日帰り旅　安芸の宮島（厳島神社）へ

2019/11/09 - 2019/11/09

　宮島の紅葉がよい頃では、ということで、妹の運転で、母と妹と私の女子3人が厳島神社にお参りしてきました。大鳥居は修復中で、いつもの雄姿を見ることができませんでした。紅葉ももう少しというところでしたね。しかし、とても良いお天気の中、久しぶりに宮島をぐるりと歩いて、美味しいランチもいただくことができました。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　宮島へ渡るには、宮島松大汽船かJR西日本フェリーに乗ります。どちらも片道180円です。自動販売機で帰りの切符まで買ってから乗船しました。車で来たので駐車場に入れるのが大変でした。土曜日で観光客が大変多く、乗り場に一番近い駐車場は、４～5台並んでいましたので、10分ぐらい待ってからやっと駐車できました。駐車場代は千円です。

宮島口駅 駅

　厳島神社に行くには、フェリーを降りて右手に歩きます。今回は、海岸沿いを歩きました。これが一番近道です。途中に「平清盛銅像」があります。清盛は厳島神社を手厚く保護しました。　　　

平清盛像 名所・史跡

　海岸沿いの道には鹿がたくさんいます。

　餌をやらないでの看板があります。

　この海岸沿いを歩きます。

　途中、鳥居があります。

　振り返ってみたところ。

　大鳥居のところまで来ましたが、残念ながら、今は修復中です。初めて来た方々にはお気の毒ですが、何度も来ている身としては、修復中の様子を見ることができてかえってラッキーです。

厳島神社 寺・神社・教会

　潮が引いているので、たくさんの人が下に下りていました。

　神社の入口手前左側に、白い馬がいます。昔は本物の馬が飼われていたそうです。

　厳島神社の入口です。左側にチケット売り場があり、拝観料は300円です。入り口はここ一か所で、一方通行となっているので、ここには戻ってきません。　

厳島神社 寺・神社・教会

　言わずと知れた国宝です。

　かなり水は引いています。完全に引くと大鳥居のところにも歩いて行けますが、入場してしまうと無理なので、大鳥居まで行くには神社に入る前に、海に出る階段から降ります。

　東廻廊です。床板は一間に８枚敷いてあり、釘は使っていないそうです。　

　向こうに五重塔が見えます。潮が引いているので、手前には鏡の池が見えています。

五重塔 名所・史跡

　神社と五重塔

　回廊から見る大鳥居

　青い空に映える神社と五重塔

　外国人観光客が多いです。

　大鳥居

　朱塗りの高欄をめぐらした高舞台は国宝です。

　高舞台越しの五重塔

　西廻廊です。床板の間には目透しと呼ばれる隙間があって、下から押し上がってくる海水の圧力を弱め、水を海に戻す役目をしているそうです。

　松の絵が描かれた能舞台。日本で唯一、海に浮かぶ能舞台です。こちらは重要文化財です。

　反橋。かつては重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入ったようです。重要文化財です。

　美しい廻廊

　廻廊と反橋

　今から昼食に向かいます。

　紅葉はもう少しです。

　色づいている木々もあります。

　正面の道を行くとロープウェイ乗り場になります。

　五重塔を下から見上げてみました。この五重塔は屋根が檜皮葺です。

　案内図を見ながら町家通りに入ります。

　町家通りから見る五重塔

町家通り 名所・史跡

　ここにも鹿が。町家通りは昔のメインストリートのようです。海岸側に、並行して表参道商店街通りがあります。ほとんどの観光客は表参道商店街通りを歩きます。町家通りは、宮島に住んでいる人たちの生活道路です。

　本日の昼食場所です。築100年を超える邸宅をレストランに改造してあります。

宮島 レ・クロ グルメ・レストラン

　「レ・クロ」です。

　入り口も素敵。　

　靴を脱がなくても上がれるようになっています。

　直前まで外国人の団体が入っていて20分ばかり待ちましたが、全員出ていかれたのでお庭の見える特等席に案内されました。

　ガラス越しですが、綺麗に整えられたお庭です。このガラスも昔のもので、今ではもう同じものは手に入らないそうです。

　邸宅を改装しているので、神棚がありました。

　もちろん、床の間も。

　こちらは玄関側のお庭です。

　かぼちゃのスープとサラダ

　母と私はパンを頼みました。

　私は牛ヒレステーキ。柔らかくておいしかったです。量も適量です。

　母と妹はカキフライ。カキフライは５つありましたよ。５つ食べきれない母は、無理やり私のお皿に２つ載せました。熱々揚げたてでおいしいです。

　最後にコーヒーか紅茶が出ました。

　ランチの時間が過ぎると、このように喫茶のみになるのかな。

　町家通りをゆっくり散策し、商店街でお土産のもみじ饅頭を買って、連絡船乗り場まで帰ってきました。

　帰りのチケットは購入済みです。

　桟橋に出たら、間もなく船がやってきました。

　向こうは松大汽船の船です。待たなくてもどちらもどんどんやってきます。

　白い覆いに囲まれた大鳥居を後にしました。穏やかなよい一日が過ごせました。