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上海浦東空港で入国し、長距離バスターミナルで蘇州までのチケットを購入しました。窓口は空いていたので15分後の12時45分発のチケットが買えました。チケット代は90元でした。蘇州までは二時間半で到着しました。空港からすぐに乗って出発できたのでとても便利でした。蘇州では北駅バスターミナルに到着しました。<br /><br />蘇州北駅から415番のバスでガーデンホテルを目指しました。路線は百度地図で検索すればすぐにわかるので便利でした。ただ、料金が1回2元でおつりが出なく、ICカードを買うほど長くいるわけでもないので、すぐに1元札が無くなってしまうところがちょっと大変でした。<br /><br />蘇州でガーデンホテルに3泊することにしました。世界遺産の留園の近くにあるホテルで、蘇州の庭園を模した雰囲気のよいホテルでした。予約サイトで一泊朝食付き300元ほどと値段も手頃でした。バスタブもあり快適でした。Wi-Fiもよく通じました。<br /><br />ガーデンホテルの近くの「善孝堂素食館 (西園寺店)」で夕食を食べました。菜食のみですが1人20元のバイキング形式でした。種類も大きく味も良かったです。茹でたての餃子を持ってきてくれました。20元でお腹いっぱいになりました。<br /><br />朝食を小小得月楼でいただきました。朝食バイキングは種類が多くて良かったです。中でも蘇州ラーメンが日本の醤油ラーメンと比較しても美味しかったです。また、夕食メニューもそれほど高くはなかったので今度は一度試してみたいです。<br /><br />933番のバスを南門で降りて盤門景区に行きました。入場料は40元でした。中に入ると瑞光塔という塔がありましたが、塔に登るには追加で6元かかるということで、世界遺産「盤門」が目的でしたので外観だけ見て先に進みました。瑞光塔の北側には大きな池が広がり、さらにその先に進むと盤門に到着しました。<br /><br />盤門景区の出口付近に盤門がありました。盤門は水陸両用の門で陸の門は、石垣に囲まれている構造で盤門景区の入場料を支払わないと見られなくなっていました。一方、水路の門は景区出口の外にありました。世界遺産「大運河」を目的で訪れたのですが、水路の盤門は景区の入場料を払わなくても綺麗に見られるのを知らずに景区に入ってしまったので残念でした。<br /><br />盤門から歩いて40分くらいで滄浪亭に着きました。入場料は15元でした。ユネスコの世界遺産のマークがついていました。入口を入るとすぐに岩で造ったトンネルがあって、トンネルを抜けると池に出ました。池を囲むように複廊が作られ、素敵な庭園でした。<br /><br />滄浪亭から歩いて30分くらいで網師園に着きました。2019年11月から4ヶ月間一部工事中との看板が出ていましたが入場料は正規の30元でした。綺麗な庭園ではありました。しかし、一部見られないところがあったので少し割引していてもいいのではと思いました。<br /><br />世界遺産の大運河の1つということで平江路に行きました。水路や橋は綺麗に残っていましたし、水路沿いの街並みも写真栄えはしましたが、街並みの方は最近の中国にありがちな歴史的街並み風に新しく作られたもので、入っているお店もカフェやお土産屋さんばかりで若者向けの新しい街に生まれ変わったものでした。<br /><br />平江路の途中で藕園まで500メートルの表示が出て、それに従って「藕園」に行きました。入場料は20元でした。園内には奇岩がたくさん置かれていました。午後3時頃でしたが、団体客が多くてちょっと落ち着きませんでした。<br /><br />夕方4時ごろに獅子林に行きました。予約していませんでしたが、時間帯のせいかオフシーズンのせいかチケットが買えました。チケットは40元でした。日中、多くの庭園を回って飽き気味でしたが、暇山に作られた通路にアトラクションの要素が高く、作った人の遊び心が多分に感じられました。17時の閉園までたっぷりと楽しめました。<br /><br />「姑蘇家宴」で上海蟹の夕食をいただきました。上海蟹はオス・メス1対で80元でした。それと、江南小鎮白酒28元と、蟹の小籠包4個32元を頼んで上海蟹を満喫しました。そして太湖銀魚炒蛋28元、ジュンサイ銀魚羹28元とでしめて200元でした。<br /><br />933のバスで慈橋まで行って歩いて「芸圃 」を訪れました。入場料は10元でした。庭園はこじんまりしていましたが、暇山のあたりが迷路のようになっていて、建物も迷路のように続いていて作った人の遊び心が感じられて良かったです。<br /><br />芸圃から歩いて10分くらいで「環秀山荘」に到着しました。入場料は15元でした。蘇州の庭園の中では小さい方でしたがしっとりとした落ち着いた雰囲気でした。2階建ての建物には上がれませんでしたが、二階から庭園を眺めたら気持ちいいと思わせる庭園でした。<br /><br />「環秀山荘」から「怡園」に行き途中で「観前街」を通りました。「銀座」と書いてあるビルもあったように、高級ブランドショップの建物が並んでいて、蘇州の中心街であり、蘇州で一番高級なショッピングエリアのような感じでした。<br /><br />環秀山荘から歩いて20分くらいで「怡園」に着きました。入場料は15元でした。迷路のようなくねくねした廊下を抜けると池のある素敵な庭に出る造りが良かったです。暇山も人一人が通れるほどの道がくねくねとついていて楽しかったです。<br /><br />宝帯橋公園からバスで蘇州に戻り、「留園」に行ってみました。入場料は45元でした。楼閣が長い回廊で結ばれていました。庭園に出ると、「冠雲峰」と名付けられた名石も見ることができました。「冠雲峰」を取り囲むように建物が建てられ、綺麗な庭園でした。<br /><br />「留園」から歩いて「山塘街」に行ってみました。蘇州の代表的な観光地で、古い街並みを楽しむのが定番のようですが、今回の訪問の目的は世界遺産「大運河」の一部を見ることなので、運河をメインに見学しました。途中に通貴橋という橋があって、橋自身も綺麗ですし、橋の上からは運河の様子を綺麗にみることができました。<br /><br />楽橋から529バスで太湖東路大橋東まで行き宝帯橋公園から「宝帯橋」を眺めました。世界遺産の大運河にかかる連続アーチの橋でした。橋を渡るにはここからぐるっと回って数キロの歩かないとならなかったので今回は諦めました。<br /><br />夕食は「胡子飲食店」でいただきました。百度地図の口コミで推奨している人が多かった「椒塩排条」38元と「咕嚕肉」38元を注文しました。「椒塩排条」は唐揚げに塩・胡椒がかかったものでした。「咕嚕肉」は日本語では酢豚ですが、日本の酢豚とはかなり違い、唐揚げに甘酢餡を絡めたもので両方とも揚げ物になってしまったのがちょっと残念でしたが味は良かったです。ただ、ご飯とは合わない感じでしたので、スープと一緒に大量の唐揚げを食べて夕食としました。次回は炒め物や土鍋ものなどを試してみたいです。<br /><br />ホテルを出て、「拙政園」に行こうとバスに乗ったところ、「北寺塔」バス停が「拙政園」の最寄りでした。バスを降りると目の前に「北塔報恩寺」が現れました。中に入らなくても見える立派な塔で、塔を見ながら「拙政園」まで歩きました。<br /><br />「拙政園」は一時間当たり3000人の人数制限ということですが、朝9時ころに行ったところ余裕で入場できました。入場料は70元となかなかの値段でした。中はとても広くて、ここまでくると庭園というよりは公園という感じでした。暇山も、池も、池に架かる橋や綺麗な建物もあり、見ごたえはあるのですが、個人的には小さな敷地に面白さをぎゅっと凝縮させたような庭園の方が見ていて面白かったです。広すぎて歩き疲れました。<br /><br />蘇州駅のチケット売り場の列に並びました。並びながら列車の時間を調べ、上海まで39.5元の硬座のチケットを買いました。セキュリティーを越えて構内に入り、ホームに向かうと安いチケットだったので心配でしたが、やってきた列車はちゃんとしたパクリ新幹線で、わずか30分で快適に上海にたどり着きました。<br /><br />

蘇州紀行2019年12月①(蘇州編)

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2019/12/21 - 2019/12/24

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上海浦東空港で入国し、長距離バスターミナルで蘇州までのチケットを購入しました。窓口は空いていたので15分後の12時45分発のチケットが買えました。チケット代は90元でした。蘇州までは二時間半で到着しました。空港からすぐに乗って出発できたのでとても便利でした。蘇州では北駅バスターミナルに到着しました。

蘇州北駅から415番のバスでガーデンホテルを目指しました。路線は百度地図で検索すればすぐにわかるので便利でした。ただ、料金が1回2元でおつりが出なく、ICカードを買うほど長くいるわけでもないので、すぐに1元札が無くなってしまうところがちょっと大変でした。

蘇州でガーデンホテルに3泊することにしました。世界遺産の留園の近くにあるホテルで、蘇州の庭園を模した雰囲気のよいホテルでした。予約サイトで一泊朝食付き300元ほどと値段も手頃でした。バスタブもあり快適でした。Wi-Fiもよく通じました。

ガーデンホテルの近くの「善孝堂素食館 (西園寺店)」で夕食を食べました。菜食のみですが1人20元のバイキング形式でした。種類も大きく味も良かったです。茹でたての餃子を持ってきてくれました。20元でお腹いっぱいになりました。

朝食を小小得月楼でいただきました。朝食バイキングは種類が多くて良かったです。中でも蘇州ラーメンが日本の醤油ラーメンと比較しても美味しかったです。また、夕食メニューもそれほど高くはなかったので今度は一度試してみたいです。

933番のバスを南門で降りて盤門景区に行きました。入場料は40元でした。中に入ると瑞光塔という塔がありましたが、塔に登るには追加で6元かかるということで、世界遺産「盤門」が目的でしたので外観だけ見て先に進みました。瑞光塔の北側には大きな池が広がり、さらにその先に進むと盤門に到着しました。

盤門景区の出口付近に盤門がありました。盤門は水陸両用の門で陸の門は、石垣に囲まれている構造で盤門景区の入場料を支払わないと見られなくなっていました。一方、水路の門は景区出口の外にありました。世界遺産「大運河」を目的で訪れたのですが、水路の盤門は景区の入場料を払わなくても綺麗に見られるのを知らずに景区に入ってしまったので残念でした。

盤門から歩いて40分くらいで滄浪亭に着きました。入場料は15元でした。ユネスコの世界遺産のマークがついていました。入口を入るとすぐに岩で造ったトンネルがあって、トンネルを抜けると池に出ました。池を囲むように複廊が作られ、素敵な庭園でした。

滄浪亭から歩いて30分くらいで網師園に着きました。2019年11月から4ヶ月間一部工事中との看板が出ていましたが入場料は正規の30元でした。綺麗な庭園ではありました。しかし、一部見られないところがあったので少し割引していてもいいのではと思いました。

世界遺産の大運河の1つということで平江路に行きました。水路や橋は綺麗に残っていましたし、水路沿いの街並みも写真栄えはしましたが、街並みの方は最近の中国にありがちな歴史的街並み風に新しく作られたもので、入っているお店もカフェやお土産屋さんばかりで若者向けの新しい街に生まれ変わったものでした。

平江路の途中で藕園まで500メートルの表示が出て、それに従って「藕園」に行きました。入場料は20元でした。園内には奇岩がたくさん置かれていました。午後3時頃でしたが、団体客が多くてちょっと落ち着きませんでした。

夕方4時ごろに獅子林に行きました。予約していませんでしたが、時間帯のせいかオフシーズンのせいかチケットが買えました。チケットは40元でした。日中、多くの庭園を回って飽き気味でしたが、暇山に作られた通路にアトラクションの要素が高く、作った人の遊び心が多分に感じられました。17時の閉園までたっぷりと楽しめました。

「姑蘇家宴」で上海蟹の夕食をいただきました。上海蟹はオス・メス1対で80元でした。それと、江南小鎮白酒28元と、蟹の小籠包4個32元を頼んで上海蟹を満喫しました。そして太湖銀魚炒蛋28元、ジュンサイ銀魚羹28元とでしめて200元でした。

933のバスで慈橋まで行って歩いて「芸圃 」を訪れました。入場料は10元でした。庭園はこじんまりしていましたが、暇山のあたりが迷路のようになっていて、建物も迷路のように続いていて作った人の遊び心が感じられて良かったです。

芸圃から歩いて10分くらいで「環秀山荘」に到着しました。入場料は15元でした。蘇州の庭園の中では小さい方でしたがしっとりとした落ち着いた雰囲気でした。2階建ての建物には上がれませんでしたが、二階から庭園を眺めたら気持ちいいと思わせる庭園でした。

「環秀山荘」から「怡園」に行き途中で「観前街」を通りました。「銀座」と書いてあるビルもあったように、高級ブランドショップの建物が並んでいて、蘇州の中心街であり、蘇州で一番高級なショッピングエリアのような感じでした。

環秀山荘から歩いて20分くらいで「怡園」に着きました。入場料は15元でした。迷路のようなくねくねした廊下を抜けると池のある素敵な庭に出る造りが良かったです。暇山も人一人が通れるほどの道がくねくねとついていて楽しかったです。

宝帯橋公園からバスで蘇州に戻り、「留園」に行ってみました。入場料は45元でした。楼閣が長い回廊で結ばれていました。庭園に出ると、「冠雲峰」と名付けられた名石も見ることができました。「冠雲峰」を取り囲むように建物が建てられ、綺麗な庭園でした。

「留園」から歩いて「山塘街」に行ってみました。蘇州の代表的な観光地で、古い街並みを楽しむのが定番のようですが、今回の訪問の目的は世界遺産「大運河」の一部を見ることなので、運河をメインに見学しました。途中に通貴橋という橋があって、橋自身も綺麗ですし、橋の上からは運河の様子を綺麗にみることができました。

楽橋から529バスで太湖東路大橋東まで行き宝帯橋公園から「宝帯橋」を眺めました。世界遺産の大運河にかかる連続アーチの橋でした。橋を渡るにはここからぐるっと回って数キロの歩かないとならなかったので今回は諦めました。

夕食は「胡子飲食店」でいただきました。百度地図の口コミで推奨している人が多かった「椒塩排条」38元と「咕嚕肉」38元を注文しました。「椒塩排条」は唐揚げに塩・胡椒がかかったものでした。「咕嚕肉」は日本語では酢豚ですが、日本の酢豚とはかなり違い、唐揚げに甘酢餡を絡めたもので両方とも揚げ物になってしまったのがちょっと残念でしたが味は良かったです。ただ、ご飯とは合わない感じでしたので、スープと一緒に大量の唐揚げを食べて夕食としました。次回は炒め物や土鍋ものなどを試してみたいです。

ホテルを出て、「拙政園」に行こうとバスに乗ったところ、「北寺塔」バス停が「拙政園」の最寄りでした。バスを降りると目の前に「北塔報恩寺」が現れました。中に入らなくても見える立派な塔で、塔を見ながら「拙政園」まで歩きました。

「拙政園」は一時間当たり3000人の人数制限ということですが、朝9時ころに行ったところ余裕で入場できました。入場料は70元となかなかの値段でした。中はとても広くて、ここまでくると庭園というよりは公園という感じでした。暇山も、池も、池に架かる橋や綺麗な建物もあり、見ごたえはあるのですが、個人的には小さな敷地に面白さをぎゅっと凝縮させたような庭園の方が見ていて面白かったです。広すぎて歩き疲れました。

蘇州駅のチケット売り場の列に並びました。並びながら列車の時間を調べ、上海まで39.5元の硬座のチケットを買いました。セキュリティーを越えて構内に入り、ホームに向かうと安いチケットだったので心配でしたが、やってきた列車はちゃんとしたパクリ新幹線で、わずか30分で快適に上海にたどり着きました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
3.5
グルメ
3.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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