
2019/12/14 - 2019/12/15
441位(同エリア1247件中)
にふうささん
当初の予定では、昨日は岡山市周辺部の観光地を巡る定期観光バスに参加し、今日は岡山城や後楽園かなあと思っていました。しかし、昨日の定期観光バスが予定よりも早く終わったため、土曜日だけで岡山市内の行きたいところは訪問できたので、じゃあ日曜日どうしようか、と考えていました。
倉敷の美観地区か、吉備津神社が候補に挙がりましたが、吉備津神社はアクセスが悪いこともあり、今回は倉敷の美観地区へと行くことに。倉敷の美観地区では、大原美術館を中心に午前中ふらふらしただけですが、なかなか雰囲気の良いところだなあと思い、訪れてよかったです。
倉敷の美観地区を中心に、訪問した場所などをご紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
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昨日まで岡山市内にいましたが、今日は倉敷へと行きました。
写真は、JR倉敷駅前の様子ですが、駅前はだいぶ前に整理した感じです。駅に向かって、右側はタクシー乗り場、左側がバス乗り場になっていました。倉敷駅 駅
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倉敷の美観地区に到着。時刻は9時前だから、まだ人もまばらです。手前の洋館は工事中ですが、色調が統一されているので、写真からは現地ほどの違和感は感じませんね。この建物は、旧倉敷町役場、現在は倉敷館として案内所に利用されていたとのことです。
倉敷館 名所・史跡
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そもそも倉敷は天領で、備前備中地域のコメが一手に集まる地域だから、蔵が多かったと。中国地方は歴史的な経緯から、小地域に分かれていたことや、寺院などの所領も多かったことから、米が集約しやすかったのではないでしょうか。
中橋 名所・史跡
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こちらの写真の方が絵になる風景かもしれません。しかし、もはや冬なので、草木の元気がないところが残念です。それにしても、水辺に映る風景は絵になりますね。
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同じところ。10時過ぎの明るい場面で、ちょうど遊覧船が通りかかったこともあって、一緒に入れて撮影してみました。これは絵になりますね。ちなみに、あの遊覧船は手漕ぎなので、あまり長い距離を移動しません。
今橋 名所・史跡
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倉敷の美観地区というと、先ほどの倉敷川沿いが一般的にイメージされますが、一本中に入っても、こんな感じで白壁に囲まれた場所が続いています。非常に趣深いです。
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このように昔の街並みがいたるところで残っているというか、色調を統一して雰囲気を醸し出しています。他の地域ですぐに真似できるようなことではないですよね。
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10時過ぎで周囲のお店が開店し始めると、こんな感じになります。これはこれでアリでしょう。なんか昔の街道って、こんか感じでしたのかねえ。
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旧倉敷銀行本店。大正11年の建築。現在は中国銀行が管理しています。
これも、登録有形文化財に指定されている歴史的建造物です。中国銀行倉敷本町出張所 名所・史跡
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倉敷市公民館。このあたりの建物の中で、抜群に大きくて目立ちます。
倉敷公民館 名所・史跡
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倉敷へは早く着きすぎたこともあり、時間調整もかねて、阿智神社へ。
鶴形山トンネル近くに石段がありまして、こちらを登っていきます。まずは観龍寺へ。 -
観龍寺本堂。普通のお寺です。
観龍寺 寺・神社
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阿智神社へは、結構な石段を上った先にあります(観龍寺からとは別ルートですが)。元々、この辺りは瀬戸内海に浮かぶ小島で、平安時代から干潟に、安土桃山時代から始まった干拓事業で平野になった場所だそうです。
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阿智神社の本殿に到着。しかし、今日は晴天だなあ。昨日とは大違いだ。
阿智神社 寺・神社
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山の上から見下ろした美観地区。画面中央の大きな建物は、倉敷公民館だったかな。その奥の緑があり、神殿風の建物があるところが大原美術館。その付近から堀がL字形で続いています。そして、JR倉敷駅は高いビル群がある右手側にあります。こうしてみると、美観地区は白壁・黒い屋根で、高さ規制がある感じで、都市計画がしっかりしていないと、なかなか実現できないですね。
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倉敷美観地区の中心の「大原美術館」。本館は、ギリシャ神殿のような外観をしています。ここにはスペインの画家「エルグレコ」の「受胎告知」という、本物の西洋絵画があります。これが見たくて来たようなものです。確かにすごい絵でした。しかも、ゆっくり観賞できるという夢のような時間でした。
大原美術館 美術館・博物館
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大原美術館の新館。ここには、戦前・戦後の日本洋画を中心に展示がされています。
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庭園。中には茶室「新渓園」もあり、雰囲気は良かったです。ただ、茶室は貸し切りになっており、中に入れなかったのは残念でした。
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大原美術館の工芸館。日本の明治以降の陶芸家の作品を中心に展示しており、一人一室をもらうというぐらい、充実したコレクションがありました。相当、パトロンとしてお金を投資したのだろうなあと。
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こちらは、大原美術館の創設者というか、倉敷の有力者だった「大原家」の旧宅。主に、明治時代に繊維関係などで一財をなしたことが大きく、そのお金を文化振興に充てていたのが、現在の倉敷を作る礎になりました。
旧大原家住宅 名所・史跡
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歴代の大原家当主の言葉。なかなか刺さるものがあります。
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大原家旧宅の内部。こちらも趣深いです。
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旧宅の離れの茶室では、紅葉が満開でした。非常に素晴らしい。
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こちらは倉敷アイビースクエア。古くは、天領だった倉敷の代官所が置かれていたところ。明治維新によって更地になりましたが、そこに倉敷紡績所を建設いたしました。現在は工場の一部を改修して、観光施設やホテルとして利用しています。
倉敷アイビースクエア 宿・ホテル
2名1室合計 10,590円~
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建物の壁面はツタで覆われています。
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建物の内部には庭があり、その庭から撮影してみました。ここはホテルとして利用されている面積が大きく、あまり見るべきところはありませんでした。
この池は、フランスの画モネの庭園から睡蓮を株分けしてもらって育てていることから、「モネの睡蓮」と呼ばれているようです。モネの睡蓮 名所・史跡
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帰りは岡山駅まで戻って新幹線で帰りました。疲れていたので、寝てもいいように、あえて新大阪止まりの「さくら」をチョイスして帰りました。
これで旅行記は終了です。ご覧いただきましてありがとうございました。
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