2019/03/11 - 2019/03/15
137位(同エリア529件中)
タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
- タヌキを連れた布袋(ほてい)さんTOP
- 旅行記112冊
- クチコミ183件
- Q&A回答0件
- 110,292アクセス
- フォロワー33人
「交通
我國より『ブルネイ』國に渡航するには日本郵船か大阪商船の汽船で新嘉坡<シンガポール>まで行き同處から『ストレーツ・スティーム・シップ』會社の二千噸<トン>内外の汽船(一週一回の定期航路)を利用して『ラブアン』島に行き(二晝夜<チュウヤ>を要する)其處から連絡船で『ブルネイ』に渡るのである。其の他の渡航法として大阪商船の南洋線に依って英領北『ボルネオ』の『タワオ』に行き同地から沿岸航路船(二三百噸の小汽船)で『ブルネイ』に到着することも出來るが日數其他の點<テン>で不便が多い。國内の交通は未だ極めて不便で近年になって自動車の便が少し開けたが道路が不完全であるから特記する程のものではない。」
「概説
『ブルネイ』國は行政上の目的より『ブルネイ』(Burunei)『トウトング』(Tutong)『ベライト』(Belait)『テムブロング』(Temburong)『ムアラ』(Muara)の五地方に劃分<カクブン>せらる。首府は『ブルネイ』市であって『サルタン』の居城も英國理事廳<チョウ>も同市にある。當市は全國を通じ都市形態を備えた唯一の都市であって別名『ダルーウルーサラーム』(Dar-ul-Salam)と稱<ショウ>せられる。平和の町と云ふ意味である。
『ブルネイ』市は新嘉坡から758海里の地點に位し『ブルネイ』河口『ムアラ』から12哩<マイル>の所に在る。人口約一萬一千を擁し新舊<シンキュウ>の兩市街に分れ舊市街は水上に居を構えたる土人部落であるが新市街は1910年以來舊市街の對岸<タイガン>主として埋立地上に建設せられた市街で官衙,店舗,住宅が多數存在して居る。
『ブルネイ』國では海峡植民地の貨幣制度が其儘<そのまま>採用されている。即ち銀貨一弗<ドル>を以て貨幣の單位となし百仙で一弗とする。一弗の現公定相場は英貨二志四片に相當する。」
「『ブルネイ』國の全部は熱帯圏内に在るため其の産物も熱帯産物が主であって,護謨<ゴム>と「セイゴ」<サゴでんぷん>は最も重要の地位を占めてゐるが,面積狭小であるから數量何れも僅少である。
鉱産物として石油は最も重要なものであるが未だ充分に開發せられず且精油事業も國内にては非常に採算割高につくから現在海外より輸入して居る状態である。併し其の埋蔵量は實に厖大なるもので之が完全なる開發を見た暁は『ブルネイ』國産業に一台光明を齎<もたら>すものと大いに嘱望せられて居る。」
「英領『ブルネイ』国事情」(外務省通商局1932)より(なお,<>内は引用者註記)
バンダルスリブガワン逍遥~その1:空港から市内バス
https://4travel.jp/travelogue/11563561
バンダルスリブガワン逍遥~その3:BSB発の格安エクスカーション
https://4travel.jp/travelogue/11563803
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝7時頃のバスで,宿の最寄りの停留所からバンダルスリブガワン・バスターミナル(BSBBT)へ向かう。
バスターミナル (バンダルスリブガワン) バス系
-
BSBBTのすぐ脇には川が流れていて,
-
名前をキアンゲ川(スンガイ・キアンゲ)という。
-
その川を渡った先に,
-
キアンゲ朝市がある(キアンゲオープンマーケット/Tamu Kianggeh)。
-
朝早かったこともあるかもしれないが,並んでいる葉野菜がとても新鮮なのでびっくりした。どれもぴんぴんだ。
-
大根。
大根おろしにしたくなる。ピーラーは持ち歩いているのだが,残念ながらおろし金がない。 -
これはパンダンリーフ。
-
ボルネオ島っぽいひとコマ。
-
市場で普通に豆腐を売っている国には,自然と親近感がわく。
-
新鮮なトウモロコシ。
「MADU」と書いてあるのでハニー系の品種か。 -
肉鶏を売っているが,小規模なので,まるでペット用の鳥を売っているかのようだ。
-
こちらこそがペットショップ。
日本だったら,生鮮食料品市場内でペットショップを開くなぞ言語道断という思考になるだろうが,ブルネイくらいの国でもOKなのだ。日本でも,もっと緩やかに,気楽に行こう。
金魚をプラカップで売っているのが微笑ましい。水がブルーに染まっているのはマレー人の美意識か。 -
朝市のなかにはゴレンガン(揚げ物屋)とか,
-
手作りパン屋,
-
弁当屋もある。
ちょっとした虫養いにはうってつけだ。 -
ある麺屋台で,
-
汁ビーフンを頂いた。
八角とシナモンが利いたスープだった。一杯1BND。(1BND=約83円)
ブルネイにも安い屋台料理があることが分かってほっとした。 -
朝市を出ると,向かいあたりに道観があるのが見えた。
祭神の「廣澤尊王」(郭王公,聖王公)というのは泉州華僑の守護神である。媽祖さま(天后,天上聖母)と同じく,奇跡を起こしたとされる実在の人物が神格化した道教の神だ。 -
さて,BSBBTから1番のバスに乗って,
-
巨大モール「the Mall」などがあるGadongエリアへ移動した。
このあたりは,何もないブルネイで夜に活動できるところらしいが,わが宿から歩いてくるのはしんどい距離なので,バスの動いている昼間に見て回ることにする。 -
ガドンのウェット・マーケット。魚市場である。
-
さっきのキアンゲ朝市と同じく,とても清潔感のある市場だ。
さすがブルネイ。 -
小ぶりのマグロとカツオ。見てのとおり,きときと。
-
イカ。
-
グルクマ。
-
これはサバヒー。
-
アミエビもある。
-
海産物はボートで市場の脇まで運ばれてきて,
-
水揚げされたものがすぐに市場に並ぶ。素晴らしい。
-
旅行中は,魚の調理がほぼ不可能であるのが残念だ。
-
「the MALL(ザモール)」のスーパーマーケットにも入ってみた。
-
玉子豆腐を見つけて喜びつつ,
-
中国食材の氾濫ぶりにも感心する。
-
しかし,目立ったのはフィリピンの食材だ。
-
モール内のフードコートでも,
-
フィリピン料理のメニューがひしめく。
値段帯は5~10BNDという感じで,フィリピン人の購買力の強さが窺われる。 -
再び1番のバスに乗って,BSBBTへ戻る(運賃1BND)。
-
このバスには車掌はおらず,運賃箱がある。
-
3月のブルネイ,日中は猛暑になる。
-
BSBBTの近くで,両替屋へ行ってみた。
ブルネイの通貨であるブルネイドルBNDとシンガポールの通貨であるシンガポールドルSGDは,二国間協定により等価とされ,それぞれ相手国の国内で使用することができる。つまり,ブルネイではシンガポールドル(硬貨以外)が普通に流通するらしい。
しかし,ATMで現金を引き出したときに出てきたのはブルネイドルのみで,その中にシンガポールドルが混じるということはなかった。
そこで,両替屋で「(外貨を)シンガポールドルへ両替してくれ」と言ってみたらどうなるか試してみた。 -
反応は,「うーん,シンガポールドル‥‥今は無いねえ」という感じだった。
三軒回ったが,どこも同じような反応。結局,シンガポールドルを手にすることはできなかったが,何となくブルネイにおけるシンガポールドルの立ち位置が分かったような気がした。
そして,今回手に入れたブルネイドル紙幣を,後日シンガポールで使ってみた。
透かしの確認とかはしていたが,とくに怪しまれることもなく普通に受領された。 -
近くのヤヤサンモールに入ってみる。
-
ここのフードコートで,
-
数少ないブルネイの郷土料理「アンブヤッ(Ambuyat)」のメニュー写真を発見。
このときは「フードコートで食べるのはどうかなあ‥‥食べかた知らんし」とスルーしたのだが,結局,再び巡りあう機会はなかった。後悔。
「アンブヤッ」は,サゴヤシのでんぷんを湯で練った無味のもので,水飴のように箸でとり,ソースをつけて「飲み込む」ものらしい。
(つづく)
バンダルスリブガワン逍遥~その1:空港から市内バス
https://4travel.jp/travelogue/11563561
バンダルスリブガワン逍遥~その3:BSB発の格安エクスカーション
https://4travel.jp/travelogue/11563803
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
タヌキを連れた布袋(ほてい)さんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
バンダルスリブガワン(ブルネイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
45