アルハンブラ宮殿は思った以上に素晴らしかった―ヘネラリフェ離宮編

2018/12/29 - 2019/01/06

前日に下見をしに行ったアルハンブラ宮殿。
今日はいっきに回ります。

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

アルハンブラ宮殿ナスル宮の予約は16時。
セビリアへ向かう長距離バスの予約が18時半。
この強行軍を突破するために、昨日下見に行ったアルハンブラ宮殿へ午後から出発しました。

まずは避暑地に使ったというヘネラリフェへ向かいます。
お天気はこのとおりの快晴で、汗ばむぐらいの陽気です。

敷地には、おや？
リスが走っています。

ヘネラリフェから見えるアルハンブラ宮殿。
同じ敷地でありながら、こちらは少し気温が低いのだとか。

避暑に使われたという建物に入るには、まずこの生垣の中に入ります。

いくつかこうして入口があり上っていきます。

中はこうして暑さをしのいで休憩する椅子もありますが、真冬でこれだったら、夏はかなり厳しい暑さだことでしょう。

剪定された生垣の通路を歩きます。
どこの子どもたちも迷路のようで喜んでいましたね。

水が貴重なこの枯れた地で、遠くシエラネバダからひいたという水が滔々と流れており別世界のようです。

柑橘系の木はあちこちに植えられていました。

さて。ヘネラリフェ離宮の入口です。

有名なアセキアの中庭。
青い空が映えすぎてまぶしい。

離宮から眺めると美しく作られた庭園が見えます。
当時から果樹も多く植えられていたんだそうです。

こうして窓が切られているのは、アルハンブラ宮殿を眺めるための額縁としてでしょう。

ほら。こうしてみれば、額縁としての役割と、透かしの入っているところの美しさがよくわかります。

アセキアの庭の反対側まで来ました。

彫刻も美しい内部。

ヘネラリフェから見たアルバイシンの丘。

ヘネラリフェ離宮の建物はそう大きくないので、これでおしまい。
広大な庭がほとんどです。

そこここに水が湛えられているヘネラリフェ。
避暑地としての役割がよくわかります。

はるか遠くに見えるシエラネバダ。ここから水を引いているとは！

糸杉の生け垣を通ってアルハンブラ宮殿へ向かいます。
写真で見る雰囲気の通り、大晦日というのに日影が心地よいほど暑い日でした。