2019/11/29 - 2019/12/01
3900位(同エリア9650件中)
古川大輔さん
令和元(2019)年11月30日(土)
奥羽本線
特急つがる2号
青森発→秋田行き
青森 09:05.05発
新青森 09:09.55着 09:11.40発
弘前 09:37.40着
弘南鉄道弘南線
普通
黒石行き
弘前 09:50.10発
平賀 09:07.25着
(車両交換)
平賀 09:10.10発
黒石 09:27.40着
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「津軽号」から、今度は「つがる号」に乗り換えて、弘前に向かいます。
「津軽号」は、かつて上野~青森間を結んでいた東北本線の急行列車の愛称でした。
JRの優等列車としては、こちらの特急「つがる号」が、その名を受け継ぎ、東京と青森を結ぶ交通機関としては、高速バス「津軽号」が、受け継いだとも言えます。高速バス「津軽号」は、運行は弘南バスでありながら、JRグループとも関係はしており、車両も東京~青森間の便の中では最もハイグレードなので、風格としても十分です。 -
弘南鉄道弘南線の弘前駅は、JR弘前駅と並んでいます(改札は別)。弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅は、より市内中心部にあり、大都市の構図です。
弘南鉄道、弘前駅に停車中の、弘南鉄道7150形電車、東急から購入した7000形車両のうち、こちらは元々、中間車だったものを先頭車に改造したグループです。東急の通勤電車が、雪対策を施され、雪深い津軽地方でたくましく頑張る姿は、なかなかカッコいいものです。
現在は基本的に、弘前~黒石間の運用のみなので、7150形は先頭車化工事の際、全面に方向幕などは取り付けられず、ステッカーで対応しています。 -
首都圏などからは、近年急激に姿を消している、懐かしい雰囲気の車内です。
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運転席後部、基本的にワンマン運転のため、ワンマン機器類が設置されています。また、運転室と客席の仕切りの中央のドアには窓ガラスがなく、運転士とのやり取りができます。
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東急のこの手の車両は地方中小私鉄での使用例が多く、外観、運転席など、仕様も基本的に共通しています。
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ワンマン機器類については、弘南鉄道標準のものが装着されます。
運転台左手側、クラリオン製、RCA-224-400型系統設定器 -
運転台右手側、ボックスにはめ込まれた操作盤のうち、左は整理券発行器、右は運賃表示器の設定器、ともにレシップ製
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運転席中央から車掌台(助手席)側、黒い機器は音声合成放送装着本体、クラリオン製CA-6000B、スイッチボックスには各種灯火類、暖房などのスイッチが並びます。
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運賃箱(小田原機器製)
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整理券発行器本体(レシップ製)
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運賃表示器(レシップ製)
各ワンマン機器類の採用メーカーについては、運賃箱が小田原機器製である他は、地元会社であり、歴史的に結び付きも深い弘南バスと、ほぼ同一です。 -
ドア上の路線図
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黒石行きとして弘前駅を出発した、7150形でしたが、車両基地のある平賀駅で車両を交換するとのこと・・・特に原因は不明ですが、やってきたのは元祖、7000形だったので一石二鳥!かつて朝夕に当駅発着の列車もあったようですが、近年ではレアな運用も体験できました。写真は車両基地より本線に進入する7000形、この後、本線上で折り返して、平賀駅1番線に進入します。
平川市の中心駅で、弘南鉄道本社や指令室などもある中心駅ですが、過去に脱線事故があって2番線の使用が停止され、実質1番線のみで列車交換も出来なくなっています。 -
弘前駅より到着した7150形にさながら連結するかのように、並列で停車した7000形電車、1980年代半ばくらいまで、東急で活躍した車両です。当時の東急の車両を象徴する、切妻貫通タイプの顔です。
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装備自体は先の7150形と共通ですが、貫通タイプのため、運転席の配置が若干違っています。
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内部側の構造についても、貫通構造をそのまま維持しているので、運転室と車掌室が別れたレイアウトです。
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半室構造ゆえ、音声合成放送装着本体が、無線機とともに、運転席左手元に置かれているのが特徴です。
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