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降雪の少ない冬となった2019年。本来では雪の下にあるはずの氷たちが顔を出した糠平湖。そこで見ることのできた珍現象とは!!!<br /><br />ちなみに、この場所は、簡単に人が死んでしまう場所です。<br />理由は天候の急変でホワイトアウトになったら。自分の車の止めたところまで戻れなくなったら。湖上に落水したら。氷上でこけて頭を打ったら。携帯電話は不通の場所です。写真撮影地には救急車が到着するまで1時間半はかかる場所もあります。<br /><br />湖上には、地元関係者が一定の期間を区切って利用者の方々の協力でもって入ることとなっております。<br /><br />すべては自己責任、リスクは自分で負いましょう。

冬のぬかびらの珍現象をみる

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2019/01/14 - 2019/01/14

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poiuyさん

降雪の少ない冬となった2019年。本来では雪の下にあるはずの氷たちが顔を出した糠平湖。そこで見ることのできた珍現象とは!!!

ちなみに、この場所は、簡単に人が死んでしまう場所です。
理由は天候の急変でホワイトアウトになったら。自分の車の止めたところまで戻れなくなったら。湖上に落水したら。氷上でこけて頭を打ったら。携帯電話は不通の場所です。写真撮影地には救急車が到着するまで1時間半はかかる場所もあります。

湖上には、地元関係者が一定の期間を区切って利用者の方々の協力でもって入ることとなっております。

すべては自己責任、リスクは自分で負いましょう。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 皆さんは、糠平湖って行ったことがあるでしょうか。<br />北海道のど真ん中、十勝の北側、ひがし大雪と言われる地域にある人工の湖。<br />周辺は木々に囲まれ、人など訪れなさそうな湖なのですが、ひょんなことから地元の人以外にも足を踏み入れるような場所となったのです

    皆さんは、糠平湖って行ったことがあるでしょうか。
    北海道のど真ん中、十勝の北側、ひがし大雪と言われる地域にある人工の湖。
    周辺は木々に囲まれ、人など訪れなさそうな湖なのですが、ひょんなことから地元の人以外にも足を踏み入れるような場所となったのです

    タウシュベツ川橋梁 名所・史跡

  • そうなったのもほかでもない、このタウシュベツ川橋梁(写真真ん中)<br />元々森の中にあった国鉄士幌線の橋で、工費がないものだから周りの砂や石を集めてやっとこさ作った橋だったのですが、すぐに水力発電用の糠平湖を作ったことで人工湖の水中の中へ。<br />しかし、人工湖だから水没したりしなかったりを何十年間か繰り返しているうちに、物好きに見つけられちゃって、今では、道外や遠くは海外からも人が来る場所になっちゃったわけです。

    そうなったのもほかでもない、このタウシュベツ川橋梁(写真真ん中)
    元々森の中にあった国鉄士幌線の橋で、工費がないものだから周りの砂や石を集めてやっとこさ作った橋だったのですが、すぐに水力発電用の糠平湖を作ったことで人工湖の水中の中へ。
    しかし、人工湖だから水没したりしなかったりを何十年間か繰り返しているうちに、物好きに見つけられちゃって、今では、道外や遠くは海外からも人が来る場所になっちゃったわけです。

  • しかし、今回の主人公は、タウシュベツ橋ではありません。<br />冬の例年とは違った気象状況が見せてくれた珍現象。<br />写真ではちょっと伝わりづらいですが。では、はじまりはじまり。

    しかし、今回の主人公は、タウシュベツ橋ではありません。
    冬の例年とは違った気象状況が見せてくれた珍現象。
    写真ではちょっと伝わりづらいですが。では、はじまりはじまり。

  • それは、凍った湖の上に雪が積もっていない!!!<br />これは、ぬかびらを過ぎて初めて湖上が見える、三の沢橋梁という元鉄道の橋だったところから湖を見たところ。<br />では、湖上に降りてみましょう。

    それは、凍った湖の上に雪が積もっていない!!!
    これは、ぬかびらを過ぎて初めて湖上が見える、三の沢橋梁という元鉄道の橋だったところから湖を見たところ。
    では、湖上に降りてみましょう。

  • ここは、比較的湖上に雪が積もっていていつもの糠平湖の上に近いです。

    ここは、比較的湖上に雪が積もっていていつもの糠平湖の上に近いです。

  • これが、雪が積もっていない湖面です。<br />2019年は、十勝の中で積雪の多いぬかびら源泉郷ですが、雪が少なかったのです。<br />そして、本来は、雪の下に埋もれている氷が露出していることによって、普段見ることのできない自然の造形美を見ることができたのでした。<br />地元の人が言うには、「みぃたことなぁ~い」そうです。

    これが、雪が積もっていない湖面です。
    2019年は、十勝の中で積雪の多いぬかびら源泉郷ですが、雪が少なかったのです。
    そして、本来は、雪の下に埋もれている氷が露出していることによって、普段見ることのできない自然の造形美を見ることができたのでした。
    地元の人が言うには、「みぃたことなぁ~い」そうです。

  • これは、おそらく、凍っては亀裂が入り、凍っては亀裂が入りを繰りかえしてできた氷の亀裂の様子です。

    これは、おそらく、凍っては亀裂が入り、凍っては亀裂が入りを繰りかえしてできた氷の亀裂の様子です。

  • その氷の亀裂の様子にアイスバブルが花を添えます。<br />アイスバブルとは、湖底から沸き起こった気泡が氷の中に取り込まれる現象です。

    その氷の亀裂の様子にアイスバブルが花を添えます。
    アイスバブルとは、湖底から沸き起こった気泡が氷の中に取り込まれる現象です。

  • これは、弟子屈湖などでよく見られる御神渡り。<br />湖水がが膨張しながら凍っていって亀裂ができたところに乗り上げあってできた自然の造形美です。

    これは、弟子屈湖などでよく見られる御神渡り。
    湖水がが膨張しながら凍っていって亀裂ができたところに乗り上げあってできた自然の造形美です。

  • 小さい山脈のように。

    小さい山脈のように。

  • これは、御神渡りと氷の亀裂のコラボレーション

    これは、御神渡りと氷の亀裂のコラボレーション

  • ?

  • フロストフラワーです。<br />空気中の水蒸気が氷の面で凍ったものです。<br />阿寒湖のは一面に広がるようですが、こちらの方は、ひそやかな一輪。<br />さて、いったん三の沢まで戻って、五の沢からタウシュベツ橋まで向かってみましょう<br />ちょっと歩いただけで(氷の面は滑って(笑))このように北海道に住んでいる人間でもなかなか見ることのできない自然の様子を見ることができました。

    フロストフラワーです。
    空気中の水蒸気が氷の面で凍ったものです。
    阿寒湖のは一面に広がるようですが、こちらの方は、ひそやかな一輪。
    さて、いったん三の沢まで戻って、五の沢からタウシュベツ橋まで向かってみましょう
    ちょっと歩いただけで(氷の面は滑って(笑))このように北海道に住んでいる人間でもなかなか見ることのできない自然の様子を見ることができました。

  • では、五の沢から湖上に降りてみましょう。<br />五の沢というのは、糠平湖に注ぎ込む小さい川の名前で、冬に糠平湖上に出るための道が付く場所です。

    では、五の沢から湖上に降りてみましょう。
    五の沢というのは、糠平湖に注ぎ込む小さい川の名前で、冬に糠平湖上に出るための道が付く場所です。

  • アイスバブルとニペソツ山(日本最東の2000m級の山)

    アイスバブルとニペソツ山(日本最東の2000m級の山)

  • この氷面で地元の児童がフィギアスケートをやってました。<br />ちゃんと回転もきめていてかっこいい!!<br />ちなみに、学校でスケートを習う十勝民でした。

    この氷面で地元の児童がフィギアスケートをやってました。
    ちゃんと回転もきめていてかっこいい!!
    ちなみに、学校でスケートを習う十勝民でした。

  • アイスバブルたくさん!

    アイスバブルたくさん!

  • そして、晴天のニペソツ山とタウシュベツ川橋梁

    そして、晴天のニペソツ山とタウシュベツ川橋梁

  • タウシュベツ川橋梁から五の沢に帰るときに見つけた場所は、湖底が見えている氷の上に立っていると宙に浮いているよう(笑)<br />合計4時間ほどの湖上滞在で、見ることできない景色自然の様子を見ることができました。

    タウシュベツ川橋梁から五の沢に帰るときに見つけた場所は、湖底が見えている氷の上に立っていると宙に浮いているよう(笑)
    合計4時間ほどの湖上滞在で、見ることできない景色自然の様子を見ることができました。

  • 最後は、十勝三股の三股山荘で美味しいタルトを食べて、ぬかびら源泉郷を後にしたのでした。<br /><br />おしまい。

    最後は、十勝三股の三股山荘で美味しいタルトを食べて、ぬかびら源泉郷を後にしたのでした。

    おしまい。

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