さぁ今日はこの旅最大のハイライト、念願のプリトヴィッチェ湖群国立公園へ。以前から写真を見て行きたいと憧れていた場所。ツアーだと下湖群を２～３時間回って終わりのパターンが多く、せっかくここまで来てそれはもったいないので、個人で行ってきました。上湖群も回ってゆっくり５時間、堪能できました。<br /><br />プリトヴィッチェは近年観光客が多く今年（2019年）から、事前予約制（空いていれば当日でも入場可）となり、また７月からはあらかじめコースが決められ、エントランス１から入場したら、同じところから出ないといけなくなっていた（実際は出口でチェックはなかったが）。<br /><br />私が行ったのは10月の平日だったので、事前予約しなくても入場できたが（HPで発売状況がわかる）、それでも結構な人出で、前日の日曜日の９時前後のチケットは売り切れていた。<br />とは言っても売れ切れているのはツアー客の多いエントランス１（下湖群に近い）だけで、エントランス２は余裕がありますが（私が行ったときは、エントランス２のバス停まで行く人は私だけでした）。

ベネチア～スロベニア～ザグレブまでアドリア海周遊の旅　（５）プリトヴィッチェ湖群国立公園

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2019/10/14 - 2019/10/14

460位(同エリア874件中)

#プリトヴィッツェ湖群国立公園

エリア

その他の都市(クロアチア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

朝5時45分出発のバスでプリトヴィッチェへ。ザグレブやプリトヴィッチェは朝と昼の寒暖差が激しく、早朝はかなりひんやりしている。
バスターミナルからほど近いホテルに泊まっていたので、移動が楽で良かった。今回の旅はどのホテル（といっても3カ所だが）も立地がよく清潔で良かった。個人旅行だと、こうやってホテルを選べるのがいいところ。
インターネットがなかったバックパッカー時代（年がバレるが^^;)は、行ってみなければわからなかったら、便利な時代になったものです（わからなかったからこその良さももちろんあったけど）。

バスターミナルは早朝にもかかわらず結構な人。朝からパン屋さんも営業していて、早速朝食を調達。
今回乗ったバスはArrivaというバス会社。日本出発前に予約をしておいたが、First Minuteチケットとやらで、片道800円弱の安さだった。日本出発の直前に予約したので、早割というよりはキャンセル不可のチケットなので低下より３割ほど安くなっていたみたいでした。まぁそもそも往復で買えば２割引だから、それほどメリットがあるのかは疑問ですが、、、
FlixBus同様、メールでチケットが送られてきて、ドライバーさんがそれに表示されているQRコードを読み込んで乗り込む仕組み。プリトヴィッチェまでは２時間半ほどで到着。
公園内の散策は複数の散策コースがあり、私が選んだのはＨコース。エントランス２から入場し、上湖群・下湖群を4～6時間かけて散策するコース（総距離8,900m）。その上に6～8時間コースもあるのだが、日帰りだとさすがに厳しい。
まずは、公園内のバスで上湖群（St3）へ。バスの中は中国人と韓国人の団体で騒々しい、、、バス到着後、団体客をすり抜け、歩き始める。
天気も良く、うっすら紅葉した木々は湖に映り綺麗。水は透き通っていて、水の中の木々も透けて見えるほどである。
しばらく歩いていると滝が見えてきた。ガイドブックによると公園内には大小16の湖と92の滝が点在しているらしい。
上湖群を歩いている人も少なく、ゆっくり自分のペースで散策することできた。
1時間半ほど歩いて船着場（P2)に到着。ここからは船で下湖群へ向かう。16ある湖のうちで一番大きなコジャク湖の雄大な景色を見ながら20分ほどで下湖群の船着場（P3)へ到着すると、途端にすごい人。時間を見たら10時過ぎだったので、ちょうどザグレブからのツアー客が到着する時間だったようで、日本人の団体客もチラホラいて、やはり一大観光地なんだなぁと実感。
上湖群は人も多く、なかなか自分のペースで歩けない。特に湖の上の遊歩道は狭く、すれ違うのも大変で、10月でこれだとオンシーズンはどうなってしまうのかと思うと、この時期に来て正解だったのかなと（ちょっと寒いけどね）。

そうこうしているうちに、公園内最大の滝“Great Waterfall（大滝）”に到着。
滝の前は団体客で大混雑でしたが、しばらくするとすっと人が消え、壮大な滝を満喫できました。
散策してると無数の小さな滝に太陽の光が差し込み、水面がキラキラ光っている。雰囲気は奥入瀬渓流(を壮大にした感じ）を彷彿とさせる。
プリトヴィッチェは、石灰華（石灰質堆積物）の自然のダムが造られたことで生まれた。ミネラルや有機物の含有濃度、日照の角度などによって、エメラルドグリーンやコバルトブルーなど様々な色に変化する。この日は天気も良く、鮮やかなエメラルドグリーンを見せていた。
そうこうしているうちに、St1のバス乗り場に到着。4～6時間のコースだったが、5時間もかからずに戻ってきた。こんなに早いならもう少しゆっくり歩けばよかったわ（笑）
バス乗り場の前には売店があり、喉も渇いたので早速ビールを購入。レモン入りというのがあったので買ってみたが、まるで清涼飲料水（笑）アルコール度数みたら２％だったので、そりゃそうだと納得。爽やかな味でハイキングの後にちょうどよかった。
その後、バスに乗って、ザグレブへ。
さすがに歩き疲れたので、ホテルで休んでから、夕食がてらイェラチッチ広場へ向かう。
クロアチアのワイン買ったあと、昨日とは違うスイーツショップ（ビンセックって言うお店だったかな？）へ。
美味しそうなケーキがショーウインドウにいっぱい。フルーツのたくさん入ったケーキを頼んだが、出てきた大きさにびっくり。ただ、生クリームがそれほど甘くなかったので、意外にサラッと食べられた。
普通、メインを食べてデザートならわかるが、今日は何故か逆（笑）
クロアチアに来て郷土料理を食べていなかったので、地元のチェーン店のレストランに入る。挽肉を焼いたソーセージとハンバーグを足して２で割ったような料理を注文したが、しょっぱい。。。舌がヒリヒリするぐらいの塩気で、３分の２で断念。
んー、料理は今ひとつだったか、、、（ってここでしか食べていないから何とも言えないけど）。