メキシコ経由キューバ旅行③～バラデロで五つ星リゾートホテルに泊まるの巻

2017/12/14 - 2017/12/21

ちょっと古い旅行記です。２年前の２０１７年の暮れにキューバを訪れました。完全に忘備録です。すみません。
出発前夜には会社の忘年会でビンゴ大会の司会をがんばりました。当時、流行った芸人のコスチュームまでして・・・それもこれもこのキューバ旅行がご褒美として待っているからです。さて、渡航先を「キューバ」と伝えると「危なくないの？」というリアクションが多い。みなさん、戦争勃発の危機を招いた国、というイメージなのか、閉鎖的な鎖国のようなイメージなのか、心配してくれます。スケジュールは以下です。滞在日数のわりに詰め込みすぎなかんじです。

１２月１４日（木）１５：２５成田発
　　　　　　　　　１２：３５メキシコシティ着
　　　　　　　　　メキシコシティ半日街歩き
　　　１５日（金）１０：２５メキシコシティ発　　
　　　　　　　　　１４：１０ハバナ着
　　　　　　　　　ハバナ夕暮れ散歩
　　　１６日（土）１４：１０ハバナ発
　　　　　　　　　　７：００バラデロ着
　　　１７日（日）終日バラデロ滞在
　　　１８日（月）バラデロ→ハバナ
　　　　　　　　　ハバナ午後のひととき
　　　１９日（火）１５：１０ハバナ発
　　　　　　　　　１７：２０メキシコシティ着
　　　２０日（水）　０：１０メキシコシティ発
　　　２１日（木）　６：０５成田着

エリア バラデロ(キューバ)

ハバナの早朝散歩を終えて、旧市街にあるアパートホテルから、新市街にあるViazulバスターミナルへと移動してきました。タクシーで１０ペソ（この旅行記のペソはすべてCUCの兌換ペソ）でした。
バスはインターネット予約をしてあり、運賃も１０ＵＳドルで支払ってありますが、カウンターでチェックインしなければなりません。キューバ各地への路線が発着しているので、この混雑ぶり。
※このターミナル、現在は移転したようです。

ガラス越しに見えるのが乗るバスです。チェックイン時に発行されるチケットには座席が印字されていましたが、乗客のみなさんは好きな席に座ります。

さあ、１０時に出発しました。車窓にはハバナリブレホテル。革命前はアメリカ資本のヒルトンホテルだったとか。

途中、ドライブインにてトイレ休憩あり。バスが到着すると、音楽隊が出迎えてくれました。

フロントガラスには行き先が掲示されています。そう、BARADEROという所に向かっています。車内の居心地はさほどでも。冷房冷え冷えで、シートのリクライニングはグラグラします。

クラシックカーのタクシーをチャーターして移動しているツーリストもいますね。

キューバの道路沿いではヒッチハイクしている地元民を見かけるのです。

マタンサスという街あたりを走行中です。子供が水遊びしている姿が写っています。あの鉄橋には線路が敷かれています。

古めかしい鉄道車両がずらり。今回はスケジュールと目的地の都合でバス旅となりましたが、鉄道旅したいなあ。

この集合住宅は何となく社会主義国で見られる雰囲気だ。

バラデロの手前で降りた乗客を迎えに来た自動車。向こうにはＵＦＯみたいな給水塔があります。キューバカラーに塗られています。

ということで、ハバナから３時間ほどでバラデロのバスターミナルに到着して、さらにタクシー（１０ペソ）で、今晩から２泊するホテルにやってまいりました。

じゃーん。メリア・ラス・アメリカスという五つ星リゾートホテルです。

妻「キューバには食べ放題呑み放題のホテルにお手頃価格で泊まれるらしいよ。」
夫「なに！」
妻「そういうのをオールインクルーシブというらしい」
という経緯で、バラデロの滞在記をネット検索してみると、みなさんたのしそう。
夫「よし行こう！」

予約したところ、確かに日本の温泉宿より全然安い。

開放的で広いロビーだ。

チェックイン時にはシャンパンがサービスされました。ロビーのソファに腰掛けてゆっくり味わえばよいのに、レセプションのカウンター前でぐいっと立呑みしてしまった・・・
部屋に入れるのは１５時から。ランチでもたのしんでお待ちください、ということで、

LA TERRAZAというホテルのメインビュッフェ会場に入りました。食べ呑み放題のホテル滞在がスタートしました。

さっそく「オラ！ポル・ファボール、セルベッサ」とビールをオーダーして、サラダを頬張ります。

やはり塊肉には惹かれる。お味はうーん。※個人の意見です。

ビールもワインも呑んで、フルーツで締める。

食った食った。・・・このフルーツ、ぜんぜん甘くないけど。

カードキーをもらいました。さあ、部屋に入ろう。

館内はさほどラグジュアリーなかんじはしませんが、きれいです。

日光が燦々と入る何とも明るい部屋じゃないか。

1.5リットルの大きめなミネラルウォーターが２本用意されていて助かります。デスクの下には、

冷蔵庫があります。缶ジュースが３つと、

ビールが２本入っていました。ホテル内では呑み放題だから、こいつは開栓せずにおみやげにしちゃえ。

そして窓側のテーブルにはチョコとハバナクラブ！嬉しい。これも呑み切れないだろうから、持って帰っちゃえ。

ベランダからはゴルフコースとカリブ海が見える。多分、最もリーズナブルな部屋だと思うけど、不満なし。

ルームサービスのメニューがこちら。

洗面所にはこいつら。

おくさんはランチのワインで酔いが回りお昼寝してしまいました。じゃあ１人で呑みに行くか。LAS AMÉRICASというロビーバーでビールを呑む。いちいち支払いがないってらくちん。

夕方のビーチでカリブ海を眺めようかね。ビーチにもバーカウンターがあるので、ビーチチェアに腰掛けて、またビールを呑む。・・・はっ！寒い。いつのまにかうたた寝したらしい。

ホテルにはいくつものレストランやバーがあって、本日のディナーはキューバ料理を提供してくれるLA ROBLEZAを予約しました。ロビーにはレセプションとは別に、館内のレストランの予約カウンターがあるのです。

プール脇にある開放的なレストランです。

冷房なんていらない。心地よい。

キューバですからモヒートです。このあともビールもワインも呑んじゃうのです。

おくさんの前菜は海老です。

こっちは自分の。

自分のメインは海老のグリル。ライスとトマトと一口大のやつはバナナ。

おくさんのメインはビーフです。ビュッフェよりもしっかりした味だ。※個人の感想です。

デザート。

もういっちょ。サーブしてくれるスタッフも感じが良い。

キューバにもクリスマスがやって来ています。

寒くないクリスマス。

食後の１杯はナイトクラブへ。LA CASCADAというとこ。ムーディーな音楽にあわせてダンスをしている老夫婦を眺めながら、ダイキリをオーダーしてみます。

お次はロビーのバーLAS AMÉRICASを再訪してみます。

ここでもダイキリをオーダーして、さっきのと味比べ。どこでもアルコールが呑める。時差ボケもそろそろ解消しているだろうから、酔いにまかせて寝よう寝よう。

おはようございます。まだ寝ているおくさんを部屋に残して、早起きしてビーチに出てみました。

まだ人がいない。散歩やジョギングをしている人が一人二人いるだけ。

おくさんが起きたので、ビュッフェレストランにて朝食をいただいてから、

午前中はビーチでのんびりしよう。

海岸線がずーっとつづく。

水遊びよりも、ビールを呑みつつ、ビーチチェアで読書と洒落こみます。ミネラルウォーターの影には持参したタンブラー。これにビールを入れてもらい、ぬるくなるのを防ぐという作戦です。なお、文庫本は「深夜特急」です。リゾートで読む本か？と自分にツッコミ。

星野リゾート日光で頂いた手拭いのうえに、ビーチで拾った貝殻を並べてみます。

青いなあ。リゾートだなあ。

ビーチチェアよりもこの下の競争率が高い。

マイアミ見えないかなあ。じつはアメリカ合衆国がすぐ隣なんだよね。

やあ！

ビーチからホテル館内への出入口には、パイン水が置いてあります。ほのかな風味に癒やされたところで、

一日中、ビーチでのんびりはせずに、部屋に戻ってきました。お！タオルアートだ。おそらく白鳥をイメージしていると思われる。※個人の感想です。

ロビーのワンフロア上にはスーベニアを扱うショップがあります。階下にももう１店舗あります。

そのショップの隣にはWi-Fi受付カウンターあります。そう、キューバでインターネットに繋ぐにはプリペイドカードを買わなきゃ。料金は1枚1ペソ1時間まで。繋いだ時刻から1時間後まで有効、ということではなく、アクセスした合計1時間まで、です。現在はSIMカードの販売があるようですね。

ビーチも良いがじっとしていられない。ホテルから徒歩５分ほどのショッピングモールへと散歩にやって来ました。バルーンの巨大サンタだ。向こうの１階の壁に何か描かれている。

お、ゲバラさんでした。タバコ屋です。自分は非喫煙者ですが、ここでコイーバをいくつか購入しました。職場でばらまくよ。ちなみに営業中なのに、ドアには「ランチ休憩中です」との札がずっと掲げてあったというノンビリムード（笑）

スーパーマーケットもありました。圧巻です。同じ商品の陳列スペースが広い。

ほら、ずらーっ。

グアバの缶詰だ。この素朴さ！
このスーパーには生鮮食品を見かけない。加工食品冷凍食品のみ。この国は配給制だからかな。

ハバナクラブだらけ。ミニボトルも扱っているという旅行記も見かけた気がするのですが、このときはなかったぞ。職場でリクエストされていたのでハーフボトルをいくつか購入して、

キューバ二大ビールのもう一つの銘柄もゲット。

ホテルに戻りました。昨晩はナイトクラブとして営業していたLA CASCADAを再訪します。明るいうちには軽食を頂くのにちょうどいいスペースでした。
ドリンクはキューバリブレを呑もう。

やや遅めのランチはハンバーガー。クセのある味です。※個人の感想です。

ああ、もう夕暮れだ。２泊なんてあっというま。

ディナーは和食レストラン、SAKURAを予約してあります。ここはホテル内でも人気があるみたい。キューバでは日本がどんな解釈されているか、勉強も兼ねて、訪れました！

あ！あれは、

誰だっけ？源頼朝？

キューバの方々が思う和のイメージです。あら探しは止めて楽しむぞ。

鉄板のまわりに席が用意されています。

これがメニュー。でも、ア・ラ・カルトではなくて、コースとして店側で決めた品が提供されるようです。

前菜は寿司です。がんばっているね。

天ぷらだ！海老と・・・フライドポテト？カリカリ食感です。
あら探ししないと誓ったのに（笑）

シェフが、シャッターチャンスだよ、と煽ります。鉄板の１コーナーにゲストたちを集めると、火柱を見せてくれました・・・

火柱にて調理されたのは、和食というよりは中華のランチ？肉と魚介と野菜のミックス炒めに炒飯。

そしてデザートでおしまい。天ぷらのアイスだって。

食事中、カウンター席には小さいゴキ○リが散歩していたのですが、おくさんだけではなく、隣の白人女性も嫌がっていた・・・そんなことで心がつながった気がするワールドワイドなディナーのひとときでした。

食後はロビーにて、声楽カルテットのパフォーマンスをBGMにして、ビールを呑む。いちいち財布を出さずにあれこれ食べて、呑んで、らくちんだったな。

おはようございます。
プール脇のレストランにて、まずはコーヒーとグレープフルーツジュースですっきり。

フレンチトーストとゆでたまご、スモークサーモンをチョイス。

うしろ、うしろー。カラスがおこぼれを狙っている。

ヒトよりカラスのほうが多い。

さ、チェックアウトの前にもう１杯だけ。ビーチからの海風を浴びながらモヒートの呑み納めです。

チェックアウト後も各レストランを利用できるみたいですが、早めにハバナに戻ることにしました。このあと、行きのようにバスではなく、ハバナまでタクシーに乗るのです。つづく。