2020/01/03 - 2020/01/03
48位(同エリア114件中)
夢道乗光さん
お正月をテレビを観ながら家でゴロゴロするのにも退屈してきたのでマイカーで近場を巡ってきました。2020年初のお出掛けツアーです。
2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送より一足早く主人公の明智光秀ゆかりの地・恵那市にある明知城跡と岩村城址そして可児市にある明智城址を訪ねます。
NHKテレビ朝ドラで2018年に『半分、青い。』でも放送されたことがあり、不思議にもNHKとは縁が深い岐阜市恵那市。
『麒麟がくる』というタイトルは平和な世になると現れるとされる中国発祥の霊獣「麒麟」が由来となっており、麒麟(平和)を求める人々の群像劇の物語らしい。明智光秀は本能寺の変で織田信長を自害させた謀反人のイメージが強いですが、この大河ドラマでは知性と品性もあり有職故実に長けた平和を求める英雄としての主人公。明智光秀ゆかりの地を訪ね歩いてみると今迄の固定概念が覆り、1月19日からの放送が楽しみになってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
国鉄時代の雰囲気が漂う明知鉄道(恵那~明智)の終点・明智駅
-
マイカーで名古屋の自宅から50km走り大正村に到着
-
明智駅舎前には「明智光秀生誕の地」横断幕がズラリと並んで盛り上がっています。
-
自動販売機も明智光秀バージョンで戦国時代風で盛り上げています。
-
別名「日本大正村」で観光スポットも多い恵那市明智町
愛知県と岐阜県には明治村・大正村・昭和村・平成村と名がつく観光地が4つも揃っているので、平成の名残を惜しみ昨年4月に巡りました。
https://4travel.jp/travelogue/11478512 -
日本大正村の村長は竹下景子さん
-
神護寺にある明智光秀公出生地の石碑
-
道なき道を登り、標高530mにある明知城本丸跡に到着。
-
明知城は別名白鷹城。
姫路城の白鷺城とは一文字違い
恵那市に存在した城は明知城、可児市に存在した城は明智城と「チ」の漢字が違います。 -
明智町で明知城跡を訪れたあとは岩村藩三万石の城下町として栄えてきた岩村町へ。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている商家の町並み -
岩村は「女城主の里」とも呼ばれ、マンホールの蓋にも「女城主の里」と描かれています。
-
岩村城址の麓にある岩村藩藩主邸太鼓櫓
江戸時代に城下に時を知らせるために造られた櫓 -
「この人物が居なかったら、日本の夜明けは無かったかも知れない。」と言われる江戸時代後期の儒学者佐藤一斎の銅像
-
岩村歴史資料館の駐車場に車を駐車して、ここから岩村城跡を目指して歩きます。
-
岩村城登城口
岩村城跡まで1km山道を歩いて登っていきます。 -
本丸まであと600m、標高も600m
石畳の登城道を登って行きます。 -
江戸諸藩の中で最も高所に建ち、日本三大山城の一つで日本百名城にも選ばれている岩村城址
他の三大山城は高取城(奈良県高取町)、備中松山城(岡山県高梁市)
難攻不落の六段壁の異名を持つ岩村城の石垣 -
20分程歩き山頂に到着
岩村城址から眺める岩村の町 -
岩村城址
昔の人はトラックやクレーンもないのにこんな所によくぞ建てたものです。 -
海抜721mを示す岩村城歴史方位盤
東の方角には江戸
本丸は海抜717mとありますが、ここの表示は721m -
岩村城歴史方位盤
西南西の方角には尾張国・織田信長、南南西の方角には三河國・徳川家康 -
明知鉄道はのどかな景色の中を走っているので野志~明智間で少し撮り鉄もしました。
-
鉄橋には「ロマンの里 日本大正村」と書かれ観光ムードがいっぱい!
野志~明智間で撮影(アケチ100形102号車) -
岐阜市恵那市は2018年のNHKテレビ朝ドラ『半分、青い』でも放送されたことがあり、NHKとは縁が深い。
放映期間中にはこんなに素敵な田んぼアートも出現していました。 -
『半分、青い』放送期間中には鈴愛ちゃんの写真がラッピング車両も走りました。
-
岩村城址を訪れたあとは駅名が素晴らしい極楽駅へ
駅前を通る人に『ここは極楽ですか?』と尋ねたら『ここは ええ所!』と言われ、ご満悦 -
「極楽駅」駅名の由来が書かれた説明書き
-
<before>
リニューアル前の極楽駅 -
<after>
昨年12月23日にリニューアルしたばかりの極楽駅。
駅舎の上には黄金の筋斗雲がシンボルとして利用客をお出迎え。
駅舎右には光背がありそれをバックに写真を撮れば後光がさしたよ
うな気分。 -
駅舎左にはシンボルと同じ筋斗雲が椅子としてお出迎え。
座ればまさに孫悟空気分?
インスタ映えすること間違いなし! -
極楽駅待合室では優しい表情のOK観音様がお出迎え
極楽に来たような気分!? -
極楽駅でも撮り鉄をしました。
-
極楽駅に停車中のアケチ100形101号車
-
極楽駅リニューアル記念のプレートを付けた車両がやってきました。
(アケチ100形102号) -
極楽駅に停車中の極楽駅リニューアル記念のプレートを付けた車両
-
極楽駅リニューアル記念車両が走り去っていったので次の目的地・可児市へ
-
極楽駅を訪れたあとは次の目的地可児市の明智城跡へ。
昼食する時間もなく動き回ったので「道の駅おばあちゃん市・山岡」に立寄りました。
元気なおばあちゃんたちが新鮮野菜や手づくり品を作り販売することから
「おばあちゃん市」と名付けられたらしい -
恵那市山岡町の冬は晴天が多く朝晩の寒暖の差が大きいことから寒天の産地です。
ゆっくり食べる時間もないので名物の寒天ラーメン(550円)をいただきました。
麺が寒天のラーメンとはヘルシー! -
道の駅敷地内にはこんな大きな木製の水車が産業遺産のシンボルとして配置
(水輪の直径24m) -
恵那市山岡町には明治から大正時代にかけて陶石を細かく砕くのに石砕水車が活用されていたらしい。
-
恵那市から40km以上の道のりで可児市に到着。
可児市でも「明智光秀生誕の地」と標榜。
調べてみると明智光秀の出生地は明確ではなく岐阜県の他に滋賀県など6ヶ所もあるようです。 -
明智氏歴代の墓所があり、明智光秀公の位牌は日本一の大きさという天龍寺。
日本一の大きさという位牌を見たかったのですが、年末年始で見学出来ませんでした。 -
明智氏歴代の墓
-
カラフルな「明智光秀生誕の地」の のぼり旗
-
自動販売機でも明智光秀生誕地をアピール
-
明智城址めぐりの説明書き
明智光秀が落城するまで30年間過ごしたらしい。 -
天龍寺から明智城址までの山道。
今日3つ目の山道を登ります。 -
明智城址の石碑
-
明智城本丸跡
-
明智城址の展望台から見る可児市の町
右手遠方には冠雪した木曽の御嶽山が見え、戦国時代と変わらぬ周囲の山容を眺めて歴史を感じました。 -
明智城址を訪ねたあとは1km程離れた名鉄広見線の明智駅へ
犬山駅~御嵩駅間の広見線は以前には途中の明智駅から八百津線が分岐して名鉄では珍しいキハ10形の気動車が走っていましたが、2001年(平成13年)に八百津駅間が廃線となりました。 -
広見線には名鉄電車では希少価値となった赤い電車(6000系)が走っています。
-
明智駅を出発する新可児行きの電車を見送って帰途につきました。
本日は15,000歩も歩き、車の走行距離は150km。
『麒麟がくる』放送開始より一足早くNHK大河ドラマの舞台を訪ね、山城ばかりの城跡巡りと撮り鉄をしてお正月の運動不足を解消した一日でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
53