2019/09/07 - 2019/09/08
2656位(同エリア7441件中)
tangentさん
- tangentさんTOP
- 旅行記28冊
- クチコミ3件
- Q&A回答1件
- 42,657アクセス
- フォロワー11人
2019年夏の四国旅行、松山で観光を楽しんできました。松山といえば幕末から明治期を中心として歴史的に有名な都市というイメージでしたが、市中ではおしゃれな専門店やアーケード街にも目を惹かれます。実際に街を散策してみると、洗練された雰囲気が随所に感じられて心地よかったです。
道後温泉や松山城などの観光スポットに、みかんや鯛めしのグルメも充実……松山、大好きになりました!
現代的な活気と歴史的な香りが調和した、みかん色の路面電車が走る街――初来訪でしたが、松山はとても魅力的で素敵な都市でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
松山駅に着いたのがお昼前で、市内観光の前に腹ごしらえを。というわけで市電に乗って一路郊外へ。
愛媛特産のみかんを意識しているのでしょう、松山の市電は列車の色もオレンジ色!松山駅前停留場 駅
-
松山の市電は市内電車(こちらがいわゆる路面電車)と郊外電車に分かれています。行きたいレストランは郊外ですが、それ以外は市内で遊ぶ予定だったので、市内電車の1日フリーパスを購入(郊外への往復は普通の切符を買い足して対応)しました。
フリーパスにも色んな種類があるんですが、少なくとも市内電車のフリーパスは列車の運転士から購入することができます。 -
郊外電車の港山駅で下車。無料の渡し舟(!)で対岸に連れていってもらいます。
-
こんな感じの、渡し舟です!
橋を架けるより、コスト面で有利なのでしょうかね。 -
さて、楽しみにしていた鯛めしのレストラン「鯛や」さんに付きました。有形文化財の歴史ある建物に、のれんの黒猫マークが可愛らしいです。
人気店なので予約をしておいて正解でした。鯛メシ専門 鯛や グルメ・レストラン
-
畳席もあるのですが、私は椅子席に案内してもらえました。店内は明るく、また随所にアンティークな品物が飾られていたりして、いい感じです(^_^)
-
鯛めし膳が到着。猫足のお膳の上には、壺入りの鯛めし、鯛のお刺身や潮汁と、愛媛名産の鯛を心ゆくまで堪能できます。
鯛めしを始めとしてどの料理も素晴らしい美味しさでしたが、特に印象に残ったのはお刺身。鯛がよく引き締まっていて弾力があって、こんなに美味しい鯛のお刺身は初めて食べました! -
ランチを終え、市内にもどってきました。
-
こちらは大街道という巨大なアーケード。天井が高くてとても綺麗で、洗練された感がありました。日本全国に種々の商店街やアーケードがありますが、ここまで壮大なものは比較的珍しいのではないでしょうか。
何でも外国と比べるものではありませんが、個人的にはミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレーリアを彷彿とさせました。大街道商店街 市場・商店街
-
お土産やさんで噂に聞いていた蛇口みかんジュースを発見。紙コップ1杯100円。私を含めて、観光客がこぞって楽しんでいました。やっぱり、松山来た!っていう体験になりますからね(^_^)
-
さて、街歩きに心躍らせながら、私はというと松山城に行きたいのです。
天守が現存しているお城のひとつである松山城。山城ですが、街中からスムーズにリフトかロープウェイに乗ってアクセスすることができます。 -
松山城!
松山城 名所・史跡
-
「松」の木とともに。お城の庭園からは伊予の海まで見晴らせます。
-
ひつじ雲の色合いにマッチする天守閣の壁の色。長い歴史とともに、松山の青空を見守っています。
-
松山城の見学を終えて、次は萬翠荘へ。大正時代に松山藩主の子孫である久松定謨伯爵の別荘として建てられた、フランス様式の邸宅です。
松山城のすぐ近くなので、ぜひお城と一緒に訪問すると良いでしょう。そこまで広くはなく30分程度もあれば見て回れるので、観覧料300円はちょっと高めに感じましたが、この手の観覧料は文化財保全のための大切な原資ですので、納得して支払いました。萬翠荘 名所・史跡
-
邸宅の外観はこんな感じです。今回は行きませんでしたが、カフェも併設されています。
-
邸宅の内部、階段のあたりの様子です。1階は展覧スペース的なものになっていて、2階で邸宅の雰囲気を味わえる部屋を数室見学することができます。昭和天皇が宿泊した部屋、というのもありました。
-
色々見て回って甘味がほしくなったので、みかんの専門店でみかんジェラートを食べました。みかんの品種でフレーバーが何種類もあって驚きです!(^_^)
これは確か温州みかん味を選んだっけと思います。10ファクトリー グルメ・レストラン
-
お店の壁には一面にみかんジュースなどの瓶が。いやあ、カッコ良すぎです!
みかんジュースにこんなに種類があったなんてという。専門店ってすごいなあ……と実感するのでした。 -
特に訪問したかった松山城と萬翠荘を無事見終えて、市電で道後温泉に向かいます。
みきゃんラッピングの車両が大街道を通過するという、松山らしい写真が撮れましたね。 -
市電の終着駅、道後温泉駅は、路面電車の電停としては立派な駅舎が建っています。レトロな感じが素敵です^^。
道後温泉駅 駅
-
駅舎の前に停まっている機関車風の車両は「坊ちゃん列車」。日中、街中を走っていて(乗車には特別料金:大人800円が必要)、運行を終えて戻ってきたときにはここの展示線で休んでいるようです。
-
ちょうどグッドタイミングで道後温泉駅に着いたらしく、駅前の仕掛け時計が動き出しました!道行く人の多くが足を止めて時計を見ています。
-
このバスは、東京空港交通……ではなく伊予鉄の空港リムジンバスでした。笑
-
そして、道後温泉本館にご対面。あいにく一部改修中ということでしたが、正面の堂々たる姿はやはり見事です。
道後温泉本館 温泉
-
温泉のそばには人力車が。こんなのに乗ってレトロな気分を味わうのもいいかもしれませんね。(料金がいくらかは分かりません)
-
さて、後は道後温泉に入って……というところなのですが、市電のフリーパスにいよてつ高島屋の屋上観覧車(「くるりん」)の無料乗車券がついているのを思い出しました。いよてつ高島屋は松山市駅(JRの松山駅とは違う駅(電停)です!注意!)にあるデパートで、せっかく無料ならちょっと乗ってみたいな、ということで、宿に荷物を置いてから再び市電で市内へ。
-
夕方のいよてつ高島屋。立派なデパートです。
大観覧車くるりん 名所・史跡
-
松山市駅は道後温泉駅と同じく行き止まり駅で、いよてつ高島屋は松山市駅の駅ビルみたいな感じの位置付けでもありますね。
-
ちょうど夜景を楽しめそうな時間帯になり、屋上観覧車に乗車します。
-
松山の夜景を楽しみました。
-
そんなことをしつつ、道後温泉に再び戻ってきました。道後温泉駅と温泉街の間は商店街がつないでいるのですが、結構夜になってしまったこともあり、ひとけがない様子。
寝静まった静寂のアーケード街も、個人的には落ち着いた温かさのようなものを感じられて、悪くない雰囲気だなって思います。 -
さて、松山に来たのですから道後温泉に入るのを忘れてはいけないです!一部改修工事中の本館は夜になってもかなり混雑していた模様だったので、今回は2017年にオープンしたばかりの「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」へ。別館は伝統的な道後のお湯を遜色なく楽しめる一方、ピカピカの湯屋は真新しく、浴場ではプロジェクションマッピングが映写されたりするなど遊び心もいっぱいです。
また、細かいtipですが、本館は石鹸等の備え付けがない(有料で購入することは可)のに対して、別館ではシャンプーやボディソープが浴場に備わっています。飛鳥乃湯泉 温泉
-
夜、閉店時間近くだったのでかなり空いていて。湯台の様子はこんな感じです。新築ながら、歴史的雰囲気のあるつくりで仕上がっています。
-
エントランスの様子。
-
お風呂の後はコーヒー牛乳……もいいですが、伊予ではやっぱり風呂上がりのポンジュースで!
-
道後温泉のお湯は、バランスのとれた山系のお湯という感じで、とっても温まりました。私の知っている温泉では、例えば湯河原温泉あたりに似てるかな……という気がしましたが、やっぱり道後には道後の良さ、個性があります。
日本を代表する温泉のひとつとして、温泉好きな人であればぜひ訪問しがいのある名湯だと思いました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37