2019/12/01 - 2019/12/01
778位(同エリア1683件中)
ぬいぬいさん
フォートラを通してたくさんの友人ができ、年に数回オフ会をしていますが、秋も押し迫った11月の半ばに箱根で苔と紅葉を楽しもうとお誘いが。
でも箱根は台風の影響で箱根登山鉄道が運休中で、湯本から上に上がるのは車で行くかバスを利用するしかなくて、紅葉のこの時期はめちゃめちゃ混雑している様子。
それならば箱根はどうかとか秦野はどうかとかいろんな意見が出ている中、小田原に住むYさんが企画を考えてくれて行先は小田原に決定。
でもメンバーのチャットで最後まで小田原に行ってどうするのかいろんなやり取りがされていて、集合場所も前日変更になり結局何をするのかよくわからないまま当日を迎え、小田原駅の改札口で参加者6名が集合しました。
私は数年前小田原駅から歩いて5分ほどにある、某金融機関の大正時代に建てられた歴史的建造物の改修工事が終わって以来の小田原。
半年ほど小田原に打ち合わせに行く機会があったので、打ち合わせの合間にあちこち散策していましたが、この日は小田原在住のYさんが私の行ったことのない場所をいろいろチョイスしくれて、青空のもと楽しい大人の遠足を楽しむことができました。
Yさん、そして気の合う仲間たちありがとうございました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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イチオシ
集合場所の小田原到着は10時少し前
参加者6名予定通り合流しました。
とりあえず今日の予定が曖昧のままとりあえず小田原城へ
天気いいですね! -
小田原城は写真だけ撮ってスルー
隣にある報徳二宮神社へ -
我が家も先日17日に孫の七五三のお宮参りをしましたが、前後1か月は参拝者は多いようで賑わっていました。
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おなじみの二宮金次郎像
昔はあちこちの小学校でこの銅像を見かけましたが、歩きながら本を読む姿が歩きスマホをイメージさせるということで徐々になくなってきているとか・・・ -
こちらはちょっと珍しい金次郎が大人になった姿の二宮尊徳像
小田原は二宮尊徳の生誕地なので、二宮尊徳を祀った神社が小田原城の隣にあるようです。
ここも目的地に行くための単なる通り抜け -
最初の目的地は清閑荘
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小田原界隈には明治時代に政財界で活躍した著名人が建てた別邸が数多く現存します。
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小田原城の近くにある海を見下ろす高台にある「清閑亭」もそのうちの一つ。
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あの軍師といわれた黒田官兵衛の直系子孫で公爵だった黒田長成旧別邸だった建物です。
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戸襖には孔雀の絵が描かれています。
裏側も孔雀でしたが別な絵柄でした。 -
2階からは小田原の海を眺めることができます。
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こんな感じ
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貴族の位で5段階ある爵位で一番高かったのが公爵だったそうです。
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普段住んでいない別宅でこれだけの規模なので、当時の貴族の暮らしぶりがどれだけのものだったか想像できますね。
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欄間は桐のマーク
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1階はカフェになっていて、ひと休みしてケーキやコーヒー抹茶なども味わうことができます。
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次に向かったのは昔は武家屋敷が並んでいたという西子海小路へと向かいます。
後ろを何気に見ると面白い形の雲が浮かんでいました。 -
西子海小路は小田原の田園調布のような大きな邸宅が立ち並ぶ一角
この日は文化財建造物秋の観覧会が開催されていて、普段非公開になっている建物も見ることができました。
こちらは小田原文学館のはす向かいにあった旧松本剛吉邸 -
同じ小田原の板橋に別邸のある山形有朋とも親交の深かった貴族院議員別邸で、雨香亭という茶室が離れで建っていました。
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普段は庭から眺めるだけの主屋も、今日は中に入って見学することができます。
手作りのゆがみのあるガラス、趣がありますね。 -
明治32年に建てられたという数寄屋造りの主家は、関東大震災の被害を受けその後に修復復元したようです。
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耐震改修工事中の小田原文学館(旧田中光顕邸)は閉鎖中でした。
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庭のモミジは少しだけ色付いていました。
今年も台風の影響で海に近い鎌倉あたりは塩害の影響で色づきが悪いところも多いようですが、小田原も同じような感じですかね。 -
奥のほうにある白秋記念館のみやっていましたが、ここは以前入ったことがあるので、外から眺めただけでスルー
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こちらは普段は非公開の静山荘
望月軍四郎という実業家の別荘だった建物 -
門を入ってすぐに1対の羊の石像がお出迎え
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望月軍四郎さんてあまり聞いたことない名前ですが、何をやっていた人なんだろう・・・
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証券会社や銀行、生命保険会社の社長を務めたのち、京急電鉄の前身の京浜電車の会長など、数多くの会社の要職を務めていたそうです。
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主屋は明治25年に建てられた茅葺屋根の農家を昭和14年にこの地に移築して別荘にしたもの。
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茅葺の農家をわざわざ移築して別荘にするって珍しいですよね。
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今は日本瓦の屋根に葺き替えられていますが、茅葺屋根だった頃の原形をしのばせる形になっています。
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現在はある企業の研修所として使われているそうです。
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この部屋は床を嵩上げして、能の舞台として使っていたそうです。
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そうそう、今日のテーマは苔と紅葉でしたが、ここは苔の庭だったので、今日一番の苔でした。
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書院造りの座敷は部屋ごとに欄間のデザインが違っています。
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農家を移築した際にかなり手を加えたようで、厳選した建築資材をふんだんに使った仕上げがなされていました。
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欄間の透かし彫りは鳳凰
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一夜城に向かう途中、箱根板橋駅のすぐわきにあるこちらの蕎麦屋でランチしました。
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蕎麦にサラダと小天丼のセットを食べましたが、蕎麦も天丼もおいしかったです。
セットメニューは890円、こちらは本店は箱根湯本にあるようです。 -
箱根板橋の駅を抜けて石垣山一夜城へ上る山道を2キロほどテクテクと歩きました。
ミカン畑の脇の険しい坂道が続き徐々に高度が上がって景色が良くなってきました。 -
30分ほどで頂上の駐車場へ。
歩き疲れて真っ先に向かったのがこちらヨロイズカファーム -
あのパテシエの鎧塚さんのお店がこんな山のてっぺんに
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一番おいしそうな足柄山という名の栗のケーキを
これうまかった! -
一息ついたところで石垣の残る城跡へ
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ここがなぜ一夜城と呼ばれているのか?
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小田原城を包囲した秀吉軍が、ここ笠懸山に北条勢に見えないように城を築き、完成後に周りの木を一気に伐採することで、北条勢に一夜にして城ができたように見せて戦意を喪失させたそうです。
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結局それがきっかけで、関東エリアで絶大な勢力を誇っていた北条氏滅亡につながったという逸話のあり、一夜にして築いた白ということで石垣山一夜城と呼ばれるようになったそうです。
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実際には一夜にしてこんな石垣が築けるはずもなく80日間かかったとされています。
重機のない時代のこと、すべてが人力
山のてっぺんに石を運ぶだけでも大変だった時代に80日で築くこと自体も大変なことだったと思います。 -
イチオシ
今は公園として整備され小田原で人気のビュースポットになっています。
今山頂から眺める景色は最高でした。 -
木の向こうに見えるこんもりした山が天守のあった場所
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これだけの石垣
雑に積んだ感じに見えますが、崩れないようにバランスよく積み上げているようです。 -
上りは頑張って歩きましたが、帰りはさすがに疲れて、小田原駅行きのバスに乗って下山しました。
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イチオシ
もともと今日の集まりは、フォートラのビール好きが集まって立ち上げたコミュニティのメンバーが中心なので、小田原駅に戻って近くのお店でビールで乾杯です。
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選んだお店は小田原バル
アジフライ肉厚でおいしかった。 -
スタート時間が4時過ぎと速かったのでお開きも6時
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軽く飲んだ後はその場で解散
せっかくの小田原なので、駅前の干物屋の山安で干物のセット
これ、地産は金目鯛だけでしたがアジやサバ、ホッケが10尾も入っていてトロ箱付きで1000円
お土産に買って帰りました。
一日歩いた小田原でしたが、新たな発見もあったりして楽しめました。
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