クイーンズタウン →ワナカ→ウエストコースト→アーサーズパスのドライブツーリング

2019/11/21 - 2019/11/22

クイーンズタウン より、ウエストコーストから南島を東西縦断する超ロングドライブルート。

ニュージーランドの自然の様々な表情が実感できた魅惑的なルートでした。

走行距離：７３０km（総走行距離：２，０５０km）

エリア ウエストコースト(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は「ルートシックス」をひたすらウエストコースト方面に向かうルート。

まずはアロージャンクションの展望台です。

クイーンズタウン からワイナリー街道を通り抜け、峠を登ります。

日本で言えば長野県の杖突峠みたいなイメージで、峠まで登るとクイーンズタウンの山々を遠くに見ることができます。

そして、羊の親子を眺めつつ

さらに標高を上げて、クラウンレンジロードサミットという峠にたどり着きました。

こちらは、テカポからクイーンズタウンに向かうピサ山麓のクロムウエルの街とダンスタン湖。

こうやってビューポイントにはちゃんと駐車場があります。

それにしてもこの絶景も感動しました。

同じニュージーランドでも、いろんな風景があるのです。日本だったらここだけで大変な観光地になると思いますが、周りには記念碑と駐車場以外何もない。

そしてと峠を下り、ワナカへ。

しばらくピサ山麓の西側のロードを走ると、パッと景色がひろがり、ワナカ湖がみえてくる。

これもまた素晴らしい。

ワナカは小さい街でリゾートタウン然としている。

地元の有名なジェラート屋「ブラックピーク」
https://www.instagram.com/blackpeak_gelato/

１１時のオープンを待って、フワンボワーズとホーキーポーキー。

インスタをチェックすると、昔ながらのボローニャ（イタリア）のマシン（マッキーナ）を使ったジェラートらしい。

こちらはフランボワーズですが、ホーキーポーキーの方は、ニュージーランド発祥の蜂蜜と砂糖とベーキングパウダーで作ったお菓子が入っていて、コリっとした甘い食感がこれまで食べたことない食感。

いわばイタリアとニュージーランドのミックス型アイスで、ここしかないかも。

ワナカのサザンアルプスを眺めつつ

ワナカ周辺では一番のビューポイントという、こちら「レイクハウェア　ルックアウト」

この旅行記の表紙にもさせていただいた風景。

まあ、こちらも大変な絶景です。

イエローなルピナスと共にハウェア湖の美しい景色。

そして、ハウェア湖とワナカ湖に挟まれた山々が目の前に迫るほどの迫力です。

そしてワナカ湖に戻る

ミナレットピークに飛び込むようなドライブルート。

そしてワナカ湖のビューポイントにて、美しい「青」

ここのルートシックスは絶景の連続で、またまた感動的な体験でした

そしてサザンアルプス越えの途中にあるファンテイルの滝

ちっちゃい滝なので見応えはありませんが、この透明感のある川を間近に見られます。

「ゲイツオブハート」にて、最も奥深いサザンアルプスにかかる鉄橋

山を越えると、西海岸側の山中では大変な大雨で、先が見えず

そして大雨のエリアを抜けると天竜川や大井川のお化けのような、アルプスを下ってきた大きな河川が横たわる。

そして河口にかかる鉄橋。

西海岸の植生は、その強い風から身を守るためか、低く密集した低木が道路脇を独占する。

こちらはシップクリークというタスマン海の海岸と沼沢林のトラッキングルート。

とりあえず海だけを観にいきましたが、それにしてもここも独特の植生と風景。

日本でも他の国でもみたことない

こちらは山側の景色

西海岸の川は、土地的に鉄分が多い地域なのか透明度は高いものの、このように赤い川が多い

不思議な光景です

そして、日本の伊豆の様な風景も。
こちらは「ナイツポイント」

晴れていればもっと海がキラキラ輝くとは思いますが

川に架かる橋は、この様に１車線が圧倒的に多い。どちらが優先かという看板が手前にあって、ニュージーランドならでは

そして、ロコさんオススメのレイクマセソン。

こちらも鉄分を含んだ赤い川

シダ類とコケ類満載の深い原生林を歩きつつ

２０分ほどだったか、レイクマセソンのビューポイントに到着。

まるで上高地の様な池とアルプスの景色。奥の方の山までは見えませんでしたが。。。

どこにどの山があるのか、がわかりやすい意匠です。

額の中に入ってみんな記念撮影していました。

マウントクックの方を望遠で撮影してみました。西側から見るサザンアルプスも壮大な雰囲気。

そしてフランツジョセフのシーニックホテルのレストランにて

シーニック ホテル フランツ ジョセフ グレイシア ホテル

ボイルした野菜のサラダ。野菜の味がしっかりしているのでこんなシンプルな料理でも美味しい。

羊肉（ラムショルダー）。羊らしい香りと共にケッパーの入ったソースが実によく合います

こちらはサーモンのムニエル。近所でサーモン（トラウト？）を養殖しているらしく、非常に美味。

そして宿泊は、こちらレインフォレストリトリートというモーテル＆ロッジ。

ベッドは程よい固さで寝心地良かったものの、ちょっと部屋の中が香水というか臭いキツすぎ。

翌朝は晴れてアルプスの山並みも

ウエストコーストという海岸沿いとは思えない、山の美しい風景

望遠にて雪化粧を堪能

そしてしばらく走り、ルートシックスとはお別れして、クマリジャンクションで右折してルート７３をクライストチャーチ方面へ。

アーサーズパスに進む。

フロントガラスを通してなんですが、一番険しい山道のエリア。

ここを越えると峠（アーサーズパス）になる

そして峠を越えてしばらくするとワイマカリリ川沿いのこれまた壮大な風景

まあここも、本当に感動します。

この壮大な景色は写真では表現しきれないので、是非実走してみてください。

というか感動ばかりで、風景不感症状態。

こちらの駐車場でランチをとる

列車が通らないか期待しましたが、出会えませんでした

しばらく走ってキャッスルヒルの「クラ・タウィチ」。

ここは、ニュージーランドのカルスト地形で有名な場所らしい。

とことこ歩いて

近くまで来るとこの様に、山口県の秋吉台の石灰岩を大きくした様な風景。

このエリアが地層的に石灰岩層なのは、昔、海の中だった証拠なんですが、いつ頃海から隆起してこうなったのかは、ニュージーランドブラタモリ的に今後調べてみようと思います。

それにしても奇怪な岩とニュージーランドらしい岩山のセットでこれも他ではみたことない

人と比べるとこのデカさがわかると思います。

この後、数時間のドライブでクライストチャーチ に戻り、ちょっとホッとしました。
日本では車非所有なんで、久しぶりのロングドライブ。

しかしキャンピングカーで周ったら何気ない場所で宿泊して星ももっときれいだったかもしれない。治安が良いのでその点ニュージーランドはいいですね。