2019/07/16 - 2019/07/16
212位(同エリア525件中)
ロク69さん
移動2日目(7/15)は雨のためアパートで沈殿、休養日とした。
翌7月16日(火)は晴れ一部雲ありの天候、昨年から温めていたブルーデルホルンを目指す。ウルリヘン(Ulrichen、1364m)で鉄道からバスに乗り換えてラドシュタッフェル(Ladstafel、1925m)まで行く。ここが出発点だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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参考:ゴムス谷から見上げたブルーデルホルン。谷の北側斜面に付けられたゴマー・ヘーエンヴェグから見たウルリヘン村とブルーデルホルン(右上)。ウルリヘンからはバスで左の谷(エーゲネ谷)へ入っていく。
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朝7時7時50分、ラドシュタッフェルに降り立った景観。右の大きな山はフュルホルン(Füllhorn、2863m)、左にグリース湖(Griessee、2386m)の堰堤がかすかに見える。風力発電のタワーが高く聳える。
このバス停は昨年の苦い思い出の地だ。ヌフェンエン峠からグリース湖を経てコルノ谷を歩こうとしたが、グリース湖手前の道が崖崩れで進入禁止。他のアプローチを探すもどれも進めず。仕方なくハイキングを断念してバスを待ったのがこの地だった。7時52分にスタートする。
参考:2018年の残念な記録
https://4travel.jp/travelogue/11395385 -
左側にはヌフェネンシュトック(Nufenenstock、2866m)が大きく迫る。我が家が乗ってきたバスが高度を上げて峠へ向かおうとしているのが見える。
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昨年も見上げた行先表示板。その時、「来夏はきっと登ろう」と思ったのを思い出す。ブルーデルホルンまでは2時間40分となっている。
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このブルーデルホルンに行きたいと思ったのは、この案内書を見たからだ。有名なガイドブック「Rother」の「Valais・East」に載っている。このガイドでは往復5時間15分となっている。
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本日のルート図。右のラドシュタッフェルから左のディステル湖を経てピークへ向かう。
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改めて正面のフュルホルンを見てみる。大きなこんもりとした山容は安定感があるようだ。
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その左に見える風力発電のタワー。きっと風の強い場所だと想像する。
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最初はなだらかなレング谷(Lengtal)のコースを歩く。奥の残雪の辺りから右に斜度のあるルートが見える。
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振り返って北方向を眺める。逆光なので見ずらいが高度が上がったのが分かる。
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斜面をトラバースするように登って行く。谷奥に立派な山が見えてくる、リッツヘルナー(Ritzhörner、3108m)だ。彫りの深い山肌が分厚い屏風のようだ。
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また振り返って出発点の方向を見ると、右のヌフェンエンシュトック、左の雲下の小さな尖がりピークはキルヒホルン(Chilchhorn、2789m)、さらに左にはピッツォ・ガリーナ(Pizzo Gallina、3061m)の山群が連なる。
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さらに進んで高度を上げると、リッツヘルナーが近づく。右の鞍部を経てリッツベルゲ(Ritzberge、2862m)が並ぶ。空は1点の雲もない快晴になった。
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小屋のある場所(前ディステル)からリッツヘルナーが立派に見える。コースは右へと向かっている。
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再び後方のピッツォ・ガリーナを見る。高度が上がって来たので見える山々が近く感じられる。中央左の雲が架かるピークがガリーナ、左はミッタークホルン(Mittaghorn、3015m)、左端がガルミホルン(Galmihorn、3001m)だ。
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もう一枚、右のヌフェネンシュトックも加えた眺め。谷の深さと歩いている地点の高さが実感できるだろう。
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小さな池塘に映るリッツヘルナーがきれいだ。
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リッツヘルナーの側面を見る位置へやって来たようだ。白い残雪と黒い山肌の作る模様が美しいと思う。
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コースのすぐ左手は小さな流れがある。そろそろディステル湖が現れてもいいころだと思うが、なかなか出現しない。
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再びリッツヘルナーが池塘に映る。青、黒、白、緑、灰色が織り成す絵画を見るように美しい。
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池塘だけのショット、これはこれで面白いと思った。
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レング谷を隔ててフュルホルンが見える。どことなく水の匂いがするので湖は近いかもしれない。
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一登りすると眼前にディステル湖がぱっと広がった、驚きと感動の瞬間だ。湖岸は残雪がとても多い。
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湖岸ぎりぎりまで近づくと水面の青さが際立つようだ。
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湖を半周して奥まで行って眺めると、リッツヘルナーの山群が湖面に映る。風があるのでやや波立っている。
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湖の畔から眺める東方向の山々。右奥にちょこんとキルヒホルン、中央に聳えるピッツォ・ガリーナ、左はミッタークホルン、ガルミホルンと続く。
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湖全体が見える場所まで登ると、はるか向こうにフュルホルン、ヌフェンネンシュトックが見える。湖面の青さが一層引き立つようだ。
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湖と右のフュルホルンから左のガルミホルンまで入れて眺める。ディステル湖はダム湖のような人造湖ではないが、その大きさに驚く。
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湖の美しさをゆっくり堪能してから目指すブルーデルホルンへ向かう。取りあえずは2560mの稜線まで出たいと思う。これまではほとんど残雪の影響はなかったが、これからは雪の上を進む場面も出てきそうだ。
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想像通り稜線までの60mの登りは雪道だ。アイゼンは付けずに靴でステップを刻んでゆっくりと登る。
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15分くらいで稜線に出た。目指すピークは何となく左方向と思っていたが、地図を確認すると右手が正しいことが分かる。稜線からはゴムス谷を越えて巨峰群が一望できる。右から小屋上のフィンスターアールホルン(Finsteraarhorn、4274m)、真っ白なグロセス・ワンネンホルン(Grosses Wannenhorn、3906m)、右肩が白いアレッチホルン(Aletschhorn、4193m)、ザッテルホルン(Sattelhorn、3745m)、ガイスホルン(Geisshorn、3740m)を経てネストホルン(Nesthorn、3821m)までの大展望だ。
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アレッチホルンから左側の眺望。左端にワイスホルん(Weisshorn、4506m)らしき白い山が見える。その左にはマッターホルンがあるはずだが雲で隠れている。
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グロッセス・ワンネンホルン(右)とアレッチホルン(左)のズームアップ。雲があるがかろうじてピークが認識できる。
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フィンスターアールホルンの右側に見える高峰群。おそらく、左のワセンホルン(Wasenhorn、3447m)、右の2つのガルミホルン(Hinteres、Vorderes Galmihorn、3488m、3507m)だろうと思う。
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アレッチホルンとガイスホルン、ザッテルホルンの拡大。左端はロートシュトック(Rotstock、3699m)と思われる。
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その左にはネストホルンとビーチホルンの頭が見えている。すぐ手前のギザギザの連峰はフスヘルナー(Fusshörner、3494m)、右端がグロセス・フスホルン(Grosses Fusshorn、3627m)だ。
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さらに左にはワイスホルン、ミシャベルの一部も微かに望める。
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大きく右に目を転じれば、右にガレンシュトック(Galenstock、3586m)、続いて氷河の上にダンマシュトック(Dammastock、3630m)がはっきりと見えている。この辺りは残雪がびっしりと覆っている。
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残雪の稜線から見上げるブルーデルホルンの頂上。右端に十字架が小さく見えている。
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チェラー(Chäller、1842m)を経てゲッシネン(Geschinen、1351m)へ直接降る分岐の標識。この雪の状況ではとても歩けそうにないと思う。
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残雪と岩場を交互に頑張って登りやっと頂上に着いた(11時ちょうど)。立派な十字架に旗がたなびいている。出発から3時間8分だった。
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頂上からの眺望。まずは敬意を表して地区で一番高いフィンスターアールホルン、右はオーバーアールホルン(Oberaarhorn、3630m)だ。
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続いて左の白いグロセス・ワンネンホルン、左の岩のピークはクライネス・ワンネンホルン(Kleines Wannenhorn、3707m)、中央に頭だけ見えるシェンビュールホルン(Schönbühlhorn、3854m)、右端がフィッシャー・ガーベルホルン(Fiescher Gabelhorn、3876m)だ。
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その左、アレッチホルンからネストホルンまでの眺望。
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左手のワイスホルンからミシャベルまでの眺め。手前の山肌の雪と岩のまだら模様がきれいだ。
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右手のガレンシュトックとダンマシュトックの眺望。中央にはローヌ氷河が流れ、左斜面にはグリムゼル峠へ向かうつづら折りのバス道路も見えている。
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東方向の景観。右からフュルホルン、ヌフェンネンシュトック、ピッツォ・ガリーナ連峰が見渡せる。
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その右手、ヌフェネンシュトックからフュルホルン、リッツヘルナーまで連なる山並みを眺望できる。
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さらに右側、南方向はリッツヘルナーから伸びる山々を望むことができる。右端のピークはメレゼバッハシエ(Merezebachschije、 3182m)だろう。
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もう一度フィンスターアールホルンを中心とした眺望を確認しよう。
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目を下方に転じてゴムス谷の村々を見ておこう。ミュンスター(Münster1390m)は一番大きな村、手前に鉄道の線路が見える。
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ついでゲッシネン村、規模はかなり小さい。
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ついでウルリヘンの村。バスに乗った村で帰路もここでバスから列車に乗り換える。
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最後はオバーゲシュテルンの村。手前の農地の色模様が変化に富んで美しい。
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最後に頂上の十字架も見てから下山開始、8分の休憩で11時8分に出発する。
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ディステル湖が見える地点まで降ってきた。天気は相変わらず快晴で嬉しい限りだ。
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湖を下方から眺めて降っていく。右の稜線の右側から降りてきたことになる。
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降りは早く進めるので、あっという間にグリース湖の堰堤が見える地点まで戻ってきた。
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バス停手前の川から下流方向を見る。遠方はアールグラート(Aargrat)の山並みだ。
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バス停には13時36分に帰着できた。2時間28分で下山したことになる。バスを待つ間、付近の花を撮影して時間をつぶす。
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ウルリヘンから眺めるガレンシュトックフルカ針峰群。雲が掛かり始めている。
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今夜の献立はアンチョビとキノコ入りのパスタ、カレー味の鶏肉スープ、野菜サラダ、ビール、赤ワインだった。
本日の全行動時間は5時間44分、うち休憩18分、実動は5時間26分、登り・降りとも932m、12.15kmだった。快晴の下、快適なハイキングができた喜びは大きい。眺望もまずまずでアレッチ氷河を囲む巨峰群の眺め、近くのフュルホルン、リッツヘルナーの眺望、ディステル湖の青く美しい湖面など印象的な体験ができたと思う。昨日の休養で元気いっぱいのハイキングだった。
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