1.大連で硬座に体験乗車

2019/11/11 - 2019/11/11

ソウルから往復税込み9000円台で大連往復の航空券を買えたので、
韓国滞在中に思い切って2泊3日の中国旅行をしてみました。
中国遼寧省はホテル代、交通費、食費が韓国と比べて格段に安いので、
韓国の地方を周遊するよりも安上がりに大連と丹東旅行ができました。

丹東行きの列車に乗るまで時間があるので、
大連周水子空港からバスと大連地鉄で郊外の金州へ行ってみました。

金州へ行ったのは、大連快軌と中国鉄路の硬座車に乗るためです。

吉林省の延吉～図門間でガラガラの硬座車には乗ったことがありますが、
人民で混雑する長距離列車の硬座車特有のカオスを体験できたのは初めてでした。

18時半の高鉄で丹東へ向かい、丹東のホテルに泊まりました。


ルート
机場→西安路　2号線
西安路→興工街　1号線
興工街→香炉礁　705路
香炉礁→開発区　3号線(快軌)
開発区→和平路　3号線支線
匯金大市場→金州駅 107路
金州14:31→大連　K716

エリア 大連(中国)

• 旅行の満足度: 5.0

仁川空港から南航に乗りました。

前方座席

後方座席

シートピッチはLCCより少し広いだけ。

南航A321の安全須知

機内前方で水と菓子を配布していたので受け取りました。

飛行時間が1時間もないので、合理的な配布方法です。
中国入国カードも同様に配布していました。
不要な人は受け取らないで通り過ぎるだけで良いので
お互いに気が楽です。

同じく短距離の日韓線を運航している韓国LCCは頭悪いのか、
水を紙コップに入れて配ったり、離陸後に入国書類を一人一人国籍を確認しながら配布しているので効率悪すぎです。
韓国LCCだと電車の検札みたいに寝ていても叩き起こされて、いちいち国籍確認された挙句、入国カードを強制的に受け取らなければなりませんから。

機内誌は全座席のシートポケットに入ってなく、
ボロボロのままのが入っていました。

機内誌には北京大興空港の広告がありました。

南航は着陸のアナウンスが遅いので、気が付いた時には、
すでに大連の開発区付近が見えていました。

11時半には機外に出られました。
乗って来た南航の機体。

入国前の通路にある大連の歓迎広告

着陸してわずか20分で入国でき、11:43には到着免税店の横を通り過ぎました。
税関は手荷物を全てX線に通すだけで、
免税の場合は日本や韓国とは違い、書類を提出する必要はありません。

11:46には地下鉄の駅入口に着きました。

大連地鉄机場駅のポスター

大連地鉄ホームのポスター

西安路で乗り換え。

興工街駅で降りて地上に出ました。

トラムが走っていました。

興工街駅前

705路のバスに乗りました。

終点の香炉礁では大連地鉄3号線に乗換できました。

3号線の運賃表

3号線の路線図

駅名標

3号線の車窓

開発区駅で乗り換え。

2両編成の九里行

3号線の車両

3号線の車両

九里行に乗り換えると、日系企業の工場が建ち並ぶ車窓でした。
LIXILの大きな工場が見えました。
他にもAzbilとかYKKAPとか日本企業ばかり見えました。

和平路で降りて、

匯金大市場で107路バスに乗換

金州駅前で下車

駅前広場

駅舎

金州駅の切符売場

切符売場の隣に安全検査がありました。

自動改札

待合室は天井が高くて広々としていました。
2階にも待合室があるようです。

大連行は2番改札

飲用水

発車5分前になってようやく改札機が稼働し、
長い地下通路を急いで横断して、

ホームに上がりました。

K716次

餐車

デッキで喫煙する人が多数いました。

金州から30分くらいで大連駅に着きました。

誰もいなければ快適な座席ですが、
金州から大連まで、空席はわずかしかありませんでした。
客層は様々、荷物もない近距離利用の都会風の人から、
田舎から大荷物を持って出て来た人達まで同じ車両に乗り合わせていました。
大声で話す人もいました。特に電話の話し声は騒音レベルです。
終点間際なので、職員が通路の床を掃除していましたが、
ものすごい量のゴミが集まっていました。

大連駅ホームに降り立ち、乗って来た列車のサボを見ると、
鄭州からの長距離快速だったことが分かりました。

トラックがホームに乗りつけて積み下ろしするのは中国らしい風景です。

出口に下りるのは階段ではなく坂になっていました。

出る時は自動改札ではなく、脇の通路から切符の回収もなくスルーでした。

大連駅の南出口

駅前のあちこちに威海と烟台行の乗船券売場がありました。