ることはありませんでした。

　部屋に入浴方法の案内があり、確かに10分ずっと入っているより、3分つかっては出てを繰り返す方が体が冷えにくかったです。

　2階からの眺めも絶景。

絶景の離れの宿 月のうさぎ 宿・ホテル

　絶景露天風呂に食事も豪勢だし部屋も快適、給仕係りの方も可愛らしくて丁寧ではきはきとしてて　非常に満足な宿泊でした。次はいつ泊まれるか分かりませんが(笑)　ぜひ連泊してのんびりしたいです。

絶景の離れの宿 月のうさぎ 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• cacahさん 2020/06/09 01:23:35

  月のうさぎ

  ohahiroさん
  こんばんは～はじめまして
  月のうさぎさん素敵なお宿ですねー
  以前TVで月のうさぎさんの特集を見ていつか宿泊したいと思いつつ価格も豪華で
  ですねー目の保養をさせていただきました(*'▽'*)
  我が家はいつになったらいけるかです。
  
  たくさんのいいねと、フォローまでありがとうございます。
  私もフォローさせていただきます(*'▽'*)
  

  ohahiroさん からの返信 2020/06/09 19:58:52

  RE: 月のうさぎ

  cacahさん
  はじめまして、こちらこそ宜しくお願いします。
  
  月のうさぎの露天風呂の景色ですが、実際に入ってみると期待以上でした、
  大袈裟ですが日常の感覚を忘れられるというか何というか。
  
  もうちょっと宿泊費が安いと良いんですが、
  高くても行きたいと思える場所でもあるのでしょうがないですかね。
  コロナ対策10万円で思い切って再度行ってみようかなんて考えてたりもしますが、
  他にも良さそうな温泉宿もたくさんありそうですし、迷い中です。
  
  cacahさんもぜひ行って味わってみてください！