1991/04/19 - 1991/04/25
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milouchatさん
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4月19日から 25日までパートナーと初めてのニューヨーク。
確かではないが ANA のハローツアーだったようだ。
ホテルは 7番街と W52nd St. の角、という立地のいい
シェラトン・タイムズ・スクエア
(当時の名前はシェラトン・センター)。
旅行記の前半はマンハッタンの上の方、
後半は下の方と、地域で分けているので
時系列には従っていない。
写真はニューヨークにもある凱旋門です。
初代大統領ワシントン就任100周年記念として
1892年にワシントン・スクエアに建てられたもの
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
ということで、まずは、まだ夜は更けていない
ワシントン広場から。5番街の終点、南の突き当たりです。
ウィキには、20世紀後半にはヒッピーやゴロツキの
溜まり場となり治安が悪化した、とあるが
(この年ではないが) 何回か深夜に通り抜けたが
そんな感じはしなかった。
少なくとも昼間は大道芸人が大勢いて賑わう観光地の1つ。
ちなみにヘップバーンの『パリの恋人 (57)』では
この門から車で公園に入るが… -
このように、門の下に車止めがあり
もう車両は侵入できません -
そしてスケボーをやる若者がいっぱい。
別の意味で危険? -
見た映画から、少なくとも2日は広場に来ているが、
この時は大変な人だかり。
何でしょう? -
もちろん大道芸人です
-
珍しいことではないが、観客を無理矢理 (?)
参加させることも。
この女性は頭に王冠、右手にトーチを持ち
自由の女神の格好をさせられている -
本格的なムービーカメラで撮影している人も、
観光客とは思えないしテレビでしょうか… -
これは広場ではないが
珍しく盛装 (?) のストリート・ミュージシャン -
ワシントン広場の1ブロック東、323 6th Ave には
Waverly Theater があった。
オープンしたのは 1938年で、一時期は
『ロッキー・ホラー・ショー』の上映館でもあった。
2001年に閉館したが2005年に IFC Center として再開、
外国のドキュメンタリーなどインディ系の上映館に。
2009年には5スクリーンに増え,現在も営業中。
ここでは 一番上の『ファイブ・ハート・ビーツ (91)』を見た。
その下は『羊たちの沈黙』と『悪魔の毒々ハイスクール2』
3本ともR指定 (18禁) ですね -
公園を通り抜けると素晴らしい Angelika Film Center が
18 W Houston St にある。
元々は 1894年に電力会社のビルとして建てられたが
1989年から映画館になりヨーロッパや独立系の
アート作品をメインに上映する。
映画学科で有名なニューヨーク大学が近いこともあり
コアな映画ファンが集まる。
ただ劇場の設備は良いとは言えずスクリーンは地下だが
近くを走る Subway の振動が伝わったりもする。
ここでは 22日ポール・シュレーダーの
「The Comfort of Strangers」
23日トッド・ヘインズの『ポイズン』を7ドルで見た。
[ 96年には『奇跡の海』を8ドルで、
5年で1ドルしか上がっていない!] -
入ってすぐの1階ホールはカフェ・バー。
映画を見なくてもカフェとして利用でき、
暗い照明で雰囲気のいい夜がお勧めです -
23日に見た『ポイズン』のチケット
-
映画館前の広場には 101匹よりは少ないが
たくさんのワンちゃんが集合。
一般に外国の犬は躾がよく、街中で吠えないし、
いっぱい犬がいてもケンカしません -
つまり、ここは犬専用の公園、ドッグランです。
SVを見ると 2009年頃からの工事で
Mercer Playground という人間様の運動場に
なっているようです。
可哀相なワンちゃんたちは、どこに?
掲示に HOUSTON という文字が見えるが
ここから南は South Of Houston
つまり SOHO、
北はグリニッジ・ヴィレッジです -
ちなみに、犬の排泄物を放置したら罰金100ドル、
気をつけましょう、って旅行者には関係ないか。
その上の Raise Plow という標識。
直訳したら "鋤をあげろ" って、意味不明。
実はニューヨークの道路は段差やデコボコが結構あり
除雪車!はシャベルを上げてね、ということらしい -
ヴィレッジと言えば『グリニッチ・ビレッジの青春』?
映画に登場する Caffe Reggio 、場所は 119 Macdougal St. 。
(『ゴッドファーザー2』や『セルピコ』など
イタリアに関係する映画によく登場する) -
カプチーノをアメリカに持ち込んだのが
創業者の Domenico Parisi さん -
これは店に展示してある 1927年創業以来の
1902年製エスプレッソ・マシーン。
朝の8時から夜中の3時 (週末は4時半) まで営業という
ライブハウスの多いヴィレッジならではの店で
食事もできる -
そこで次はリトル・イタリー。
Hester St. と Mulberry St.の交差点。
20世紀初頭はユダヤ人街だったらしい。
『ヘスター・ストリート (81)』の
キャロル・ケインはよかったが
大成しないようで… -
これは Golden Gate Mall (現在は華美銀行) と
あるようにリトル・イタリーではなく隣接するチャイナタウン。
210 Canal St. でリトル・イタリーとの境界あたり。
チャイニーズとイタリアンのギャング抗争は
多くの映画に登場するが、ギャングの力かは別として
チャイニーズの勢力が強くリトル・イタリーは
文字通りリトルになっているようだ。
Golden Gate と言ってもサンフランシスコには関係なく、
ビルの名前が金門大廈だからです (今も健在) -
少し北に上がったバワリーの 258番地。
かってはホームレスやジャンキーが大勢いる地区だが
この当時すでに、ほぼチャイナタウンで厨房用品の店が多かった。
2008年の SV では真ん中 Paragon のビルは消え更地に、
2012年には新しいビルを建設中、2013年以降は
現在の International Center Of Photography という
ミュージアムになっている。 右隣の低いビルも消えたが
その右のビルは健在、ここも Westwood という画廊に、
文化的なイースト・ヴィレッジが近いからか昔と雰囲気が全然違う -
Bowery St. と E.Houston St.の交差点から北方向。
写真では分かりにくいが遠くにエンパイア・ステートが見える。
ちなみにニューヨークの SOHOは South of Houston だが、
香港の SOHOは South of Hollywood road、
ロンドンの SOHOは狩りの叫び声からと言われている。
香港には NOHO もあり人気スポットになっているらしい -
バワリーと言えばニューヨーク・パンクで有名な
ライブハウス CBGB があった (2006年10月に閉店)。
ニューヨークに来れば毎回寄っているが
ライブを見たのは 96年のみ。
閉店ライブには、もちろんパティ・スミスが登場 -
そのパティ・スミスが住んだこともある
St.Marks Place のアパート。
ポエトリー・リーディングでデビューしたのが
すぐ近くの St.Mark's Church で1971年2月のこと -
右に mind boggler という靴屋が見える。
ヴィレッジの 43 W 8th St で今も、ほぼ同じだが
左の映画館のような大看板はレコード店。
このあたりにはレコード店が多く、何枚か買った。
現在は Desire という Bar & Grill に、
落書きは完全に消えオシャレな街並みに変貌。
もはやニューヨークは下積みの若者を
受け入れる街ではない、と
パティ・スミスも 2010年に言っている -
映画館ではないが、カルト映画の品揃えは世界一、
と言われたイースト・ヴィレッジのビデオレンタル店
Kim's Video だが、当然海賊版も多く含み 2005年に
手入れを受け 2008年に閉店、一時はチェーン店が 5つあったが、
最後まで残った 1st Ave の店も 2014年に閉店している。
ポスターは『ヘンリー&ジューン』と『ミラーズ・クロッシング』 -
おしゃれなニューヨークにも
こんな路上マーケットが… -
ところで今回もパートナーと一緒だった記憶がほとんどない。
相変わらず夕食以外は別行動だったようだ。
何の写真だか分からないだろうが、一緒だった唯一の記憶 (記録) は
21日にジャズクラブの Fat Tuesday' に行ったこと。
(95年に閉店、店名はマルディ・グラのこと)
当時 日本で時々行ったジャズ喫茶でニューヨークで
観光客のあまり行かないジャズクラブを紹介して貰った。
ホテルから電話して予約、ディナー込みで 66ドル (9,252円)。
出演者は不明だがクインテットだった。
[まるっきりの余談だが、彼女とは 28年一緒に暮らし、
別れて24年になる。 互いに異常なほどの映画好きだが、
ほとんど一緒に映画に行かず同じ映画でも別の日に見る。
たまに今も映画館で出くわすが、一緒に行っても僕は前、
彼女は後ろと並んでは見ない] -
さて高いところは好きだから
当然 エンパイア・ステート・ビルにも
一人で行きます… -
ビルのてっぺん
-
"世界で最も有名なビル展望台" の
当時の入場チケットは縦5センチ横 2.3センチという
切手のように小さな小さなもの、粋だね…
料金は書いてない (展望台が複数、つまり1枚で2つ行ける) -
料金は 3.5ドルだった !
当時のチケットは1種類で2つの展望台に行けたし、
セキュリティ・チェックもなかったはず。
現在は6種類もあって最低でも 36ドル、
86階と102階展望台 54.37ドル。
並ばなくて済むエクスプレスは 87.37ドル!
30年近く前とはいえ、値上げの高さも世界一 (?) -
まずは 80階までのエレベーター。
そこから 86階行きエレベーターに乗り換えです。
ちなみに下から 86階までの階段は
1,576段で、毎年階段を登る競技会があるそうです -
ここは 80階、と英仏西3カ国語で、
ドイツ語はなくていいの?
今は知らないが絶対に中国語がありそう -
102階の展望台には、さらに
別のエレベーターに乗ります -
このエレベーターは 81階から 83階だけ?
つまり基本的にオフィス・ビルなので
展望台行きの観光客用とは
別に多数のエレベーターがある。
ウィキによると 73基あるそうだ -
それほど並んだ記憶はないが
帰りには大行列になっていた -
102階は外に出られないが
86階の展望台は屋外に出られるので
こっちの方がいい -
フクロウみたいな双眼鏡。
『都会のアリス』を思い出す -
ビルの影が短いから 11時頃だろうか、
ということは、入ったのは 10時前かな -
警備員がパトロールしている。
叱られているのではなく、
なぜか握手しているみたい -
髪の毛が激しく逆立っているのが分かりますね。
つまり、当然ながら強い風が吹いている。
もちろん突風で、常時風が強いわけではないし
風向きなど天候に左右される -
そんなところに登ったら叱られるよ
-
まずは東南の展望から。
ライバル (?) のクライスラー・ビルが目前に
(Ravenswood 発電所の 3本煙突も見える) -
その左には今ない (?) PANAM ビルが
-
西側にはメイシーズも見える。
まるでエンパイア・ステートに見せるように
建物側面に大看板が、もし手前に高層ビルが出来たら
見えなくなるよ -
南の方を見ると遠くにツイン・タワーが健在、
右端に小さく自由の女神も見える -
マンハッタンにも
こんなハイウェイがあるんですね。
9th Av. と W38th あたり、
ポート・オーソリティのバス・ターミナルに
繫がっている。
『マドンナのスーザンを探して』を思い出す -
イースト・リバーを望む東方面、
手前の茶色いビルは Park Av.と E33rd.の角だが
格子に逆らって (?) 斜めに立っているので目立つ…
(バルセロナのサン・パウ病院みたい)
煙突が1本見えるが、その少し左を見ると… -
煙突が3本、発電所のようだが
Ravenswood ではない。
どうやら、現在国連ビルの南にある空き地に
発電所があったようだ -
ビデオを見返すと確かに
国連ビルの南側に煙突が3本見えていた! -
フェンスが低いから子供を持ち上げないように、
なんて警告があるが、持ち上げても大丈夫、
安全です -
自由を守るために活躍したアメリカ軍の記念碑もあるが
何でここに?
まあ通信とか見張りとか高いところは有利だから
基地でもあったのかも (調べてません) -
こちらはポストのマーク。
エンパイア・ステートの消印が押されるんでしょうね、
出せばよかった… -
すぐそばに Horace Greeley の像のある
Greeley Square Park がある。
このあたりは、新聞社が集中していた場所で、
グリーリーはニューヨーク・トリビューン発行者の名前。
でも、高さ・角度で分かるだろうが
エンパイア・ステートの展望台からの景色ではなくて… -
公園の向い 100 W 33rd Street には
A & S Plaza というモールがあった。
(1995年に閉店し現在は Manhattan Mallに)
その3階ぐらいに社員食堂のような広いカフェがあった。
エンパイア・ステートの絶好鑑賞スポットの穴場で、
昼を食べて2時間ほどボーッと窓から外を眺めていた -
エレベーターの形が面白い
-
ビルの真ん中に黒いものが見える。
スパイダーマンか? -
3人並んだ窓掃除のようです。
高さも桁違いだから恐怖も桁違いかな? -
帰りはバスで…
というか、マンハッタンの道は基本的に格子状なので
バス路線が分かりやすく何度も乗った -
ほとんどが北行き (Northbound) か
南行き (Southbound) だけなので非常に分かりやすい。
記号も、原則 M はマンハッタン内、
Q はクイーンズ、BR はブルックリン
BX はブロンクス、と誰にでも分かる -
当時買ったらしい3つ折りの小さなバスと地下鉄の路線図。
何と 1.95ドルもしている!!
エンパイア・ステートが 3.5ドルなのに??
もしかしたら値段は書いてあるが無料配布だったかも。
それはともかく、左のバス路線、馬鹿みたいに分かりやすいでしょ、
ただし地下鉄もバスも急行があり止まらない駅があるので注意
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