2019/11/15 - 2019/11/18
419位(同エリア975件中)
Cotoさん
10年以上前から行ってみたかったモロッコ。
友人と3人で3泊4日の旅に出ました。
エキゾチックなマラケシュの街並み、アトラス山脈の広大な自然、地球の偉大さを感じずにはいられないザゴラ砂漠。
人生最高の異文化体験となりました。
◆スケジュール◆
<1日目:旅行記パート1>
13:40 ガトウィック空港(ロンドン)離陸
↓British Airways
18:00 メナラ空港(マラケシュ)到着
↓ホテルの送迎車で移動
19:00 ホテルチェックイン
20:00 ディナー
マラケシュにて宿泊
<2日目:旅行記パート1>
8:00 砂漠ツアー出発
↓
11:00 ティシカ峠のティズ・ン・ティシカ(標高2,260m)で休憩
↓
13:30 ランチ@ワルザザード
↓
17:00 ザゴラ砂漠到着
18:30 夕日鑑賞
19:30 ディナー
21:00 星空観賞
砂漠内のテントにて宿泊
<3日目:旅行記パート2>
9:00 テント出発
↓
13:30 ランチ@アイト・ベン・ハッドゥ
↓
15:30 食器とアルガンオイルのショップにて買い物
↓
19:00 マラケシュ到着
19:30 フナ市場散策
20:00 ディナー
マラケシュのホテルにて宿泊
<4日目:旅行記パート3>
9:30 バヒア宮殿
↓
11:30 エルバディ宮殿
↓
12:30 メディナ(旧市街)のスーク(市場)散策
↓
13:00 ランチ
↓
15:00 マジョレル庭園
↓
17:30 メナラ空港到着
19:05 離陸
↓British Airways
21:30 ガトウィック空港到着
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
マラケシュメナラ空港に到着。
綺麗で近代的なデザインが印象的。
到着ゲートを出る際も荷物チェックがあり、セキュリティは他の国と比べて厳しく感じました。
到着ゲート前に両替ショップがあったので、ここで現地通貨のディルハムを入手して外に出ました。
マラケシュはカードが使えないところが多いので、現金が多めにあると安心です。
また、ディルハムが足りない場合、ほとんどのお店やタクシーでユーロを使うことができました。マラケシュ・メナラ空港 (RAK) 空港
-
ホテル送迎車の運転手さんが出口ゲートで待っているとのことだったので、運転手さんを探したところ、私の名前を持った人は立っておらず、「まだ来ていないのかな?」と思い10分ほど近くの席に座って待ちました。
すると、他のホテルの運転手さんが「空港の玄関付近にも送迎の人がいるよ」と教えてくれ、そちらを覗いてみたところ、私の名前の札を持っている男性を発見!!
無事に合流してホテルへ向かうことができました。
運転手が待つ場所は、到着の出口ゲートと空港玄関の大きく2つに分かれているので、待ち合わせをする際はどちらか確認すると良いかもしれません。 -
送迎車を降りるとホテルの迎えの方が立っており、その人がホテルまで案内をしてくれました。
ホテルまでは暗い小道を通る必要があり、人気のなさと異文化の怪しげな雰囲気に若干恐怖を感じましたが、ホテルに辿り着いて安心しました。 -
今回泊まるホテルは、正式にはリヤドと呼ばれる古い邸宅を改装した宿泊宿です。
通常のホテルよりもリーズナブルで、今回は朝食付きで一泊一人3000円程度でした。 -
おしゃれな内装。
インテリアはとても綺麗にお手入れされています。 -
こちらは朝食会場でもあるレストラン。
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建物の中心は吹き抜けになっています。
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客室前の廊下。
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今回泊まるお部屋は3人用のファミリースイート。
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シャワールームは広々。
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ホテルの近くに評判の良いレストラン「Tajine」があったので、お腹がペコペコの私たちは美味しいモロッコ料理を求めて行ってみることにしました。
金曜夜の店内は満員御礼。 -
1階はウェイティング兼バーエリア。
2階がレストランになっています。
ウェイターさんたちがてきぱき動き回っているのが印象的でした。 -
ウェイティングエリアで待つこと15分。
ようやく2階の席に通してもらうことができました。 -
こちらのレストランも中央が吹き抜けになっています。
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店員さんのおすすめを基に注文した牛肉のタジン。
お肉がほろほろで絶品!! -
一緒に注文したラムタジンとミックスグリルのクスクスも美味。
日本人の口に合う味付けでした。
夜9時半頃、エキゾチックな音楽とともに美女ダンサーによるショーが始まりました。
きわどい衣装のお姉さんがお尻をふりふり近づいてきて、お客さんを誘惑してまわります。
サービスも料理も雰囲気も素晴らしいレストランで美味しいモロッコ料理を堪能し、マラケシュ初日は良い駆け出しとなりました。 -
食事後はリヤドに戻り、リヤド内を探検。
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屋上にはゆっくりできるテラスがありました。
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月が近くてとっても明るい。
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2日目。
朝6時半頃、どこからともなく念仏のような(大音量の)声が聞こえてきて、目覚ましアラームの前に目が覚めてしまいました。
どうやら隣にあるモスクのコーランのようです。
この日は8時からサゴラ砂漠1泊2日のツアーの予定でした。
チェックイン時に受けた説明では、リヤドの朝食時間は8時からとのことだったのですが、事情を説明し「少し早めてもらえませんか?」とリクエストをしたところ、「種類は少なくなるけれど、7時半に出せますよ」と快く対応してくれました。
ここのリヤドのスタッフは、みなさんフレンドリーで柔軟に対応してくださるので本当に大助かりでした。 -
待ち合わせ時間の8時にホテルの人が待ち合わせ場所の広場まで案内をしてくれました。
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ここでツアーガイドの運転手さんと挨拶をし、砂漠へ向けて出発!
車はトヨタのランドクルーザー。
私たち3人だけの完全プライベートツアーです。 -
ミナレット(イスラム教徒以外立ち入り禁止のモスク)を横目にマラケシュ市内をドライブ。
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フレンドリーで陽気な運転手のお兄さんと和気あいあい話がはずみます。
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モロッコはシートベルト着用義務があり、警察が厳しく取り締まっています。
なので、シートベルトは必ず着用するよう、運転手さんから何度も念押しをされました。 -
1時間半ほど走ったところで、トイレ休憩。
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ティシカ峠のティズ・ン・ティシカ(標高2,260m)と呼ばれるところで、
モロッコ原住民であるベルベル人の村を見晴らすことができます。 -
雲と目線が一緒で、手が届きそうなほどの近さ。
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どの家屋も玄関の配色やデザインが素敵で思わず写真に収めたくなってしまいます。
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休憩後、アトラス山脈に向かって出発!
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アトラス山脈の山頂付近には雪が積もっていました。
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どんどん標高があがっていきます。
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毎年この時期に降雪があり、この雪は初雪で2,3日前に積もったものとのことでした。
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モロッコでは、先のとんがったフード付きの羽織を着た男性を多く見かけました。
髭の長い老人がこの羽織を着ている姿は、映画にでてくる魔法使いを彷彿させます。 -
廃墟となったお城をパシャリ。
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ピカピカだった車はいつのまにか砂ぼこりだらけになっていました。
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山脈を越えると小さな町が点々と現われます。
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砂漠に近づくにつれて緑が減り、ゴツゴツした岩山になってきます。
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ころころ変わる自然の景色を横目に車は前に走り続けます。
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ワルザザードの町に到着したところでランチ休憩。
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雰囲気の良いレストランです。
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ぽかぽか陽気なので外で食べることにしました。
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モロッコ風サラダ。
フェタチーズをいれればグリークサラダです。 -
ひな鳥のタジンとラムのタジン。
同じタジンでも味付けが全く異なるので飽きません。 -
ラムのグリルの盛り合わせ。
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昼食後、砂漠では頭に巻くスカーフがあった方が良いとのことで、スカーフを購入することにしました。
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店内はカラフルな民族衣装がたくさん。
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陶器も売っていました。
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お店の中庭には伝統工芸品のカーペットが干されていました。
ここで店員さんに砂漠用のスカーフを出してもらい、緑色のスカーフを現地通貨の150ディルハム(約10ユーロ)で購入しました。 -
砂漠に向けて再び出発。
この山を越えると砂漠地帯にいよいよ突入。 -
山脈を越えると緑がなくなり、道もなくなり、だんだん砂漠感がでてきました。
ときたま野生のラクダが葉っぱを食べていたりします。 -
道なき道を走ると、砂漠の真ん中で三匹のラクダが私たちを待っていてくれました。
ドライバーさんとはここでしばしお別れ。
ドライバーさんは私たちが宿泊するテントに先回りして待っていてくれるそうです。 -
爽やかなラクダ使いのお兄さんが巧みにラクダを操り、私たちを乗せて砂漠散歩スタート
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ラクダは大きくて高いので、落ちるのがちょっとこわい。。
かなり揺れるので、両手を離すのは至難の業。
それに加えてお尻が若干痛い感じです。
最初は少し怖かったものの、慣れるとだんだん楽しくなってきます。 -
静寂の中、ゆったりと進んでいきます。
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ラクダに乗るのも慣れて、周りの景色を楽しむ余裕がでてきました。
空と砂漠のコントラストの美しさが圧巻。 -
とても幻想的な雰囲気です。
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太陽は眩しいですが、灼熱地獄ではなく、ぽかぽか暖かい程度。
ちなみにこの時もウルトラライトダウンを着用していました。 -
イチオシ
デコボコ道もなんなく歩くお兄さんとラクダたち。
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3匹のラクダは、せっかち君、クールさん、やんちゃ坊主など性格が様々でまた可愛らしい。
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この日は風が強くなく、砂嵐にはみまわれませんでしたが、砂でカメラやスマホを壊してしまう人が多いようなので、ジップロックやマスキングテープで砂対策をすることを強くおすすめします。
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砂漠は光の角度や風の吹き方によって見え方が変わります。
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ラクダちゃんたちは砂漠に足をとられながらも上手にバランスをとって前に突き進みます。
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お兄さんがすごくナチュラルにモロッコの歌と思われる歌を口ずさんでいるのがまた良い感じでした。
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イチオシ
砂に写る自分たちの姿に思わずうっとり。。
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いつ思い出しても胸が熱くなる景色です。
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いつのまにか日が傾き、夕暮れに。
-
砂漠がオレンジ色に輝き始めます。
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目印も地図もないのにお兄さんはラクダの綱のみを持って迷うことなく歩き続けます。
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真ん中のラクダが前のラクダを噛んでいます。笑
そんなイタズラをしても優しくラクダを窘めるお兄さんはとても温かい人柄でした。 -
出発から1時間ほどで宿泊テントに到着しました。
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ラクダさん、お疲れ様でした。
楽しい散歩の時間、どうもありがとう! -
だんだん日が沈み始めました。
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少し高い砂丘に上って夕日鑑賞。
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あっという間に日が沈んでいきます。
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なぜだか、あらゆるものに感謝をしたくなる瞬間。
今日も一日ありがとう と。
平和に楽しく過ごせたことへの感謝。 -
太陽の反対側はうっすらサーモンピンク色。
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こちらが宿泊するテント。
この日は私たちのほか、フランス人のご夫婦が来ており、2グループのみでした。
テント内は簡易ベットが3台の上に毛布がそれぞれ2枚ずつ置かれていて、夜はかなり冷え込む砂漠でも、少し傍寒い程度で凍える程ではありませんでした。
敷地内にはシャワーとトイレのテントも設置されていて、かなり暗いですが不衛生な感じではありませんでした。
特に心配だったトイレは悪臭など全くなく、想像していたよりも快適でした。 -
日が沈んだ後は夕食の時間までお茶とお菓子をいただきました。
どこでもでてくるミントティーはさっぱり爽やかな味わい。 -
空のグラデーションはまるで絵画のよう。
-
19時半頃、「夕食の準備ができたよ」と声がかかり、食事専用のテントに移動。
最初にでてきたのは優しい味付けの野菜スープ。
夜の砂漠は冷え込みますが、このスープのおかげで身体がとっても温まりました。 -
こちらは野菜と鶏肉のタジン、
こちらもほっこり家庭的な味。
デザートはみかん・ザクロ・りんごなどのフルーツ盛り合わせでした。
ザクロが美味しくて思わずたくさん食べてしまいました。 -
イチオシ
夕食後、焚火を囲み歌のパフォーマンス。
みんなで掛け声をかけて楽しいひとときを過ごしました。 -
歌をひとりきり歌ったあとは、寝ころんで星空観賞。
真っ暗な夜空に浮かび上がるたくさんの星。
砂漠のプラネタリウム。
天の川や衛星、そしてたくさんの流れ星を見つけることができました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ももであさん 2019/12/07 16:52:06
- モロッコ
- > 砂漠のプラネタリウム
なるほど~ これ以上ない壮大なスケールの
プラネタリウムですね♪
何かと苦労の尽きないモロッコですが、それを
差し引いたとしても魅力満載の国ですね(ΦωΦ)
- Cotoさん からの返信 2019/12/18 16:24:28
- RE: モロッコ
- コメントありがとうございます。
確かにモロッコの苦労話はよく聞きますし、知り合いも賛否両論でしたが、今回はラッキーだったのか全てがうまくいき、あまり苦労することなく楽しむことができました。
地球のパワーを肌で感じたモロッコ旅行でした。
> > 砂漠のプラネタリウム
> なるほど? これ以上ない壮大なスケールの
> プラネタリウムですね♪
>
> 何かと苦労の尽きないモロッコですが、それを
> 差し引いたとしても魅力満載の国ですね(ΦωΦ)
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